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 タイトルにある龍蛇族とは、高山長房さんが言っているドラゴニアンのことだろう。「闇の権力」の背後にあるレプティリアンとの違いも分かりやすく記述されている。
 この本には、日本の神話や枢要な神社や関することももちろん記述されているけれど、その部分は殆ど書き出していない。『・・・直系の日本人よ!』 に関するこれらのことを確認した方は、御自分で購入して読んでください。2011年4月初版。

 

【大嘗祭の始まった場所: 幣立神宮】
 幣立神宮の春木宮司さんの著書『青年地球誕生』からの引用。
 天皇が即位されるとき、その儀式の一つに大嘗祭があります。・・・中略・・・。
 大嘗祭では、悠紀田(ユキデン)と主基田(スキデン)で育てられた稲穂を持って、天照大神をはじめ天神地祇にお供えし、誓いを立てる儀式です。・・・中略・・・。この悠紀田と主基田の歴史の初めが、幣立神宮の森の回りにある東西南北の遊水地のうち東と西の池、西御手洗と東御手洗から始まっているという口碑・伝承があります。(p.77)
 幣立神宮は太古からの歴史を持った天皇家ゆかりの地なのだということ。
 1995年に幣立神宮で再開された五色神祭に霊的な感応によって集まった人の一人であるオーストラリア人のヒーラーであるジュディス・カーペンター女子が語った言葉として、以下のように書かれている。
 幣立神宮は何世紀もの間隠されてきました。でも、世界は今、危機に瀕しています。世界が生き残るために残された、たった一つの道は、今まで隠されてきた秘密の扉を開いて、再び世界に顕すことだということを、幣立神宮ご自身はご存じだったのです。
 ちなみに、この「ヘイタテ」とは、ホピ・インディアンの言葉で「扉を開ける」という意味があるのです。(p.68-69)
     《参照》   『地球隠れ宮1万5千年のメッセージ 幣立神宮が発する日本の『超』中心力』 江本勝・春木伸哉
 

 

【西洋において恐れられている龍蛇族】
 ここで考えておかねばならないのは、龍蛇族という存在に恐怖感を覚える人々が少なからずいるという点である。・・・中略・・・・
 西洋ではその傾向が顕著であり、各地に龍退治の伝説が残されていることからも龍蛇族への恐れと嫌悪は根強いといえよう。だからこそ、かってドラゴンスター(龍座)と呼ばれていたシリウスをいつの間にかドッグスター(犬座)に変えてしまっているのだ。彼らはそれだけ龍蛇族なり龍神を恐れているのである。(p.151)
 デーヴィッド・アイクの著作からレプティリアンに関する記述が引用されているけれど、
   《参照》   『さあ5次元の波動へ宇宙の仕組みがこう変わります』 デーヴィッド・アイク&江本勝 (徳間書店)
               【レプティリアン血族】~

 それに関して、以下のように書かれている。
 アイク説には、地球を支配しようとしている存在が4次元のパラレルワールド(アストラル界の下層)を根拠にしている点や、イルミナティが彼らの支配下にあることなど一部正しい部分もあるが、レプティリアンに対しする恐怖心を強調し過ぎている点に関しては大いに問題がありそうだ。
 間違えてはならないのは、地球の創成期に人類を誕生させたレプティリアンは決して邪悪な存在などではなく、国常立尊をトップとする聖なる龍神系宇宙人たちであったことである。(p.155)
 西洋において支配的な影響力を持っているレプティリアンと、日本に源をおくドラゴニアン(龍蛇族)の違いは、下記リンクのように割り切ってとらえておけばいいだろう。
   《参照》   『日本人はドラゴニアン《YAP(-)遺伝子》直系! だから、〔超削減〕させられる』高山長房《前》
              【ドラゴニアンvsレプティリアン】
               ~【人類がレプティリアンである証拠】

 

 

【低次なネガティブと高次なポジティブ】
 レプティリアンや龍蛇族の中には「幽界」(アストラル界)に住む者と「神界」に住む者がおり、前者の一部には地球の進化を妨げようとしている邪悪な存在もいる。この種の存在とオリオン系の一部の宇宙人が地球支配を目論む地球人と手を組んだ集団が、いわゆる「闇の権力」である。ただし、龍蛇族のほとんどは人類を導く高次元の存在である。(p.217)
 「闇の権力」の背後にあるレプティリアンは、苦しみ、悲しみ、憎しみといったマイナスのエネルギー場を住みかとしている。ゆえに地上において戦争やテロや難民化や格差社会といった状況を好んで創出しようとしている。これに対して高次元存在であるドラゴニアンは、喜び、楽しさ、笑いといったプラスのエネルギーが充満する場を住みかとしている。
 人や宗教を判別するポイントもここである。自らは寄付など殆どしない人間ほど、他人を陥れるためにマイナスの噂話しに熱心であり容易に群れをなす。魂の次元の低さはこのようなところで明白である。
    《参照》   『新しいレムリア』  オレリア・ルイーズ・ジョーンズ (太陽出版) 《後編》
              【ドラゴニアンとレプティリアン】

 

 

【高次現存在の顕れ方】
 龍神たちのお姿であるが、人間界に生まれたことのある龍神や人間の守護や指導の役割を持っている龍神たちは、人間界に登場するときだけでなく、5次元クラスの高波動の神界にいるときでも、人間の形をしていることが多いようである。読者にはこの点もぜひ頭に入れておいていただきたい。高次元の存在になると必要に応じて自由自在に変身できるのである。(p.195)
 神霊界に詳しい方の話を聞いたことがある人なら、当然のこととして読めるだろうけど、現実界のことしか認めない人にとっては、なかなか理解しがたい記述かもしれない。
   《参照》   『神霊界』 深見東州 (たちばな出版)

 

 

【呉と宮島の海】
 出口王仁三郎の『霊界物語』は神話の形をとって霊的世界と人類の知られざる歴史を説いたものだが、その中に広島の呉の海に龍神が住んでいたというくだりがある。(p.201)
 ニュージーランドで龍伝説を持ち今も龍の世話をし続けているワイタハ族のポロハウ長老が、先日訪問されて広島を訪れた際に、呉の地は自分たちの遠い祖先がシリウスやプレアデスからやってきたときに、最初に着陸した神聖な場所の一つである、と語っている。
 また、これと大変よく似た話をチャネラーのリサ・ロイヤル女史が伝えている。
 彼女はこの銀河におけるヒューマノイド(人間型生命体)の歴史を詳細に解説した 
『プリズム・オブ・リラ』 (ネオデルフィ) の作者であり、私の信頼する数少ないチャネラーのひとりである。その彼女がコンタクトするプレアデス人からのメッセージによると、呉のすぐそばの宮島に大規模な宇宙人の都市があったというのだ。(p.202)
   《参照》   『ベールを脱いだ日本古代史』 坂本政道 (ハート出版) 《前編》
               【プレアデスと地球をつなぐ世界有数の「扉」】

 この書き出しに続いて、『宇宙人遭遇への扉』 から、超古代において、日本各地が世界との交流拠点となっていた様子や、日本が果たすべき役割が引用されている。
 宮島周辺は、プレアデスと地球をつなぐ世界有数の「扉」の一つです。(p.203)
 日本は、世界を統合する種族として、太古の宇宙人が期待を寄せたアジア人発祥の地です。また、公式コンタクトの有力な候補地である平和都市、広島のある国です。さらには、宇宙に通じる重要な「扉」の一つであり、地球のクラウン・チャクラでもある富士山がある国です。日本は今後の統合の時代において、重要な役割を担っている国なのです。(p.204-205)

 

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