【「やつら」その1】
玉蔵   ロスチャイルドというのは「やつら」の血脈ネットワークの一部の家系でしかないんですよ。隠すためのダミーなんですよ。
「やつら」の本体はヴェニスの商人です。でももっと時代を遡ると、もちろんバビロン・シュメールです。・・・中略・・・。
 私が「やつら」って言っているのはザイオニスト、シオニスト。ZIONです。シオンの国を作りたい人たちなんです。・・・中略・・・。その中興の祖がヴェニスの商人です。・・・中略・・・。「やつら」の中でも中心的なのがウォーバーグ一族で、イタリアではカボート(キャボット)一族といいます。コロンブスと同時期にジョバンニ・カボートはアメリカ大陸を発見して、結局、アフリカの黒人たちをアメリカ大陸で売りさばいた奴隷貿易をやったんですよ。それで天文学的な富を得ました。別名デルバンコとも言いますが、この一族がバンコ=バンク(銀行)の由来です。・・・中略・・・。
 このカボート(ウォーバーグ)がブラウン・ハリマン銀行に出資して支配しています。鉄道会社のハリマンです。そのハリマン銀行をやっていたのがブッシュのお祖父さんのプレスコット・ブッシュです。だからブッシュ一族なんて、カボートの下働きみたいなものですね。(p.74-76)
 ドイツでヒトラーを生むことになったトゥーレ協会がらみの血族のルーツがこれなのだろう。
 下記のリンクから、そこに紐付いているリンクを5つ目の末端まで辿っておけば、【「やつら」その2】と【「やつら」その3】の関係が分かりやすくなる。
    《参照》   『これが闇の権力イルミナティの内部告発だ!』 ベンジャミン・フルフォード (青志社) 《後編》
              【トゥーレ協会】

 

 

【「やつら」その2】
 ヴェニスの商人連中はイタリア北部のロンバルディア地方で、ゲルフ派というギルドというか貴族連合を作っていたという。
玉蔵   ゲルフ派というのは、ゲルフ家というイタリア商人から始まっています。ゲルフ家は元々、売春宿を手広くやっている由緒ある女衒の家です。今では貴族などと言っていますが、元々は売春宿の経営者です。その後、ゲルフ家はエステ家になり、今はヴィクトリア女王とかイギリス王室の血筋になっています。商人たちが金にものを言わせて落ちぶれた貴族の名跡を買い取って貴族になっていったのです。(p.77)

 

 

【「やつら」その3】
玉蔵   テンプル騎士団は十字軍の後、用なしになってぶっ潰されました。その後、彼らは海賊になりました。テンプル騎士団の頭領ジャック・ド・モレーが処刑されましたが、そのどくろを持ちだして、それをシンボルに海賊をやっていたのです。・・・中略・・・。その流れはアメリカのエール大学のスカルアンドボーンズになって現代に至っています。
 よく調べるとその海賊をやってきた連中にもスポンサーがいて、それが、シンクレア一族です。それが、やっぱりイタリア商人ギルドのお仲間で、本当の名前はイタリア貴族のニコロ・ゼノ一族と言います。
 このイタリアのロンバルディアから始まって、スコットランドに流れる血族を総称してスコティッシュライト・フリーメーソンと呼ぶ人もいます。私は、黒マリアの一族と呼んでいます。彼らはエジプトのイシス神をキリスト教のマリア像として拝んでいます。
 普通マリア像というと全部白人像なのに、黒マリア像がイタリア北部からフランスに向かってたくさん見つかるのです。それはマリアじゃなくて、エジプト時代から続くイシス信仰なんです。エジプトの女神イシスとその子ホルスの関係が、マリアとキリストの関係です。イシスは黒い肌の像を拝むと昔から決まっています。
 今、世界に広まっているキリスト教は全部デタラメの作り物で、我々一族だけは本当の神様を拝んでいるという主張です。(p.79-80)
 なるほど。
 テンプル騎士団がらみは、下記のリンクに紐付くリンクを末端まで辿れば、分かりやすいだろう。
    《参照》   『次元「超」突破』 エハン・デラヴィ×中丸薫 (ヒカルランド) 《前編》
              【スコットランド、ケルト、テンプル騎士団】
              【テンプル騎士団の系譜】

 ロンバルディア地方で財力を高めた中興期の「やつら」その1からその3までの流れが、近代になってビルダーバーグを構成するグループになっていったということ。どおりで、くっついたり離れたりしながら、外からは分かりづらく複雑に絡み合ってきたわけである。
 スコティッシュライトも、本来はエジプトの霊統を秘めていた系譜だった。
    《参照》   『クラリオン星人にさらわれた私』 マオリッツオ・カヴァーロ (徳間書店)
              【聖杯とマグダラのマリア】

 

 

【イスラエルの総合商社アイゼンベルグとバチカン】
玉蔵   まとめると、イスラエルの核ミサイル・原子力発電企業がアイゼンベルグ社で、バチカンのスペルマン枢機卿(パウロ6世)、マフィア、ケネディの父親はみんなイスラエルのアイゼンベルグ人脈なんです。
 バチカンというのは昔からマネーロンダリングの拠点です。・・・中略・・・。
 昔からカトリック教会は孤児院という機能もあって、なくなった父母が遺産を渡して、その子供が成人するまで養育していました。それで養育費として遺産をバチカンが預かって運用していました。遺児を預かって養育するんだからその遺産にはもちろん課税しちゃいけない。これが元で、みんなバチカンに預けて脱税目的に使うようになってしまいました。世界中の富豪が運用してもらうためにバチカンにお金を預けたわけです。
 当たり前ですが、バチカンの中にはその集めた莫大な資産を運用する部門もあります。イスラエルのアイゼンベルグ社の経営者にFRBのアラングリーンスパンの育ての親がいます。
 つまり、バチカンはイスラエルでもあり、アメリカのFRBともつながっているんですよ。(p.134)
 「だったら、なぜケネディ大統領は暗殺されたのか?」と思うけれど、ケネディの正義感は、ビジナスの仲間内を逮捕するようなものだったから、「ふざけんじゃないよ」という意味で白昼堂々と暗殺されたということになる。落合信彦の『2039年の真実』に、ケネディ暗殺犯として軍産複合体とマフィアによる説が書かれていたけれど、その裏付けはこの本に詳細に書かれている。
 下記リンクも参考になるだろう。
    《参照》   『メルトダウンする世界経済』 ベンジャミン・フルフォード (イースト・プレス) 《後編》
              【2039年の真実】

 

 

【マッチポンプの実例】
玉蔵   ナチスと言えばブッシュですが、ブッシュの銀行にハリマン銀行というのがあります。ブッシュは元CIA長官ですよね。ハリマン銀行はだからCIA銀行です。このハリマン銀行は、バチカンの資金管理銀行アンブローシア銀行の株式の半分を持っていました。バチカン銀行総裁は、良く知られたフリーメーソンのP2ロッジのポール・マルチンクス大司教です。ヨハネ・パウロ1世を就任後33日で暗殺したと噂された人でした。
 ちなみにアメリカ国民は、多くの人がキリスト教を信じていますが、その一大勢力にキリスト教原理主義があるのはよく知られた話です。一番の票田といわれるのがキリスト教原理主義者です。そのキリスト教原理主義の慈善団体を通じて集めた資金は北朝鮮に送金されています。
 この慈善団体からの送金をずっとやっているのがバチカンのアンブローシア銀行です。スイスの北朝鮮の銀行口座、金聖銀行に送られています。
 キリスト教原理主義協会の立ち上げはアル・ゴアのオクシデンタル石油も資金を出しています。ゴア一族は、原発と核ミサイル原料製造のアライド・ケミカル社(現ハネウェル)を経営しています。アル・ゴアさんが「二酸化炭素を減らせ!」と運動しているのは温暖化詐欺といわれていますが、単純にいうと原発を売りたいからです。
 ブッシュ時代の副大統領、チェイニー副大統領の部下はアイゼンベルグの顧問弁護士でした。やっていることは単純で、アル・ゴアのアライド・ケミカルが北朝鮮に濃縮技術を売って、核ミサイル開発をやらせる。それを日本が怖がって核ミサイル会社レイセオンから迎撃用のパトリオットを買う。レイセオンの親会社がアイゼンベルグです。
 単純な営業行為でよく言われるマッチポンプというやつです。(p.136-137)
 グルたちがグルグルになって世界を混乱させつつ暴利をむさぼっている姿がよく分かるから、長いのをあえて書き出しておいた。
 こういうことを理解した上で、世界の政治経済情勢に関してテレビ番組に出ているジャーナリストの誰々さんとか、何とか銀行の誰々さんが言うコメント内容を注意深く聞いていれば、その人物のお里が知れるわけです。
 今時、環境問題の裏側を理解していない人はいないと思うけれど、あえてリンクしておこう。
    《参照》   『ほんとうの環境問題』 養老孟司・池田清彦 (新潮社)

 

 

【「やつら」の「新しい権力】】
サアラ  この間、玉蔵さんと、今度「やつら」はいいことをやるぞというアピールをするんじゃないかと話しましたね。その伏線として「THRIVE(スライブ)」を作らせたんですね。今まで「やつら」のエージェントとして忠実に働いてきた組織や国家やしくみに悪役を担わせて失脚させて、ニューフェイスを立てて、「新しい権力」を作りました。
 でも、これをいうとまた、MIB(メンインブラック)に追われるんですよ。実は新しい「やつら」の顔は韓国と華僑です。そんな言い方をするとまた誤解を招くでしょうね。
 韓国という国家や国民自体はまったく関係ないことですよ。ただ、今までアメリカという国がやつらの良いように利用されてきたのと同様に、韓国や華僑を使い始めたのです。だから彼らは犠牲者となりかねない。
 もちろん「やつら」は彼らにそんなふうにはみじんも思わせませんよ。むしろやっと我々が日の目を見るときが来たと思わせるでしょう。・・・中略・・・。
 韓国と華僑の新しい権力がものすごい勢いで今、世界中を飲み込んでいます。すごいですよ。・・・中略・・・。
 さすがにここでは詳しいことはお話しできませんが、新しい「やつら」の中枢はすでに世界中の銀行を握りました。
玉蔵  「やつら」の13血流というのがあって、そこに李嘉誠というのがいますね。それなんですか?
サアラ  それかもしれないですね。それがすごいスピードで台頭してますよ。 (p.150-151)
 下記2書のタイトルが示すように、世界権力中枢の移動が、着実かつ急速に行われているということらしい。
    《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店)
           『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (下)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店)
サアラ  「見せかけ」を変えたんですよ。今までのような製薬会社だったり、ロスチャイルドとかロックフェラーみたいな、あの人たちは単なる使いっぱしりだから、その人たちが使えなくなることを見越してすでにアジアの精鋭部隊を仕組んでいたのです。
 例えば李王朝にしても、その人たちはまだ自尊心がある。ロスチャイルドとかロックフェラーと違うので、本当はこっちのほうが使いやすいんですね。だから後まで残しておいた。ただ、この人達は天皇家とは仲が悪い。(p.169)
 近年の日韓関係・日中関係が改善しない理由の一つは、世界の金融を支配しつつあることによる傲然たるやつらの自信なのだろう。
玉蔵  この李嘉誠はシンガポールでハチソン・ワンポアという港湾会社をやっています。李嘉誠の息子は、日本では東京スター銀行をやっています。東京スター銀行は元、東京相和銀行というんですが、港湾事業専門の融資をやっていた銀行です。それを李嘉誠の息子は買収したんです。・・・中略・・・。港湾事業を抑えるというのは世界の流通を押さえるのと同じなんです。(p.163)
 インド洋に面したグワダル港の整備を行っているのも李嘉誠の資本だろう。
    《参照》   『ブラック・スワン降臨』 手嶋龍一 (新潮社) 《後編》
              【グワダル港】

 

 

【ゾンビにならないために】
サアラ  これから意思がない人たちはゾンビと化します。地球の振動数が上昇するときにできる次元のひずみからどんどんいろんなのが入ってきています。エンジェルに乗っ取られちゃう人がいっぱいいるかも。最近ちょっとおかしいと思う人がいますよね。
―― 殺人を犯す人で変な供述をする人がいます。耳元で「刺せ、刺せ」といわれたから刺したとか。
玉蔵   取りつかれちゃったんですね。・・・中略・・・。天変地異が起きるようになってくると、今までの価値観が全部崩壊します。よく「けものと人間に分かれる」と言うけれど、今の肩書とかおカネを目標にしている人はけもののほうにいっちゃうでしょう。世間に振り回されずに、自分の物差しというか羅針盤をしっかり持っている人じゃないと、生きていけないような気がします。
サアラ そうですね。ゾンビになると思いますよ。スピリッチュアルなことに興味があって、現実を直視しないでそっちの世界にのめり込んでいた人とかもすぐゾンビになりそう。(p.228-229)
 意志の有無は重要。
 車の運転に喩えたら、アクセルを踏まずにカーブを曲がろうとすれば遠心力に支配されて横転してしまうけれど、アクセルを踏んでいれば、遠心力は前進する加速度で緩和されて安定的に曲がることができる。車の運転をしている人なら、体験的に理解できるだろう。「意志」は「アクセルを踏んだ状態(加速状態)」に、「遠心力」は「次元のひずみからの魔物による憑依状態」に相当する。
 意思が明確でなく、常にボーっとしていると、本当に低次元の魔物に魂を占領されるのである。勿論、元々の心がけが悪い人は、容易に魔物と波長が合うから招き入れ憑依になる。
    《参照》   『ヒーリング・プラクティス』 レバナ・シェル・ブドラ (メディアート出版) 《後編》
              【常に覚醒していること】

 

 

【木星と土星のプロジェクト】
サアラ  地球は、想像を絶するほど慈悲深い星で、私たちは地球に迷惑しかかけていないにもかかわらず、地球は全員で次のステージに上がりたいと頑張っていたのです。・・・中略・・・。
 最近、木星と土星がどうも共同でプロジェクトを立ち上げていて、有益な微生物を散布する計画でした。木星は微生物のテクノロジーがものすごく進んだところです。・・・中略・・・。地球も同じことが適用できることがわかっているので、彼らは一生懸命研究して地球を調べて、地球が元気になるような微生物をまいたり、人体に入ってガンやその他の病気をつくるウイルスを変化かさせられるようなウイルスをばらまいてくれようとしていたんです。
 そして土星はそれを運ぶ技術がすごく長けている。・・・中略・・・。
 ところが、それで地球に接近してみると、予想を上回る悲惨なことになっていた。次元のひずみがいっぱいできていて、そこからワンサと意識の低いETたちが侵入しようとしていたり、それを阻止しようとして威嚇用のレーザーを放ったりしている大型のシップもいて、木星と土星の船は上手く潜入することができずにこのプロジェクトは頓挫せざるを得ませんでした。
 前述したとおり、1999年くらいまでにはこのプロセスは終わってたはずなのに、これだけ時間がかかってしまったのは、地球が全員を連れていきたいんだとがんばったからです。
 地球はこれ以上タイミングがズレると宇宙全体の進行の足を引っ張る、ここがタイムリミットだと判断したので、すごく高潔に彼女は「この先の進路は、それぞれに選択の自由を与える」と決断しました。(p.231-232)
 地球全体での(全人類同時の)アセンションは、もうないのだ、ということ。
 ガイアにとって最善のミッション達成はもうありえない。多分、このことはもう5年ほど前にはっきりしていた。後は、ひとりひとりが個々に有するハートの機能によって、それぞれに進路を選択することになる。

 

 

【「ノージャッジメント」の重要性】
玉蔵   生き残る人とそうでない人に分かれてしまう・・・。
サアラ  ・・・中略・・・おそらくかなりの人が亡くなるでしょうね。そうすると、いろんな意味で状況が変わっていきます。
玉蔵   結局、死ぬのは天変地異・・・。生き残った人たちは、新しい文明に行くのですか?
サアラ  DNAが変わるということは、自分たちの記憶も全部変わる。だから新しい次元に進む選択をした人たちは、逆にこの次元で止まる人から見たら死んでしまったと認識する可能性が高いと今は思っています。
 なぜならすでに、地球は複数のチャンネルがあって別の現実を個々に与え始めているからです。DNAが変化するのは修行したからでもないし、努力したからでもない。問題は、実はハートの機能なんですね。だから、単純に心が発達してないのはまずい。心に柔軟性があって寛容性が高ければDNAは変化しやすくなります。理由は人間が持っているシステムがそのように設計されているからです。(p.233)
 この付近の記述内容は最も重要なので、あえて全部は書き出さない。
 他にも重要な箇所はいくつかあるけれど、それらも到底書き出しきれるものではない。
 自分で本を買って、きちんと読みとるべき。