私のニコイチ幸福学
季節の変わり目ですね。こんにちは、Chifumiです。研究者夫妻前野マドカ・隆司著「ニコイチ幸福学」を読みました。日本人は遺伝的体質として、幸福感を感じにくい傾向があるがそれは50%程度であり、後天的な40%の意識的行動と10%の生活環境でいくらでも変えられる。1人でも幸せだけれど私達は夫婦で幸福を感じられてさらに幸せだ、ということを科学的根拠を例示してニコイチの幸福学を解く書です。この中で紹介されていた「5つの愛の言語」が興味深いものでした。人にはそれぞれ愛を感じる言語があり、その優先順位も人それぞれ異なり、その5つの言語とは①肯定的言葉を伝える(Words of affirmation)②スキンシップ③プレゼントする④奉仕,サービス行為⑤クオリティタイムで、人によって求めている愛情表現のかたちが違うということを理解すると夫婦や親子関係もよりうまくいくというのです。( 1の肯定的言葉)大切な人に勇気付けられた時、感謝や優しい言葉をかけられた時に相手からの愛情を深く感じるのが第一言語の人には「大好き」「いつもありがとう」など、気持ちを実際の言葉で伝えているかが重要です。(4サービス行為)相手のために何かをしてあげることで愛を表現する言語。食事の準備をする、皿を洗う、掃除機をかけるなどがサービス行為です。5パートナーと同じ空間にいて、一緒に何かをしながら相手に注意力を集中することがクオリティ・タイムにつながります。1〜5のうち私の第一言語は紛れもなく1の肯定的言葉だと確信しました。最適なタイミングでの「ありがとう」と「ごめんなさい」この二語でなんとかなる!と思うほど私にとって肯定的言葉は大切です。『ありがとうとごめん。もっとお互い言い合わない?』我が家のお手洗いのボードにはこの言葉が貼ってあります。そして夫に、「私が何か不安になった時は意味もなく大丈夫、大丈夫と言って」と伝えています。パートナーってどんな人?の私の問いに「天使みたいな人」と応えてくれた方がいました。こんなひと言をサラリと言えるって、一生の宝物を得たくらいの幸運を持った方だなあ、と私まで温かい気持ちになってにっこり、ほっこりました。私の夫はさしずめ「仙人みたいな人」かしら。褒めてるのか、諦めてるのか、、、??時々下界に降りてきてまた山の奥深くに帰っていくような、浮世離れした人とでもいうのでしょうか。霞だけで生きてるわけではありませんが、本とお酒があれば大満足な人。本人曰く、「今日死んでも幸せ。自分は幸福者の中でもトップ1%に入るくらい幸せ」だとか。悲観的だった私が夫のお陰で少なからず楽天的にはなったのかな、と銀婚式を前に思う今日この頃ではあります。