《前編》 より


 

【国際金融正常化】
 国際金融正常化に関して、世界支配層は、バチカンの粛清に乗り出し、教皇であったベネディクト16世(在位2005~13)を生前退位させ、フランシスコ1世に後退させるとともに、ローマ教皇庁の国家財政管理と資金運営を司っていた組織「宗教事業協会」(ローマ教皇から指名された枢機卿が総裁)を解体させた。
 「宗教事業協会」が、総裁のもとに各国の民間投資銀行を通じて投資運用し、資金調達を行っていたばかりではなく、マネーロンダリングの抜け道と化していたからである。(p.88-89)
 バチカンがらみの邪悪資金の流れは、下記にも記述されている。
    《参照》   『世界支配者vsライトワーカー』 サアラ×玉蔵 (ヒカルランド) 《2/4》
              【イスラエルの総合商社アイゼンベルグとバチカン】

 日本では、CIAがらみで数々の悪行を積み重ねてきた創価学会も粛清の対象(p.104)である。
 だから、下記のような書籍が堂々と世に出るようになったのである。
    《参照》   『日本の魔界』 リチャード・コシミズ (成甲書房)
    《参照》   『3・11人工地震でなぜ日本は狙われたか〔3〕』 泉パウロ・高山長房 (ヒカルランド) 《後編》
              【日本のフリーメーソンたち】
 ロシアでは、プーチン大統領が、マネーロンダリングを行っていたマフィアや富裕層を徹底的に粛清した。とくに、タックス・ヘイブン(租税回避地)で知られたキプロスに蓄財していた大企業経営者をすべて暗殺したという。(p.89)
 バチカンでさえ粛清対象なのだし、ロシアも容赦なしの粛清なのだから、日本の暴力団だって当然整理の対象である。ところが、日本の銀行は暴力団との癒着関係がはなはだしい。これを本気で粛清しようとすれば対象者は著名な大物政治家から警察官僚、さらにはこいつらの利権を守るためにデタラメ判決を平気で書いてきたウンコ裁判官まで芋蔓式いくらでも出てくるのである。全部粛清してしまえばいいだろうと思うけれど、芋蔓が長すぎてできない。行政機能が止まってしまう。故に、日本が世界で一番、クリーンナップ作戦が遅れている。
    《参照》   『日本がアルゼンチンタンゴを踊る日』 ベンジャミン・フルフォード (光文社)
              【先進国では例がないほど深い闇社会と支配層の癒着】
              【警察の実態】
              【日本社会の組織的隠蔽】
    《参照》   『リチャード・コシミズの未来の歴史教科書』 リチャード・コシミズ (成甲書房) 《前編》
              【日本社会の闇の実態とアウトライン】
 世界支配層は、安倍首相の国内不在中に、金融庁にみずほ銀行に対する業務改善命令を出させたともいえる。(p.91)
 どの銀行も暴力団との癒着は甚だしいけれど、安倍晋三首相系列のみずほ銀行は、未だに広域暴力団に2億円融資していたらしい。2013年10月28日にみずほ銀行は、社長をはじめ54人の役員を含む大量処分を発表したけれど、依然としてヤクザへの融資に関わって設けられた口座は抹消されないまま残っているのだという。他行も同じ。馬鹿げた話である。

 

 

【小泉と小沢】
 小泉元首相と小沢代表は、これまで「宿敵どうし」と思われてきたが、実は、米国最大財閥ディビッド・ロックフェラーから、それぞれ別の立場で苦しめられた間柄であった。それが、ロックフェラーの失脚でお互いに解放されたわけだ。12年夏、小泉元首相が小沢代表と会った際、「進次郎を総理大臣にしたい」と協力を依頼し、小沢代表が「わかった」と二つ返事で約束したという話である。・・・中略・・・この協力関係からも・・・中略・・・「原発ゼロ」時代を拓り開くことになる。(p.167)
 社会格差化の口火を切った小泉改革だったけれど、ロックフェラー健在中はまさに走狗そのものだった。
    《参照》   『メルトダウンする世界経済』 ベンジャミン・フルフォード (イースト・プレス) 《前編》
              【離合集散する「闇の支配者」勢力】

 小泉進次郎もジャパン・ハンドラーズの中核であるマイケル・グリーンに育てられていたのである。マイケル・グリーンという人物に関して知らない方は、下記リンクを辿ってください。
    《参照》   『小沢革命政権で日本を救え』 副島隆彦・佐藤優 (日本文芸社)
              【ネオコン派に与する 「三宝会」 】
 2011年秋、ディビッド・ロックフェラーが失脚し、欧州最大財閥ロスチャイルドの総帥ジェイコブ・ロスチャイルドが勝利したことから、米国CIA・「ジャパン・ハンドラーズ」は、変わり身早く、こぞって「ボス」を乗り換えたのだ。(p.171)
 現状から見て、この記述、信じられるだろうか?

 

 

【実を伴わなくなっている「ビルダーバーグ会議」】
 これらの出席者からはっきり窺われるのは、主要国政権の現職が少ないことだ。どちらかと言えば「同窓会」的ですらあり、「OBサミット」と言ったほうが適切だろう。・・・中略・・・。
 米国連邦政府のデフォルト危機を救い、なおかつ、欧州金融危機に手を差し伸べたのが、実は、日本が「金融カラクリ」でひねり出した「準通貨」による2000兆円であったことを考えると、日本を排除したビルダーバーグ会議は、いまや「無用の長物」に等しいのだ。(p.189-190)

 日本は今、今上天皇の下、世界に冠たる「金塊保有国」である。これが担保になり、円は今や実質的な「国際基軸通貨」として信用されている。金塊は、鹿児島県伊佐市にある住友金属鉱山の「菱刈鉱山」から続々と掘り出されている。(p.195)
 かつて、ビルダーバーグ会議は、「闇の支配者」たちが計画を実施に移すための確認会議だった。
    《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた(上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店) 《前編》
              【ビルダーバーグ設立資金】

 しかし、この書き出した部分の前に列記されている会議参加者の名前を見ると、確かに現職は少なく実際に影響力は減少しているのかもしれない。
 では何故、今年4月になってからここ数日、国際金融の不安定は起こされているのか?

 

 

【アメリカのデフォルト回避とイエレン新FRB議長】
 オバマ大統領が依然として強気である理由は、11年末と12年末の2度、米国の「デフォルト」を回避するのに貢献した「日本の金融カラクリ」により、3度目も回避できる「資金」をひそかに確保したからである。
 2度目が回避できたとき、FRBのバーナンキ議長(当時)は、「夢のようなカネが米国を救った」とうっかり秘密を漏らしそうになったという。(p.197-198)
 3度目のデッド・ポイントは14年2月だった。すなわち13年末に始動したアベノミクスは、米国のデフォルト救済の為に三度提供された「天皇の金塊」+アルファだったということ。
    《参照》   『宇宙人と闇の権力の闘いが始まりました』 田村珠芳 (ヒカルランド) 《後編》
              【ありうるシナリオ】
 オバマ大統領からFRB議長に指名され、就任したジャネット・イエレン新議長・・・中略・・・は、日本の「金融カラクリ」について、実務担当者として、これまで11年末、12年末の2回、米国債のデフォルト回避に力を発揮してきた。実は、ここ事実を知っているのは、FRBのバーナンキ議長だけだったのだ。(p.200-201)
 日本銀行関係者の話では、経済的協力を行うために、「天皇の金塊」の一部を放出した。その規模は「6京円」で、米国と欧州にそれぞれ「3京円」を提供したという。(p.217)
 この話が本当なら、「日本は、格差社会となって困窮している人が増えているんだから、何故そのカネの1000分の1でも、日本国内の困っている人たちを助けるために使わないんだ!」と思うだろう。「日本のみならず、世界を格差化させて世界を支配してきた、この腐敗した国際金融システムを維持することに何のメリットがあるのか」と。「善用することを条件にしていたとしても、本当にそれは可能なのか?」と。
    《参照》   『ついに来たその時!神仕組みの号砲が響き渡ります』 田村珠芳 (徳間書店) 《後編》
              【FRB最後の議長】

 

<了>