休日のランチは馴染みのフレンチで、エスプリ・ド・タイユヴァン、丸の内 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

昨年9月のある休日、彼女と丸の内のフレンチでランチの約束。

ランチの前に、丸の内でお買い物。

 

何時ものとおり、まずはエノテカ丸の内。

(国際ビル建て替えのため、本年3月末で閉店しています。)

 

ブルゴーニュの高騰が止まらない。

それに比べ、イタリアの値上がりはまだマイルド。

 

ブルゴーニュを3本買うつもりだったがあまりに高くなっているので、ブルゴーニュのピノ・ノワールを1本、トスカーナのボルドー・ブレンドを1本、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランを1本購入し、次のお店へ。

 

一保堂茶舗は外国人客で賑わっている。

何時もの茶葉を購入。

(国際ビル建て替えのためこの店舗は閉店し、新丸ビルに移転開業しています。)

 

丸の内仲通りを次の場所に向かって歩く。

9月中旬になっても残暑が厳しく、真夏の気温と日差し。

いつまでこの暑さが続くのだろう。

 

「ブリックスクエア」には長い長い行列ができている。

 

ここは『カカオ・サンパカ』の丸の内本店。

事前にチケットを入手した人を対象として、9月14日(土)~16日(月・祝)にジャラッツ カカオ(ソフトクリーム)の無料配布が行われているのだ。

 

これが、ジャラッツ カカオ。

(写真はPR TIMESからお借りしました。)

 

行幸通りに来ると、何時ものように東京駅丸の内駅舎を撮影。

八重洲側の再開発が進み、景色がどんどん変化している。

 

「新丸ビル」でもお買い物。

テラス席にはミストシャワー。

しばし涼を楽しむ。

 

今日のランチのお店は、「丸の内テラス」の『エスプリ・ド・タイユヴァン』。

パリの名店、『タイユヴァン』の料理とワインを気軽に楽しめるお店。

エノテカ丸の内は丸の内仲通りの日比谷側の端にあり、『エスプリ・ド・タイユヴァン』は大手町側の端にある。

この暑い中、丸の内仲通りを端から端まで歩いたことになる。

 

店の前で写真を撮っていると、後ろから肩をトントン。

振り向くと、彼女の笑顔。

店内はほぼ満席。

手前に二席だけ空いているのが、私たちの何時もの予約席。

 

店内に歩を進めると、ソムリエールの出牛さんが迎えてくれる。

お会いするのは久し振りなので話が弾む。

先ずはウォークインセラーで今日のワイン選び。

 

出牛さんに相談しながら、これにしようか、それともあれにしようかと彼女とワインを選ぶのが楽しい。

ワインたちには申し訳ないが、涼しいセラーのお陰で火照った身体がクールダウンされる。

 

ワインの次は料理。

ここで食べるのは何時もダブルメインの一番良いコースに決めているので、迷うことはない。

でも三ヶ月余り来ない間に、1,100円高くなっている。

 

まずは冷えた泡で乾杯。

チリ最高のワインメーカー、コンチャ・イ・トロが手掛けるワイナリー、マイカス・デル・リマリが造る、エスパス・オブ・リマリ、ブリュット、スペシャル・エディション。

 

9月中旬とはいえまだまだ暑いので、冷えたブリュットが美味い。

ぶどうは、シャルドネ87%、ピノ・ノワール13%。

 

スープが届く。

牛蒡のポタージュ。

 

まだ残暑が厳しくはあるが、熱いスープが空いた胃に染み渡る。

牛蒡の臭みは全くなく、滑らかなスープが美味い。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。