ワインは素敵な恋の道しるべ -70ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

9月のある休日、しづちゃんと飯田橋のお店で待ち合わせ。

八重洲にあった南インド料理の名店、『ダバ・インディア』が街の再開発のために惜しまれながら閉店したのは2023年4月2日のこと。

友人たちと『ダバ・インディア』を最後に訪問したのは2018年9月だった。

その後はコロナもあり、訪問できないまま閉店となってしまった。

 

友人たちと訪問時の記事はこちら。

 

もうあの味を楽しむことができないのかと思っていたら、後継店といえるお店が二店舗開業した。

ひとつは『ダバ・インディア』の元の店長の柳谷さんのお店で、飯田橋で2023年4月25日に開店した、『トウキョウ・バワン』。

シェフは、『ダバ・インディア』の元のコックを起用。

もうひとつは『ダバ・インディア』の運営会社のお店で、新御茶ノ水で2023年5月12日に開業した、『インディアン・ストリート・フード&バー ゴンド』。

 

今夜は『トウキョウ・バワン』を訪問。

開店10分前に店に着くと、店の前には既に数人の行列。

 

私は予約しているので並ぶ必要はないのだが、次々と客が訪れ列が長くなっていくので、一緒に並んで待つことにする。

店内ではスタッフが開店準備に忙しそう。

 

開店時間となり、客が次々とテーブルを埋めていく。

ほとんどが予約客で、予約なしで訪れた客はカウンター席に案内されているようだ。

 

まずはインドビールで、しづちゃんと乾杯。

『ダバ・インディア』にご一緒したメンバーに声をかけたが、急だったこともあり、二人だけでの訪問となった。

 

しづちゃんのビールは、マハラジャ。

私のビールは、ゴッドファーザー。

インドには30回ほど訪問し、何時もキングフィッシャーを飲んでいた。

でも、ここにはキングフィッシャーは置かれていない。

 

ゴッドファーザーは少しもっちりした感じのラガー。

原材料欄を見ると、米も使われている。

 

バニールとパクチーのサラダ。

バニールはインドのチーズ。

 

二人ともパクチーが大好きなので、たっぷりのパクチーが嬉しい。

 

オニオンチーズドーサ。

ドーサは南インドの伝統料理。

吸水させた米と豆をすりつぶして発酵させ、その生地を薄焼きにしたもの。

 

ドーサの中には、タマネギとパクチーとチーズがたっぷり。

ドーサにはMサイズとLサイズがあり、これはM。

Lはどれ程大きいのだろう。

 

お供は、サンバル、ココナッツ、カラチャツネ。

 

ドーサを切り分け、一つはサンバルで。

もうひとつはココナッツにカラチャツネで。

なかなか美味い。

 

ビールの次は、白ワインをボトルで。

グローヴァー・ザンパが造る、グローヴァー、アート・コレクション、ソーヴィニヨン・ブラン、2022年。

グローヴァーはインドのワインの中では、スラ・ヴィンヤーズと並んで私が好きなワイナリー。

インドには400を超えるワイナリーがあり、私はその内50種類あまりを飲んでいる。

その中ではこの二つのワイナリーが秀逸なのだ。

エチケットに使われている絵の作者は、インドの有名な画家、リニ・ドゥマル。

 

スラ・ヴィンヤーズを始め、インドのワイナリーの多くがムンバイの北、ナシクに本拠地を構えるが、グローヴァーの本拠地はカルナータカ州のバンガロール近郊。

 

フレッシュな果実味を持ち、酸は控えめだが、爽やかな飲み口。

フランスのミシェル・ローランの指導を受け、三代にわたって国際品種のぶどうによるワイン造りを続けている。

エチケットにもミシェル・ローランの名前が入っている。

 

ワダはブラックペッパーやショウガが入った揚げ物。

 

薬味はサンバルとココナッツ。

 

ワダにはサンバルがよく合う。

 

飯田橋の南インド料理のお店、『トウキョウ・バワン』で、しづちゃんと過ごす楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

5月のこと、「アトレ竹芝タワー棟」の『シンガポール・シーフード・リパブリック東京』での早い時間のディナーを済ませると、お隣の「アトレ竹芝」にある、四季劇場に移動する。


ここには四季劇場の”春”と”秋”があり、今夜の公演は”春”。

 

三か月前に購入しておいた電子チケットを読み取り機にかざし、入場。

 

平日だが、隅の数席を除けばほとんど満席。

私たちのチケットは一番良いS1ではあるが、四季の会に入っていないので一番前のブロックは取れず、二番目のブロック。

それでも最前列で前が広いので、足を延ばして観劇することができる。

 

騒めいていた館内が静まり、いよいよ舞台の幕が開く。

ここからは撮影禁止。

以下の写真は、劇団四季のH.P.からお借りした。

 

私が初めて劇団四季の舞台を見たのは大学一年の時、「ジーザス・クライスト=スーパースター」だった。

当時お付き合いしていた東京女子大演劇部の彼女に誘われたのだ。

演出は浅利慶太、キリスト役は鹿賀丈史、ユダ役は飯野おさみ、マリア役は島田祐子、劇場は今は無き中野サンプラザだった。

 

参考までに劇団四季の紹介ヴィデオを貼り付けておく。

 

姉、エルサの戴冠式を前に歌い踊るアナ。

演じるのは荒巻くるみ。

この舞台では、オリジナルの楽曲に加え、10曲以上の新曲が加えられている。

 

アナとハンスの出会い。

ハンスを演じるのは、杉浦洸。

 

エルサの戴冠式。

この後に悲劇が訪れる。

エルサを演じるのは、森川温子。

 

前半最大の山場、エルサが歌う「Let It Go」。

森川温子の圧倒的な歌唱力に息を飲む。

歌い終わったときには万雷の拍手。

ちぃさんも私も感動のあまり涙が止まらなくなってしまった。

 

クリストフの踊りの見せ場。

素晴らしい歌唱と踊りに陶酔する。

演じるのは、笠間大樹。

 

真実の愛に救われた、エルサとアナ。

右端に見えているオラフ、小林英恵の演技が光っていた。

終演後には三回のカーテンコール。

最後にはスタンディングオベーションとなった。

 

脚本は、アニメーション版で監督も務めたジェニファー・リー。

作詞・作曲は、「Let It Go」でアカデミー歌曲賞を受賞したロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻。

そして演出は、マイケル・グランデージ。

 

キャストも貼り付けておく。

現役時代は毎年秋にニューヨークに旅し、リンカーンセンターでのニューヨークフィルのガラコンサート、ブロードウェイでのミュージカル、そしてジャスクラブ・オブ・ザ・イヤーを獲得したジャズクラブ訪問を楽しんでいた。

主要なミュージカルのほとんどはブロードウェイで観ていたので、劇団四季からは離れてしまっていた。

これからは日本で歌舞伎だけでなく、ミュージカルも楽しむことにしよう。

 

興奮冷めやらぬまま、帰途に就く。

浜松町駅に着くと、明るく輝く東京タワー。

久し振りにミュージカルに感動した、楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

5月のこと、ちぃさんと竹芝の『シンガポール・シーフード・リパブリック東京』で過ごす楽しい夕方の続き。

ディナーの後には、四季劇場”春”で「アナと雪の女王」を鑑賞する予定。

 

イタリアのドラフトビール、ペローニ・ナストロアズーロを飲み干すと、白ワインのボトルを開栓。

 

コート・デュ・ローヌのメゾン・レ・アレキサンドランが造る、ル・カバノン・デ・アレキサンドラン、ヴィオニエ、2022年

 

ちぃさんと乾杯。

 

食べているのはマッドクラブのチリソース。

この料理に合うと思い、ヴィオニエを選んだ。

 

爽やかな柑橘系の白い花の香り。

ヴォリュームのある果実味を持ちながら、後味はすっきりとした辛口。

これは思った通り、チリソースのマッドクラブによく合う。

 

〆の料理は、泰咖哩蝦、カレープラウン。

 

スパイスが効いたカレーとココナッツシーズニングオイルが海老によく合って美味い。

カレーの中には、大きな海老がゴロゴロ。

 

ジャスミンライスを追加。

 

ジャスミンライスにかけて食べるとスプーンが止まらなくなる。

 

海老は口いっぱいの大きさ。


食事を終えると、「この紙エプロンが懐かしいね」、ということで記念撮影。

 

写真の主役は紙エプロン。

 

窓の外に目をやると、墨田川遊覧の船がやってきた。

この船は”竜馬”で、私も二度ほど乗船したことがある。

そしてその後ろには特別な船が。

 

この船は漫画界の巨匠、松本零士さんがデザインされた、”ヒミコ”。

 

松本零士さんデザインの船は、この”ヒミコ”の他に、”ホタルナ”と”エメラルダス”の2隻がある。

 

満腹満足で店をあとにすると、いよいよ四季劇場に向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

今夜は時系列を飛び越え、時事ネタの記事をアップ。

5月のこと、ちぃさんと浜松町で待ち合わせ。

今夜は、四季劇場”春”で「アナと雪の女王」を鑑賞する企画。

 

浜松町駅を出ると、竹芝方面に歩を進める。

今夜は雨の予報。

鉛色の雲が空を覆う。

 

向かったのは、「アトレ竹芝」。

ここに劇団四季の四季劇場”春”と”秋”がある。

 

でもその前に、お隣の「アトレ竹芝タワー棟」にあるディナーの店に向かう。

 

レストランフロアーで、「アナと雪の女王」の出演者サイン入りポスターを見付けた。

 

予約しているお店は、『シンガポール・シーフード・リパブリック東京』。

ここが品川にあったときはコロニアル様式の一軒家で、とてもお洒落な店だった。

40回ほどは通っていて、VIP待遇を受けていた。

しかし再開発で店が閉じ、ここ竹芝に移転してからは今回が初めての訪問。

 

入り口にはバーコーナー。

 

まだ16時という早い時間なので、他に客の姿はない。

 

店内にはマーライオン。

シンガポールでは横から見ることが多いが、こうして正面から見ると結構なブタ顔。

 

私たちのテーブルは、テラスに面した窓際。

 

浜離宮恩賜庭園越しに、汐留の高層ビル群を望むことができる。

 

私たちの席から見える店内は広く、テーブルは間隔を取って配置されている。

 

まずは生ビールで乾杯。

 

プレミアム・イタリアン・ビールのペローニ・ナストロアズーロ。

爽やかな飲み口のラガービール。

ナストロアズーロの意味は、”青いリボン”。

 

最初の料理は、参芭通菜、サンバルカンコン。

サンバルソースで、強火でさっと炒められている。

 

二人に取り分け。

量は半分に減っているのだが、写真を見る限り元の皿より少ないように見えないのが不思議。

 

『シンガポール・シーフード・リパブリック』の看板メニュー、マッドクラブ。

ここにくれば必ず食べる一品。

久し振りに注文したが、価格が随分上がっているので驚いた。

品川に店があった時は、生簀に入れられた多くのマッドクラブから自分で選んで調理してもらっていた。

 

幾つかの調理法を選べるが、今回はチリソースを選択。

 

マッドクラブの殻はとても固い。

殻割りの器具を使い、割って食べる。


マッドクラブには蒸しパンが欠かせない。

 

ジャスミンライスも注文。

 

チリソースにもたっぷりのマッドクラブの身。

ジャスミンライスにかけて食べても美味い。

ちぃさんと過ごす、竹芝の楽しい夕方は続きます。


 

 

 

 

 

9月のこと、代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

肉料理に合わせ、素晴らしい赤ワインが届く。

ロワール、ソミュール・シャンピニーのドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴ、テール・ショード、2012年。

 

フランスのワイン評価誌で最高評価を獲得する数少ない生産者。

ドメーヌ・デ・ロッシュ・ヌーヴは1850年設立の歴史あるドメーヌで、それをティエリー・ジェルマンが取得したのは1992年。

 

2000年には有機栽培に、2003年にはビオディナミに栽培を進化させ、ロワールを代表するビオディナミ生産者の一人となっている。

バックラベルには、ビオディナミ生産者団体のヴィオディヴァン、フランス政府のAB、EUのユーロリーフの三つのオーガニック認証マークが付いている。

 

クリアーな果実の凝縮感。

綺麗な酸とミネラルがボディを引き締める。

ストレスのない自然な美味しさを満喫できるワインだ。

ぶどうはカベルネ・フラン100%。

 

カトラリーはクリストフルのシルバーコーティング。

 

ヴィアンドが届く。

特選国産牛フィレ肉のポワレ、赤ワインソース、キャビア・ド・オーベルジーヌと共に。

 

粗挽きの黒胡椒の香りが鼻腔をくすぐる。

添えられているキャビア・ド・オーベルジーヌは、”貧乏人のキャビア”。

茄子で作るフランスで定番の家庭料理だ。

 

牛フィレ肉の焼き色が素晴らしい。

肉は柔らかく、口中いっぱいに旨みが広がる。

 

ここでお店からサプライズのハピバプレートが届く。

私の誕生日を覚えていてくれたことに感謝。

 

ハピバプレートを前に、二人で記念撮影。

食後に、この写真を張り付けた今夜のメニューカルテをプレゼントしてくれた。

 

デザートフォークとスプーンが届く。

クリストフルのマルメゾンのシリーズのようだ。

 

デセールは、シャインマスカットとホワイトチョコレートのパルフェグラッセ、カカオパルプのムース。

 

白い二つのボールがカカオパルプ。

カカオパルプはカカオ豆を包んでいるふわふわの白い果肉。

近年、食品として注目されている。

 

真ん中がホワイトチョコレートのパルフェ・グラッセ。

パルフェ=完璧なと名付けられただけあり、まろやかでクリーミーで冷たくてとても美味い。

 

ミニャルディーズが届く。

もうお腹はいっぱいだが、美味しいので食べてしまう。

 

〆は濃いコーヒー。

 

何時もはブラックなのだが、今夜はミルクを入れていただく。

コロナ以降、ここのお砂糖も個包装のフランスのラ・ペルーシュとなっている。

ラ・ペルーシュは、インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られるプレミアム・シュガー。

 

ここには、ボキューズ・ドールのトロフィーが飾られている。

ボキューズ・ドール(Bocuse d'or)は、2年毎(奇数年)の1月にフランス・リヨンで開催される世界最高峰の料理コンクールで、いわば料理オリンピック。

2023年大会には銀座のフレンチ、『アルジェント』の石井シェフが日本代表として参加。

優勝はデンマーク、2位はノルウェー、3位はハンガリーで、以下4位スウェーデン、5位フランス、6位フィンランド、7位英国、8位アメリカ、9位スイス、10位カナダ、日本は24か国中12位となった。

北欧勢の強さが目立と結果となった。

 

美しい生花に見送られ、満腹満足で店をあとにする。

 

エントランスを出ると、この階段を上り、外に出る。

まだ雨が降っている。

「車を呼んでもらえばよかったですね」と私。

「表の通りで私が車を拾います」と原田マダム。

 

旧山手通りで、原田マダム、入砂料理長、そして私の三人が手を挙げてタクシーを止めることに。

ここは恵比寿駅への戻り車が多く通るので、直ぐに車が捕まった。

原田さん、入砂さんにお礼を述べ、店をあとにする。

彼女と過ごす、代官山の夜は素敵に更けていきました。

 

 

 

 

 

 

9月のこと、代官山のフレンチ、『メゾン ポール・ボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

第一のアントレが届く。

スモークサーモンのタルタル仕立て、フロマージュブランの軽いクリーム、フレッシュトマトのクーリー。

 

レモン風味のフロマージュブランのクリームの下には、スモークサーモンのタルタル。

色鮮やかな一皿。

 

合わせて飲んでいるのは、ドゥ・カントナール、ブリュット。

ロワールの名門、ドゥ・ラドゥセット男爵が造るシャンパーニュ。

 

第二のアントレ。

帆立貝のポワレ、キャビア・オシェトラ、ソース・シャンパーニュとポワロー葱のアラクレーム。

 

ソース・シャンパーニュが注ぎ込まれる。

 

テーブル上がこんがり焼かれた帆立貝とソース・シャンパーニュの香りで満たされる。

 

シャンパーニュの次は、白ワイン。

 

アルザスのドメーヌ・ツィント・フンブレヒト、ゲヴュルツトラミネール、ロッシュ・カルケール、2020年。

フンブレヒトは1620年から12代にわたりワイン造りを行う名門。

12代目のオリヴィエ・フンブレヒトは26歳の若さでフランスで初めてとなるマスター・オブ・ワインを取得している。

 

ぶどう栽培はビオディナミ。

ECOCERT、BIODYVIN、AB、そしてEuro Leafの認証を取得している。

ロッシュ・カルケールとは、石灰岩という意味。

 

柑橘の爽やかな香り。

濃厚な果実味、切れのある酸、活き活きとしたミネラル、そして程よい甘味。

 

フォアグラに合わせるのならわかるが、帆立に何故ゲヴュルツトラミネールを合わせるのかと不思議に思ったが、甘くないので帆立にもよく合う。

 

帆立の上にはキャビア。

キャビアの塩味と帆立の旨みが上手く調和する。

 

ソース・シャンパーニュがたっぷりあるので、追い足し。

 

残ったソースはパンで掬って綺麗にいただく。

 

二種類目の白ワイン。

パトリック・ジャヴィリエ、ムルソー、クロ・デュ・クロマン、2019年。

 

ジャヴィリエ家はムルソーで代々続くぶどう栽培農家。

パトリックの代になり、1974年から醸造を開始し、元詰めを始めたドメーヌ。

コルトン・シャルルマーニュを筆頭に、9haの畑を有し、近年評価を高めている。

 

ブルゴーニュでも気温上昇により酸が弱いワインが増えているが、パトリックはぶどうを早摘みすることにより、酸を残したワイン造りに努めている。

熟した洋梨や蜂蜜の香り、芳醇な果実味を持つ重厚なボディ。

酸があるので綺麗な辛口に仕上がっている。

シャルドネの平均樹齢は60年で、中には100年の樹齢のものもある。

熟成はピエス(オークの小樽)で17~18ヶ月。

 

ポワソンは、天然平目のムニエル、ソース・ヴェルト、ノワイリーの香り。

 

この平目はかなりの大物。

平目の下にはキノコのソテー。

ソース・ヴェルト、緑のソースはホウレンソウのソース。

 

濃厚な旨みの平目と強いボディのムルソーの素敵なハーモニー。

「ムルソーはあまり好きじゃなかったけど、これは美味しいわ」と彼女も高評価。

彼女と過ごす、代官山の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

9月のこと、彼女と恵比寿で待ち合わせ。

この日は土砂降りの雨。

駒沢通りに出てタクシーを探すが空車が来ない。

彼女に線路の高架下で待ってもらい、恵比寿一丁目交差点まで探しに行く。

何とか空車を見つけ、彼女をピックアップすると、一路代官山へ。

 

向かった先は、旧山手通りの代官山フォーラム。

ここのメインのお店はジュン・アシダ。

 

ここの中庭に、『メゾン ポール・ボキューズ』のサイン。

 

この階段を下ると、エントランスに至る。

 

エントランスで原田マダムに迎えられ、バーに案内される。

 

今夜は先崎支配人はお休みとのこと。

彼女がお化粧直しをする間、しばしバーで待つことに。

 

バーのお隣には、ラウンジ。

 

ラウンジの落ち着いたインテリアが好きだ。

ここを借り切って食事をすることもできる。

 

彼女が戻ると、原田マダムに案内され、この長い廊下を進みダイニングに向かう。

 

開店時間丁度に訪問したので、ダイニングに一番乗り。

一番奥から入り口に向かって撮影。

 

私たちのテーブルは何時もの場所。

ダイニングの一番奥のコーナーテーブル。

 

他のテーブルからは視界がほとんど遮られているが、サービスカウンターからは見えるようになっている。

 

今夜の料理はシェフのお任せ。

入砂シェフがどんな料理を出してくれるのか楽しみ。

 

この金の飾り皿を見ると、俄然食欲が湧いてくる。

 

ソムリエの櫻井さんがシャンパーニュを注いでくれる。

 

今夜のシャンパーニュは、ドゥ・カントナール、ブリュット。

後継者が居ない1905年設立のメゾンを、ロワールの名門、ドゥ・ラドゥセット男爵が2000年に引継いでから飛躍的に発展した。

 

輝くシャンパンゴールド。

グレープフルーツ、ライチ、青リンゴなどの華やかな香り。

果実味、酸、ミネラルの調和のとれたボディ、後味には蜂蜜のニュアンス。

セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ10%。

 

シャンパーニュにはグジェール。

 

『メゾン』のグジェールはチーズがたっぷり入っているので美味い。

 

パンが届く。

食べ過ぎ注意だが好きな味なのでつい手が出てしまう。

 

お供はエシレバター。

 

彼女と過ごす、代官山の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

9月のこと、ちぃさんと「丸の内ハウス」の『ココ・ヘッド・カフェ』で過ごす楽しい夜の続き。

 

イタリアのメッツァ、スプマンテのグラスを飲み干すと、次は別のスパークリングワインを選択。

 

スペイン、カタルーニャ州、ペネデスのジョゼップ・マサックスが造る、ジョゼップ・マサックス、カヴァ、ブリュット。

ジョゼップ・マサックスは1920年設立の家族経営のボデガ。

 

ぶどう栽培はオーガニックで、オーガニック認証に加え、ヴィーガン認証も取得している。

 

新しいスパークリングワインでも乾杯。

 

瓶内二次発酵で造られた、勢いのある泡立ち。

グレープフルーツやライムの香り。

豊かな果実味と酸のバランスが良く、後味には熟成からくるブリオッシュのニュアンス。

ガス圧は5.2気圧と高い。

ぶどうの平均樹齢は30年、瓶内熟成期間は14ヶ月。

セパージュは、マカベオ34%、チャレッロ33%、パレリャーダ33%。

 

ハワイアン餃子。

ダンプリングはホノルル本店の人気メニュー。

 

続いては白ワインをグラスで。

好きな造り手のワインを選ぶ。

 

ラングドック・ルーションの人気のドメーヌ、ドメーヌ・ポール・マスのクロード・ヴァル、ブラン、2022年。

ドメーヌを率いるのはマス家の四代目、ジャンとミシェルのクロード兄弟。

 

南仏の太陽を感じさせる豊かな果実味、それを優しく包む綺麗な酸、やはりポール・マスのワインはコスパ抜群。

このワインはサクラワインアワードの2021年、2022年で金賞を獲得している。

セパージュは、グルナッシュ・ブラン 35%、ヴェルメンティーノ 25%、シャザン 15%、モーザック 10%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%、シュナン・ブラン 5%。

 

BBQチキン串&ハッシュドポテト。

 

香ばしく焼かれたチキンが美味い。

 

続いては、赤ワイン。

 

ダーク・ホース、ピノ・ノワール、2020年。

ダーク・ホースはカリフォルニアの名門ワイナリー、E.&J.ガロのプレミアムブランド。

 

造り手は人気の女流醸造家、ベス・リストン。

常識にとらわれない独創的なワイン造りで、高品質なワインを造り出している。

 

赤ワインでも乾杯。

ピノ・ノワールを中心に多品種のブレンドと高温での浸漬という、ベス・リストンの独創的な醸造法により、濃厚な果実の旨みを持つワインとなっている。

 

〆の料理は、ミニ ココモコ。

 

国産牛100%パティにグレービーソース、キムチ天ぷらと目玉焼きをトッピング。
一番人気のメニューだ。

 

それにしても、ミニとはいえ〆にこのヴォリューム。

ちぃさんは一口食べただけでギヴアップ。

私は根性で完食したが、もう一歩も歩けないほど満腹。

 

それでもバニラアイスクリームは口直しになって美味い。

 

今回はアペロで食べ過ぎたのが失敗だったが、とても楽しい夜だった。

 

「丸の内ハウス」は2023年4月の開業以来、人気で何時も多くの客で賑わっている。

各店舗で料理と飲み物を購入し、広いテラス席で味わうこともできる。

 

そして面白いので毎回写真を撮影してしまうのが、お化粧室。

手前のイエローが女性用、奥のグリーンが男性用。

 

男性用化粧室の中の照明も、蛍光グリーン。

手前の金属部分が手洗い設備で、奥がトイレとなっている。

 

「新丸ビル」の地下一階に降りると、ブーランジュリーの『ポワン・エ・リーニュ』で美味しいパンを購入。

 

今夜は、いや、今夜も食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜でした。

 

 

 

 

 

 

9月のこと、ちぃさんと「丸の内ハウス」のメキシカン、『モーレ・タケリア・イ・バル』で過ごす楽しい夜の続き。

 

ビールを飲み干すと、二杯目の飲み物を注文。

私が選んだのは、ピニャ・コラーダ。

 

蓋をとり、カップを置く台にする。

3年物のハバナクラブ、フレッシュパイナップル、ココナッツウォーター、ミックスドフルーツ、ライムジュース、ココナッツシロップで作られたカクテル。

 

ちぃさんのカクテルは、ライム味のフローズン・マルガリータ。

バタンガ・レポサド、コアントロー、ライムジュース、シュガーシロップで作られている。

お店の女性スタッフが、ピニャ・コラーダをちぃさんの前に、フローズン・マルガリータを私の前に置いた。

普通はそう思うよねと、ちぃさんと大笑い。

 

カクテルでも乾杯。

 

ピニャ・コラーダの中にはパイナップルの果肉がたっぷり。

ミントの香りも爽やかだが、やはり甘い。

 

二つ目のタコスが届く。

 

ちぃさんのタコスは、スパイシー・チョリソ&クリスピー・ケソ。

チョリソ・パテ、ミックスド・チーズ、オニオン、サルサ・メキシカーナ、コリアンダー、モーレ・ロッホが入っている。

 

私のタコスは、クリスピー・バハ・フィッシュ。

ディープ・フライド・フィシュ、ハラペーニョ・タルタル、サザンアイランド・ドレッシング、紫キャベツ、コリアンダー、モーレ・ヴェルデが入っている。

モーレ・ヴェルデは、緑色の唐辛子や緑色のトマトを使った、緑色のモーレ。

 

添えられた野菜も挟んでかぶりつく。

タコスは美味いが、お腹に堪える。

アペロにしては、食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。

 

『モーレ・タケリア・イ・バル』には、今度は本会で来ることにしよう。

 

同じフロアー内を移動し、本会のハワイアンのお店、『ココ・ヘッド・カフェ』に移動する。

 

ここはホノルルの人気のお店、『ココ・ヘッド・カフェ』の日本初上陸店。

オーナー・シェフは、ニューヨーク出身のリー・アン・ウォン。

 

ここではアジアン・アメリカンテイストのハワイアン料理と、多くの種類の飲み物を楽しむことができる。

お店がテーブル席を用意してくれていたが、カウンター席に変えてもらった。

 

場所が変われば、リセットビール。

 

ここのビールは、東京クラフトビール。

 

本日のブルスケッタ二種。

トマトとチーズのブルスケッタ。

シーフードのブルスケッタ。

 

気まぐれサラダ。

ベジファーストは嬉しいが、アペロでタコスをたっぷり食べてしまっている。

 

生ビールを飲み干すと、スパークリングワインをグラスで。

 

トレンティーノ・アルト・アディジェ州でメッツァコロナが造る、メッツァ、スプマンテ。

名前が”めっちゃコロナ”だったら大変だ。

 

メッツァコロナはドロミテ山脈の麓にある1904年設立の協同組合。

このスプマンテはサクラワインアワード2023年で金賞を受賞している。

 

スプマンテでも乾杯。

華やかな青リンゴや桃の香り。

フレッシュ&フルーティーな口当たりで、後味はきりりと引き締まった辛口。

シャルマ方式で造られ、セパージュはシャルドネ60%、ピノ・ビアンコ30%、ミュラートゥルガウ10%。

 

サーモンのカルパッチョが届く。

 

二人に取り分け。

美味いが、二人に取り分けても充分なヴォリュームがある。

こうなると、アペロで食べ過ぎたのが堪えてくる。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

9月のこと、大手町に降り立つ。

 

まず向かったのは、「丸の内テラス」。

 

目的の場所は、『エスプリ・ド・タイユヴァン』。

パリの名門レストラン、『ル・タイユヴァン』の料理とワインを気軽に楽しむことができるお店。

でも今日は食事に来たのではない。

 

今回はタイユヴァン厳選のワインを買うのが目的。

ウォークインセラーに入り、ワインをチェック。

 

好きなワインを購入すると、丸の内仲通りを行幸通り方面に歩く。

 

丸の内仲通りには、数多くのストリートアート。

この作品はフィンランドのティモ・ソリンの「日光浴をする女」(1995年)。

 

向かった先は「新丸ビル」。

何時もは地下から入るので、地上から入るのは新鮮な感じ。

 

地上から入っても、目的の場所は地下。

ここでいくつかの店舗を巡ってお買い物。

 

次に向かったのは、「丸ビル」地下の「マルチカ」。

 

『SAKE COLLECTIVE & SPIRITS』では日本酒を購入。

 

時間になったので、二重橋にちぃさんを迎えに行く。

行幸通りの地下には広く長い地下通路。

両側の壁は、”行幸ギャラリー”。

コロナの頃はここがワクチンの集団接種会場となっていた。

 

ちぃさんと合流すると、再び「新丸ビル」に向かう。

予約しているお店は、「丸の内ハウス」の『モーレ・タケリア・イ・バル』。

 

開店と同時に入店したので、一番乗り。

 

広いコーナーテーブルに案内される。

 

窓際の柱サボテンがメキシコの雰囲気を醸し出す。

 

テーブルの横には、海底に沈んでいたイメージの壺。

あまり気持ちの良いものではない。

 

まずはビールで乾杯。

 

ちぃさんのビールは、メキシコのパシフィコ クララ。

アルコール度数4.5%の爽やかなビール。

私のビールは、ベルギーのステラ・アルトワ。

ホップの香りが効いたピルスナータイプのビールで、アルコール度数は5.2%。

 

窓から見上げる空に雲が出てきた。

丸の内一帯は今も再開発が進行中で、見えている解体中のビルは、東京海上日動ビル本店の本館。

新設されるのは国産木材をふんだんに使用した画期的なビルで、20階建て、約100mの高さのビルとなる。

竣工は2028年度の予定。

 

タコスが届く。

 

ちぃさんのタコスは、アル・パストール、豚のスパイスマリネ。

パイナップル、レッドオニオンピクルス、コーレ・ロホが入っている。

モーレ・ロホはチョコレートが入ったちょっと辛めのソース。

 

私のタコスは、アチョテ・ポヨ、鶏のスパイスマリネ。

グアカモレ、オニオン、コリアンダー、モレ・ポブラーノが入っている。

モ-レ・ポブラーノはチョコレートが入った最もポピュラーなソース。

 

ここのカトラリーは、MIZUSAWAのKOTO。

 

タコスのお供はメキシコのホットチリソースではなく、篠ソース。

京都の篠ファームが作る、京ハバネロのホットソース。

これがかなり辛くて美味い。

 

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。