ルーチンワークではキャリアは築けない。自分だからこそ課題を発見し解決するの企画力と実行力が重要 | Career Doctor野津卓也の「賢者のキャリア」

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《自分らしさ》を活かして、社会に価値を提供し続けられる「ライフキャリア構築」のヒントを紹介しています

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今日のキャリア相談者は、小さな会社で総務・人事の仕事を
やっている方でした。

聞くところによると、日々のルーチンの仕事をこなしていることが
キャリアだと考えて一所懸命やっているとのこと。

しかし、残念ながら、ルーチンワークでは、キャリアにはなりません。

私がキャリアガイダンスしたのは、「ルーチンの仕事は、いつか
あなたの手から離れていきます」「そして、それはいつかリストラ対象
になってしまう危険性があります」と示唆しました。

何故ならば、ルーチン業務は、あなたよりもうまくできる人がいつか
現れるからです。


多くのキャリア相談者に勘違いしているのは、「目先のルーチン
ワークをひたすらこなしていれば、キャリアになる」という
ことです。


あなたが次なるキャリアを考えるならば、「ルーチンワークではない
社内で抱えている課題や問題に自分しか考えられない企画をして、
実施して、その成果を次の企画に生かす」ことです。


つまり、「ルーチンの仕事をやっていても、正直転職や再就職のアピール
ポイントにはならない」という現実を理解し、次なるキャリアを
目指すことです。

ルーチンワークは出来て当たり前で、会社はもっと「あなたの存在を
アピールする仕事を期待しているのです」


転職や再就職でのアピールポイントに不可欠なのは、
「自分の感性で組織の問題を発見し、その解決策を自ら企画し、
周りを巻き込んで取組み、その成果はどうだったのか」、
ということです。

この企画には、あなたの問題意識や課題発見がベースになります。
会社の誰よりも違う、問題意識と課題発見力があって、それを
解決する力があれば、会社があなたを放っておくことはありません。

この企画力とは、単なる企画しただけではなく、その内容を実施・
行動して結果や成果がどうだったのか、をしっかりと吟味して
失敗・成功を次の企画に生かすことが本来の「企画力」なのです。


日々ルーチンワークの追われている人は多いと思います。
しかし、その仕事に翻弄されるのではなく、自分の気づきや
課題で組織の問題点を解決できる挑戦をやって頂きたいです。

それが、本当のキャリアであると確信を得られる事と思います。


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