9月のこと、彼女と恵比寿で待ち合わせ。
この日は土砂降りの雨。
駒沢通りに出てタクシーを探すが空車が来ない。
彼女に線路の高架下で待ってもらい、恵比寿一丁目交差点まで探しに行く。
何とか空車を見つけ、彼女をピックアップすると、一路代官山へ。
向かった先は、旧山手通りの代官山フォーラム。
ここのメインのお店はジュン・アシダ。
ここの中庭に、『メゾン ポール・ボキューズ』のサイン。
この階段を下ると、エントランスに至る。
エントランスで原田マダムに迎えられ、バーに案内される。
今夜は先崎支配人はお休みとのこと。
彼女がお化粧直しをする間、しばしバーで待つことに。
バーのお隣には、ラウンジ。
ラウンジの落ち着いたインテリアが好きだ。
ここを借り切って食事をすることもできる。
彼女が戻ると、原田マダムに案内され、この長い廊下を進みダイニングに向かう。
開店時間丁度に訪問したので、ダイニングに一番乗り。
一番奥から入り口に向かって撮影。
私たちのテーブルは何時もの場所。
ダイニングの一番奥のコーナーテーブル。
他のテーブルからは視界がほとんど遮られているが、サービスカウンターからは見えるようになっている。
今夜の料理はシェフのお任せ。
入砂シェフがどんな料理を出してくれるのか楽しみ。
この金の飾り皿を見ると、俄然食欲が湧いてくる。
ソムリエの櫻井さんがシャンパーニュを注いでくれる。
今夜のシャンパーニュは、ドゥ・カントナール、ブリュット。
後継者が居ない1905年設立のメゾンを、ロワールの名門、ドゥ・ラドゥセット男爵が2000年に引継いでから飛躍的に発展した。
輝くシャンパンゴールド。
グレープフルーツ、ライチ、青リンゴなどの華やかな香り。
果実味、酸、ミネラルの調和のとれたボディ、後味には蜂蜜のニュアンス。
セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ10%。
シャンパーニュにはグジェール。
『メゾン』のグジェールはチーズがたっぷり入っているので美味い。
パンが届く。
食べ過ぎ注意だが好きな味なのでつい手が出てしまう。
お供はエシレバター。
彼女と過ごす、代官山の素敵な夜は続きます。