散財を促す女
私の身近に、「人に散財を促す女」がいます。
そう、イモートさんです。
このたびも、なんだかんだスカイプで会話をしているうちに、敵の巧妙な「散財を促す」術にかかってしまい、
気づいたら、なぜか私の手元にはWEBカメラが・・・。
いつも買ってから自分で気づくんです。
「これ、本当に必要だった・・・?」って。
妹んちには、犬が4匹いて、私はその犬達にぞっこん。
いつもスカイプで妹が
「いま、うしろにみんないるよ」
「あー、かわいい。かわいそうに、君って。こんなにかわいいものが、触れないどころか、見れもしないなんて」
とか自慢してきてたんです。
キーっとなっていた私なんですが、とうとうこの間、イモートさんがWEBカメラを買いました。
晴れて、チラチラ写る犬達が、少なくとも映像でリアルタイムで見れる運びとなりました。
「ほら、君のために私がWEBカメラを買ったおかげで、犬達が見れるんだよ」
「どうじゃ!ありがたく思え!」的に、いばられました。
が、それだけなら「めでたしめでたし」で終わるんですが。
いきなりイモートが
「さ、早く君も買いなさい!」とか急かす。
意味もなく、やたら急かしモードで、「早く!」とか言うんですわ。
え、え~・・・?WEBカメラぁ?
とか、急にプレッシャーをかけられて頭のボヤ~っとする私に
「私が買ったのに、君が買わないなんて、そんなことでいいのかね!?」とか、
平等の法則みたいなものをかざし、急かすんですわ。
で、気づいたらわたし、次の日に近くの商店で、
「一番安いWEBカメラ、ください」みたいなこと言ってまして・・。
インドなんて、こういうものは日本より高いんです。
インドなんて、ヨドバシカメラのような激安電化製品ショップなんてないですからね、
こういうものも、近くの商店とかで買うんです。
そして、気づいたら、もう私のPCに付いてまして・・・(自分でつけたんだろうが!)。
でも・・・
私が犬が見たいから、妹んちにWEBカメラがあるのは理にかなっているんですが・・・
よく考えたら、私のところにWEBカメラがあってもですよ、
イモートには私が見えるだけなんですよ?
なんか、無駄じゃな~い?
でも、とりあえず「買いましたよ、ほら」つって、WEBカメラ繋いで、イモートさんにスカイプかけたんです。
そしたら
「ふーん・・・。ちぇ!君しか写ってない。つまんない」で・す・と。
促したのは誰だ~~~~!!!
くぅ~。ビンボーなのに!
ゴアで遊んだおかげで、更に家計は火の車なのに!
結局、案の定、「犬達を映す」以外の時間は、お互いカメラに顔を近づけていきなり鼻膨らましたりとか、そういうくだらない事に使われてます・・。
※やっぱり、インドのネットの回線速度が非常におっそいので、画像はスムーズじゃありません。