心の暴風警報 in INDIA -5ページ目

ドービー(Dhobi)



四角い白い布並べて何してるんでしょうね?

これは、ホテルのシーツです。

バラナシのガンガー(ガンジス川)沿いにて。


インドでは、洗濯物の干し方が非常に雑だったりします。

背の低い木なんかに、バサっとかけて干したりしているのをよく見かけます。


あと、よくあるのが、道路の分離帯。

「両側をブンブン走る車の風で乾きやすいし、

分離帯の手すりにかけるのって、干しやすい」と思っているらしい。


そうとうなススと埃にまみれると思うのですが・・。

日本の道路の分離帯の100倍くらいのススと埃が舞うと思うのですが・・。


基本的には、

・乾いた時にはたけば落ちる汚れは問題ない

・目に見える汚れでなければオッケー

・汗汚れが落ちればオッケー

らしいです。

同じく、ガンガー沿いで。


ガンガー沿いにある安ホテルなどのシーツは、

ガンガーの泥水のような水で洗って、一番上の写真のように干されています。


また、この界隈の安宿でランドリー・サービスを頼むと、

なんと、ガンガーで洗われていたりします(笑)。


ガンガー沿いに限らず、インドで安宿に泊まり、

ランドリーサービスに出し、ちょっと出かけて帰ってくると、

何やら木にヒラヒラしたものがかかっているのが目に入り、

よく見ると、なんと、自分の服だったりします(笑)。

まるで、飛んでいって木にひっかかっちゃったみたいに、

木にひっかかって干されていたりします・・。



洗濯屋は、ヒンディー語で、「ドービー(Dhobi)」と言います。

石に叩きつけて洗うので、

ボタンが割れたり、ファスナーの取っ手がぶっ飛んだりもします・・。

あと、服の内側などに、油性マジックで番号を書かれたりします・・。

私も、エリをめくると「8」と油性マジックで書かれたシャツ、持ってます・。



今でもインドでは、一般家庭の大半がドービーを雇っていますよ。

洗濯機の普及率は5%以下。


ドービーがいるので、洗濯機がいらないというか、

洗濯機がないので、いつまでもドービーを雇っているというか・・。


一般家庭では、「洗濯物を洗いに出す」のではなく、

ドービーが家に来て、その家のバスルームで洗濯物を洗っていくのが普通です。



夜型すぎて

困ってます。


私が、夜型すぎて。


昔から、朝にめっぽう弱くて、夜になると頭が冴えるタチでした。


それでも、日本で会社に普通に通っていたころは、イヤでも朝起きなければいけないうえに、夜も疲れていたので、まぁまぁ、普通のサイクルで暮らしていましたが・・・。


最近はもう、思っている以上に定着してしまったらしく、どうしよう。



朝起きるののつらさも去ることながら、一番困るのが、


昼間の間中、調子がでないんです。


気分ものらないし、体もだるいし、基本的になぜか疲れている。


集中力もないし、思考もネガティブ。


精神的に、すごく消極的。


興味あることに対してすら、やる気があまりなく、外出もおっくう。


仕事もぜんぜん、はかどらない。



ところが。


夕方5時ごろからだんだん、調子が出てくるんです。


いろんなものに対するやる気が。


家事も突然、やる気が満ちてきて、部屋の掃除とか洗濯とかも、ほとんど夜。


あんなにだるかった体も、すっかり絶好調。この、体調の変化が一番、著しい。


昼間は、何かをしては寝っころがったり、ちょっと用事を済ますと、ドっと疲れた気分になるのに、


夕方以降は、寝っころがることなんて忘れちゃう。


気の流れが非常にスムーズで、まるで滞りないって感じ。



で、エクササイズなども、突然やる気が満ちちゃう。


その結果、夜の10時に倒立とか、夜12時に開脚なんてしたりしている有様。


ヘタすると瞑想までしちゃう。



仕事にいたっては、夜にならないと無理。


昼間は注意散漫で、思考がボヤーっとしていて、まずだめです。


あと、ブログも。ほっとんど、夜中に書いてます。


アイデアも、夕方以降、湧く。


それで、「あんなことしよう、ああしよう、こうしよう!」という意気込みまで出るんですが、


朝になるとドヨ~ンとして、前日の夜の事がウソのようにかったるい。



このようにして、やるべきことも、家事も、読書とかでもなんでも、夕方以降にやるので、当然、寝るのが遅くなる。


顔のパックとか、そういった美容のことも、夜からやる気が湧くし。


いろんなことがやりたくなって、寝ちゃぁ、いられないんです。



でも、これじゃぁいけないと思うわけで、例えばゴアでは超早起きしてみました。


まぁ、ああいう大自然の中ではオッケー。


起きる甲斐があるからというのもあるかもしれません。



でも、デリーに帰った途端、完全にもとのサイクル。


それでも、最近は夜の1時くらいまでには寝ようと思って、無理矢理布団に入っていたんですが、


まったくもって、目がギンギンで、まるで眠くない!


この1週間続けても、寝付けないこと山の如し!



それどころか、昼間あれだけダルくて、「やらなきゃやらなきゃ」と思いつつ避けていた仕事などが突然やりたくなり、


今にも布団から飛び出たくなるくらいの有様。


で、本当にこの1週間くらいは、がんばって毎日1時には布団に入っていたんですが、毎日、3時間~4時間も目がパッチリのままで寝つけないどころか、いまエクササイズしたい!というくらいに心身が覚めている。


今日は8日目なんですが、見てごらんなさい。朝の6時半ですよ。


とうとう、今日にいたっては朝までまったく寝れなかったんです。


それでとうとう、布団から起きてPCをオンにしたってわけです。



どうしたら、この夕方から夜中にかけての、体調と気分の絶好調ぶりを、昼間に持ってこられるんでしょーか。


「昼間より夜の方が比較的調子がいい」どころではなく、「夜は絶好調!」なんです。


昼間に、こんなに絶好調なら、私いまごろ、激しく出世しているか、大成功している気すらします。



でも、こういうのって、ダメなんだよね?

怒りマックス

おととい、久々に怒りマックスな事件に見舞われました。


夕方、出かけようと家を出て、200Mくらい歩いた時にです。


バシーッ!と尻に強烈な衝撃が。



一瞬で、右のお尻とモモがズブ濡れ。


カバン(布)もズブ濡れ。


水風船が飛んできたんです。



や・ら・れ・た!



でも、早すぎだろう!


ホーリーまでまだ18日もあります。


いくらなんでも、早すぎだろう!


ホーリーとは、インドの、春(夏)の到来を祝う祭りです。


当日は、知らない人であろうが、相手がエラい人であろうが、異カーストであろうが、それまで不仲だった仲であろうが、


そんな垣根は無礼講で、お互いに水や色の粉を投げかけまくり、そこら中から水風船などが飛びまくるという祭りです。


詳しいことはぜひ、去年の記事を読んでください!

↓   ↓   ↓


「HAPPY HOLI 前編」

「HAPPY HOLI 後編」

「HAPPY HOLI 写真番外編」



だけど、この祭り、まぁインドの大きな祭りはどの祭りもそうなんですが、


気の早い人たちが、数日前から水を投げつけてきて逃走したり、色の粉を投げつけたりするのを始めるという、やっかいなことがあるんです。


一応、新聞には毎年「当日だけ遊びましょう。また、ホーリーを祝う気のない人を巻き込まない事」と出るんですが、


そんなの全く意味がないですから。



特に1週間ほど前になると、もういい服なんか来て外にはいけません。


悪ガキが調子に乗る調子に乗る。


当日は、しょうがないです。祭りだし。


でも、1週間くらい前から、うかうか外を気楽に歩けないのは、本当に困る。


実際、私の住む地区だと、7割くらいの確率で何かが飛んできます。


この時期ほど、男の子達(だいたい男の子達です、調子に乗るのは)が本気でムカつく時期はありません。



だって、家の屋上とか、建物の影とか、どこかに隠れて、突然、ほんっとーに突然、水とかがブっ飛んできたり、色粉がブっとんで来るんですよ。


農村とかじゃあるまいし、こっちは普通の服着てるんです。


色粉なんかブっとんできたら、服台無しですよ。


あの、万国共通の男の子達特有の、「つるんでいると、気が大きくなる → 影で仲間とイヒヒヒヒとか笑いあう」的、アレですよ!


私が最高にきらいな、男の子達のアレ!


特に、私の住んでいる場所が、南デリーの中でもかなり下町的庶民的なエリアなので、なおさらホーリーの前ブレが激しいんです。



だけど!!


おとといは、ホーリーまでまだ18日もあるんですよ!!!


まだ、誰も、インド人でさえ、ホーリーの事なんて頭にないくらいの時期ですよ!!


かんっぜんに、クソ悪ガキの、行き過ぎた悪戯というか、親だよ、親!!



もうね、インドの親達の無責任さ、責任放棄加減には常に腹を立てているこちらとしては、おとといは怒りマックス!


バシャ~ッ!とズブ濡れになった瞬間に、


「捕まえて、胸ぐら掴んで引きずって、家に行って親に怒鳴り込んでやる!!!」(←本気です)


と思って、バっと振り返ったんですが。



しーん・・・・。


見当たらない。


犯人が見当たらないんです。


本当に、やろうと思ったんです。親に怒鳴りこもうと。


んで、怒鳴り込んだ挙句に、そのガキにバケツ一杯の水でも頭からブッかけようと。


いくらなんでも、18日前ですよ。



これがホーリー数日前だったとしましょう。


そうなると、表向きにはやはり私に充分に怒る権利があるものの、でも、たぶん民意はそうではないと思うんです。


私が怒ったとしても、周りのインド人は「インドの文化だ」だの、「ホーリーだから」だの、インド人の親の責任回避時の代表的言い訳「だって子供だから」だの言われるだけだと思うんです。


それで、「所詮、よそ者だし」という肩身のせまーい思いをして、涙を飲むしかないんです。



でも、18日前となるとですね、


さすがに、怒る権利が100%私側に充分にあるし、


さすがの周りのインド人も私に見方するだろうと予想できましたからね。



だけど、


いないの。


クソガキ、どっこにも見当たらない。


周りの家の屋上とか、物陰とか、茂みとか、見渡してもいないんです。


で、きっと、キョロキョロ見渡す私を、どっかから見ていて、ほくそ笑んでいるわけです。



用事があったので、そのまま行くしかありませんでしたよ。


ズブ濡れのまま!!


あまりの怒りに、胃まで痛くなった。


ホーリー間近だったら、濡れた私を見ても、人々も理解するでしょうけどね、


まだだれも、ホーリー気分ではないですから、


尻が濡れた私を見る目が、そんりゃー、痛かったですよ。


だって、怪しいでしょ。なんで尻が濡れてんの?


かばんも濡れて、サイフも湿ったし。


i-podに被害があったら、どうしてたったんだーー!




あー、もー、ほんとーに!!!!


なんとかして、あのクソガキを、ギャフン!ととっちめたかった。


仲間の前で、髪の毛掴んで、泥水の中に顔突っ込ますくらいのこと、したかったわ!



マブシ犬



ゴアのビーチの犬は、

自分から波打ち際に入って、

ちょっと濡れてみたりしている犬がよくいます。


やっぱり濡れると涼しくなるんでしょうかね?


で、そのあと砂浜にゴロリとなるので、

砂がマブされて・・・。

揚げる前のコロッケみたいに・・。





散財を促す女

私の身近に、「人に散財を促す女」がいます。


そう、イモートさんです。


このたびも、なんだかんだスカイプで会話をしているうちに、敵の巧妙な「散財を促す」術にかかってしまい、


気づいたら、なぜか私の手元にはWEBカメラが・・・。



いつも買ってから自分で気づくんです。


「これ、本当に必要だった・・・?」って。



妹んちには、犬が4匹いて、私はその犬達にぞっこん。


いつもスカイプで妹が


「いま、うしろにみんないるよ」


「あー、かわいい。かわいそうに、君って。こんなにかわいいものが、触れないどころか、見れもしないなんて」


とか自慢してきてたんです。



キーっとなっていた私なんですが、とうとうこの間、イモートさんがWEBカメラを買いました。


晴れて、チラチラ写る犬達が、少なくとも映像でリアルタイムで見れる運びとなりました。


「ほら、君のために私がWEBカメラを買ったおかげで、犬達が見れるんだよ」


「どうじゃ!ありがたく思え!」的に、いばられました。



が、それだけなら「めでたしめでたし」で終わるんですが。


いきなりイモートが


「さ、早く君も買いなさい!」とか急かす。


意味もなく、やたら急かしモードで、「早く!」とか言うんですわ。



え、え~・・・?WEBカメラぁ?


とか、急にプレッシャーをかけられて頭のボヤ~っとする私に


「私が買ったのに、君が買わないなんて、そんなことでいいのかね!?」とか、


平等の法則みたいなものをかざし、急かすんですわ。



で、気づいたらわたし、次の日に近くの商店で、


「一番安いWEBカメラ、ください」みたいなこと言ってまして・・。


インドなんて、こういうものは日本より高いんです。


インドなんて、ヨドバシカメラのような激安電化製品ショップなんてないですからね、


こういうものも、近くの商店とかで買うんです。



そして、気づいたら、もう私のPCに付いてまして・・・(自分でつけたんだろうが!)。



でも・・・


私が犬が見たいから、妹んちにWEBカメラがあるのは理にかなっているんですが・・・


よく考えたら、私のところにWEBカメラがあってもですよ、


イモートには私が見えるだけなんですよ?


なんか、無駄じゃな~い?



でも、とりあえず「買いましたよ、ほら」つって、WEBカメラ繋いで、イモートさんにスカイプかけたんです。


そしたら


「ふーん・・・。ちぇ!君しか写ってない。つまんない」で・す・と。



促したのは誰だ~~~~!!!



くぅ~。ビンボーなのに!


ゴアで遊んだおかげで、更に家計は火の車なのに!


結局、案の定、「犬達を映す」以外の時間は、お互いカメラに顔を近づけていきなり鼻膨らましたりとか、そういうくだらない事に使われてます・・。


※やっぱり、インドのネットの回線速度が非常におっそいので、画像はスムーズじゃありません。


ひっぱりっこ



誰かが落とした手袋を取り合い。


ひっぱりっこ。

もう1匹の犬が、ヤジ馬していますね~。



ちろりーん。

負けました・・。

手袋、持っていかれました・・。

裸でお仕事へ


 
先日の「オレ様と大海原」 の記事で、

「地元の漁師のじぃさんなども、ランゴート(インド版フンドシ)を

普通に履いておりましたよ」と書きましたが、

これがそのじぃさんです。


ゴアのビーチには、

けっこう地元の漁船(というか、小さな木のボート)があって、

地元の人は地元の人で、普通に漁をしています。


基本的には地引網。

ボートでちょっとだけ沖の方へ行って、

網を投げてくる場合もあるみたいですが、

そうだとしても本当に小規模。


あとは、網を持ったままビーチから歩いて海に入り、

胸くらいの高さの水深のあたりで網を投げるだけだったり。

それでも、ちょくちょく採れてました。


海に入って遊んでいると、

「今からこのへん、網なげるからちょっとどいて」なんて言われたり。



カゴのなかには採ったお魚



この、ランゴートじぃさんはですね、やっぱりクリスチャンです。

だって、夜にそこらへんの教会へ入ってみたら、このじぃさんが番してました。

(ゴア州は、長い間ポルトガル植民地だったので、クリスチャンが多いです)



じぃさん、その時はちゃんと服を着てましたよ。

で、「そういうのもいいよなぁ~」と、しみじみ思ったんです。


普通、出勤する時は服を着ます。

ヘタすると、バカ窮屈なスーツ。
(わたしゃ、着たことないけどね)


その一方で、じぃさんのお仕事は漁師だから、

このじぃさんは、出勤するときには、服を脱ぎます。


我々あの感覚ではたいてい、出勤する時は「登り」方面へ行きます。

それで、外の空気の様子すらも分からないビルの中へしまわれます。
(わたしゃ、ドロップアウトしたけどね)

ヘタすると、常軌を逸した満員電車か、渋滞に見舞われて。


その一方で、

じぃさんは、出勤は「下り」方面です。

超下り。陸の端っこだもん。

で、外の空気どころか、今まで誰にも汚されていないような、

大自然から吹いてきた風を浴びてお仕事。


うーむ。

スバラシイ。

服脱いで仕事に行くの、いいな~・・・・・・。



今回のゴアの滞在7日中は、毎日、

朝6時にビーチへ出て(小屋から徒歩30秒)、

一番端から端まで往復5キロ以上、歩きました。


すれ違うのは、ワンコたちとか。


新鮮にも程がある朝の海風を浴びながら

片道歩いた地点で、出たばかりの太陽を拝み(海とは反対側だけど)、

まだ直視できるくらいの太陽を直視して

エネルギーをドッバ~っともらってですね、

10分ほどちょっとした体操をして、またテクテクと来たビーチを戻り、

そして、海辺のシャック(海の家)でコーヒーをしばく。



もうねぇ、1年続けたら私、別人になるかも、って感じ。

5年続けたら解脱くらいはあり得る。

10年続けたら仙人になるってウワサすら。


そんくらい、スバラシー。

健康。


ああ、それで昼間は小屋ん中で仕事でもして、

また夕陽の時間に海に出て、こんどはワインでもしばき、

夜になったら寝ると。


いつか・・・・いつか・・・そのような暮らしにたどり着きたいっす。


※   ※   ※


隠遁したいわけじゃなくて、世の中と繋がりつつ、そういう暮らしがしたい!

ん??? 

つ・ま・り、金が欲しいか・・・・?

だって、そうでしょ?これぞ、金持ちのする暮らしだもん・・??

そういうことなの???・・・・

チーン・・。

オレ様と大海原




ゴアの大半のビーチというのは、

客のうちの8~9割以上が西洋人です。

異常な西洋人率です。

多いところになると、97%くらいが西洋人なのでは?という感じ。


内訳は、ヨーロッパ人が多い。

アメリカ人はインドの真裏だし、そんなにあまりいません。


ヨーロッパ人と、ロシア人がほとんどです。

たぶん、北欧の人はまんべんなく多いし、

フランス人やイタリア人、ドイツ人もそうとう多いです。


また、ビーチによって、もしくはビーチシャック(海の家)

などの溜まり場によって、「ここは~人が溜まっている」

というような場所があったりします。


ところで、ヨーロッパ人が多い、ということはですね、

ゴアのビーチって、トップレスがすごく多いです。

おっばい丸出し。


特になぜだか、今年行ったアランボールビーチは、今まででも

一番トップレスが多かった気がします。


太陽の下であんなに丸出しされると、別にいやらしくないのね。

いろんな胸、見かけました。


しかも、おばさんとか、おばぁさんのカテゴリーに入るような人までが

縦ジワがすさまじい垂れ胸をベロ~ンと胸出してました。


まぁ、それでも、トップレスはまだいいとして。


今年、気になったのが男のケツ丸出し。

(今日の写真、3枚ともインド人じゃないですよ)

なぜか男が、しかもわりとおじさんが、ヒモパンはいてるんです。


一番上の写真のおっさん↑なんか、尻が白くて、髪がふわっとしてるので、

一瞬、女かと思いましたよ・・。

しかも、この人のはヒモパンというよりはTバックで、

そしてなんだか相撲のまわしのような帯?みたいなのが腰にありますね・・。

何ファッションていうの・・・?


この写真と、それから一番下の写真はもう、かんぜんに「ヒモ」ですね。

このヒモパン、実はインド人のサドゥー(聖者)などがよく履いているもの。

着るものも持ち物も最低限しか持たずに、修行して歩くサドゥーたちが、

パンツも最小限にするためか???これ履いています。

ヒンディー語では、「ランゴート(Langot)」と言います。

インド版フンドシですね。


しかしです。

これは、

インド版フンドシをマネしたくなり履いているのでしょうかね?

それとも

最近のビーチファッションとして流行っているんでしょうかね?

それか、私が知らないだけで、

ヒッピー文化あたりの定番ファッションなのでしょうかね?

・・・・それとも・・・ホモ・・・?


私にゃぁ、もはや分かりませんが~。




まぁ、でも、

全裸に近い格好で、大海原と対面したくなるような気持ち(笑)、

分からなくもないというか・・。


私が男だったらと仮定すると、

やっぱりフンドシいっちょで、いや、もしくはフルチンで、

大自然と対話したい気がするというか・・・。

生まれたままのオレで、生まれたばかりの太陽を拝みたいと言うか・・。


そう考えると、なかなかよろしいのでは?


普段、都市社会で暮らしていると、

「何もかも脱ぎ捨てて、裸同然で暮らすのこそ、ホンモノのバカンス!」

っていう気持ちになるのは自然かもしれません。


ちなみにインド版フンドシ、ランゴートは地元の漁師のじぃさんなども

普通に履いておりましたよ。


②添加物フリー生活

「①アトピーにはよいらしい」 から続く



②添加物


インドに住んでいる私は、この4年間、日本に住んでいた頃からすると、ゼロに近いくらい添加物をとっていない。


だって、摂取しようがないんだもん。



レトルト食品のような便利なものもほっとんどないし、コンビニ弁当のようなものすらない。


「添加物が入ってそうな、でも便利な」ものは、調味料にいたるまで、インド料理にはほとんど使わない。


わずかにあったとしても、ものすごくマイナー。



そもそも、添加物うんぬん以前に、インドにはもともと「食べ物を保存しておく」という文化があまりない。


あまりにも暑すぎてすぐ腐るからだ。


唯一、アチャール(漬物)はあるが、あとは「作ったものは、その時ぜんぶ食べる」のが基本中の基本である。


日本のように「残り物は明日」という感覚がインド人にはぜんぜんない。


もうそれは、文化になってしまっているようだ。



だからだと思うが、こんなに暑い時期が長くて、しかも室温が40度超すような環境にも関わらず、人々の家の冷蔵庫は驚くほど小さい。


大家族のくせに。


「冷蔵庫に入れて冷やしておくべきもの」のリストが私たちの感覚とは全然違うようである。


最近は、リッチなひとが最新式の大型冷蔵庫を買うが、必要性がほんとうにあったのなら、もっと昔からインド産の大型冷蔵庫くらい登場していたに違いない。



そういった文化も根底にあるうえ、つい最近までひっじょーに遅れていたインドでは、「便利な、でも添加物入りの」食材なんて、まだまだまだまだ、食べる機会がほとんどない。


食べようと思ったって無理。


だって、ないんだから(つい最近になって、ようやくスーパーにレトルトのカレーっぽいラインナップが増えてきたが)。



そういう生活をしていると、添加物のすごさに、たまに驚く。


というのも、たま~に、日本から持ってきたインスタントラーメンなどを食べると、だ。


すると、そのあとトイレに行った時に、その強烈な添加物臭に驚くのだ。


日本では、「トイレにいって用を足したら、ものすごく添加物臭がした」なんて経験はしたことがない。



インドでは、普段、摂取していないからこそ気づくわけだな。



きっと私が今死んだら、死体はあっという間に腐るに違いない(死なないけど)。


というのも、先進国の人間の死体は、食品に入っている防腐剤を継続的にずっととり続けているため、腐りにくいんだそうだ・・・。


マジな話。



南無~・・・。



~次回は ③空気に触れる

①アトピーにはよいらしい

今までに何度も、


・デリーに住んでいると肉体的に早く老ける

・この4年で7年は老けた

・デリーに住んでいると寿命が縮まる気がする

・髪にも、肌にも、ストレスにも最悪の環境

・放射能級の日光、30分で顔が黒くなるほどのスス、ひどい水


などなど、いろいろ書いてきた。


ぜーんぶ、まったきの事実。


はっきし言って、必要以上に老けたし、ずっと住んでいれば寿命も短くなるに違いない。


でも実は、インドに住んでいるおかげで健康と美容にいいかも?と思える点も実はある。


①水


デリーの水はひどい(インド全土では、いい水の場所もある)。汚染がひどい。


バケツにためて数時間置くと、バケツの底に得たいの知れないドロっとした沈殿物がたまる。


カルシウム分もすごい。カルシウム分および得たいの知れない混合物で、シャワーの穴なんかすぐに詰まり、蛇口という蛇口がしっかり閉まらなくなる。


沸かせば飲めるのか?と言えばこれも微妙。沸かすと、表面にやはり得たいの知れないアクみたいなものが浮くし、試しに沸かした湯を捨てると、鍋の内側がぬるっとする。


でも!


ここで、ひとつ注目のポイントがあるのだ!



少なくともカルキが含まれていない(もしくは少ない)らしいのだ。


というのも、日本でアトピーに悩まされていた人が、インドに住み始めてしばらく(半年や1年)すると、ある日、そういえばアトピー症状が全然出ていないことに気づくんだそうだ。


私はアトピーではないのだが、周りの友人及び、その知人など、実例をいくつも知っている。


彼らが言うには、「カルキがないから」らしい。



日本にいる時にはたいてい「自分のアトピーがカルキのせいだなんて、そんな生易しいもんじゃない!」と思っているんだそうだけれど、どうやらカルキがずいぶんカギだったらしい・・・、と1年くらい経つと実感するそうだ。



そういえば、私はアトピーではないのだが、でも日本に帰るとなんとなーく、お肌がうすら痒いような気がする。


なんか、インドの乾燥した空気によるパサつきとは違う種類のパサつきを感じる。気がする。


顔をシャカシャカシャカ~っとコスりたいような、なんともうすらムズ痒いような・・。


そう!乾布摩擦したくなるような、そんな・・・。



ということで、カルキのお肌への影響というのはやはり、思っているよりもあるようですぜ。


もちろんお肌だけでなく、人体の他の部分への影響もあるんだろうな。



~次回は②添加物 です。