「キャリア難民」にならない本質的な転職とは | Career Doctor野津卓也の「賢者のキャリア」

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《自分らしさ》を活かして、社会に価値を提供し続けられる「ライフキャリア構築」のヒントを紹介しています

こんにちは

キャリアドクターの野津卓也です。

 

最近、転職の相談が多くありますが、
長期的な戦略のない転職活動をされている方が
多いようです。

 

例えば、

「仕事が気に食わない」

「職場の雰囲気が悪い」

「上司など人間関係が悪い」

「会社の将来性がない」など、

 

転職をする理由が、

「とにかく、今の会社から離れたい」

という表層的でネガティブです。

そして、数社の転職エージェントに登録して、
今までの仕事の延長線で紹介された会社で、

条件がいい会社を選んで応募しています。

これは、非常に近視眼的な転職であり、
将来のキャリアには結びつきません。

転職の本質的な目的をしっかりと
把握することが重要です。

その前提として、明確なキャリアビジョンが
必要となります。

 

キャリアビジョンと連動しない転職は

意味がありません。

キャリアビジョンとは、定年後も人や社会と
価値交換して生活費を稼ぐために、

いつまでにどのような仕事で専門性を高め、
どのくらいの収入が得られるようになって
いたいかという目標のことです。

転職とは、このキャリアビジョンの実現に
必要なキャリアを構成する「専門知識・スキル
(資格)・経験など」を習得するために、
業界、会社、職種を戦略的に変えると
いうことです。

その転職のタイミングは、今の組織や会社で
習得するスキルや経験が望むレベルでは

なくなった時です。

明確なキャリアビジョンがあって、それを
実現させるための手段として意図的に転職する
ということが本質的な転職です。

よって、会社選びも目先の会社名、待遇よりも、
必要とする専門知識、スキル、経験などを
習得できる組織・会社かどうかが重要な条件になります。

転職エージェントは、今までの仕事の延長線で
マッチングしそうな会社を機械的に紹介してきますので、
どのような会社を紹介してほいのかを、
しっかりと伝える必要があります。

もし、合致する求人がなければ、自ら探して

求人が出ていなくても、自身を売り込む
ことをクライエントに指導しています。

事実、私も商社から求人がない

経営コンサルタント会社に、自身を売り込んで入社した
経験があるからです。

ほとんどの人は就職時に、明確なミッションや
キャリアビジョンを持って会社選びをして
いませんので、

今の仕事に満足してなかったり、違和感を
感じつつ我慢しながら仕事を続けている人が
多いと思います。

 

なので、上記のようなネガティブな転職希望

しかでてこないのでしょう。

 

この状態で、現状逃避的な転職をやっても、
同じことの繰り返しとなり、いずれ「キャリア難民」

になってしまいます。


転職の前に、定年後も人や社会と価値交換
するために、ミッション、キャリアビジョンを
しっかりと構築することが肝要です。

 

さもなければ、いつまでたっても、深層的なキャリアの
課題を解決することはできません。

 

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今回も最後までお読み頂き、ありがとうございます。