こんにちは、Chifumiです。

 

連日看護学部生さんの

キャリアカウンセリングをしております。

 

今週は面接試験が多いらしく面談も盛況、満席です。

当日キャンセルが出たその枠にすぐ予約した学生がいて

「タイミングよかったね!」と言ったら友達同士だったようで、

明日自分が面談だからその友人に頼んで

代わってもらったというのです。

 

代わってもらった当人の、

さらに別の友人が同じく明日面談なので

自分の時間は短縮してもよいから

一緒に見てもらえないかとお願いされました。

 

その場でOKして即連絡を取り、

WEBで初の二人同時就職模擬面接を終えました。

WEB面談ならではの機動力です。

 

翌日、代わってあげた学生と面談の際、

「昨日、時間の枠を譲ってくれてありがとう。

お友達、助かった~と思ってるよ」と言ったら

「?? (なぜあなたにわざわざお礼を言われるのかわからない)」

といった様子できょとんとしています。

そんな親切当然よ、といったところでしょうか。

 

私はそれでもやっぱりそのしてくれた親切に、

言葉でお礼を伝えたいのです。

感謝の言葉を当人のみならず第三者から言われたことで、

その人自身、幸福感が増すと思うからです。

 

看護師や介護士など、医療関係職に就きたいと思う人達は

おしなべて優しくて親切で思いやりのある心の持ち主です。

面談を終えると、いつも私も温かい気持ちにさせてもらっています。

 

『最近気になるニュースはなんですか?』

『あなたがコロナ感染者病棟担当となったらどうしますか?』

こんな質問もされるようで、

「配属されたら感染予防に十分注意して受けます。」と

覚悟とともに応えると言うのです。

 

「本当に? 内心、本音のところはどうなの?」とさらに聞いたら

「怖いけど、誰かがやらないといけないことですから」と

医療従事者であることへの矜持が透けて見える言葉に

胸が熱くなりました。

 

同じような勇気ある歌の歌詞があったなあ、

と思いかえしたら・・・

ありました!

 

♪ 誰かがこれを やらねばならぬ 

   期待の人が俺たちならば~

 

これにピンと来た人はモチロン昭和世代ですね。

1974年放映のアニメ 『宇宙戦艦ヤマト』の歌詞です。

私が初めて買ったLPレコードが(LPも昭和ですねえ)これでした。

 

メロディなしでは言えない言葉。

この状況下で思い出すと、この状況だからこそ

より深くて重みある歌詞なんだなあ。

 

全世界で、地球規模で感染者を救うために

使命を帯びて闘っている方たちに感謝せずにはいられません。

心から、ありがとうございます。