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 地球隠れ宮というのは、九州の阿蘇南麓にある幣立神宮のこと。スピリチュアル系統が好きな人で幣立神宮のことを知らない人がいたら、かえって珍しい。春木さんは幣立神宮の宮司さん。2011年12月初版。
 下記のリンクに紐付くリンクを全部辿っておけば、その中に、幣立神宮・由緒書きの写真も掲載されているし、幣立神宮の写真に反応した水の結晶写真も掲載されている。
   《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《前編》
             【ピラミッドの語源】

 

 

【五色神祭】
江本 五色神祭の5つの色という意味は、オリンピックの五輪のマークと同じで、世界の人類を大きく五色に大別し、世界じゅうのいろいろな民族の方々が集まって、地球の安泰と人類の幸福、弥栄、世界平和、自然に対しての感謝をお祈りするというお祭りです。
 不思議なことに、世界的な霊能者や伝統的儀式を受け継いでいる民族のリーダーたち、ネイティブ・アメリカン、アボリジニ、アイヌ、ケルト、エスキモーなど、もちろん日本人もですが、神性や霊性を重んじ自然と調和していたネイティブな民族の方たちもたびたび、この幣立神宮での祭典に参加されていたそうです。この祭典は、遥か太古から行われている世界でも唯一の祭典です。
そして、何と歴史書として禁書とされている竹内文書によれば、その儀式が超古代からおこなわれていたという古い、古い、秘められた歴史もあるようです。(p.31)
 五色神祭が行われるのは5年に1回。直近の過去は2010年。次の開催は2015年。小祭は毎年行われている。

 

 

【竹内文書は幣立神宮で書かれた?】
春木  神宮皇后様の三韓征伐のときに武内宿禰公が一緒について行かれます。幣立神宮の伝承では、神宮皇后と竹内宿禰公は幣立宮にご祈願をなさって、お出かけになった伝承があります。約2年間滞在されたそうです。武内宿禰公が幣立神宮で体験したことを記録に残したのが竹内文書だろうといいます。だから竹内文書の中身は、幣立のお宮のことがわかれば理解できるのです。(p.94)
 竹内文書の主旨は、下記リンクに書かれている。
   《参照》   『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《前編》
             【日本の天皇家】

 この本には、幣立神宮に関して、ここに書き出した以外に、あまり興味深い内容が書かれていない。おそらく、タイトルに興味を持って購入した人々は、ちょっとガッカリしたんじゃないだろうか。
 幣立神宮に関しては、下記の書き出しにある本を読んだ方がいいかもしれない。
春木  最近は、浅川嘉富さんの 『龍蛇族直系の日本人よ!』 (ヒカルランド) に、幣立神宮のことがたくさん書いてありました。この本によって、日本人の役割が述べられていて、すごく参考になりました。一般的な竜神信仰とちがう宇宙観が述べられていて、すごく参考になりました。(p.128)

 

 

【アソヒノオオカミ】
春木  幣立神宮の石板に「アソヒノオオカミ」と書いてあって、その裏に阿比留文字が書いてあります。阿比留文字はいろいろな種類があって、みんな少しずつ違います。どれもほぼ似ているけれども同じではありません。
江本  僕は「アソヒノオオカミ」で水の結晶写真を撮りました。今でもそれはとても印象に残っています。(p.166)
 江本さんが撮影した「アソヒノオオカミ」(上掲写真)と「幣立神宮」と「ヤハウェ」に反応した水の結晶は、どれも基本形状が同じで、よく似ている。
   《参照》   『水はことばの鏡』 江本勝 office masaru emoto
              【 幣立神宮 <右上>】
              【 ヤハウエ(ヘブライ文字) <右下>】
春木 アソヒノオオカミの「アソ」がおそらく阿蘇の起こりだと思います。宇宙神のことをアソと言いますから。(p.169)

 

 

【乱れた服装はイヤよ】
春木  イギリスの大英航空に勤めている女性がお宮に来ました。その方は「最近、日本人がイギリスでひんしゅくを買っています。日本人の服装が汚いから、イギリスでは日本人を昔のようにジェントルマンやレディーとして扱わなくなりました。航空会社に勤めていてそれを如実に感じるから、イギリスに来るときはもっときちっとした服装で来るように、日本人に情報を流してください」と言っていました。(p.192)
 歴史と伝統のある国や地域は、やはり服装の乱れを嫌う。世界史の秘奥を託し持っている日本の由緒ある神社に詣でる時だって、ジーパンなんかは絶対にいけません。正装で。

 

 

【元元(おおみたから)の国】
春木  神様というのは、一つの価値観では動きません。常に多様なのです、
 しかも、日本の場合、料理にしろ、物語にしろ、伝統的にはヨーロッパや中国とは全く違う人々の姿があるんです。外国の料理はだいたい宮中の料理で、一般庶民の料理なんて文化として残っていないし、将軍の料理も残っていない。庶民の料理です。
江本  韓国でも宮廷料理ですからね。
春木  ・・・(中略)・・・。物語も特権階級のものしかありません。反対に、一般庶民の恋愛とか苦しみなどが、日本の文学なんです。
江本  万葉集も、驚くべきことに、防人の人も歌っているし、お公家さんも歌っているし、同じ中に載っています。
春木  差別がないですね。民のことを元元(おおみたから)と表現してあります。
江本  外国の方は驚かれますね。
春木  驚きますね。それから、絵もそうなんです。日本では一般庶民が手が出るような絵しかほとんどありません。外国は、貴族とか聖職者とか神とか、そういうものしか描きませんが、日本では聖職者みたいな者の絵なんてほとんどありません。一般庶民の楽しみのためにあります。(p.224-225)
 料理・書物(物語・歌集)・絵画などの文化の大元となる学問についても勿論同様である。
 日本は「元元の国」であるが故に、その民度の高さは世界随一である。
   《参照》   『明治という国家[上]』 司馬遼太郎 (日本放送出版協会)
             【『海游録』(平凡社・東洋文庫・姜在彦訳)という本がある】

 

 

【愛と感謝は放射能を無化する】
江本  私はこの水の放射性物質を何とか除去することはできないかと思い、当時私が使っていた波動測定機(転写機能もある)を使って、ある情報をその水に転写しました。そして再び結晶写真を撮影したのです。
 そうしたら、おぞましい結晶は、・・・(中略)・・・ 美しいまるでダイヤモンドのような結晶に変身したのです。
 問題は、このときに何の情報を転写したということですが、それはMRAのコード上でB222というものでした。そしてそれは「免疫力向上」という情報だったのです。そのときは免疫とか自己治癒能力の意味は私にはまだわかっていませんでした。しかし、その後の研究で免疫というのはストレスゼロの状態、つまりその人の体の情報が愛と感謝に満ちているときに、パーフェクトになるのだと気がつきました。
 ということは、放射能の情報は、全くその逆の情報であることが推理されます。愛の反対は「憎しみ」、感謝の反対は「恨み」ですから、憎しみと恨みという、まさにネガティブなエネルギーの塊の情報であるわけです。
 でもそれがわかれば怖いことはありません。放射能に対処するには、いつも愛と感謝の思いを持っていれば良いということになります。(p.291-292)
 愛と感謝に満ちていたら、放射のでさえ無化するくらいだから、病気にだってなりっこない。
 心(感情)は、客観的な現実がどうであるかに左右されてはいけない。イヤな奴がいるからといって、憎しみや恨みの心を持てば、自分の免疫力が低下して自分が病むだけである。
 下記は、「イヤな奴に、愛や感謝を向けるなんて、絶対無理」と思いつつ、「免疫力は向上させたい」という人にお勧めの方法。
 「愛感謝」という言葉をボトルのうえに書いたりして、対応してくださることが次善の策になろうかと私はお勧めするものです。もちろんいずれの場合でもその思いを込めて作業してくださるようお願いいたします。(p.294)
 水は、「文字に書かれた言葉」にだってチャント反応しているのは、江本さんの著作を読んだことのある人なら知っているだろう。しかし、形式的にした作業であるなら、思いを込めてした作業ほどの効果はない。

 

<了>