104.合格!!!
昨日、私の生徒が桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)に合格しました。(余談ですが、この学校名、なんとかならないのでしょうかね?笑)彼女がまだ、メンデルスゾーンのロンド・カプリチオーソをたどたどしく弾いていた頃からレッスンしてきましたから、とても嬉しいことです。ただ、憧れの音楽学校というのは、私の経験から、実際に入ってみると、外から見ていた時には想像もしなかった事柄にぶち当たることも多く、それはそれは大変な面があります。もう音楽科に入ってしまったということは、ある意味では後戻りできない人生を歩むことにもなります。全国から、ほぼ同い年のある程度の優秀な生徒たちが、1つのところに集まるわけですから、それまで自分とピアノ、ご両親そして教師との存在の中だけで、ピアノをやってきた環境とは大きく変化します。これからは、たくさんのクラスメートも同じピアノをやる仲間として加わるのです。それは、今まで港だけにいた船が、大海原へ出航していくようなものです。どんなことが待ち受けているのかは、想像もできない、ある意味で過酷なことが待っているかもしれません。実技試験の結果に一喜一憂することもあるでしょうし、まだまだ精神的に若い生徒がほとんどでしょうから、心ない言葉や行動に惑わされることもあるでしょう。しかし、例え、どんな目にあっても、「ぶれない自分」というものを維持していくことが大切に思うのです。今私は、彼女にこれから待ち受けているであろう境遇を想像した時に、ただただ、ひたすら、周囲の環境にのまれることなく、順調に育っていってほしいという気持ちでいっぱいです。今までは、受験ということを目標にしたレッスンでしたが、これからは真の意味で芸術家としてのレッスンをするつもりです。合格は嬉しいことですが、受験が終わった今、本当の意味での基礎からの第1歩が始まるのです。クリックお願いします!にほんブログ村