社会に通用する持続可能な人財としてのキャリア構築が重要 | Career Doctor野津卓也の「賢者のキャリア」

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《自分らしさ》を活かして、社会に価値を提供し続けられる「ライフキャリア構築」のヒントを紹介しています

こんにちは、  
Career Doctorの野津卓也です。  

最近クライエントになったSさん。  
彼は大手重工業メーカーでエンジニアとして  
長年勤めてきましたが、転職をしたいと、  
私にアプローチがありました。  

転職をしたい理由は、

勤めている会社は大手とはいえ、 

成長産業ではない会社の将来に期待が  
持てなくなった。  

新規事業も立ち上げてはいるものの、  
旧い企業文化が足を引っ張って、  
なかなか明るい展望が見えないため、 

 
とのこと。  

だからといって、

安易に転職エージェントに片っ端から

コンタクトするのではなく、  

将来エンジニアとして通用するのかどうか、  
今、しっかりとキャリアビジョンを  
考えて、違う職種へのキャリアシフトへの  
可能性も見極めたいとのこと。  

最近の転職ブームに乗っかって、

盲目的に今までの仕事やキャリアの延長線で  
転職先や職種を選んで、後で後悔する人が  
多いですが、  

Sさんのように、転職の前にしっかりとキャリア  
ビジョンを構築して、今までのキャリアや  
スキル、経験などが将来も通用するかどうかを  
考えている人は、実は少ないのです。  

特に、エンジニア系のキャリアは、

その業界や技術スキルなどが、

いつまで  旬でいられるかが重要です。  

私がSさんにアドバイスしたのは、  
「組織や会社に通用する人材だけではなく、  
人や社会の課題を解決して価値交換  
できる人財になりましょう」と。  

ほとんどの人は、目先の組織や会社で  
通用する人材しか目指していません。  

組織や会社で通用する人材(この材は、  
他者に代われる材料の材)で満足している  
だけでは、定年後はキャリア難民になって  
しまうかも知れません。  

なぜなら、技術革新が進んだり、海外との  
競合が激しくなっていくと、  
その組織や会社の事業がだんだん衰退して、  
そこで培ったキャリア(スキル、経験など)が  
陳腐化して使い物にならなくなるからです。  

しかし、「社会に通用する人財(社会になくては  
ならない財産としての人財)」は、  
絶えず、組織や会社の先にある「人や社会と  
価値交換できるキャリア」を時代の変化に適合  
させていくので、キャリアが陳腐化することは  
ありません。  

これからの人生100年時代では、より長期的な  
スタンスで、持続可能な人財としてのキャリアを

構築していくことが必須となります。  

そして、「社会に通用する人財になるには、  
社会の課題を解決できるキャリアの構築」が

重要になります。  

私はSさんと「ライフキャリアの核」構築で、

まずはミッションとキャリアビジョンについて、

じっくりと考えることにしました。

 

ミッションやキャリアビジョンが明確でないと、

このまま同じジャンルのエンジニアでいくのか、  
または、違うキャリアにシフトするのかが

検討できないからです。

 

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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。