こんにちは。
しばらく記事の更新をしていませんでしたが、2009年秋より、
新ブログ「Judge Not (ジャッジ・ノット)」 でブログ再開しました。
当ブログ(「心の暴風警報」)は、これ以上更新されませんが、このまま流しておきます。
今後は、新ブログでよろちく!
夢見ただけなのに
ナチュラル素材
インドのステーショナリー
富士山ったらよぅ・・・①
わたくし、あのようにつらい思いは、いまだかつてしたことがありませんでした。はい。
※ ※ ※ ※
いや、もう、ほんとーにつらかった。
どう考えても、あれは今までの人生の中で、一番きつかった。
今回の帰国中に、富士登山したんす。
「2008年、夏の思い出」とか言っちゃって。
そしたらよぅ、富士山たらよぅ、さすが日本一というか、んもー、キツかった・・。
今までの人生で一番きつかった経験が富士登山って、アンタ、どんだけ楽な人生送ってきたの?って言われそうですが、
いや・・・、だって・・。
私、いつでもほんっとに貧乏だし、いきなりやみくもにインドに行ったために、全くしなくてもよかった苦労をし、そんなご苦労な脱線人生を歩んでいて気づいたら、ババァになっていて、振り返れば、どこで道を誤ったのかさえよくわからないくらい本道から反れていて、で、ババァなのでもう、日本では使いもんにならないらしかったりして、
そんな楽々な人生、送ってきてないはずなんですが・・。
とにかく、富士登山は、人生で最もつらかったの!
「ナンナンデスカ・・・これは・・・」と、もう、詐欺にあった気分で、行き倒れそうになりながら、登りました。
富士登山計画の発案者は、今年大厄のイモート。
あの女、今まで「登山」などというものを一切したこともないくせして、「大厄だし、富士山にでも登って、浅間神社にでもご挨拶しとこうかねぇ、君(わたし)が日本にいるうちに」なんて、言い出したんですよ。
そこで、「富士山なんて軽いっしょ、楽勝っしょ」と、完全に富士山をナメていた元登山部(高校時代)の私が、
富士登山計画に「2008年 夏の思い出」という、陳腐極まりないタイトルまで命名。
お供に犬のバスちゃん(バスコ) も連れて行くことにしました。
しかも、
「山小屋などで、見知らぬおじさんとくっつき合って寝るのだけはいや」
「誰かのくさい足が顔の横とかにくるらしいよ」
ということで、
「途中の山小屋では泊まらず、そのかわり、日の出と共に登り始め、日暮れ前までに降りればいいね」という日帰りコースを決行。
あれだけ薄汚く、空気の臭いインドに住んでおきながら、いまさら何言ってんだ?と我ながら思うんですが、不思議と、日本に帰ると日本モードになるんです。
空気自体に大衆の汗臭さが充満しているインドよりも、日本で隣の人一人が汗臭い方が、なぜかイヤ。なの。
富士登山にはいろんなコースがあるらしいんですが、私たちは「須走り口」というところから始まるコースにしました。
さて、私たち姉妹、2人も信じがたい事に!ミソジに突入済み。
徹夜がいかに、ミソジの身体に堪えるかを、熟知しております。
しかもうちは、稀に見る「睡眠家系」で、睡眠がないと生きていけない。
特に父系の家系のおかげで、ほんと迷惑しちゃってるのが、「朝に異常に弱い体質」ってやつ。
とにかく、何時間でも寝ることができ、
一回徹夜すると寒気までするほどダメージを食らい、
朝早く起きることは「悶絶」で、
朝が起きれないがためにまっとうな人生を放棄した姉妹なんです(ほんとなの!)
だから、「夜明けと共に登りはじめて、丸一日登らなければいけない」って計画に、行く前から小パニック。
・寝不足で登れるはずがない。寝不足の日は駅の階段でさえ、死にそうになるのに!
・4時から登りはじめるなら、家を12:00amに出なければいけない。すると、昼間の3時には寝なきゃいけないってこと?
・昼間の3時に寝れるはずがない。寝なきゃ、というプレッシャーがあると絶対寝れない!
・・・・。
で、どういう手段に出たかというと・・、
前々日の夜は寝ずに、次の日の昼過ぎまで起きてますた。
そして、昼過ぎに布団に入り、夜の10時過ぎに起きて、12:00amに家を出発。
リュックに、カロリーメイトやら、アクエリアス2リットルやら、バスちゃんの水やら、パンやら詰めてさ~。
~つづく~
ゴームク(Gomukh)
「ゴームクへのトレッキング②」 のつづき
ジジャジ語録
ジジャジ(ジージャージ)とは、ヒンディー語で、義理の兄・弟のこと。
つまり、私の妹のダンナは、私にとってジジャジなわけ。
今までにも何度か当ブログに登場しているジジャジ。
「ジジャジはすでに・・・」 など。
実はジジャジと私の誕生日は同じで11月17日なんですが、ジジャジと私は妹によると、妹に実に迷惑をかけているそうで、
「1117」というのは、妹には「魔のナンバー」と呼ばれています。(け!)
香港人のジジャジは、最近はずいぶん日本語をしゃべるようになりましたが、なにしろお勉強して覚えた日本語ではないので、
使うTPOを間違ったり、ヘンに方言だったり、かと思うと妙に正しかったりと、ウケます。
そんなジジャジの歴代のウケる語録をいくつか・・。
①ニクボー
数年前のある日、妹とジジャジが中央線に乗っていたときのこと。
ジジャジは、まだ日本語覚えたてということもあり、駅で止まるたびに、電車のアナウンスを口に出してリピートしていました。
「ナカノー ナカノー」
「コーエンジー コーエンジー」
そして・・・荻窪に止まった時・・。
ジジャジが
「ニクボー ニクボー」
に、肉棒?
けっこうな大きな声で、「ニクボー ニクボー」と言い出して、妹は恥ずかしさのあまり、逃げ出したくなったとか。
オギクボーの「オ」があまり聞こえず、そうなったらしいです。
こっそり「、「それって、チ●コのことだよ・・」とささやいたら、ニヤニヤしていたとか。
②焼肉放題
これ、今でも言います。
焼肉放題とか、しゃぶしゃぶ放題とか。
なぜか、「食べ」が消えている・・。
でも、なんとなく、気持ちが分からなくもない間違いですねぇ。
③とんからげ
なぜか、「唐揚げ」を「トンカラゲ」と・・。
「唐」の字が広東語読みで「トン」だかららしいんですが。
④キムタクは韓流スター
キムタクは韓国人だと思ってたそうです。
「キム・タク」だと思ってたみたいっすよ。
ウケる!
⑤れいぞうこん
これは、以前にも何かの記事で書きましたが、なぜか冷蔵庫のことを「れいぞうこん」だと思っている。
その他、勝手に「ん」がつくのは、
ろうかん(廊下)
しっぽん(しっぽ)
めんたいこん(明太子)
など・・・。
なぜ!?
⑥「マブちゃん、そんな悲しいオメメはダメですよ。もっとキラキラください」
マブちゃんとは、うちの犬のしんくんの別名。しんくんの病気が一番ひどかったころ、フスマの向こうから聞こえてきたジジャジの声だそうです。
どこで覚えたんだ!その正しい感じの慰めの言葉は!
しかも「もっとキラキラください」って・・。
使える!
他にもたくさんあるんだけど、今思いだせない・・。
思い出したら、第2弾お楽しみにー。
ゴームクへのトレッキング②
ゴームクへのトレッキング①
さてと。
クソッボロいローカルバスで、地元の人々と一緒にスシ詰めになったまま、山道をクネクネとひたっすら登って、フラフラでガンゴートリーについた私たちは、次の日は、お散歩したり 、寺院に行ったり して、ゆっくりしました。
そしてその次の日、とうとう、ガンジス河が始まる地点であるゴームク(Gomuku)へ向けてのトレッキングに出発。
ゴームクまでは、約20キロ。
ガンゴートリーが標高3042mで、ゴームクは4255mなので、1200mくらい登るということかな。
でも、20キロかけて歩くわけなので、緩やかで、道はとっても平坦な感じ。
その点、「登山!」っぽさはなく、気分がいいです。
標高がこれだけ高いだけで、息は苦しいですが、周りが6000m級の山々なので、そんなに高い場所にいる気はしないんですが、実は標高は充分高いですね。