9月のこと、大手町に降り立つ。
まず向かったのは、「丸の内テラス」。
目的の場所は、『エスプリ・ド・タイユヴァン』。
パリの名門レストラン、『ル・タイユヴァン』の料理とワインを気軽に楽しむことができるお店。
でも今日は食事に来たのではない。
今回はタイユヴァン厳選のワインを買うのが目的。
ウォークインセラーに入り、ワインをチェック。
好きなワインを購入すると、丸の内仲通りを行幸通り方面に歩く。
丸の内仲通りには、数多くのストリートアート。
この作品はフィンランドのティモ・ソリンの「日光浴をする女」(1995年)。
向かった先は「新丸ビル」。
何時もは地下から入るので、地上から入るのは新鮮な感じ。
地上から入っても、目的の場所は地下。
ここでいくつかの店舗を巡ってお買い物。
次に向かったのは、「丸ビル」地下の「マルチカ」。
『SAKE COLLECTIVE & SPIRITS』では日本酒を購入。
時間になったので、二重橋にちぃさんを迎えに行く。
行幸通りの地下には広く長い地下通路。
両側の壁は、”行幸ギャラリー”。
コロナの頃はここがワクチンの集団接種会場となっていた。
ちぃさんと合流すると、再び「新丸ビル」に向かう。
予約しているお店は、「丸の内ハウス」の『モーレ・タケリア・イ・バル』。
開店と同時に入店したので、一番乗り。
広いコーナーテーブルに案内される。
窓際の柱サボテンがメキシコの雰囲気を醸し出す。
テーブルの横には、海底に沈んでいたイメージの壺。
あまり気持ちの良いものではない。
まずはビールで乾杯。
ちぃさんのビールは、メキシコのパシフィコ クララ。
アルコール度数4.5%の爽やかなビール。
私のビールは、ベルギーのステラ・アルトワ。
ホップの香りが効いたピルスナータイプのビールで、アルコール度数は5.2%。
窓から見上げる空に雲が出てきた。
丸の内一帯は今も再開発が進行中で、見えている解体中のビルは、東京海上日動ビル本店の本館。
新設されるのは国産木材をふんだんに使用した画期的なビルで、20階建て、約100mの高さのビルとなる。
竣工は2028年度の予定。
タコスが届く。
ちぃさんのタコスは、アル・パストール、豚のスパイスマリネ。
パイナップル、レッドオニオンピクルス、コーレ・ロホが入っている。
モーレ・ロホはチョコレートが入ったちょっと辛めのソース。
私のタコスは、アチョテ・ポヨ、鶏のスパイスマリネ。
グアカモレ、オニオン、コリアンダー、モレ・ポブラーノが入っている。
モ-レ・ポブラーノはチョコレートが入った最もポピュラーなソース。
ここのカトラリーは、MIZUSAWAのKOTO。
タコスのお供はメキシコのホットチリソースではなく、篠ソース。
京都の篠ファームが作る、京ハバネロのホットソース。
これがかなり辛くて美味い。
ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜は続きます。