昨年7月のこと、彼女と赤坂の『ロウリーズ・ザ・プライムリブ』で過ごす楽しい午後の続き。
オリジナルブレッドが届く。
プライムリブに合うようにレシピ開発され、店内で焼き上げられている。
パンのお供は、バター。
このパンがローストビーフによく合って美味いのだ。
プライムリブに合わせ、赤ワインのボトルを抜栓。
フォックスグローヴ、ジンファンデル、パソ・ロブレス、2020年。
濃厚な黒果実の凝縮感、それでいて酸があるので全体としてはクリーンな洗練されたボディ。
アルコール度数は14.5%と高い。
フォックスグローヴは、プレミアム・シャルドネで有名なヴェーナー兄弟が造る、第二のブランド。
カリフォルニア、セントラルコースト、パソ・ロブレスのぶどうが使われている。
セパージュは、ジンファンデル98%、プティシラー2%。
薬味が届く。
生のホースラデッシュと、オリジナル・ホイップドクリーム・ホースラディッシュ。
彼女も私もレアをお願いする。
目の前でカットされ、手際よく付け合わせが盛り込まれ、テーブルに置かれる。
この皿を見ると、いやがうえにも食欲が湧いてくる。
プライムリブのローストビーフは、理想的なレアの焼き上がり。
ローストビーフにはジュのソース。
ローストビーフの付け合わせと言えば、ヨークシャープディングは欠かせない。
スピナッチ、ポテト、コーンも必須アイテム。
マッシュポテトの真ん中に窪みを作り、濃いソースが掛けられている。
ソースに馴染ませ、二種のホースラディッシュを付けて食べると最高に美味い。
ローストビーフを食べ終えると、お腹はかなりいっぱいなのだがデザートは別腹とばかりに、スイーツやフルーツを取りに行く。
今日のフルーツは、パイナップルとマンゴーパイナップル。
ティラミス、杏仁豆腐、プリン、各種パフェのプレゼンが美しい。
ここは色とりどりのクッキーやジェリービーンズやマシュマロなどのお菓子のコーナー。
白桃のシャーベットとバニラアイスクリームは必ず食べたい。
トッピングも豊富。
私のデザートは彩り豊か。
奥は、ティラミス、アプリコットとキャラメルのパフェ、黄桃と紅茶のパフェ。
手前は、パイナップル、マシュマロ、マーブルチョコレート、雑穀クッキー。
左はバニラアイスクリーム、右は白桃のシャーベット。
食後はコーヒーを飲みながら、ゆったりとお話し。
二人ともお腹がいっぱい過ぎて、しばらくは歩けそうにない。
長い時間お話ししていたので、お腹がいっぱいと言いながらもコーヒーを三杯も飲んでしまった。
ワインも全てアメリカ産のお店だが、砂糖はフランス産のラ・ペルーシュ。
インド洋に浮かぶフランス領レユニオン島のサトウキビ100%で作られる、プレミアムシュガー。
ランチ時間の終了が近付き、サラダバーも綺麗に片付けられている。
そろそろ帰途に就くことにしよう。
大きなセラーにはワインがぎっしりと並ぶ。
この全てがアメリカワインだ。
満腹満足で店をあとにする。
『ロウリーズ』のバー、『フランク・バー』は17時~19時がハッピーアワー。
ディナーの時は早めに来て、ここでアペロしてからレストランに入店するのも楽しそうだ。
彼女と過ごす、赤坂での楽しい午後でした。