ドービー(Dhobi)
夜型すぎて
困ってます。
私が、夜型すぎて。
昔から、朝にめっぽう弱くて、夜になると頭が冴えるタチでした。
それでも、日本で会社に普通に通っていたころは、イヤでも朝起きなければいけないうえに、夜も疲れていたので、まぁまぁ、普通のサイクルで暮らしていましたが・・・。
最近はもう、思っている以上に定着してしまったらしく、どうしよう。
朝起きるののつらさも去ることながら、一番困るのが、
昼間の間中、調子がでないんです。
気分ものらないし、体もだるいし、基本的になぜか疲れている。
集中力もないし、思考もネガティブ。
精神的に、すごく消極的。
興味あることに対してすら、やる気があまりなく、外出もおっくう。
仕事もぜんぜん、はかどらない。
ところが。
夕方5時ごろからだんだん、調子が出てくるんです。
いろんなものに対するやる気が。
家事も突然、やる気が満ちてきて、部屋の掃除とか洗濯とかも、ほとんど夜。
あんなにだるかった体も、すっかり絶好調。この、体調の変化が一番、著しい。
昼間は、何かをしては寝っころがったり、ちょっと用事を済ますと、ドっと疲れた気分になるのに、
夕方以降は、寝っころがることなんて忘れちゃう。
気の流れが非常にスムーズで、まるで滞りないって感じ。
で、エクササイズなども、突然やる気が満ちちゃう。
その結果、夜の10時に倒立とか、夜12時に開脚なんてしたりしている有様。
ヘタすると瞑想までしちゃう。
仕事にいたっては、夜にならないと無理。
昼間は注意散漫で、思考がボヤーっとしていて、まずだめです。
あと、ブログも。ほっとんど、夜中に書いてます。
アイデアも、夕方以降、湧く。
それで、「あんなことしよう、ああしよう、こうしよう!」という意気込みまで出るんですが、
朝になるとドヨ~ンとして、前日の夜の事がウソのようにかったるい。
このようにして、やるべきことも、家事も、読書とかでもなんでも、夕方以降にやるので、当然、寝るのが遅くなる。
顔のパックとか、そういった美容のことも、夜からやる気が湧くし。
いろんなことがやりたくなって、寝ちゃぁ、いられないんです。
でも、これじゃぁいけないと思うわけで、例えばゴアでは超早起きしてみました。
まぁ、ああいう大自然の中ではオッケー。
起きる甲斐があるからというのもあるかもしれません。
でも、デリーに帰った途端、完全にもとのサイクル。
それでも、最近は夜の1時くらいまでには寝ようと思って、無理矢理布団に入っていたんですが、
まったくもって、目がギンギンで、まるで眠くない!
この1週間続けても、寝付けないこと山の如し!
それどころか、昼間あれだけダルくて、「やらなきゃやらなきゃ」と思いつつ避けていた仕事などが突然やりたくなり、
今にも布団から飛び出たくなるくらいの有様。
で、本当にこの1週間くらいは、がんばって毎日1時には布団に入っていたんですが、毎日、3時間~4時間も目がパッチリのままで寝つけないどころか、いまエクササイズしたい!というくらいに心身が覚めている。
今日は8日目なんですが、見てごらんなさい。朝の6時半ですよ。
とうとう、今日にいたっては朝までまったく寝れなかったんです。
それでとうとう、布団から起きてPCをオンにしたってわけです。
どうしたら、この夕方から夜中にかけての、体調と気分の絶好調ぶりを、昼間に持ってこられるんでしょーか。
「昼間より夜の方が比較的調子がいい」どころではなく、「夜は絶好調!」なんです。
昼間に、こんなに絶好調なら、私いまごろ、激しく出世しているか、大成功している気すらします。
でも、こういうのって、ダメなんだよね?
怒りマックス
おととい、久々に怒りマックスな事件に見舞われました。
夕方、出かけようと家を出て、200Mくらい歩いた時にです。
バシーッ!と尻に強烈な衝撃が。
一瞬で、右のお尻とモモがズブ濡れ。
カバン(布)もズブ濡れ。
水風船が飛んできたんです。
や・ら・れ・た!
でも、早すぎだろう!
ホーリーまでまだ18日もあります。
いくらなんでも、早すぎだろう!
ホーリーとは、インドの、春(夏)の到来を祝う祭りです。
当日は、知らない人であろうが、相手がエラい人であろうが、異カーストであろうが、それまで不仲だった仲であろうが、
そんな垣根は無礼講で、お互いに水や色の粉を投げかけまくり、そこら中から水風船などが飛びまくるという祭りです。
詳しいことはぜひ、去年の記事を読んでください!
↓ ↓ ↓
だけど、この祭り、まぁインドの大きな祭りはどの祭りもそうなんですが、
気の早い人たちが、数日前から水を投げつけてきて逃走したり、色の粉を投げつけたりするのを始めるという、やっかいなことがあるんです。
一応、新聞には毎年「当日だけ遊びましょう。また、ホーリーを祝う気のない人を巻き込まない事」と出るんですが、
そんなの全く意味がないですから。
特に1週間ほど前になると、もういい服なんか来て外にはいけません。
悪ガキが調子に乗る調子に乗る。
当日は、しょうがないです。祭りだし。
でも、1週間くらい前から、うかうか外を気楽に歩けないのは、本当に困る。
実際、私の住む地区だと、7割くらいの確率で何かが飛んできます。
この時期ほど、男の子達(だいたい男の子達です、調子に乗るのは)が本気でムカつく時期はありません。
だって、家の屋上とか、建物の影とか、どこかに隠れて、突然、ほんっとーに突然、水とかがブっ飛んできたり、色粉がブっとんで来るんですよ。
農村とかじゃあるまいし、こっちは普通の服着てるんです。
色粉なんかブっとんできたら、服台無しですよ。
あの、万国共通の男の子達特有の、「つるんでいると、気が大きくなる → 影で仲間とイヒヒヒヒとか笑いあう」的、アレですよ!
私が最高にきらいな、男の子達のアレ!
特に、私の住んでいる場所が、南デリーの中でもかなり下町的庶民的なエリアなので、なおさらホーリーの前ブレが激しいんです。
だけど!!
おとといは、ホーリーまでまだ18日もあるんですよ!!!
まだ、誰も、インド人でさえ、ホーリーの事なんて頭にないくらいの時期ですよ!!
かんっぜんに、クソ悪ガキの、行き過ぎた悪戯というか、親だよ、親!!
もうね、インドの親達の無責任さ、責任放棄加減には常に腹を立てているこちらとしては、おとといは怒りマックス!
バシャ~ッ!とズブ濡れになった瞬間に、
「捕まえて、胸ぐら掴んで引きずって、家に行って親に怒鳴り込んでやる!!!」(←本気です)
と思って、バっと振り返ったんですが。
しーん・・・・。
見当たらない。
犯人が見当たらないんです。
本当に、やろうと思ったんです。親に怒鳴りこもうと。
んで、怒鳴り込んだ挙句に、そのガキにバケツ一杯の水でも頭からブッかけようと。
いくらなんでも、18日前ですよ。
これがホーリー数日前だったとしましょう。
そうなると、表向きにはやはり私に充分に怒る権利があるものの、でも、たぶん民意はそうではないと思うんです。
私が怒ったとしても、周りのインド人は「インドの文化だ」だの、「ホーリーだから」だの、インド人の親の責任回避時の代表的言い訳「だって子供だから」だの言われるだけだと思うんです。
それで、「所詮、よそ者だし」という肩身のせまーい思いをして、涙を飲むしかないんです。
でも、18日前となるとですね、
さすがに、怒る権利が100%私側に充分にあるし、
さすがの周りのインド人も私に見方するだろうと予想できましたからね。
だけど、
いないの。
クソガキ、どっこにも見当たらない。
周りの家の屋上とか、物陰とか、茂みとか、見渡してもいないんです。
で、きっと、キョロキョロ見渡す私を、どっかから見ていて、ほくそ笑んでいるわけです。
用事があったので、そのまま行くしかありませんでしたよ。
ズブ濡れのまま!!
あまりの怒りに、胃まで痛くなった。
ホーリー間近だったら、濡れた私を見ても、人々も理解するでしょうけどね、
まだだれも、ホーリー気分ではないですから、
尻が濡れた私を見る目が、そんりゃー、痛かったですよ。
だって、怪しいでしょ。なんで尻が濡れてんの?
かばんも濡れて、サイフも湿ったし。
i-podに被害があったら、どうしてたったんだーー!
あー、もー、ほんとーに!!!!
なんとかして、あのクソガキを、ギャフン!ととっちめたかった。
仲間の前で、髪の毛掴んで、泥水の中に顔突っ込ますくらいのこと、したかったわ!
散財を促す女
私の身近に、「人に散財を促す女」がいます。
そう、イモートさんです。
このたびも、なんだかんだスカイプで会話をしているうちに、敵の巧妙な「散財を促す」術にかかってしまい、
気づいたら、なぜか私の手元にはWEBカメラが・・・。
いつも買ってから自分で気づくんです。
「これ、本当に必要だった・・・?」って。
妹んちには、犬が4匹いて、私はその犬達にぞっこん。
いつもスカイプで妹が
「いま、うしろにみんないるよ」
「あー、かわいい。かわいそうに、君って。こんなにかわいいものが、触れないどころか、見れもしないなんて」
とか自慢してきてたんです。
キーっとなっていた私なんですが、とうとうこの間、イモートさんがWEBカメラを買いました。
晴れて、チラチラ写る犬達が、少なくとも映像でリアルタイムで見れる運びとなりました。
「ほら、君のために私がWEBカメラを買ったおかげで、犬達が見れるんだよ」
「どうじゃ!ありがたく思え!」的に、いばられました。
が、それだけなら「めでたしめでたし」で終わるんですが。
いきなりイモートが
「さ、早く君も買いなさい!」とか急かす。
意味もなく、やたら急かしモードで、「早く!」とか言うんですわ。
え、え~・・・?WEBカメラぁ?
とか、急にプレッシャーをかけられて頭のボヤ~っとする私に
「私が買ったのに、君が買わないなんて、そんなことでいいのかね!?」とか、
平等の法則みたいなものをかざし、急かすんですわ。
で、気づいたらわたし、次の日に近くの商店で、
「一番安いWEBカメラ、ください」みたいなこと言ってまして・・。
インドなんて、こういうものは日本より高いんです。
インドなんて、ヨドバシカメラのような激安電化製品ショップなんてないですからね、
こういうものも、近くの商店とかで買うんです。
そして、気づいたら、もう私のPCに付いてまして・・・(自分でつけたんだろうが!)。
でも・・・
私が犬が見たいから、妹んちにWEBカメラがあるのは理にかなっているんですが・・・
よく考えたら、私のところにWEBカメラがあってもですよ、
イモートには私が見えるだけなんですよ?
なんか、無駄じゃな~い?
でも、とりあえず「買いましたよ、ほら」つって、WEBカメラ繋いで、イモートさんにスカイプかけたんです。
そしたら
「ふーん・・・。ちぇ!君しか写ってない。つまんない」で・す・と。
促したのは誰だ~~~~!!!
くぅ~。ビンボーなのに!
ゴアで遊んだおかげで、更に家計は火の車なのに!
結局、案の定、「犬達を映す」以外の時間は、お互いカメラに顔を近づけていきなり鼻膨らましたりとか、そういうくだらない事に使われてます・・。
※やっぱり、インドのネットの回線速度が非常におっそいので、画像はスムーズじゃありません。
裸でお仕事へ
オレ様と大海原
たぶん、北欧の人はまんべんなく多いし、
(今日の写真、3枚ともインド人じゃないですよ)
②添加物フリー生活
「①アトピーにはよいらしい」 から続く
②添加物
インドに住んでいる私は、この4年間、日本に住んでいた頃からすると、ゼロに近いくらい添加物をとっていない。
だって、摂取しようがないんだもん。
レトルト食品のような便利なものもほっとんどないし、コンビニ弁当のようなものすらない。
「添加物が入ってそうな、でも便利な」ものは、調味料にいたるまで、インド料理にはほとんど使わない。
わずかにあったとしても、ものすごくマイナー。
そもそも、添加物うんぬん以前に、インドにはもともと「食べ物を保存しておく」という文化があまりない。
あまりにも暑すぎてすぐ腐るからだ。
唯一、アチャール(漬物)はあるが、あとは「作ったものは、その時ぜんぶ食べる」のが基本中の基本である。
日本のように「残り物は明日」という感覚がインド人にはぜんぜんない。
もうそれは、文化になってしまっているようだ。
だからだと思うが、こんなに暑い時期が長くて、しかも室温が40度超すような環境にも関わらず、人々の家の冷蔵庫は驚くほど小さい。
大家族のくせに。
「冷蔵庫に入れて冷やしておくべきもの」のリストが私たちの感覚とは全然違うようである。
最近は、リッチなひとが最新式の大型冷蔵庫を買うが、必要性がほんとうにあったのなら、もっと昔からインド産の大型冷蔵庫くらい登場していたに違いない。
そういった文化も根底にあるうえ、つい最近までひっじょーに遅れていたインドでは、「便利な、でも添加物入りの」食材なんて、まだまだまだまだ、食べる機会がほとんどない。
食べようと思ったって無理。
だって、ないんだから(つい最近になって、ようやくスーパーにレトルトのカレーっぽいラインナップが増えてきたが)。
そういう生活をしていると、添加物のすごさに、たまに驚く。
というのも、たま~に、日本から持ってきたインスタントラーメンなどを食べると、だ。
すると、そのあとトイレに行った時に、その強烈な添加物臭に驚くのだ。
日本では、「トイレにいって用を足したら、ものすごく添加物臭がした」なんて経験はしたことがない。
インドでは、普段、摂取していないからこそ気づくわけだな。
きっと私が今死んだら、死体はあっという間に腐るに違いない(死なないけど)。
というのも、先進国の人間の死体は、食品に入っている防腐剤を継続的にずっととり続けているため、腐りにくいんだそうだ・・・。
マジな話。
南無~・・・。
~次回は ③空気に触れる
①アトピーにはよいらしい
今までに何度も、
・デリーに住んでいると肉体的に早く老ける
・この4年で7年は老けた
・デリーに住んでいると寿命が縮まる気がする
・髪にも、肌にも、ストレスにも最悪の環境
・放射能級の日光、30分で顔が黒くなるほどのスス、ひどい水
などなど、いろいろ書いてきた。
ぜーんぶ、まったきの事実。
はっきし言って、必要以上に老けたし、ずっと住んでいれば寿命も短くなるに違いない。
でも実は、インドに住んでいるおかげで健康と美容にいいかも?と思える点も実はある。
①水
デリーの水はひどい(インド全土では、いい水の場所もある)。汚染がひどい。
バケツにためて数時間置くと、バケツの底に得たいの知れないドロっとした沈殿物がたまる。
カルシウム分もすごい。カルシウム分および得たいの知れない混合物で、シャワーの穴なんかすぐに詰まり、蛇口という蛇口がしっかり閉まらなくなる。
沸かせば飲めるのか?と言えばこれも微妙。沸かすと、表面にやはり得たいの知れないアクみたいなものが浮くし、試しに沸かした湯を捨てると、鍋の内側がぬるっとする。
でも!
ここで、ひとつ注目のポイントがあるのだ!
少なくともカルキが含まれていない(もしくは少ない)らしいのだ。
というのも、日本でアトピーに悩まされていた人が、インドに住み始めてしばらく(半年や1年)すると、ある日、そういえばアトピー症状が全然出ていないことに気づくんだそうだ。
私はアトピーではないのだが、周りの友人及び、その知人など、実例をいくつも知っている。
彼らが言うには、「カルキがないから」らしい。
日本にいる時にはたいてい「自分のアトピーがカルキのせいだなんて、そんな生易しいもんじゃない!」と思っているんだそうだけれど、どうやらカルキがずいぶんカギだったらしい・・・、と1年くらい経つと実感するそうだ。
そういえば、私はアトピーではないのだが、でも日本に帰るとなんとなーく、お肌がうすら痒いような気がする。
なんか、インドの乾燥した空気によるパサつきとは違う種類のパサつきを感じる。気がする。
顔をシャカシャカシャカ~っとコスりたいような、なんともうすらムズ痒いような・・。
そう!乾布摩擦したくなるような、そんな・・・。
ということで、カルキのお肌への影響というのはやはり、思っているよりもあるようですぜ。
もちろんお肌だけでなく、人体の他の部分への影響もあるんだろうな。
~次回は②添加物 です。