ワインは素敵な恋の道しるべ -31ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今夜は時系列を飛び越して、最近の記事をアップ。

12月のこと、ちぃさんと六本木で待ち合わせ。

 

66プラザに出ると、六本木ヒルズ森タワーが夜空に聳え立つ。

 

ママンは寒さにめげず、今夜も元気。

 

六本木通りを西麻布交差点に向かって下り、「六本木ホテルS」に至る。

 

ここの1階にある『Bar & Restaurant COCONOMA』が今夜のレストラン。

 

ロビーはすっかりホワイトクリスマス。

 

ロビーからレストランに入ると、まずバーコーナー。

 

今夜は、バーの隣りにあるダイニングの奥のテーブルに案内される。

 

何時もはセラーの奥にあるVIPルームで食事をしているが、今夜は貸し切りパーティーがあるのだそうだ。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

料理は三大珍味と国産牛フィレ肉を堪能するコースを選んでいる。

フレンチとイタリアンが融合した素敵な料理が楽しみだ。

 

ここのカトラリーはクチポール。

箸も出されるので便利に使える。

 

今夜のシャンパーニュは、ヴーヴ・マリアンヌ、ブリュット、キュヴェ・アンフィニー。

 

ヴーヴ・マリアンヌはコート・デ・バールにあるメゾン。

 

ちぃさんと乾杯。

柑橘系の爽やかな香り。

切れの良いブリュット。

セパージュは、ピノ・ノワール80%、シャルドネ15%、ピノ・ムニエ5%。

 

フォカッチャが届く。

お供は、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイルとバルサミコ。

 

フォアグラのアミューズが届く。

 

四角いタルト仕立ての中には、フォアグラのムース、オレンジのコンフィチュール。

手でつまんでいただく。

シャンパーニュに良く合って美味い。

 

アンティパストはキャビアと炙り鮪のガーデンサラダ、シェリービネガー。

 

いったい何種類の野菜が盛り込まれているのだろう。

色彩豊かな皿が美しい。

 

軽く炙った戻り鰹の上には、キャビアと金箔。

 

アミューズと前菜でシャンパーニュがほとんど1本空いてしまった。

グラスが大きいので、二人で2杯ずつ飲むとボトルには僅かしか残っていない。

ちぃさんと過ごす、六本木の素敵な夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のこと、六本木のインド料理店、『ニルヴァーナ・ニューヨーク』で友人たちと過ごす楽しい夜の続き。

今夜のメンバーは、すみれさん、茶目子さん、そして私。

気温が高くなく気持ちの良い夜なので、テラスで食事を楽しんでいる。

 

サラダに続き、タンドール料理が届く。

 

飲んでいるのは、シャンパーニュ。


抜栓したシャンパーニュは、アンドレ・ディリジャン、ブリュット・トラディション、ヴェメンス。

 

今日の季節のスペシャリティは、タンドリー鯖。

 

こんがり焼かれた鯖はジューシー。

粒マスタードが良い仕事をしている。

 

タンドール料理四種の盛り合わせ。

 

タンドリー チキンティッカ。

タンドリー フィッシュティッカは、メカジキ。

タンドリー プラウン。

タンドリー ベジタブルは、ズッキーニとオクラ。

インドでもオクラはよく食べられる野菜だ。

 

チキン・ハイデラバーディー・ビリヤニ。

ハイデラバード発祥のビリヤニ。

 

三人前とは言え、このヴォリュームには圧倒される。

 

三つの皿に取り分けてもこの量がある。

赤いザクロの実の酸味が良いアクセントとなっている。

 

シャンパーニュをどんどん飲み進み、三本目のボトルを抜栓。

ミュズレも二個確保。

 

これがミュズレのデザイン。

コレクションに加えることにする。

 

夜風が心地良い夜なので、テラス席は満席。

 

〆のカレーとナンが届く。

 

バターチキンカレー。

 

夏野菜のサンバルカレー。

 

水のボトルが素敵だ。

サマー・イン・ア・ボトル、2022と書かれている。

 

このボトルは、ニューヨーク州、ロングアイランドのウォルファー・エステートが造る、サマー・イン・ア・ボトル、ロゼ、2022年。

このワイン、買ってみたくなった。

 

テラスから見えるミッドタウン・ガーデンに人の姿は見えない。

右奥の暗い場所は、港区立檜町公園。

 

長居をし過ぎたようで、満席だったテラスにも空席が目立つようになった。

 

三人で、〆の乾杯。

何と、飲んでいるシャンパーニュは四本目。

 

今夜も飲み過ぎてしまった。

 

角度を変えて撮影。

同じブランドのボトルが四本並ぶと、壮観。

ここは開業以来通うお店で、40~50回は訪問している。

好きなお店を友人たちに気に入ってもらえて嬉しい。

 

ほろ酔いよりももうちょっと酔いが回り、楽しい気分で店をあとにする。

竹の後ろに赤く見えているのが、『ニルヴァーナ・ニューヨーク』。

 

友人たちと過ごす、六本木の楽しく飲み過ぎた夜でした。

 

すみれさんの記事はこちら。

 

茶目子さんの記事はこちら。

 

 

 

 

 

 

地球温暖化の影響と思われるが、ベランダ菜園で12月になってもミニトマトと赤唐辛子が収穫できていることは既に記事にアップした。

 

今回はデンマークカクタスについて。

クリスマスカクタスの別名がある通り11月末から12月末にかけて美しい花を咲かせるのだが、今年は未だ3輪が咲き始めただけで、あとはまだ硬い蕾の状態。

100輪ほどの花が咲き乱れる様子を見られるのは1月中旬となりそうだ。

 

直径1.2mほどにもなった親木が古くなったので、新しい株を作ろうと思い、秋に何本か挿木をした。

まだ葉っぱが3~4枚しかないのに、こちらの方が早く開花した。

一緒に生えているのは、リーフレタス。

こぼれ種が発芽したが、これ以上大きくなると困るので明日の朝食のサラダに入れて食べることにしよう。

 

6月のこと、六本木で友人たちと会食をすることに。


向かった先は、「東京ミッドタウン六本木」。

ここに来れば、安田侃氏の「意心帰」を撮影。

 

「ガレリア」に入り、今夜の店に向かう。

 

『福光屋』で少し日本酒を飲みたいところだが、今夜はシャンパーニュを思いっきり楽しむため我慢我慢。

 

「東京ミッドタウン六本木」には多くの人出。

ここの正式名称は「東京ミッドタウン」だが、今は「東京ミッドタウン日比谷」と「東京ミッドタウン八重洲」が出来たので、間違えないように「東京ミッドタウン六本木」と呼んでいる。

 

少し時間があるので、ガーデンアーチに出て「ガーデンテラス」を外から眺める。

「ガーデンテラス」の名前どおり、地階、1階、4階のレストランには広いテラスがある。

 

予約しているお店は、お洒落なインド料理店、『ニルヴァーナ・ニューヨーク』。

マンハッタンにあったセレブが集う伝説的レストラン、『ニルヴァーナ』を東京で復活させたお店だ。

 

ここは好きなレストランで、開業以来40~50回は通っている。

開店当初はニューヨークから元の本店のオーナーが時々来ていたので、色々お話ししたことを思い出す。

 

店内へのアプローチには白い牛の群れ。

このアクリル板を踏み抜かないか、何時もひやひやしながら歩いている。

 

まだ他に客がいないので、室内をパチリ。

ここのインテリアは、ミッソーニ。

 

今夜は、室内のテーブルとテラスのテーブルの両方を用意してくれている。

ご一緒するお二人に、どちらが良いか選んでもらうことにする。

 

お二人が到着し、テラスに出て気温をチェック。

日中は暑かったが、夕方になると心地良い風が吹き気温が下がっている。

 

そこで、テラス席を選択。

 

下を覗き込むと、多くのパラソル。

ここは地階にある『ユニオンスクエア東京』のテラス席だ。

私たちのテラスは高い位置にあるが、ビルの構造上はここが1階。

外苑東通り側に較べてミッドタウンガーデン側が低地となっているので、ガーデン側の地階が丁度地上部になっている。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

早速冷えたシャンパーニュを注いでもらう。

 

三人で、「お久し振り」の乾杯。

メンバーは、すみれさん、茶目子さん、そして私。

 

抜栓したシャンパーニュは、アンドレ・ディリジャン、ブリュット・トラディション、ヴェメンス。

熟した洋梨やパッションフルーツの香り。

黒果実を感じる濃厚な果実味、後味には炒ったナッツやブリオッシュ。

セパージュは、ピノ・ノワール85%、シャルドネ15%。

 

アンドレ・ディリジャンは、コート・デ・バールの中心、ビュクセイユ村に本拠地を置くR.M.。

17世紀からぶどう栽培をしている家族で、シャンパーニュの元詰めを始めたのは第二次世界大戦後。

 

まずはサラダが届く。

料理名は、ボウル・オブ・グリーンズ。

 

お供は、焙煎タヒニのドレッシング。

 

私が三人に取り分け。

ゴマのドレッシングが美味い。

マンゴーとブルーベリーが良いアクセントになっている。

 

タンドール料理が届き、テーブルが俄然賑やかになった。

友人たちと過ごす、六本木の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のある休日のこと、ちぃさんと丸の内で過ごす楽しい午後の続き。

『バルバッコア・クラシコ』でガッツリ肉とワインを楽しんだあとは、「新丸ビル」の中を少し散策。

 

ここは大好きなフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』。

ここには三ヶ月に一度は訪問したいと思っている。

 

好きだったフレンチ、『メゾン・バルサック』のあとにできた『ブルディガラ』にも来なければだ。

(今日現在で3回訪問済です。)

 

少し歩いていると、いっぱいだったお腹にも余裕が出来てきた。

「新丸ビル」を出ると、もう一ヶ所寄って帰ることにする。

 

向かったのは、門前仲町。

 

成田山東京別院深川不動堂に通じる、人情深川ご利益通りに入る。

 

目的の場所は、『折原商店』。

 

ここは多くの銘酒をバイザグラスで楽しむことができるお店。

酒の肴も結構揃っている。

 

店内には日本酒が詰まった冷蔵庫がずらりと並ぶ。

 

ちぃさんが選んだ酒は、愛知県岡崎市の丸石醸造が醸す、二兎 純米吟醸。

私が選んだ酒は、高知県香美市のアリサワが醸す、文佳人 純米吟醸。

アリサワには、かずみさんに案内していただき、一度訪問したことがある。

実はここに来たのは、かずみさんから「アリサワの女将がここで販売会を開催していた」と聞いたので、文佳人を飲むため。

 

かずみさんがここを訪問した時の記事は、こちら。

 

 

二兎の使用米は備前雄町、精米歩合は55%。

文佳人の使用米は吟の夢、精米歩合は50%。

 

ちぃさんと乾杯。

アリサワの酒は美味い。

 

焼失した、茨城県結城市の結城酒造が、応援してくれる蔵、茨城県の来福酒造と北海道の三千櫻酒造で醸した酒の飲み較べ。

少しでも蔵の再建の助けになればと思い、選んだ。

 

左は、結ゆい 純米吟醸 雄町 生原酒 来福酒造ヴァージョン。

右は、結ゆい 純米吟醸 雄町 生原酒 三千櫻酒造ヴァージョン。

仕様はどちらも同一で、使用米は岡山県産雄町、精米歩合は50%、使用酵母は茨城県酵母SYS。

 

鬼太郎とネズミ男のボトルを見付けた。

これを造るのは、鳥取県境港市の千代むすび酒造。

まさに水木しげる氏の故郷の酒だ。

このシリーズには目玉おやじのボトルもあるようだ。

 

サクッと飲むと、成田山東京別院深川不動堂にお参り。

実は、ここは旧本殿。

 

現在の本殿は、この右側の建物。

壁には、不動明王のご真言がぎっしり梵語で書かれている。

”のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらた かんまん”と書かれていて、 サンスクリット語で”激しい怒りの姿をされ、暴虐なるほどのお力を持っておられる守護尊、不動明王よ、私の迷いや障害を打ち砕いてください。そして私の願いを成就せしたまえ”の意味とのこと。

 

人情深川ご利益通りには、他にも魅力的なお店がある。

ここの甘酒は獺祭の酒粕で作っていると書かれている。

 

ここはカフェなのだろうか。

皆さん寛いでいらっしゃる。

 

『折原商店』の前を通って帰途に就く。

私たちが居たときよりも更に客の数が増えている。

ちぃさんと過ごす、丸の内と門前仲町での楽しい午後でした。

 

 

 

 

 

 

6月のある休日、ちぃさんと丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

今日も広い店内は満席の賑わい。

 

二種類目の赤ワインは、カリフォルニアのデリカート・ファミリー・ヴィンヤーズが造る、ナーリーヘッド1924、バーボン・エイジド・ダブル・ブラック、カベルネ、2022年。

 

デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズはシチリア出身の家族経営のワイナリーで、アメリカの最優秀ワイナリーに何度も選ばれている名門。

 

1924は、禁酒法時代に密かに造られ続けていたワインへのオマージュのシリーズ。

禁酒法下でもバーボンは医薬品として認められ、医師の処方箋があれば買うことができた。

このワインはバーボンの名を冠することで禁酒法時代を生き抜いたワイン。

教会のミサ用のワインとして存続したワイナリーは幾つかあるが、バーボンの名前を冠して生き残ったというのは初見。

禁酒法にも抜け穴があったことがわかる。

カリフォルニアのワイナリーは禁酒法時代に壊滅的打撃を受けたが、ここは生き残って良かった。

 

濃いガーネット。

プルーン、カシスに加え、バーボン樽由来の甘いスモーキーな香り。

バーボン樽は、内側を火で焼いて焦がしている。

黒果実の濃密な果実味とまろやかなタンニン。

ぶどうはカベルネ・ソーヴィニヨン100%で、フレンチ&アメリカン・オークの樽で8ヶ月熟成後、バーボン・バレルで最低4か月熟成。

 

肉は、フラウジィニア(カイノミ)とアルカトラ(ランプ)。

 

ハツも2個もらう。

これは、ちぃさんはパス。

 

またまたアルカトラ(ランプ)。

 

肉に食べ飽きてきたら、フライドポテトでひと休み。

 

三種類目の赤ワインも飲むことに。

アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、マルベック、2020年。

 

アルゼンチンのワインの聖地、メンドーサで造られる、アルゼンチンの赤ワインを代表する品種、マルベック。

黒果実の凝縮感、綺麗な酸とタンニン、バラやスミレのニュアンス、そして長い余韻。

やはりカテナのマルベックは美味い。

 

次の肉は、クッピン(コブ)。

希少な種のセブ牛のコブの肉。

日本の牛には無い部位だ。

 

脂が強い部位なので、私はパス。

ちぃさんは切り取ってもらい、その一部を切り分けて私にくれた。

 

パイナップルは消化促進に役立つ。

でも、甘いものが苦手なちぃさんはパス。

 

肉は、和牛アルカトラ(ランプ)。

 

〆に濃厚な白ワインを注文。

この彼はとても気が利き、お陰で楽しい食事となっている。

 

先に飲んだマルベックと同じく、アルゼンチンを代表するワイナリー、ボデガス・カテナ・サパータが造る、カテナ、シャルドネ、2022年。

これも好きなワインだ。

 

自社畑のシャルドネ100%を、フレンチオークの樽(新樽比率35%)で、シュールリーで10ヶ月熟成。

シトラスやトロピカルフルーツ、花梨の香り。

強い果実味、酸、ミネラルのバランスが素晴らしい。

 

支配人の小林さんが挨拶に来てくれた。

エチケットの絵を指さして、「ここに行ったことがあります」と小林さん。

「古代のピラミッドを模して作られた、カテナのシャトーですね」と私。

「よくご存じですね」と言いながら、訪問時の写真を見せてくれた。

色々なワインの話も楽しく、小林さんに感謝。

 

ちぃさんの〆の料理は、カレーライス。

ひと口食べさせてもらう。

やはり牛肉料理の店のビーフカレーは美味い。

 

私の〆は、アイスクリーム。

バニラとストロベリー、その上に色々トッピング。

何時もはケーキ類も何種類か食べるのだが、今日は肉を食べ過ぎてしまい、もう無理。

 

〆の飲み物は、カイピリーニャ。

砂糖を規定量の半分で作ってもらった。

今日は今までで最大量の肉を食べたと思う。

もうお腹が重くて歩くのが苦しいほどだ。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のある休日、ちぃさんと丸の内のシュラスコ店、『バルバッコア・クラシコ』で過ごす楽しい午後の続き。

 

スプマンテのロータリーを2杯飲んだあとは、オーストラリアの白ワイン。

 

西オーストラリア州のアルクーミ・ワインズが造る、アルクーミ、グレイジング・コレクション、セミヨン/ソーヴィニヨン・ブラン、2023年。

アルクーミは、西オーストラリア州で最大の家族経営のワイナリー。

”アルクーミ”は、アボリジニの言葉で”我らが選びし地”の意味。

 

セミヨン/ソーヴィニヨン・ブランの組み合わせは、ボルドー・ブレンド。

ワイナリーがある西オーストラリア州のグレートサザンはボルドーに気候が似ている。

 

最初の肉が届く。

 

ピッカーニャ(イチボ)のペッパーステーキ。

少し火が通り過ぎだが、ペッパーステーキは美味い。

 

豚肩ロースは今まではパスしていたが、今回は食べてみることに。

 

これが驚きの美味しさ。

これからは豚肉も食べることにしよう。

 

大好きなピッカーニャ(イチボ)がやってきた。

 

三枚切ってもらった。

これでローストビーフ・サンドイッチを作ると美味しいに違いない。

 

再びピッカーニャ(イチボ)のガーリックステーキ。

 

この脂が甘くて美味いのだ。

 

肉が次々と届き始めたので、ワインを赤に切り替える。

 

ニュージーランドのマトゥアが造る、マトゥア、リージョナル、ピノ・ノワール、マールボロ、2021年。

 

”マトゥア”はマオリ語で”総本家”。

ニュージーランドで初めてソーヴィニヨン・ブランを植栽した、まさにソーヴィニヨン・ブランの総本家なのだ。

あ、でも今飲んでいるのはピノ・ノワール。

 

ピノ・ノワールらしい透明感のあるルビー色が美しい。

ラズベリーやストロベリーなどの赤果実の香り。

フレッシュ&スムースな、果実の旨みを感じるピノ・ノワールだ。

 

続いては、再びピッカーニャ(イチボ)のガーリックステーキ。

この肉はこの大きさで串に刺して焼かれている。

 

二つに切り分けると、美味そうな焼き色。

 

もう一度、ピッカーニャ(イチボ)。

 

今回も三切れ。

 

ビッフェ・デ・チョリゾー(サーロイン)は柔らかくて上品な美味しさ。

 

和牛アルカトラ(ランプ)は柔らかな赤身が美味い。

 

フラウジィニア(カイノミ)が届く。

 

フラウジィニア(カイノミ)も好きな部位だ。

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のある休日、ちぃさんと丸の内で待ち合わせ。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

 

今日のランチのお店は、シュラスコの名店、『バルバッコア・クラシコ』。

 

ランチタイムは二部制になっていて、遅い方の時間を予約。

予約時間の10分前に到着したが、そのまま席に案内される。

 

今回も店の一番奥、窓際のテーブルをお願いしておいた。

 

まだ時間前なので店内に客は少ないが、次々と客が入店し、10分余りあとには満席となった。

相変わらずの人気だ。

 

まずはスパークリングワインを注いでもらう。

 

イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州のロータリが造る、ロータリ、ブリュット、メトード・クラッシコ。

 

イタリアのスプマンテで好きな銘柄は、フランチャコルタを別にすれば、フェッラーリとロータリ。

そのロータリが飲めるとなれば、テンションが上がる。

 

ちぃさんと、「今日もいっぱい食べていっぱい飲みましょうね」の乾杯。

 

シャルドネ100%、瓶内二次発酵で造られ、瓶内熟成期間は24ヶ月以上と長い。

キレと熟成感を兼ね備えた素晴らしいスプマンテだ。

 

肉を食べる前にサラダは必須。

サラダバーに野菜類を取りに行く。

 

どの野菜も美味しそうでいっぱい皿に盛り込みたくなるが、肉を食べるためには野菜の取り過ぎ注意。

 

スイーツもいっぱい。

これは、食後の楽しみ。

 

ちぃさんの皿。

随分控えめだ。

 

私の皿。

ちょっと盛り過ぎたかも。

でも整然とした盛り付けは美しいと自画自賛。

朝ご飯ならこれだけで充分かもしれない。

 

大好きなパルミットはしっかり3本。

それとパルミジャーノ・レッジャーノも。

 

シュラスコ用のモーリョが届く。

醤油モーリョと野菜モーリョ。

 

サラダを食べながらも、今日は早めに肉を出してもらうことにする。

 

肉を食べる準備が整ったことを合図するメダル。

 

赤から緑に裏返すと、肉が届き始める。

 

ちぃさんと過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のこと、彼女と丸の内のペルー料理店、『YUYAY』で過ごす楽しい午後の続き。

 

料理は、ランチで一番良い「ペルーコース」を注文。

まずは、真鯛のセビーチェ。

セビーチェはペルー発祥の魚介のマリネ料理。

酢ではなく、柑橘の果汁を使うのが特徴。

 

ライムの香りが心地良い。

白と茶色のペルーのトウモロコシ、二種が添えられている。

左手前には、サツマイモ。

 

本日のスープは、白身魚のスープ。

飲んでみると、鯛の潮汁。

鯛の身はセビーチェに、アラはスープに使ったようだ。

 

スパークリングワインはまだ残っているが、肉料理に合わせて赤ワインを抜栓することに。

折角なので、ペルーのワインを選ぶ。

 

ペルーのタベルネロが造る、ヴィットリア、シラー、レゼルヴァ、2018年。

南アメリカのぶどうは欧州がフィロキセラ禍で壊滅的被害を受ける前に移植された苗が元になっており、乾燥した気候で病害虫が発生しにくく、高品質のワインが造られている。

チリのカベルネ・ソーヴィニョン、アルゼンチンのマルベック、ウルグアイのタナはそれぞれ国を代表するぶどう品種となっている。

 

2018VTと飲み頃を迎えた、初めて飲むペルーのシラーへの期待が膨らむ。

アルコール度数は13.8%と高い。

 

香りは控えめ。

果実味はクリーンで泥臭さは微塵もない。

スミレや腐葉土や樽のニュアンス。

柔らかな酸とタンニンが果実味をやさしく包み込む。

洗練された、美味いシラーだ。

 

メインは、ペルーを代表する料理、ロモ・サルタード。

 

”ジューシーな牛のロモ(ヒレ肉)とシャキシャキのタマネギにほんのちょっぴり煮崩れたトマトが優しく絡みつきます”とのこと。

 

柔らかなヒレ肉に濃い目のソースが良く合って美味い。

コース料理はデザートを残すのみとなったが、ワインがまだ多く残っているのでアラカルトでもう一品頼むことにする。

 

選んだのは、ペルー風チキンカツ、ミラネーサ・デ・ポロ。

チキンを薄く伸ばし、衣をつけて揚げている。

 

ペルーのハーブと芥子のソースがピリ辛で美味い。

ソースを使い切り、お代わりを追加。

 

デザートとコーヒーが届く。

 

フルーツゼリーは涼を誘う見栄え。

甘くなく美味い。

 

窓の外には、お隣のビル、日本工業倶楽部会館の彫像が見える。

この彫像は、会館建設当時の二大工業、石炭と紡績を表現している。

 

今日は、ランチにしては食べ過ぎ飲み過ぎてしまった。

 

地下に下り、「新丸ビル」を出ると、今度は「丸ビル」に入る。

向かったのは、マルチカ。

 

目的のお店は、『BUTTER 美瑛放牧酪農場』。

 

彼女がここのソフトクリームを食べたいとのこと。

ここで代金を支払い。

 

そしてここで出来上がったソフトクリームを受け取る。

写真の左隅に、ソフトクリームをワッフルコーンに入れている様子が写っている。

 

牛乳と甜菜糖のみで造られたソフトクリームは濃厚で美味い。

でもすぐに溶けるので、服を汚さないように要注意。

サクッと食べると、日比谷まで散策し、帰途に就くことにする。

 

途中、東京国際フォーラムで警備ロボットを見付けた。

最近は、色々なところで配膳ロボットや警備ロボットを見るようになった。

少子化が進み経済力が衰退する中で、人手不足、生産性向上のために、生産現場だけでなく、私たちの身近なところでロボットの活用が一層進むこととなるのだろう。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後でした。


 

 

 

 

 

今朝のベランダ菜園の収穫。

 

ミニトマトは今回の収穫後は10個ほどを残すのみ。

赤唐辛子は僅か9本、これで今年の収穫総数は709本。

まだ緑の実が数十本残っているが、葉が既に落ち始め、赤く熟すのは期待薄。

緑のまま収穫し、生を料理に使った方が良さそうだ。

 

6月のこと、彼女と丸の内のレストランで待ち合わせ。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

ランチ時なので、地下の店舗街には多くの人出。

 

最近は二重橋側から来ることが多いが、今日は東京駅側から入館。

この長いエスカレーターを上がり、1階に移動。

 

地階は混雑していても、一階は何時もひっそりと静かなのが気持ち良い。

 

今日のランチのお店は5階のレストラン街。

まず向かったのは、好きだったレストラン、『メゾン・バルサック』が閉店し、そのあとに10日ほど前(2024年6月2日)に開業した、『ブルディガラ・マルノウチ ザ・レストラン』。

新店の経営母体は旧店と同じ。

 

ここは、広尾に本店を構える、『ブーランジュリー・ブルディガラ』のレストラン。

”ブルディガラ”は、古代ラテン語で”ボルドー”のこと。

 

大好きだった、『メゾン・バルサック』のマスコットのシマウマはどうなったのか気になる。

出来るだけ早くここで食事をし、支配人にシマウマの行方を聞いてみようと思う。

(既に三回訪問していますが、未だにシマウマの行方を知りません。次回は聞かなければです。)

 

お隣は馴染みのフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』。

大塚店長が居れば挨拶しようと思ったが、見当たらなかった。

 

予約をしているお店は、この長い廊下の突き当り。

左右には名店がずらりと並ぶ。

 

途中には好きなお店、ニュージーランド料理の『ジーランダー』。

ここには久し振りにラム肉を食べに来たいと思う。

 

今日のランチのお店は、2024年2月28日に開店したばかりの新しいお店、ペルー料理の『YUYAY(ユヤイ)』。

ここは、表参道で人気のペルー料理店、「DESTINO 51」の姉妹店。

店名の”YUYAY”は、ペルーの先住民が使うケチュア語で、”思い出、感情、心”を意味する言葉。

 

ペルーは、ワールド・トラベル・アワード「World’s Leading Culinary Destination(世界で最も美食を楽しめる国)」部門で11度の最優秀賞に輝いている、世界が認める“美食大国”

 

店の入り口に貼られたランチメニューをフムフムと検討。

料理はペルーから呼んだ本場のシェフが腕を振るう。

 

入り口の左右には、狛犬ならぬ、牛。

右側には、黒牛。

 

左側には、赤牛。

 

彼女が到着し、店内に歩を進める。

 

店内を彩るのは、ペルーから取り寄せた飾り。

 

部屋の一番奥には、オーナー手作りのマクラメタペストリー。

 

今日は真夏日の暑さ。

まずはスパークリングワインを抜栓。

スペインの名門、フレシネとサントリーが共同開発した、アンジュエール、ブリュット。

 

良く冷えた爽やかな飲み口のブリュットが心地良い。

ぶどうは、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ。

彼女と過ごす、丸の内の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

6月のこと、しづちゃんと池袋で過ごす楽しい午後の続き。

『エノパニーノ・イケブクロ』でのランチを済ませると、再び東武池袋に戻る。

 

今日は高知県の懇意にしている酒蔵、高木酒造の販売会。

豊能梅、土佐金蔵などの酒が並ぶ。

 

六代目の高木一歩さんから最近の酒造りの情報を色々教えていただき、好きなボトルを二本購入。

 

豊能梅 土佐の夏純吟。

豊能梅 純米吟醸 おりがらみ 生酒。

この二本は、毎年必ず飲んでいる。

 

お隣の「エノテカ」にも立ち寄ってみると、ブルゴーニュのジャンテ・パンショとニコラ・ロシニョールのワインが並べられている。

 

この二人の著名な生産者の来日イベントが開催されたのだそうだ。

 

東武池袋を出て向かったのは、『くら寿司』。

『エノパニーノ』でランチは済ませているのでお腹は空いていないが、この機会に人生初の『くら寿司』を経験してみたかったので、しづちゃんに付き合ってもらった。

 

午後まだ早い中途半端な時間なので、待ち時間無しで入店。

 

注文はタッチパネル。

レーン上を空の寿司ケースが次々と流れている。

 

何を注文すればよいのか、レーン上に張り出されているおススメやフェアの紹介を眺める。

 

メニューがいっぱいあって目移りする。

 

まずは生ビール。

 

しづちゃんと乾杯。

泡があっという間に消えてしまった。

 

レーンのスピードが速いので、こんな皿に載せないとこぼれてしまうのだろう。

 

しめ鯖、甘海老、鰹、鯵、鰯が到着。

寿司は到着したが、醤油を差す小皿がない。

ガリを乗せる取り皿もない。

仕方がないので、寿司の皿をそれぞれ一枚ずつ取り皿に使うことにする。

 

次に、山葵が無いので探していると、レーンの上を回ってきた。

次に探したのは、ガリ。

どうやら生姜のガリは有料で別注文のようで、卓上には初めて見る大根ガリ。

最初は違和感があったが、食べているうちにこれがガリに思えてくるのが不思議。

 

穴子、赤貝。

穴子がとても薄く、「穴子の薄造りだ」と二人で大笑い。

 

ミル貝、ヤリイカ。

 

生ビールの次は、日本酒。

しづちゃんは雁木、私は作。

 

私は〆に、今月のおすすめ麺、旭川醤油ラーメン。

 

麺リフト。

豚骨と魚介出汁が合わさった、濃厚な味わい。

背脂が散らされている。

ランチを二回食べたような感じで、もうお腹はいっぱい。

しづちゃんと過ごす、池袋の楽しい午後でした。