こんにちは、Chifumiです。

 

息子の所属する大学管弦楽部の演奏会を

聞きに行くために東京へ行ってまいりました。

前後に用事をくっつけて4日間。

 

初日は映画『happy-幸せを探すあなたへ』

を見て、考え、話し合う勉強会に参加しました。

4年の年月をかけ世界15カ国を周り

ポジティブ心理学や脳科学、そして科学的な見地からも

人々の幸せとは何かについて

読み解くドキュメンタリーです。

 

映画の中で最も印象に残ったのは

インドのマザーテレサの創設した『死を待つ人の家』で

奉仕活動をしている人の言葉でした。

「私が今元気で健康でいられるのは

神様からの融資と捉え、今度は

利子を付けて返す時と考え活動しているのです。」

 

他の人が持っていないものを自分が持っていれば

分けてあげたらいいという視点の転換。

 

幸福の方程式は人により違うから

今、自分が持っているものに感謝する。

それがより幸せな世界を作れるのだと

語り、実行していました。

 

私が持っているもの、

人に分けられるものってなんだろう。

押し付けがましくなく人が喜んでくれるものとは?

東京滞在中ずっと頭の片隅にある問いでした。

 

そして息子のアパートを半年ぶりに訪問すると・・・。

結構な乱れ方に呆れつつ

空気を入れ替え、山盛りの洗濯物を畳んで片付け

拭き掃除をし、とお掃除おばさんに徹していました。

 

勉強も少しはしているのだろうか、、、。

無造作に置かれた専門書は新品同様??

 

2日目の夜はメインイベントの演奏会。

こんな機会でもない限り東京オペラシティには

足を踏み入れないような貴重な機会を得、

素晴らしいホールでチャイコフスキーにうっとりした夜でした。

 

 

もう一つの目的は3人のお友達に会うこと。

25年来の友と5年来のママ友と

初めてゆっくりお話する、お会いしたかった方と。

 

自然な流れで話が湧き出て、知的で楽しくて

時間を忘れるくらい濃密な時を共に過ごせる

チャーミングな人たちでした。

相手にとって私がそう思ってもらえるに値するかどうかは

わからないけれど。

 

 

幸福の要因のひとつは

「満喫する態度」を持つということです。

そうすれば、満足感が高まり二度と戻ってこない今を

大切にしようとする思いが幸福感を形作るのだそうです。

 

私は東京に行く前に

「この滞在を満喫して実りある楽しい旅にする」

と決心して出かけました。

落ち込みやすい私は小さなことで

結構くよくよ引きずり、

今この瞬間を最大に楽しもうとすることを

逃しがちだからです。

 

今回、初日に映画を見たことと

魅力的な友人と会った相乗効果なのか

ずっと根底に幸福感がありました。

 

ふわっとした柔らかな幸福感が今も残り

その温かさを存分に満喫しているところです。