「キャリア難民」にならないためには、ライフキャリアの目的と方向を決めることが重要 | Career Doctor野津卓也の「賢者のキャリア」

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《自分らしさ》を活かして、社会に価値を提供し続けられる「ライフキャリア構築」のヒントを紹介しています

こんにちは

 

キャリアドクターの野津卓也です。

 

先ほど、東京在住のクライエントとのセッションを終えました。


このクライエントとは「ライフキャリアの核」を構築する
セッションをやっています。

「ライフキャリアの核」とは、人や社会に果たすべきミッション、定年後も社会と価値交換するためのキャリアビジョン、他者との違いを明確にしたアイデンティティなどの「ライフキャリアの目的と目標」を構築するものです。

 

私がクライエントに課題をお願いして、その回答をもとに一緒に検討しています。

クライエントから、
「野津先生の課題をしていくと、やるべきことが
明確になります。それと、不思議なことに思った方向性の
モノ(仕事や人など)がやってくることがあります。」との

コメント。

これは、他の多くのクライエントも同じことをよくいっていますが、人は進む方向や目的が明確になって行動し始めると、望む仕事や人脈などが向こうからやってきます。

 

このクライエントも転職活動をしていましたが、なかなかうまくいかず、私とミッションやキャリアビジョン が明確になってから

は、意中の求人がくるようになりました。

 

これを世間では「引き寄せの法則」とかいっていますが、
これは、全ての人間が持っている能力です。

しかし、多くのキャリアで悩んでいる方々は、自分自身でキャリアの目的や方向を、自分自身で考えて決めていません。

 

組織や会社の仕事を盲目的にこなすことがキャリアになると、勘違いしているようです。

 

例えば、次のような質問にすらすらと答えられるでしょうか?

 

・なぜ、その仕事を選んだのか?
・なぜ、その業界、会社、職種なのか?
・なぜ、そのキャリアなのか?
・なぜ、そのミッションなのか?
・なぜ、そのキャリアビジョンなのか?
・なぜ、その転職先なのか?
・なぜ、その仕事でも定年後も社会と価値交換が

 できるといえるのか?
・なぜ、そのキャリアで人生100年時代を

 生き残られるといえるのか?etc.

このようなライフキャリア構築において、本質的なことを
よく考えて決めずに、社会通念や親や周りの価値観によって、
同じレールに乗っかろうとすると、

いつまでたっても、本来、自分自身が進む方向は分からず、
他人の価値観によってコントロールされてしまい、何も引き寄せません(むしろ、嫌なことを引き寄せてしまいます)。

 

やらされ感で仕事をyっても、面白くないし、何よりも将来に意繋がるキャリアにはなりません。

 

また、多くのキャリアコンサルタントが行っているキャリア支援は、就職や転職など、組織や会社に入ることが中心になっていますが、重要なことは定年後も社会に通用するキャリアをどのように構築していくか、ということです。

 

本来、長期的なスタンスでのライフキャリア構築に欠かせない3要素(ミッション、アイデンティティ、キャリアビジョン)についても、全く手つかずの状態です。

 

このまま放置しておくと、定年後に仕事がなくなり「キャリア難民」になってしまう危険性が大いにあります。

 

政府は公的年金の支給時期をどんどん先送りさせる計画を打ち出しつつあり、現行の65歳定年後も働き続けられるようなキャリアを構築しておくことは必須です。

 

私がクライエントと一緒に取組んでいる「ライフキャリアの核」構築のセッションは、クライエント自身で人生やライフキャリアに必要なコンセプトを決めて、定年後も人や社会と価値交換するための唯一無二のプログラムです。

 

「ライフキャリアの核」構築の概要については→

https://www.career-identity.com/%E5%80%8B%E4%BA%BA%E5%90%91%E3%81%91%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9/

 

今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。

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