9月のこと、ちぃさんと「丸の内ハウス」の『ココ・ヘッド・カフェ』で過ごす楽しい夜の続き。
イタリアのメッツァ、スプマンテのグラスを飲み干すと、次は別のスパークリングワインを選択。
スペイン、カタルーニャ州、ペネデスのジョゼップ・マサックスが造る、ジョゼップ・マサックス、カヴァ、ブリュット。
ジョゼップ・マサックスは1920年設立の家族経営のボデガ。
ぶどう栽培はオーガニックで、オーガニック認証に加え、ヴィーガン認証も取得している。
新しいスパークリングワインでも乾杯。
瓶内二次発酵で造られた、勢いのある泡立ち。
グレープフルーツやライムの香り。
豊かな果実味と酸のバランスが良く、後味には熟成からくるブリオッシュのニュアンス。
ガス圧は5.2気圧と高い。
ぶどうの平均樹齢は30年、瓶内熟成期間は14ヶ月。
セパージュは、マカベオ34%、チャレッロ33%、パレリャーダ33%。
ハワイアン餃子。
ダンプリングはホノルル本店の人気メニュー。
続いては白ワインをグラスで。
好きな造り手のワインを選ぶ。
ラングドック・ルーションの人気のドメーヌ、ドメーヌ・ポール・マスのクロード・ヴァル、ブラン、2022年。
ドメーヌを率いるのはマス家の四代目、ジャンとミシェルのクロード兄弟。
南仏の太陽を感じさせる豊かな果実味、それを優しく包む綺麗な酸、やはりポール・マスのワインはコスパ抜群。
このワインはサクラワインアワードの2021年、2022年で金賞を獲得している。
セパージュは、グルナッシュ・ブラン 35%、ヴェルメンティーノ 25%、シャザン 15%、モーザック 10%、ソーヴィニヨン・ブラン 10%、シュナン・ブラン 5%。
BBQチキン串&ハッシュドポテト。
香ばしく焼かれたチキンが美味い。
続いては、赤ワイン。
ダーク・ホース、ピノ・ノワール、2020年。
ダーク・ホースはカリフォルニアの名門ワイナリー、E.&J.ガロのプレミアムブランド。
造り手は人気の女流醸造家、ベス・リストン。
常識にとらわれない独創的なワイン造りで、高品質なワインを造り出している。
赤ワインでも乾杯。
ピノ・ノワールを中心に多品種のブレンドと高温での浸漬という、ベス・リストンの独創的な醸造法により、濃厚な果実の旨みを持つワインとなっている。
〆の料理は、ミニ ココモコ。
国産牛100%パティにグレービーソース、キムチ天ぷらと目玉焼きをトッピング。
一番人気のメニューだ。
それにしても、ミニとはいえ〆にこのヴォリューム。
ちぃさんは一口食べただけでギヴアップ。
私は根性で完食したが、もう一歩も歩けないほど満腹。
それでもバニラアイスクリームは口直しになって美味い。
今回はアペロで食べ過ぎたのが失敗だったが、とても楽しい夜だった。
「丸の内ハウス」は2023年4月の開業以来、人気で何時も多くの客で賑わっている。
各店舗で料理と飲み物を購入し、広いテラス席で味わうこともできる。
そして面白いので毎回写真を撮影してしまうのが、お化粧室。
手前のイエローが女性用、奥のグリーンが男性用。
男性用化粧室の中の照明も、蛍光グリーン。
手前の金属部分が手洗い設備で、奥がトイレとなっている。
「新丸ビル」の地下一階に降りると、ブーランジュリーの『ポワン・エ・リーニュ』で美味しいパンを購入。
今夜は、いや、今夜も食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。
ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい夜でした。