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今回は、ちょっと番外編として、東京のインテリアをNYシックな視点で見ていきたいなと思います。
最近はSNSで、有名人の方のご自宅の様子を拝見できる機会が増えましたよね。
私も、アメリカに住みながら有名人の方々のご自宅をネットを拝見し、日米のインテリアの親和性や違いを感じることができたりと、様々なことを考えるきっかけとなっています。
そんななか、これはとてもNYシックだなぁ、、!と感じさせられる有名人のかたのご自宅やインテリアがあります。
それは、滝沢眞規子さんのご自宅。
タキマキこと、モデルの滝沢眞規子さんのご自宅は今や、インテリア好きのかただけでなく、あまりにも有名ですね。
SNSを使って、ご自宅の様子を積極的に発信されています。
ご主人はアパレルブランド、ネイバーフッドのデザイナー兼社長の滝沢伸介氏。
タキマキ邸は、タキマキさんの華やかなファッションやライフスタイルと相まって、セレブ感漂う豪華なご自宅、というのが一般的な認識かと思います。
でも同時に、実はアートに溢れたとてもこだわりのある、クリエイティブなインテリアだという本質的な側面があります。
その強固なベースとなっているのは、ご主人である滝沢伸介さんの一貫とした美学。
滝沢伸介さんのインスタグラムを拝見すると、滝沢邸のインテリアに反映されている世界観やクリエイティブなエッセンスに触れることができます。
滝沢邸をデザインしたのは東京のジェネラルデザイン建築事務所。
滝沢伸介さんが経営するネイバーフッドのオフィスビルもジェネラルデザインが手掛けており、滝沢さんのデザインに対してのフィロソフィーがご自宅でも共有されているのがわかります。
大きな生け花がフォーカルポイントとして設定されているのが最大の特徴の、ロフトタイプのリビング。ソファはフェラーリなどのシートを手掛けるイタリアのポルトナール・フラウのもの
インダストリアルなキャビネットは歯科医院で使用されていたものだそう
壁の装飾はセネガルから取り寄せたもの
吉徳のダースベイダー鎧飾りと、後ろにはニューヨークネイサンズのフォトアート
オープンキッチンの椅子はノル(Koll)のベルトイアチェア
子供部屋はミッドセンチュリーモダン
上階の壁にはNYのアーティスト、カウズの作品と、滝沢家には欠かせない多肉植物のコレクション
こちらの壁の作品はNYのアーティスト、フーチュラのもの
Credit:Very
キッチンを改装する前のリビングの2階にはブルックリンのアーティスト、スタッシュの作品が並んでいます
Credit:Very
お正月飾りの滝沢邸。手前にはハーマンミラー社のネルソンのプラットフォームベンチ。フロアランプはアルコ
滝沢家のインテリアカラーは、典型的なブラック&ホワイトです。
B&Wのベースカラーに、ヴィンテージやモダン、多国籍で有機的なものまで、滝沢氏の審美眼のもと厳選されたアイテムがアーバンで開放的なロフトの空間に、まるでアート空間のように配置されています。
そしてこの美意識に加えて、ご家族を大事にされる人間味溢れるカルチャーをご夫婦で共有し、インテリアのアップデートも決して怠たらない滝沢邸。
常に進化し続ける滝沢夫妻の住まいは、ニューヨークのインテリアスタイルの王道といえます。
パワフルな滝沢ご夫妻のアーバンモダンなインテリアは、東京のなかで今最も上質で洗練された、ニューヨークらしいスタイルなのではないでしょうか。