ワインは素敵な恋の道しるべ -49ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年7月のこと、丸の内のフレンチ・レストラン、『ブルディガラ・マルノウチ ザ・レストラン』で彼女と過ごす楽しい午後の続き。

ここは2024年6月2日に開業したばかりの新しいレストラン。

 

アントレ、スープのあとは、ポワソン。

 

熊本県産みやび鯛のポシェ。

 

みやび鯛は、天草で養殖されるブランド鯛で、旨味の素のアミノ酸の含有量が天然鯛の約三倍もあるのだそうだ。

 

ヴィアンド用に届いたカトラリーも、クチポール。

クチポールを使うお店でもヴィアンド用のナイフだけはラギオールというところが多いが、ここはクチポールで統一されている。

 

流石ブーランジュリーのレストラン、ヴィアンド用に新しいパンが届く。

 

ヴィアンドは、鴨胸肉のロースト。

 

ソースは、ピスタチオのソースと鴨のジュとエピスのソース。

白いのは桃のグリル。

ルッコラの下には、紫キャベツのペースト。

 

赤ワインとの相性も良い。

 

飲んでいるワインは、トスカーナのマンツェイ・フォンテルートリが造る、バディオラ、2019年。

 

鴨の焼き色が食欲をそそる。

この肉の厚みが嬉しい。

 

デセールは、マンゴーとメロンとパッションフルーツのアイスクリーム、ココナッツの泡。

 

アイスクリームの上には、冷凍したドラゴンフルーツ。

タピオカとタピオカのフライも添えられている。

 

食事の〆は、熱いコーヒー。

 

砂糖はラ・ペルーシュ。

インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られるプレミアム・シュガー。

 

窓の外には東京駅丸の内駅舎。

近代と現代が同時並行で存在する、素晴らしい眺めだ。

 

ゆっくり食事をしていたので、最後の客となってしまった。

支配人とソムリエに見送られ、店をあとにする。

 

お隣のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』もランチの営業を終えたようだ。

ここにもディナーの予約をいれている。

 

地下に下りると、「ポワン・エ・リーニュ」でパンのお買い物。

 

外は暑いので、ちょっと遠回りして地下道で次に向かったのは、エノテカ。

 

気に入ったワインを購入すると、ここからは丸の内仲通りを歩くことに。

 

真夏の猛暑日、道を歩く人はほとんどいない。

 

「東京ミッドタウン日比谷」のステップ広場に来ると、この暑い中、多くの人出。

 

約1,000個のかざぐるまでできた、かざぐるまガーデン。

入り口のウォーターミストが涼を誘う。

 

法被を着た人がずらりと並んでいる。

今から打ち水のイベントが行われるようだ。

 

館内でお買い物を済ませると、地下から日比谷アーケードに出て帰途に就く。

 

日比谷アーケードにあった「RINGO」は2024年1月16日に閉じてしまった。

 

そのあとに出来たお店は、焼きたてフィナンシェのお店、「ブール・ヴェリテ」。

フランス産発酵バターを使っているとのこと。

一度買ってみようと思う。

 

彼女と過ごす、丸の内、日比谷の楽しい午後でした。

 

 

 

 

 

 

今日はお部屋菜園のご紹介。

 

昨年ベランダで栽培したサニーレタスに花が咲き、種が実った。

そのまま放置していたら色々な鉢に落ちたこぼれ種が発芽。

そこで小さな苗を抜いて植え付けたところ、こんなに大きく成長した。

 

ベランダに出すと鳥に食べられてしまうので、室内で育てている。

成長が早く、葉を摘んでもすぐにまた盛り盛りに育つ。

この鉢が四つあるので、毎朝のサラダに加えて楽しんでいる。

無農薬有機栽培のレタスの葉は柔らかく美味い。

 

昨年7月のこと、彼女から「午後休を取るので一緒にランチをしたい」とリクエスト。

そこで、丸の内に開業した新しいフレンチを予約。

 

行幸地下道を通り、今日の店に向かう。

 

既にお昼休みは過ぎているが、それでも「新丸ビル」の地下には多くの来館者。

ここにも美味しいお店が幾つもあるが、予約しているお店は5階。

 

ここにあったフレンチ、『メゾン・バルサック』が突然店を閉じたのは、5月6日。

そして6月2日に新しいお店、『ブルディガラ・マルノウチ ザ・レストラン』が開業した。

”ブルディガラ”は古代ラテン語で、”ボルドー”のこと。

 

『ブルディガラ』は広尾に本店を構え、関東を中心に10店舗を展開するブーランジュリー・チェーン。

その『ブルディガラ』が開いた本格的フレンチ・レストラン。

 

店内に入ると、内装は『メゾン・バルサック』とほとんど同じ。

実は店は変わっても、経営母体は同じなのだ。

 

窓の外には、東京駅丸の内駅舎。

既に13時30分なので、ランチの客は少なくなっている。

 

彼女が日焼けを嫌うので、窓から離れたテーブルを予約しておいた。

 

彼女が到着し、スパークリングワインをグラスで。

 

フランスのシャルル・ド・ボークール、ブリュット。

ユニ・ブラン100%で造られる、フレッシュ&フルーティーなスパークリング。

 

造り手は、フランス最大のスパークリングワイン専業メゾン、C.F.G.V.(コンパニー・フランセーズ・デ・グラン・ヴァン)。

C.F.G.V.の創業者は、密閉タンク内二次発酵方式=シャルマー方式を開発したユージン・シャルマー氏。

 

アントレは、旬野菜のサラダ。

 

緑の葉野菜とラズベリーソースの赤の組み合わせが美しい。

 

旬野菜の上には、たっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノ。

 

以前の店と同じくカトラリーはクチポールだが、何故かスプーンだけが違っている。

クチポールにもクラシックシリーズがあるが、それとも違うようだ。

 

パンが届く。

ブーランジュリーの「ブルディガラ」自慢のパンドミー。

これが最高に美味い。

 

本日のスープが届くが、スープが無い。

底に入っているのは、ココナッツの泡。

 

ピュアホワイト(白とうもろこし)の冷製スープが注ぎ込まれる。

甘く冷たいスープが心地良い。

浮かべられているのは、ピュアホワイトのポップコーン。

 

ソムリエと相談し、ワインを選ぶ。

ソムリエも『メゾン・バルサック』と同じく柄目(つかのめ)さんで、「お久し振りです」と挨拶を交わす。

柄目さんによると、シェフも変わらず、根井さんなのだそうだ。

 

選んだワインは、トスカーナのマンツェイ・フォンテルートリが造る、バディオラ、2019年。

 

コルクの状態はとても良い。

 

マンツェイ家は1435年からカステッロ・ディ・フォンテルートリを所有しワイン造りを行う名門で、現在の当主は24代目。

ストロベリーやラズベリーの香り。

豊かな果実味としなやかなタンニンを持つ、バランスの良いミディアム・ボディ。

ぶどうは、サンジョヴェーゼ70%、メルロー30%。

 

今日も青空で日差しが強く、外は暑そうだ。

でも室内からのこの眺めは気持ちが良い。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

メンバーは、かずみさんご夫妻、そしてしづちゃんと私。

 

須崎市から高知市に戻ると、「とさのさとアグリコレット」でお買い物。

ここには高知県の18蔵の酒が全て揃っている。

 

東京でも人気の南のもうひとつのブランド、玉の井がある。

東京では買えない酒なので買いたいが、このあともう一ヶ所で酒を購入する予定なので断念。

 

そして驚いたことに、亀泉の純米大吟醸 CEL-24 愛山が売られている。

もう売り切れと思っていたとのことで、かずみさんもびっくり。

 

アグリコレット内には、須崎の名物、”鍋焼きラーメン”の店がある。

右下には須崎のゆるキャラ、しんじょう君。

頭にかぶっているのは、鍋焼きラーメン。

 

次に向かったのは、「高知大丸」。

ここで有光酒造場の試飲販売会が催されているのだ。

奥様は先に家に戻られ、三人での訪問。

 

安芸虎の酒がずらりと並ぶ。

有光酒造場の五代目の説明を聴きながら、試飲開始。

 

四代目のお嬢さん(五代目)が蔵に入られ、エチケットの図柄が大きく変化している。

安芸虎 朝日 純米吟醸。

使用米は岡山県備前産の朝日、精米歩合は60%。

 

心地よい吟醸香、充分な米の旨味を持ちながら、酸があるので重過ぎない爽やかな飲み口。

 

安芸虎 ライト 純米吟醸 原酒。

使用米は徳島県阿波産山田錦、精米歩合は50%。

原酒でライトとは不思議な酒だ。

 

加水していない原酒だが、アルコール度数は13.5%に抑えられている。

アルコール度数を低く抑えながら、しっかりとした酒の旨味を実現している。

 

試飲をしながら、しづちゃんとテイスティングの感想を述べあう。

あれ、しづちゃんが虎になっている。

 

安芸虎 CEL-24 純米大吟醸。

人気の高知酵母、CEL-24を使って初めて醸した酒。

エチケットの花は、牧野富太郎博士が命名したニオイタチツボスミレをイメージしたもの。

 

使用米は阿波山田錦、精米歩合は50%。

CEL-24なので、日本酒度は-9。

亀泉の-14や-15に比べると控えめ。

上品な甘さと綺麗な酸のバランスが良い。

 

五代目有光由さんと記念撮影。

買った酒を手に持っているが、この酒を試飲した時のボトルの写真が無い。

 

次は「高知大丸」の方に頼んで全員で撮影。

 

「高知大丸」を出て次に向かったのは、かずみさんのお宅。

私たちが空港に向けて出発する前に、奥様が軽食を用意して下さった。

 

高知のトマトは糖度が高くて美味い。

 

これは初めて食べる、高知名物のちくきゅう。

ちくわの穴の中にきゅうりを詰めている。

 

鰹のたたきも最高に旨い。

 

釜揚げしらすも酒が進む。

 

かずみさんが出してくれた酒は、安芸虎のスパークリング、うすにごり。

 

安芸虎 素(そ) 発泡 純米吟醸 生酒。

エチケットが可愛い。

ふんわり甘口のシュワシュワ。

 

使用米は松山三井、精米歩合は50%。

日本酒度は-8の甘口。

使用酵母は高知県酵母の、かんかん丸。

 

四人で乾杯。

 

二本目は素晴らしいボトル。

亀泉 CEL-24 純米大吟醸 愛山 原酒。

今回の旅では、桂月、司牡丹、安芸虎、そして亀泉の四つの蔵のCEL-24を飲むことができた。

 

亀泉はCEL-24を用いた吟醸酒造りのパイオニア。

これは兵庫県産愛山を用いた特別な酒。

精米歩合は40%、日本酒度は-14。

飲みたかった酒を味わうことができ、かずみさんに感謝。

 

空港直通バスの時間となったので、奥様にお礼を述べ、お宅を後にする。

バス停までかずみさんが見送ってくれる。

 

今回は余裕をもって高知龍馬空港に到着。

前回はタクシーを飛ばし、搭乗時間ギリギリの到着だった。

 

ここにはANAのラウンジがないので、ロビーで搭乗開始を待つ。

 

これは、私たちが搭乗する機材。

 

ANAが保有する唯一のプロペラ機、DHC-8-400を見付けた。

デ・ハビランド・カナダ社の機材で、小さく見えるが座席数は74ある。

 

時間通りに離陸すると、羽田空港に向かう。

夕焼けを背景にした富士山。

 

ディズニーリゾートが見えてきた。

 

もうすぐ着陸。

今回もとても充実した楽しい高知の旅だった。

毎回大歓迎してくれる、かずみさんご夫妻には感謝してもしきれないほどだ。

そして毎年ご一緒してくれるしづちゃんにも大感謝。

すっかり恒例となった楽しい高知旅でした。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

メンバーは、かずみさんご夫妻、そして、しづちゃんと私。

 

「司牡丹酒ギャラリー ほてい」を出ると、酒蔵ロードを散策。

この広い敷地の全てが司牡丹の所有とは驚き。

 

歴史を感じさせる建物がそこかしこに。

ここは今は使われていない焼酎蔵。

 

ここは何の蔵なのだろうか。

この少し先には、クラフトジンの蒸留所がある。

 

この蔵のシャッターの絵は、トサノミツバツツジ。

牧野富太郎博士が1893年に命名した植物だ。

 

佐川文庫庫舎(旧青山文庫)。

今も入り口には青山文庫と書かれている。

高知県最古の木造洋館なのだそうだ。

 

牧野富太郎博士の生家、岸屋。

ここで酒造業を営んでいたが、牧野博士は植物学に生涯をささげるために酒蔵を人手に譲り、上京している。

岸屋は、のちに司牡丹に譲渡されている。

 

岸屋の前でも記念撮影。

三人が手にしているのは、司牡丹で購入した日本酒の手提げ袋。

 

佐川町を出ると、山道を縫って走り、次の目的地に向かう。

 

到着したのは、須崎市のレストラン。

 

龍の船に乗ったしんじょう君が迎えてくれる。

須崎市のゆるキャラで、絶滅したニホンカワウソが須崎市の新荘川で最後に目撃されたことから、ニホンカワウソをモデルにしたしんじょう君が生まれた。

頭にかぶっているのは、須崎市の名物、鍋焼きラーメン。

 

かずみさんが案内してくれたのは、『須崎のサカナ本舗』。

ここは町おこしの拠点として2023年11月25日に開業した新しい施設。

 

店内はとても綺麗。

左手に厨房とカウンター席、右手にテーブル席が並ぶ。

奥のガラスドアの向こうには、団体用の広い部屋がある。

 

壁には、須崎魚港に水揚げされる100種類以上の魚が描かれている。

 

貼りだされているのは、今日の魚。

一番のウリは、須崎の勘八。

 

瓶ビールで乾杯。

 

私はスーパードライ、奥様としづちゃんは一番搾り、かずみさんはノンアルビールのドライ・ゼロ。

 

料理が届く。

テーブルの真ん中を空けているのは、更に料理が届くため。

 

須崎勘八の寶盛り。

 

背側、腹側の刺身と、藁焼きの三種盛り。

 

須崎のサカナつみれ汁と、季節の小鉢が二つ。

勘八のあら炊きとからすみ大根。

 

奥四万十産のブランド米。

 

もう一つの料理が届く。

 

須崎のサカナ串揚盛り。

魚は、コロダイ、真鯛、イサキ、勘八。

 

満腹満足で店を出ると、お店の方が建物について説明してくれる。

この建物は、築100年の郵便局を宮大工に依頼してリノベーションしたのだそうだ。

 

この瓦は100年前のものがそのまま使われている。

 

屋根の最上部に置かれている鬼瓦には、”〒”マークが付いている。

全国でも3個しか残っていない貴重な鬼瓦なのだそうだ。

 

須崎湾を観に行く。

須崎港はこの左の岬の向こう側、東にある。

 

高知の海はほとんどが遠浅で大型の船が入港できなかったが、ここ須崎湾だけは天然の良港で、昔は木材や石灰石の積出港として栄えた。

 

須崎港の周りには、今も多くの木材ヤードがある。

須崎を出ると、一路高知市へ。

友人たちと過ごす、高知の楽しい旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

いよいよ司牡丹での試飲の始まり。

メンバーは、かずみさんご夫妻、そして、しづちゃんと私。

 

本来、休日に試飲は行っていない。

今回はかずみさんが、ご友人の司牡丹の社長の弟さんにお願いしてくれて実現したもの。

特別に日本酒を紹介してくれるのは、営業部の下元課長。

 

今日の試飲酒がずらりと並ぶ。

 

司牡丹 生鮮酒[夏] 零下貯蔵 生酒 超辛口 純米酒。

春に搾った酒を生のまま零下5度で貯蔵し夏に販売する酒で、今年(2024年)の生産量は僅か、1,500本。

 

夏に飲むフレッシュで爽快な生酒がうまい。

使用米は非開示、精米歩合は65%、日本酒度は+7前後。

 

どんどん注いでもらう。

やはり試飲は楽しい。

 

司牡丹 純米吟醸酒 土佐麗。

土佐麗は高知県が開発した新しい酒造好適米で、各蔵が順次採用を始め、司牡丹も今回初めて使用したとのこと。

淡麗辛口の司牡丹らしい酒だ。

土佐麗を60%まで磨いて醸されている。

 

司牡丹 仁淀ブルー 純米酒。

司牡丹の酒は仁淀川の伏流水で醸されている。

使用米は非開示、精米歩合は65%。

 

仁淀川

これが仁淀ブルー(司牡丹のH.P.からお借りしました)。

私も仁淀川の上流に行ったことがあるが、生憎その日は激しい雨で仁淀ブルーを見ることはできなかった。

 

司牡丹 純米吟醸 CEL-24。

司牡丹は淡麗辛口を身上としているので、フルーティーな甘口の酒を醸す酵母CEL-24を使った醸造には抵抗があったとのこと。

そこで、司牡丹の文字を上下反転させている。

通称は、”さかさぼたん”。

 

司牡丹らしからぬ甘口の酒で、日本酒度は-14。

それでも酸があるので甘さは口に残らず、爽やかな飲み口。

使用米は土佐麗、精米歩合は60%。

高知酵母CEL-24で醸された酒は全国的に人気で、亀泉、豊能梅、桂月、安芸虎など、多くの蔵で造られている。

 

司牡丹 酒槽搾り 純米大吟醸 原酒。

この酒は佐川町のふるさと納税返礼品にも使われている。

 

素晴らしくバランスの良い綺麗な酒で、海外での評価も高いのだそうだ。

使用米は高知県産の永田農法山田錦、精米歩合は40%。

 

司牡丹 生酛 純米 かまわぬ。

”鎌”と”輪”と”ぬ”で”かまわぬ”と読む。

これは東京でも飲んだことがある。

 

自然のままの生酛造りということで、”何も構わぬ”酒という意味で名付けた酒。

綺麗な酸を持つ切れの良い酒に仕上がっている。

精米歩合は65%。

 

司牡丹 純米酒 二割の麹が八割の味を決める。

浅野徹杜氏の考え方をそのまま酒の名前にしたもの。

 

麹米・酒母米には精米歩合55%の山田錦を使用し、掛米には精米歩合70%のアケボノを使用。

酵母は、高知酵母のAA-41。

昨年の展示会に出品し好評を博したことから、今年(2024年)新発売したもの。

 

今回飲んだ8種類の酒が並ぶ。

あ、一本撮影忘れに気が付いた。

 

隙間から見えているのが、司牡丹 永田農法 純米酒。

使用米は、永田農法による四万十町産の山田錦と土佐錦、精米歩合は麹米が65%、掛米が70%

永田農法とは、永田農業研究所の永田照喜治先生が開発した、驚異的に高品質の野菜や果物を育てる農法。

農薬はもちろん、肥料や水までも必要最小限しか与えず、植物本来の生命力を引き出す自然な農法であり、環境に対する負荷も大変小さいことが特徴で、スパルタ農法、原産地再現農法とも言われている。

 

下元課長が、「クラフトジンも造っています」と紹介してくれた。

 

これが、マキノジン。

牧野富太郎博士がエチケットに描かれている。

 

以下、司牡丹のH.P.を引用。

”高知市のBar「Craps」の一流バーテンダー・塩田貴志氏の「高知県初のクラフトジンを造り世界一のジンに育てたい!」というアツい思いに共感し、司牡丹はジンの製造免許を取得しました。そして、佐川町出身の植物学者・牧野富太郎博士が発見し亡き妻の名をつけた「スエコザサ」をキーボタニカルに、県産柑橘類やショウガやハーブなど12種類のボタニカル原料を使ったクラフトジンが、牧野博士の実家の酒蔵跡地「牧野蔵」に設置されている蒸溜器によって蒸留され、「マキノジン」と命名されて誕生しました! 柑橘類の香りとスパイシーな香りなどが融合した複雑な香りを持ち、アジア風のエキゾチックな味わいに仕上がっており、「炭酸水と香酸柑橘類を使ったジンリッキーなどに最適!」と、塩田氏は語っています。ぜひお試しください!”

 

マキノジンは、イギリスで開催されるIWSC(International Wine and Spirit Competition)2024で銀賞を受賞している。

 

試飲が終わり、記念撮影。

気に入ったお酒を購入し、「酒ギャラリー ほてい」をあとにする。

楽しい高知の旅は続きます。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

メンバーは、しづちゃんと私。

日曜朝市からホテルに戻り、シャワーを浴びて着替えを済ませると、チェックアウト。

 

かずみさんご夫妻に車でピックアップしてもらうと、高知市の西方、佐川町に向かう。

まず立ち寄ったのは、「まきのさんの道の駅 佐川」。

 

そう、佐川町は牧野富太郎博士の故郷。

 

新鮮野菜がとても安く、買いたい気持ちを抑えるのに苦労する。

既にキャリーバッグはほぼ満杯。

これから買う日本酒の場所を空けておかなければならない。

 

高知の道の駅は、お酒のコーナーが充実している。

この道の駅に置かれているのは、仁淀川水系の地酒。

司牡丹、亀泉、酔鯨の三つの蔵だ。

司牡丹にはこれから訪問する。

亀泉には2023年に、酔鯨には2019年に訪問している。

 

亀泉酒造訪問記事はこちら。

 

 

 

酔鯨酒造訪問記事はこちら。

 

 

道の駅を出ると、次の目的の場所に向かう。

この長い白壁の建物が酒蔵の規模を物語る。

 

ここが、司牡丹。

 

NHKの連続テレビ小説”らんまん”で神木隆之介演じる牧野富太郎がここを歩いた時には、舗装面の上に土を敷いて舗装されていない当時の道を再現したのだそうだ。

 

上町(うえまち)周辺には歴史的建造物が多く保存されている。

 

長い瓦葺の塀が美しい。

 

ここは名教館。

 

安永元年(1772年)の創設で、多くの維新の志士を輩出した。

 

名教館の角は、上町の名所旧跡の中心。

 

四方に名所旧跡がある。

 

名教館の向かいにも古い住宅。

 

ここは、旧浜口家住宅。

今は、さかわ観光協会の事務所兼お土産販売所・休憩室となっている。

 

右が旧浜口家住宅で、塀の向こう側には美しい庭園。

左の白壁は、司牡丹。

 

こちらは、司牡丹の建物が並ぶ酒蔵の道。

 

目的の場所は、酒蔵の道にある司牡丹の「酒ギャラリー ほてい」。

 

猛暑の外から「ほてい」に入ると、エアコンが効いていて生き返る気分。

畳の間があり、色々な民芸品が展示されている。

よく見ると、これも販売品。

 

ギャラリーというだけあり、日本酒だけでなく種々雑多なものが。

 

奥に女優さんの写真を見付けた。

司牡丹のCM女優と言えば、司葉子さん。

でもこの写真は中野良子さんだった。

 

こちらには酒器の展示。

 

高知の酒器は恐ろしい。

ひょっとこの盃は口の部分に穴が開いているので、指で塞いで飲む。

酒を飲み干さないと盃を置けないのだ。

天狗の盃は鼻が邪魔になり、裏返さないと下に置けない。

つまり注がれた酒は飲み干さないと手を離すことが出来ない。

 

柱に貼られた紙が面白い。

これは土佐の伝統的なお座敷遊びの歌。

夜更けまで宴会を続けていると、べろべろの神様が降臨するのだそうだ。

 

これがべろべろの神様。

高知駅に置かれているので、ツーショット撮影。

しづちゃんと過ごす、楽しい高知旅行は続きます。

 

 

 

 

 

 

今日は、セント バレンタインズ デー、ということは、亡き父の誕生日。

今夜はカルヴァドスをお供にチョコレートを食べて、亡き父を偲びたいと思います。

 

昨年7月のこと、恒例の高知旅行の続き。

メンバーは、しづちゃんと私。

 

二日目の朝は早起きし、お城下追手筋で開催されている朝市へ。

土佐の朝市は元禄3年(1690年)以来330年以上の歴史を持つ。

日曜市は午前6時から午後3時頃まで、約1㎞に約300店が軒を連ねる。

朝7時だというのに強い日差しがじりじりと照り付け、蝉の大合唱が頭の上に降りかかる。

ここのところのあまりの暑さに、出店数が減っているのだそうだ。

 

まず立ち寄ったのは、ここ。

美味しそうな寿司やおはぎが並ぶ。

 

これが今日の朝ご飯。

右が茗荷寿司、左がりゅうきゅう寿司。

りゅうきゅうは朝市でも販売されている、高知で定番の野菜。

 

サボテンやハーブの苗を売るお店もある。

 

花屋さんで、珍しい切り花を見付けた。

ショウガ科ホザキアヤメ属の、フクジンソウ(福神草)で、原産地はインド東部から東南アジア。

こんな熱帯植物が美しく咲いているのは、流石、南国土佐。

と言っても、冬は温室栽培かもしれないが。

 

とにかく野菜が安い。

右上の緑の細長い野菜は、ささげ。

名札には”ふろ”と書かれている。

 

左はハナニラ。

右がりゅうきゅう。

りゅうきゅうとは、サトイモ科のハスイモの葉と茎が繋がる葉柄部分のこと。

ハスイモの芋は小さくて食用とはならず、この茎の部分だけが食用とされる。

まだ記事をアップしていないが、昨年10月にホーチミンを訪問した時、市場で売られていた。

 

かなり歩いたが、まだまだ先に続いている。

人出も増えてきた。

 

お餅屋さんの餅が美味しそう。

 

桜餅を購入。

 

しづちゃんと一つずつ分けて食べる。

上品なこしあんで美味い。

 

新生姜が綺麗で安い。

野菜は重くて場所をとるので買わないと決めていたが、思わず購入。

 

しづちゃんが「食べるべき」という”いも天”のお店。

店の前には行列、そしてTVクルーも撮影に来ている。

 

サツマイモのフリットといった感じで、熱々でとても美味い。

 

客がどんどん増え、歩くのも大変なほど。

 

りゅうきゅうを切断せずにそのままの大きさで販売しているお店を見つけた。

お店の方によると、これは小さい方で最盛期にはこの倍の太さがあるのだそうだ。

真ん中は皮を剝いて輪切りにしたりゅうきゅう、右はそれを塩もみにしたもの。

 

干物のお店もある。

干物にしてあれば、朝から30℃を超える気温でも大丈夫なようだ。

 

ひろめ市場の前まで来た。

今までは毎回ここで飲んでいるが、今回は寄る時間が無い。

 

夏の高知の風物詩は、アイスクリームではなくアイスクリン。

 

昔は刃物屋さんが何店もあったが、今はここだけのようだ。

土佐の刃物は有名で、私の包丁は日本橋木屋で揃えているが、昔、高知で買った柳葉と出刃も愛用している。

 

刀剣類の店もある。

一緒に氷菓子が売られているのが面白い。

 

朝市の終点は高知城。

朝食も買い物も済ませたので、ホテルに戻ってシャワーを浴び、次の目的地に移動することとする。

楽しい高知旅は続きます。

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、しづちゃんと共に高知の赤岡で開催された「絵金祭り」に参加した楽しい午後の続き。

 

陽が落ちると、人出が益々多くなってきた。

 

絵師金蔵こと、狩野派の画家、弘瀬金蔵が残した芝居絵鑑賞の続き。

ここでもボランティアの学生と思われる説明者の話しが興味深い。

 

薄暗い中でゆらゆらと揺れる蝋燭の光で観る芝居絵は迫力がある。

 

どの絵の前にも多くの人だかり。

前に出て撮影するのは結構大変。

 

この説明者の話しも面白い。

 

ここには二枚の芝居絵。

 

ここにも二枚の芝居絵。

 

赤岡の人々は芝居が好きだったのだろう。

先の記事でアップした、弁天座での子供歌舞伎の公演も素晴らしかった。

 

一枚一枚の絵の内容を知ればもっと楽しめるのだが、説明を聞いていると時間がいくらあっても足りない。

 

夜になると道の行灯に火が燈り、一層お祭りらしくなる。

 

いよいよ最後の展示。

 

ここは古い蔵造りで、軒には絵金の暖簾が掛かっている。

 

これで絵師金蔵の芝居絵鑑賞は終了。

23枚の内、18枚を撮影することが出来た。

 

お腹が空いたので、出店がある広場で夕食を食べることにする。

奥のステージでは、ビンゴゲームの番号読み上げが続いている。

 

まずは生ビールで乾いた喉を潤す。

 

まだ夜遅いわけではないが、料理は多くが売り切れ。

残っているものを急いで買い集める。

まずはたこ焼き。

 

鶏皮餃子。

 

塩焼きそば。

 

ビンゴゲームが終わると、シンガーソングライターの歌と演奏。

 

サクッと食べると、再び高木酒造を訪問し、六代目にさようならの挨拶。

 

あかおか駅に来るときは一両編成だったが、帰りはお祭りの夜だけあって三両編成。

網棚の上には何故か虎のマーク。

 

電車を降りて車体を見ると、阪神タイガースの文字が。

 

ここでやっと気が付く。

阪神タイガースのキャンプ地は高知県の安芸だった。

 

高知駅に到着。

 

アンパンマンにお休みを言い、ホテルへ。

しづちゃんと過ごす、楽しい高知旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、しづちゃんと共に高知の赤岡で開催されている「絵金祭り」に参加した楽しい午後の続き。

 

絵金蔵の前には、高木酒造の振舞い酒のブース。

プラカップでお酒をもらっても良いのだが、折角なので豊能梅の枡を購入。

 

購入した枡になみなみと酒を注いでもらう。

酒は、豊能梅 土佐の夏純吟。

毎年夏に飲んでいる、大好きな純米吟醸酒だ。

 

家のセラーにも1本入っていたので、参考までに写真をアップ。

 

弁天座前の出店で揚げ物を買い、食べながら酒を味わう。

 

酒を飲んでいると、絵金歌舞伎の第二部が始まるとの案内が。

急いで食べ終えると、パンフレットを購入し、酒枡を持ったまま弁天座に入館。

 

今回観る演目は、義経千本桜~鮨屋の段~。

約一年前に片岡仁左衛門主演で”鮨屋の段”を歌舞伎座で観ているので、あらすじはわかっている。

 

歌舞伎座での鑑賞記事はこちら。

 

 

幕が開く。

土佐絵金歌舞伎は、子供歌舞伎。

子供たちがほとんど全ての役を演じるのだ。

 

謡いと三味線は流石に大人の役割。

義太夫、常磐津、清元、長唄は見台で見分けることが出来る。

この房が付いた見台は義太夫。

 

どのくらい練習をしているのだろうか。

長台詞も難解な台詞もどんどんこなし、舞台は佳境に入っていく。

 

梶原平三景時が三位中将維盛の詮議に訪れる。

花道での演技も本格的。

 

維盛一家を助けるため、いがみの権太は若侍(小金吾)の首を維盛として、そして自らの女房と倅を、維盛の妻=若葉の内侍と息子=六代の君と偽って差し出す。

 

身代わりとは知らず、権太の行いに怒った鮨屋の弥左衛門に刺され、苦しい息の下で権太は真実を話すところで、幕となる。

 

これは見応えのある舞台だった。

 

歌舞伎鑑賞を終えると、絵師金蔵の芝居絵を観に行く。

途中、浴衣姿の女性四人組と出会う。

その中のお一人が、かずみさんの奥様。

この人混みの中でも出会えて互いに喜びあう。

 

狩野派の絵師、弘瀬金蔵(1812~1876)は江戸末期から明治初期に活躍し、その芝居絵は赤岡町に23枚が残されている。

 

絵金祭りではその絵が民家や商店の軒先に飾られ、鑑賞することが出来る。

絵は蠟燭の光で照らされ、妖しい雰囲気を醸し出している。

 

それぞれの絵には説明者が付いていて、題材となっている芝居の説明をしてくれる。

 

それぞれの絵の前には多くの人だかり。

説明が終わるとどっと入れ替わるので、前方に進み出て撮影。

 

撮影は自由だが、フラッシュは禁止されている。

 

説明者の多くはボランティアで、学生も多いのだそうだ。

 

全ての説明を聞いてみたいが、枚数が多いので時間がかかる。

 

適当に端折りながら見て歩く。

 

江戸末期から明治初期に描かれた芝居絵が良い状態でこれだけ残っていることは素晴らしい。

 

芝居絵は一つの場面を描いたものではなく、登場人物を一つの画面に集約し複数の場面を同時に描いたものが多いようだ。

 

23枚の絵の内、ここまでで10枚を鑑賞。

しづちゃんと過ごす、楽しい高知旅は続きます。

 

 

 

 

 

 

昨年7月のこと、しづちゃんと毎年恒例の高知旅の続き。

 

色々トラブルに見舞われながらも、何とかあかおか駅に到着。

改札を出ると、”えきんさん”が迎えてくれる。

 

赤岡に来た目的は、”絵金祭り”。

毎年第三土曜日と日曜日に開催される、絵師金蔵こと弘瀬金蔵の芝居絵を鑑賞するお祭り。

弘瀬金蔵(1812~1876)は江戸末期から明治初期にかけて活躍した狩野派の絵師で、ここ赤岡に居住し、多くの芝居絵を残している。

この祭りでは現存している23枚(内5枚はレプリカ)の芝居絵や土佐絵金歌舞伎を楽しむことが出来る。

 

高架下にはこんな展示も。

赤岡で毎年4月の最終日曜日に開催されるもう一つの祭りが、”土佐赤岡どろめ祭り”。

男性は一升、女性は半升の大杯の酒を飲み干す時間と飲みっぷりを競うのがメインイベント。

どろめとは、生のしらすのこと。

 

各駅のキャラクターが展示されている。

絵金さんの前にお人形が二体置かれているが、これは中年の男性が置いたもので、人形の髪や服を整え、話しかけながら撮影していた。

 

まずは、港を見に行く。

小型の漁船が係留されているが、今日はお祭り、どの船も早々に漁を終え、戻ってきたのだろう。

 

地図を頼りに、絵金蔵と弁天座を目指すことにする。

でもこの地図、わかりにくい。

 

歩いていると、しづちゃんが「あ、豊能梅」と、高木酒造を見付けた。

そうか、高木酒造はここにあったのかと急いで蔵に向かう。

前回来た時はかずみさんが車で案内してくれたので、駅との位置関係がわかっていなかった。

 

蔵の前には、六代目の高木一歩さん。

奥様とお子さんにも会えて話が弾む。

 

今年の新酒鑑評会で一歩さんの酒が金賞を獲得している。

 

テーブル上には高木酒造の酒がずらりと並ぶ。

 

でもお酒よりもまずは水。

今日は猛暑なので、水分を補給しないと熱中症になってしまう。

 

蔵では梅酒も造っている。

その梅も販売されていた。

お隣の酒粕と共に買いたいが、生もので要冷蔵とのことで断念。

 

一歩さんが蔵の中をひとわたり案内してくれる。

以前詳しく見学しているので、新しく導入された設備を中心に説明していただく。

 

ここの搾り機は薮田製。

以前からの改良点を詳しく説明してくれ、これだけ長い酒造りの歴史の中で、まだ進化しているのかと感心しきり。

 

蔵見学の詳しい内容は、前回2019年7月の訪問時の記事をご参照ください。

設備はこの時に比べて色々更新されています。

 

 

この絵は、五代目の友人の漫画家さんが豊能梅のフラッグシップの純米大吟醸、”龍奏”をテーマに描いてくれたもの。

髪の毛は5弁の梅の花を表している。

 

これが現在の豊能梅 純米大吟醸 龍奏のエチケット。

上の派手な絵に変わればインパクトは大きい。

 

六代目に蔵見学の礼を述べ、豊能梅をあとにする。

 

祭り会場に近づくにつれ、人出がどんどん多くなる。

 

ところどころに飲食スペースが設けられている。

一通り見学を終えたら、何か食べることにしよう。

 

金魚すくいが懐かしい。

よく見ると、破れる紙300円、破れない網500円と書かれている。

私が子供の頃は全て紙製で、破れない網なんて無かった。

破れない網でも、すくえる金魚の上限は5匹。

 

運営本部の前に来ると、高木酒造の五代目と遭遇。

新春に東京で五代目とお会いした時に絵金祭りの話しになり、今回の訪問を決めた。

その五代目に祭りの会場で会えて、お互い大喜び。

この日は猛暑で私はシャツもズボンも汗びっしょり。

随分だらしない格好になっている。

 

”絵金蔵”と”弁天座”まで来た。

ここですべきことが二つある。

しづちゃんと過ごす、楽しい高知旅は続きます。