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 『中国4分割と韓国消滅』 の4ヶ月後に著された本。同じころに出された田村珠芳さんの著作と併読してみても面白い。興味深い点の3分の1位を書き出しておいた。2014年9月初版。

 

【吉備太秦からのメッセージ① 「ファティマ第3の予言」についての解説】
 『ファティマ第3の予言』の本当の内容は、悪魔が支配して、この世を滅ぼそうとしており、地球が滅亡する危機を迎えるけれども、東洋の島国から救世主が現れて世界を救い、本当の神の国をつくるというものなのである。
 ユダヤの長老も、「死海文書」「黙示録」に21世紀に地球が滅びようとするときに、極東の島国から救世主が現れて世界を救うと書いてあると語っている。(p.6-7)
 安心できるように、あえてこの部分を書き出しておいたのだけれど、現実が、この本当の『ファティマ第3の予言』ように進んでいるとは、到底言えないだろう。
 仮に日本が世界の救世主となって輝きを放つようになるとするなら、『日月神示』にあるような相当にシンドイ過程を経てからでないと“ありえないのではないか”と思ったりする。

 

 

【秦ファミリーはエジプトを後にして、中国で「夏」を建国した】
 「秦ファミリー」は、権力闘争によりエジプトをあとにして世界へ散らばった。・・・中略・・・。
 「秦ファミリー」は、イスラエルを経てペルシャのゾロアスター教の影響を受けて、シルクロードを通って中国に移り「夏」を建国した。夏は、BC2070~2000年ごろに始まる。(p.26)
 秦の8つのファミリーは、後世、「秦一族(秦ファミリー)」と呼ばれるようになる。そのもとは、首が8つある「八岐大蛇(やまたのおろち)」と言われる化け物で、8人の神様がいた。そのため神様を祭っている社を「
八幡神社」という。(p.28)
 八岐大蛇は、ヒッタイトの首都「ハットゥシャ(八頭蛇=八岐大蛇)」に関係しているらしいことが記述されている。
 また、シュメールに隣接するエラムの首都を「スサ」と言い、スサの王が「スサノオ」であり、シュメール王またはシュメール王の上に君臨していた予言者が「スメラミコト」、「スサノオ=スメラミコト」であるとも書かれている。(p.20)

 

 

【夏⇒(秦⇒高句麗⇒新羅経由)⇒出雲⇒備中】
 やがて「夏」は「殷」に滅ぼされてしまう。
 生き残った「夏」の王族たちは、当時まだ陸続きだった日本の「出雲」に移り住み、8つの秦ファミリーとなって日本を治めるようになる。(p.27-28)
 秦ファミリーは、秦の始皇帝がもとになっている。高句麗は秦ファミリーと一緒である。中国から新羅経由で来た秦ファミリーの本家は、出雲にいた。秦ファミリーは、大和朝廷のことを「ヤマトンチ」と言っている。ヤマトンチが出雲に攻めて来たときに、八岐大蛇という8つの秦ファミリーのうち、2つをヤマトンチに差し上げた。
 ひとつが天照大神、ひとつが素戔男尊だ。天照大神と素戔男尊を日本武尊に差し出した。後の神様は全部隠れてしまった。・・・中略・・・。日本武尊が出雲を征服したことにしてやったあと、秦ファミリーは、出雲から備中に引っ越した。・・・中略・・・。「備」は漢王朝の正当な王様である劉備玄徳の「備」で、中国(漢王朝)、宇宙という意味を持つ。つまり「備中」は、「宇宙の中心」という意味となる。 (p.31)
 中国からの流れで言うなら、安芸の宮島(厳島神社)も必ずや関わっているはずだけれど、それについては何も書かれていない。
 備中は岡山県の古名なので、以下のリンクを付けておきます。
    《参照》   『これから10年「世界を変える」過ごし方』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《後編》
              【“安全で暮らしやすい都市”の一位:岡山】

 

 

【呉一族】
 中国の魏蜀呉3国の呉一族は、奈良時代に日本に来ている。呉越同舟の越はベトナムのことである。呉には、ベトナムから美しい女性がたくさん送り込まれた。戦に出ている間に、ベトナムから来た女性に狼煙を上げられ、越に攻め込まれて国を取られてしまった。
 呉の人びとは、揚子江に舟をたくさん持っていたので、自分たちのことを「海人」と呼んでいた。沖縄では「アマンド」または「ウミンチュ」と呼び、もともと沖縄の人たちは、呉から来ている。(p.30)
 舟運に秀でた呉(ご)一族は、日本に来て、瀬戸内海地域に住むようになったことだろう。広島に隣接する呉(くれ)一帯は、アジア人発祥の地でもある。つまり、帰還したのである。
   《参照》   『龍蛇族直系の日本人よ!』 浅川嘉富 (ヒカルランド) 《前編》
            【呉と宮島の海】

 日本の和服(着物)のことを呉服というのは、呉の人々が着ていた服だから。だからといって、元型を維持しつつも、日本語民族独特の繊細さによって、デザイン色彩共に日本化しているのは言うまでもない。

 

 

【百済経由】
 始皇帝の・・・中略・・・長子の扶蘇だが、実は処刑を逃れ、朝鮮半島南部に渡り「百済」を建国したという説が根強くある。「扶蘇」の名を取ったと考えられる「扶蘇山城(忠清南道)」にある「王興寺」は日本の「飛鳥寺」と酷似している。
 おそらく、秦の滅亡を逃れ生き延びた一族は、朝鮮半島を経て、やがて日本に上陸してきた。その子孫が聖徳太子の側近とされていた秦河勝である。(p.29)

 蘇我入鹿は新羅系、物部は百済系だ。・・・中略・・・。
 秦河勝と聖徳太子はイコールであり、名前が違うだけで同じ人物だ。(p.36)
 太宰府天満宮の鎮守府には代々、原田が就任した。・・・中略・・・原田は、全部秦ファミリーである。
 宗像市に宗像大社があるが、ここを支えている秦ファミリーは清田である。(p.36)
 苗字に「田」が付く、「○田」は、基本的に全て秦ファミリーだろう。つまり、田族=秦ファミリー。
 読者それぞれの系譜が、秦ファミリー(新羅経由・百済経由)であろうとヤマトンチであろうと、現在は協力して日本を守るべき土壇場の極めて重要な時代である。
    《参照》   『これから10年「世界を変える」過ごし方』 滝沢泰平 (ヒカルランド) 《後編》
             【新時代へ向けて、三つ巴《「サンガ」「秦氏」「闇の八咫烏」》の統合】

 

 

【吉備太秦からのメッセージ②/縄文八咫烏は最初の八咫烏】
 縄文八咫烏だけが八百万の神々のご神託により選ばれた唯一無二の存在である。
 といっても、常に存在するわけではない、必要なときにだけ選ばれるものである。これは阿部山で修業した本物の陰陽師と八百万の神々との会議によってのみ決まる。
 八百万の神々が決めたことは絶対であり、間違いはない。なぜならば宇宙の運行と自然のコントロールを間違うと宇宙がなくなるからである。その決定事項を伝えるのが陰陽師の役目であり、それを導くのが八咫烏の役目である。
 しかし、人間の行うことは両刃の剣であり、作用と反作用があるので、八百万の神々の決定の通り、すべてが実現するわけではない。人間の世界に絶対はない。しかし、今年と来年は事情が違う。
 すでにすべては決まり、準備万端整った。八百万の神々が2015年の2月4日以降に全宇宙に飛び立ち、実行に移す。すでにリーダーは決まっている。粛々とことを進めるのみである。今後の進行については、第2章末尾以降に述べる。(p.56)
 第1章は、このような記述で括られている。

 

 

【吉備太秦からのメッセージ③】
 1970年以降のアメリカは、IT技術、とくにインターネットとコンピュータ技術の進化により、それまで天使であったのが堕落して堕天使になってしまった。闇のコンピュータ帝国をつくり上げてしまったのだ。その総本山がシアトルのマイクロソフトとボーイングである。世界中のお金も情報もすべて盗めてしまうシステムをつくり上げてしまったのである。
 この事実に気づいたエドワード・スノーデンはそのすべての証拠と国家機密を持ち、海外に脱出した。命をかけた勇気ある行動であり、彼を保護したロシアのプーチン大統領の行動は人類のこれからの発展に大きく寄与するものである。
 そして、全世界の人民はインターネットによる通信とSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)という支配階級に対抗する武器を手に入れた。(p.96-97)
 中央集権的な管理支配体制に反発したジョン・レノンは、『Power to the people』 という曲を作って民衆の意識を喚起したけれど、支配者にとって不都合ったので殺されてしまった。奴らの作為を知っていたマイケル・ジャクソンも同様である。
   《参照》   『ウェブ時代 5つの定理』 梅田望夫 (文藝春秋) 《前半》
             【Power to the people】

 

 

【オバマ大統領の天皇陛下への謝罪】
 オバマ大統領は、4月23日から25日までの「2泊3日」の日程で国賓として来日、24日には、明治神宮参拝を希望した。・・・中略・・・。世界のロイヤルファミリーは、オバマ大統領が天皇陛下にきちんと「謝罪」したうえで「御礼言上」するかどうかを注視した。・・・中略・・・。オバマ大統領と英国キャメロン首相、フランスのオランド大統領の3人が、ウクライナを発火点に「第3次世界大戦」を勃発させる策動をして失敗したことだ。間一髪のところで、ロシアのプーチン大統領が食い止めた。
 オバマ大統領は、このことを天皇陛下に「謝罪」しなければならなかった。「謝罪」しなければ、「ロイヤルファンド」から資金の分配は実行されなくなる。(p.103)
 「謝罪」し「御礼言上」したから、イエレンを通じてアメリカの崩壊は防がれた。
    《参照》   『ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 中国4分割と韓国消滅』 板垣英憲 (ヒカルランド)
              【アメリカのデフォルト回避とイエレン新FRB議長】