ニューヨークのインテリアには欠かせない、ミッドセンチュリーモダン のインテリア。
戦後の好景気に沸いた1900年代半ば(ミッドセンチュリー)のアメリカでは、ヨーロッパから起きたモダニズム運動の流れを引継ぎ、現代の主なモダン家具の源流となる、多くの家具が作られました。
アメリカを代表する家具メーカー、ハーマンミラー (Herman Miller) 社はジョージ・ネルソンやチャールズ&レイ・イームズ夫妻とともに、数多くのミッドセンチュリー家具を世に送り出します。
また、ニューヨークのノル (Knoll) 社は、エーロ・サーリネンら巨匠デザイナーとコラボレートした、ミッドセンチュリーモダンの名作家具メーカーとして知られています。
これらの家具メーカーによって、20世紀半ばを中心にアメリカでデザインされた家具やインテリアを「ミッドセンチュリーモダン」と呼びます。
ミッドセンチュリーモダンインテリアの特徴は、チークやウォルナットといったブラウン系の伝統的な木材と、金属、ガラス、ビニール、合板、などの非伝統的な素材が自由に使われていること。
そして、シンプルで機能的なミッドセンチュリー家具は、ニュートラルな色から大胆な色まで、幅広いカラーバリエーションを調和することができます。
ミッドセンチュリーの巨匠たちの作品を使用した、またはそれらにインスパイアされた家具を施した、ニューヨークのミッドセンチュリーインテリアを見ていきましょう。
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