昨日も書いた通り、今年はレストラン訪問記事、旅行記事が多すぎてお家での飲酒記事をアップする余裕が無かった。
そこで未アップのお家日本酒/ワイン/スピリッツを抜粋して総集編としてアップ。
桐箱入りの酒は素敵な友人からいただいた、純米大吟醸 原田。
山口県周南市のはつもみぢが醸す、原田 純米大吟醸 原酒35 西都の雫。
山口県の酒造好適米、西都の雫を35%まで磨きこんで醸された酒。
桐箱入りの純米大吟醸は、桐箱入りのグラス、松徳硝子のうすはり大吟醸で。
雑味のないクリアな旨味。
米の旨味を存分に体現しながら切れのある洗練された酒だ。
高知県香南市の高木酒造のこの酒は、蔵の五代目に紹介してもらった思い出の酒。
7月に高木酒造の地元、高知県香南市赤岡町で開催された「絵金祭り」で、祭りの運営本部前で高木酒造の五代目とツーショット。
五代目とは2019年に蔵を訪問して以来のお付き合い。
この日は猛暑で、私はシャツもズボンも汗でびしょびしょのためだらしない雰囲気。
豊能梅 純米吟醸 おりがらみ生酒は毎年飲んでいるお気に入り。
愛媛県産松山三井を50%まで磨き、高知酵母AC95で醸されている。
この酒には冷凍庫で冷やしておいた、能作の錫の酒器。
微発泡のプチプチ感が心地よく、フレッシュで爽やかな飲み口。
でもアルコール度数は16%あるので、飲み過ぎ注意。
続いて高木酒造が醸す、豊能梅 土佐の夏純吟。
夏季限定販売の純米吟醸酒。
7月の「絵金祭り」の時に訪問した高木酒造では日本酒の販売会場が出来ていた。
この真ん中で販売されているのが土佐の夏純吟。
愛媛県産松山三井を用い、精米歩合は60%。
日本酒度は+3、アルコール度数は16%。
この酒は白ワイン用のグラスで。
爽やかな吟醸香。
フレッシュな味わいを持ち、クリアーな米の旨味を味わえる夏酒。
この酒も毎年必ず飲んでいる。
斗酒十千 匠の酔 純米酒。
斗酒十千は李白の詩、「將進酒」の中にある言葉。
「陳王昔時宴平樂 陳王 昔時 平楽に宴し」
「斗酒十千恣歓謔 斗酒 十千 歓謔を恣にす」は、
「陳王は、その昔、平楽観で酒宴を催し、一斗一万銭の美酒で歓楽を尽くしたというではないか」の意味。
この酒は7月に友人たちと屋形船で隅田川クルーズを楽しんだ時に、ノンベェさんからいただいたもの。
その時の記事はこちら。
この酒の製造者は富山県魚津市の魚津酒造、発売元は浅草の酒販店、カイダ。
この酒はリキュールグラスで。
グラスの下半分は漆塗りになっている。
長野県塩尻市の丸嘉小坂漆器店が作るうるしグラス、「すいとうよ」。
知っている方はすぐにわかるが、塩尻ワイナリーフェスタのグラスなのだ。
高知県土佐郡土佐町の土佐酒造が醸す、桂月 純米大吟醸 50 CEL24。
三日前にもこの写真をアップしたが、今年7月に土佐酒造を訪問した時に、この酒を醸した佐竹杜氏と記念撮影。
(現在は佐竹杜氏は土佐酒造を退社されています。)
CEL24は高知県工業技術センターが開発した、カプロン酸エチル系のフルーティーな酒を生み出す酵母。
CEL24を用いた酒を最初に製造販売したのは、亀泉。
今では多くの酒蔵が製造していて、私が飲んだことがあるCEL24の吟醸酒は、亀泉、豊能梅、久礼、司牡丹、そして桂月。
使用米は吟の夢または山田錦、精米歩合は50%。
この酒には能作の錫の酒器。
濃厚なフルーツ香。
芳醇な米の旨味、甘みを持つが、酸もあるのですいすいと飲めてしまい、後味に甘みは残らない。
日本酒度は-4と、同じくCEL24で醸された亀泉や豊能梅に較べると甘さは控えめ。
今年のお家飲み総集編の第二話でした。