ワインは素敵な恋の道しるべ -139ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

8月初旬のこと、彼女と六本木のフレンチで待ち合わせ。

 

乃木坂駅で降りると、国立新美術館への直結地下道に進む。

 

長いエスカレーターを上ると、国立新美術館入口へのアプローチに出る。

この時は”ルードヴィッヒ美術館展”が開催されていた。

 

空を見上げると、羽田空港に向かう航空機。

 

写真では遠くを飛んでいるように見えるが、肉眼では美術館のすぐ上を横切っているように見える。

 

今夜のお店はこの上。

ここに来るとこのアングルから必ず撮影してしまう。

 

エレバーターで三階に上がると、再びレストランを撮影。

テーブルは断崖絶壁の縁に配置されているが、実際にテーブルに着くと下が見えないので恐怖感は無い。

 

レストランと反対側、展示室の屋上にあたるところには、竹林。

開業時には全面に竹が茂っていたが、薄い土では育たないようで、残り僅かとなっている。

 

松尾支配人に迎えられ、何時ものテーブルに案内される。

前夜彼女から、「予約時間より少し早く着きます」とのメッセージをもらったので、15分早めに到着した。

 

日本の『ポール・ボキューズ』各店の中で、ここの植田シェフの料理はリヨン本店の味を最も忠実に再現していると言われている。

今夜の料理も楽しみだ。

 

ディナー営業が始まったばかりなので客の数は少なかったが、このあとどんどん訪れ、結構賑やかになった。

それにしても彼女は来ない。

既に予約時間になっている。

 

私は待つことに慣れているが、松尾支配人が気に掛けてくれ、時々話しかけてくれるのが申し訳ない。

 

元々の予約時間を10分ほど過ぎた頃、ようやく彼女が到着。

一番ほっとしたのは松尾支配人のようで、直ぐにシャンパーニュを抜栓し、注ぎに来てくれた。

ドゥラモット、ブリュット、プール・ヒラマツ。

 

サロンの姉妹メゾンのシャンパーニュは美味い。

「最近シャンパーニュも品薄だそうですね」と私。

「このヒラマツ仕様のドゥラモットも年内の入荷は無理だそうで、今の在庫が切れたら大変な状況です」と松尾さん。

『グラン・メゾン オレノ』でも、ルイ・ヴィトンのシャンパーニュがもう入荷しないと言っていた。

プーチンのせいでシャンパーニュまで飲めなくなるかもしれないとは、怒りに火がつきそうだ。

 

バゲットが届く。

今日のバゲットはとても長くカットされている。

 

パンのお供はカレー風味の鶏のリエット。

これがバゲットによく合って美味い。

 

アントレは、鴨フォアグラのパヴェのポワレ、ソース・フランボワーズ、くるみ風味のモロッコインゲン添え。

ソースの配置が美しく、生のフランボワーズも添えられている。

 

鴨のフォアグラも入荷難となっている。

コース料理に必ずフォアグラが入る『ポール・ボキューズ』としては大変な状況だ。

フォアグラにフランボワーズのソースがよく合って美味い。

 

ポワソンが届く。

スズキのロースト、サフラン風味のブールブランソース、イカ墨のリゾットとトマトのドゥミセッシュ。

この皿も絵のような美しさ。

流石ミュゼにあるレストランだ。

 

白はスズキのロースト、黒はイカ墨のリゾット、赤はトマトのドゥミセッシュ、黄はサフラン風味のブールブランソース。

 

肉厚のスズキが美味い。

楽しく美味しい一皿だ。

 

合わせるワインは、コート・デュ・ローヌのドメーヌ・ジャンヌ・ガイヤールが造る、マルサンヌ、I.G.P. デ・コリンヌ・ローダニエンヌ、2019年。

 

ジャンヌ・ガイヤールはピエール・ガイヤールの長女として生まれ、2008年に父から受け継いだ8haの畑で自らのドメーヌを創設。

 

アルコール度数は14%と高い。

黄桃や熟した洋梨の香り。

豊かな果実味を持ち、樽や蜂蜜のニュアンスも。

それでいて洗練されたボディの辛口に仕上げられている。

ぶどうはマルサンヌ100%、熟成は樽(新樽比率10%)で7~8ヶ月間。

 

料理によく合って美味しく、マルサンヌのグラスも進む。

彼女と過ごす、国立新美術館での楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

7月中旬のウォーキング。

 

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イルカの群れが横一線に並び、青い空を気持ちよさそうに泳いでいる。

 

夏になると、至る所で花を観るようになるのは、キョウチクトウ(夾竹桃)。

 

キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑性中高木で、原産地はインド、中近東。

 

大気汚染にも強いため、工場緑化や幹線道路の植栽に多く利用されている。

 

以前は一重の花ばかりだったが、最近は八重も見るようになった。

 

花色は、赤、白、ピンクに加え、オレンジがあるのだそうだ。

でもオレンジの花は見たことが無い。

 

身近な植物だが、有毒植物なので注意が必要。

葉、枝、根、花の全てに毒性の強いオレアンドリンという物質を含んでいる。

フランスでバーベキューをした男女7人が死亡する事件が起きた。

肉や野菜を刺した串に、キョウチクトウの枝を使ったのが原因だった。

 

花言葉は、有毒植物であることを反映し、”油断大敵”、”危険な愛”、”用心”。

 

紅白の花が咲いているのは、サルビア。

シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草だが、寒さに弱いので、日本では一年草として扱われている。

原産地は南米など。

 

この花弁を引き抜いて蜜を吸ったことがある人は多いのでは。

花言葉は、”尊敬”、”知恵”、”良い家庭”、”家族愛”。

 

長い花茎に小さな花がいっぱい咲いているのは、ユーコミス。

ヒアシンス科ユーコミス属の多年草で、原産地は南アフリカ。

 

見た目がまるでパイナップルのようなので、パイナップルリリーの別名を持つ。

花言葉は、”完璧”、”完全”。

 

秋が深まると、ベランダのオオベンケイソウ(大弁慶草)が満開となった。

ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の落葉性多年草。

 

部屋に取り込むと、窓際が明るくなる。

花言葉は、”静寂”、”静穏”、”穏やか”、”やさしい心”。

 

パイナップルがこの夏に巨大に成長した。

直径30cmの鉢が小さく見える。

 

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昨年の5月にこのパイナップルの頭頂部を植え付けた。

 

それが一年半でこんなに大きくなった。

寒さに弱いので部屋に取り込んだが、他にも何鉢か部屋に入れているので、窓際が随分手狭になってしまった。

 

ベランダのフェンネルから種が落ち、周辺の鉢で発芽した。

このフェンネルの苗を採取し、プラスチックのカップを苗床として植え付け。

 

このカップをぐるっと回すと、見慣れたマークが現れる。

有名なあのお店の、エールのカップを流用してみた。

 

よく見ると、白い根が底まで伸びているのが見える。

窓際は日当たりが良いので、土の温度が上がり過ぎないようにカップには厚紙で遮光している。

春には新芽をハーブとして使えるようになるのが楽しみだ。

 

こちらは私が蒔いた種が発芽した鉢。

フェンネルは針状の葉がふさふさと茂るのだが、発芽したばかりの双葉は普通の草と同じなのが面白い。

 

そしてこれが10日後の写真。

随分大きくなり、フェンネルらしい葉に変わり始めている。

 

今夜はイタリアのオーガニックワインを飲むことにする。

 

シチリアのイニコン、ネロ・ダーヴォラ、オーガニック、2018年。

エチケットにはEUのオーガニック認証マーク、ユーロリーフ。

 

色合いは濃いガーネット。

カシス、ブラックベリー、ダークチェリーなどの黒果実の香り。

 

果実味はこのクラスのワインとしてはかなり強い。

シルキーなタンニン、程よい酸とのバランスが良く、期待以上に美味い。

ぶどうはネロ・ダーヴォラ100%、熟成はステンレスタンクで6ヶ月。

シチリアの旨いオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。

 

 

 

 

 

 

六本木の『トニー・ローマ』でベイビーバックリブを食べてワインを飲み、『金魚』でニューハーフショーを楽しんだ後は、〆にもう一軒ということで北千住に降り立つ。

メンバーが、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさんと揃えば多勢に無勢、北千住に問答無用で決まってしまった。

 

六本木に集合した時はお昼だったが、北千住に到着した時は既に夕暮れ時になっていた。

 

さて、何処で軽く一杯やろうかと四人でひと思案。

 

ディープな飲み屋街に歩を進める頃には日が暮れ、お店の看板に明かりが点り始めた。

 

何処にしようかとみんなで話しながら向かったお店は、『ハマちゃん』。

ちぃさんと私は二度利用したことがあるお店で、その後は何時来ても満席で入れなかった。

 

今日は珍しく空いている。

ここは鹿児島焼酎の専門店。

きゅーちゃんとピエールロゼさんにはお初のお店だ。

 

私は焼酎には詳しくないので、酒の選択は何時もハマちゃんこと、浜田義人さんにお任せ。

最初に出してくれた焼酎は、鹿児島県阿久根市の鹿児島酒造の、ちご櫻。

 

この酒は鹿児島酒造の前身、安楽酒造の代表銘柄。

生産が途絶えていたものを、20数年の時を経て復刻させた酒。

鹿児島県内限定で年に二回販売される貴重な品。

麹は河内白麹、原料芋は鹿児島県産黄金千貫。

 

まずお湯を半分入れ、あとは自分で焼酎をなみなみ注ぐのがこのお店での飲み方。

 

こぼさないようにひと口啜ってから乾杯。

 

三陸のメカブ。

ここでは何も言わなくても酒の肴を適当に出してくれる。

 

トウモロコシ入りのさつま揚げ(左)、枝豆入りのさつま揚げ(右)、鯖昆布巻き、子持ちヤリイカ。

 

浜田さんは現役時代は大手の会社で活躍され、退職後に生まれ故郷の鹿児島焼酎を扱うこのお店を始められた。

商売っ気の無い人で、何時も色々な焼酎をサービスしてくれる。

 

二杯目の焼酎は、ハマちゃんも一緒に乾杯。

 

二杯目の焼酎は、指宿市の指宿酒造の、至高の紫。

 

自社農場で栽培された頴娃紫芋を用い、麹は黄麹。

 

この焼酎も鹿児島限定販売。

 

生マグロの漬けと三陸の生ワカメ。

これも美味い。

 

三杯目の焼酎は、鹿児島市の本坊酒造の、かめ壺仕込 貴匠蔵。

本坊酒造の発祥の地、南さつま市津貫にある、津貫貴匠蔵で醸されている。

 

麹は黒麹、使用芋は南さつま産の黄金千貫。

 

〆は、八丈島のテングサのところてん。

飲んだ後に嬉しい一品だ。

ハマちゃんに今夜の礼を述べ、店をあとにする。

 

ほろ酔い気分で北千住駅に戻り、帰途に就く。

 

友人達と過ごす、六本木と北千住の楽しい一日でした。

 

 

 

 

 

六本木のショーパブ、『六本木 金魚』で友人達と過ごす楽しい夜の続き。

メンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

素晴らしいショーは次々と場面を変えて続く。

 

 

ショーにはストーリーがあり、上手く踊りで表現されている。

 

 

 

狐の嫁入りは好きなテーマ。

 

ダンサーが客席にまで下りてきて、一層臨場感が高まる。

 

男役のニューハーフのダンサー、浅倉南さんはここで一番の古株で、私とも顔見知り。

 

ヒロイン役のダンサーはクラシックバレエの出身で、踊りが綺麗。

 

 

いよいよフィナーレ。

 

今夜のダンサーさん、9人が総出演。

 

 

 

メンバーの紹介の時間。

 

〆の挨拶は浅倉南さん。

 

今夜も素晴らしいショーをありがとう。

 

何故か金魚のコースターを撮影。

ショーのあとに、更に赤ワインやビールを飲んでいるが撮影忘れ。

 

階段を下り地下一階のロビーに出ると、メタルの金魚をパチリ。

 

今夜も楽しいショーだったが、休日と言うのに客が少ないのが心配。

また応援に来なければと思う。

 

サインで埋め尽くされた壁の前で記念撮影。

 

今夜もノリノリ。

 

外に出ると、驚いたことにまだ明るい。

となると、このまま帰る訳にはいかない。

友人達と過ごす休日の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

六本木で、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさんと過ごす楽しい休日の午後の続き。

 

『トニー・ローマ』を出て向かったお店は、『六本木 金魚』。

 

前回このメンバーで訪問したのは5か月前。

思い切り楽しんだが、客が少なかったのが心配。

そこでまた応援に訪問することにした。

 

前回の記事はこちら。

 

 

このドアの怪しい雰囲気が堪らない。

 

象を従えた金魚の像は今夜も元気。

 

色が白っぽく写っているが、実際には深紅の階段を上って客席に向かう。

 

席に着きステージを見上げると、かなりの高さがある。

 

既にワインを飲んで来ているので、四人とも最初からノリノリ。

椅子は一つずつアクリル板で仕切られているが、四人の間のパーテーションは外してもらっている。

 

生ビールで乾杯。

 

ここのビールは、アサヒスーパードライ。

ビールの後ろに見えている人は、ダンサーさん。

ショーが始まるまで、今夜出演するダンサーさん達がテーブルまで挨拶に来てくれるのだ。

 

ちぃさんと私が頼んだ料理は、ピッツァ・マルゲリータ、サラダ付き。

 

ミニサラダ。

 

もう一つは、りんごのタルトタタン。

ちぃさんがスイーツは苦手なのに、私が食べたくなって頼んでしまった。

 

きゅーちゃんとピエールロゼさんが注文したのは、鶏の唐揚げかな。

 

もう一つは、まぐろの炙り焼きサラダ仕立て。

 

四つの料理を四人で取り分け。

飲んでいるのは、白ワイン。

 

白ワインの次は、ハイボール。

快調に飲み進んでいる。

 

ショーが始まる前に、お化粧室タイム。

何故か通路で踊っている人が居る。

 

照明が落とされ、いよいよショータイム。

 

先程まで一緒に楽しくお話ししていた皆さんが、プロのダンサーの表情に変わる。

 

前回来た時と、ショーの内容が大幅に変わっている。

ここからは写真をご堪能下さい。

 

 

振付師でもあるトキさん(真中)の踊りはキレキレ。

 

ショーは切れ目なく次々と場面が切り替わる。

ダンサーの皆さんの早変わりも素晴らしい。

 

ショーはまだまだ半ば。

友人達と過ごす六本木の楽しい夜は続きます。

 

 

 

 

 

 

六本木ヒルズの東京シティビューで開催されている”百鬼夜行展”のあとは、アペロのお店に向かうことにする。

 

ヒルサイドから、けやき坂側に移動する。

花壇には美しい花々。

 

アペロのお店は、『エノテカ』。

 

エアコンが効いた涼しい店内で一休み。

 

今日のグラスワインの中から選んだのは、良く冷えた白ワイン。

 

チリの最高峰ワイナリー、モンテスが造る、モンテス・アルファ、シャルドネ、2019年。

 

ちぃさんと乾杯。

濃厚な果実味、リッチなボディ。

やはりモンテス・アルファは美味い。

”百鬼夜行展”の感想を話し合いながらシャルドネを楽しむ。


次の待ち合わせの時間になったので、待ち合わせのお店に向かう。

 

今日のお店は二階の『ハードロックカフェ』ではなく、一階の『トニー・ローマ』。

 

ランチには少し遅い時間なので、店内に客は少ない。

コロナ前はこの時間でも客で溢れていたが、今も苦境が続いているようだ。

 

入口を入ってすぐ左側にはバーコーナー。

 

私達のテーブルは店の一番奥、ここなら他のテーブルと離れていて安心だ。

待ち合わせていたお二人は既に到着されていた。

 

まずは四人で生ビールで乾杯。

メンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

ここのビールは、キリン一番搾り。

撮影前にひと口飲んでしまった。

 

ビールのお供は、トニー・ローマ特製オニオンローフ。

ここに来れば必ず注文する人気メニュー。

 

続いてコブサラダ。

イケメンのスタッフが黒胡椒を掛けてくれる。

 

この大きさで、レギュラーではなくスモール。

 

たっぷりのレタスの上に、チキン、ベーコン、チーズ、トマト、ボイルドエッグ。

 

私が四人に取り分ける。

ドレッシングはハニーマスタードを選んだ。

四つの皿に取り分けてもまだまだ残っている。

 

生ビールの次は、白ワインを開栓。

カリフォルニアのキャッスル・ロック・ワイナリーが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、メンドシーノ・カウンティ、2018年。

 

四人で乾杯。

柑橘系の爽やかな香り。

果実味にマッチする酸を持ち、後味にはグレープフルーツの心地よい苦み。

 

ベイビーバックリブのフルラックが届く。

ソースは、オリジナルBBQソース、キャロラインハニーソース、レッドホットソースから選べる。

これはオリジナルBBQソース。

 

この照りと香りが食欲を誘う。

骨の間にナイフを入れると簡単に切り分けることが出来る。

これも私が取り分け。

 

肉が予想外に早く届いたので、白ワインがまだ残っている。

 

急いで赤ワインを抜栓。

スペインのゴンザレス・ピアス社がカスティーリャ・ラ・マンチャで造る、フィンカ・コンスタンシア、パルセラ 23、2017年。

若手女性醸造家が手掛けるワイン。

 

ブラックベリー、カシス、プラムの香り。

黒果実の濃厚な果実味、ビターチョコレートやスミレ、樽、ハーブのニュアンス。

しっかりしたタンニンは果実味に綺麗に溶け込んでいる。

ぶどうは、テンプラニーリョ100%。

話しがワイワイ盛り上がって楽し過ぎ、このあとの写真が一枚も無い。

料理はアメリカンに徹し、バッファローウイングやフライドカラマーリも食べたかったが、次があるのでこの位で打ち止め。

 

ほろ酔い加減で『トニー・ローマ』をあとにし、四人は次のお店に向かいます。

 

 

 

 

 

 

六本木ヒルズの東京シティビューで開催されている”水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~”の続き。

第一の部屋「天空の水木しげるロード」を見終えると、第二の部屋に進む。

 

第二の部屋は、「水木しげるの妖怪人生」。

でも、撮影禁止。

 

豊富な展示資料を撮影することが出来なかったので、パンフレットの年表を掲載。

断片的には知っていたが、その年譜を詳しく知ることが出来る。

 

ラバウル戦線で死に瀕しながら、そして左手を失いながらも帰還し、妖怪の研究に没頭していく姿を追うことが出来る。

 

そして第二の部屋の最後の展示は、塗壁。

ここは記念写真スポット。

 

第三の部屋は、「古書店妖怪探訪」。

 

ここも入り口の説明パネル以外撮影禁止。

水木しげるが江戸時代にまで遡り、妖怪に関する多くの書籍・資料を収集し研究していたことを知ることが出来る。

鳥山石燕、速水春暁斎、竹原春泉斎、そして柳田國男などの収集資料の展示が素晴らしい。

 

第四の部屋は、「水木しげるの妖怪工房」。

 

ここも入り口の説明パネル以外撮影禁止。

水木しげるは生涯に千点近くの妖怪を描いている。

 

妖怪画の創作方法を、「絵師たちから継承」、「様々な資料から創作」、「文字情報から創作」の3つに分けて紹介されている。

妖怪たちの大きな造り物も幾つか置かれ、異様な雰囲気を醸し出している。

 

第五の部屋は、「水木しげるの百鬼夜行」。

 

水木しげるが描いた、「山」、「水」、「里」、「家」に棲む妖怪が100点以上展示されている。

ここも撮影禁止。

そこで、パンフレットに掲載されている代表的な作品をアップ。

 

 

水木しげるには塗壁には特別な思いがある。

ラバウルで所属小隊が全滅し、一人生き残った水木はジャングルを彷徨い歩く。

夜間に日本軍陣地を目指して歩いていると、塗壁に行く手を阻まれ、前に進めなくなる。

翌朝目が覚めると、そこは断崖絶壁の上、塗壁に遮られなかったら崖から落ちていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第六の部屋は、「妖怪は永遠に」。

水木しげるは妖怪を研究し、過去から受け継がれてきた妖怪を描くことで後世に伝えようとした。

彼の妖怪画は貴重な文化遺産として引き継がれなければならない。

 

百鬼夜行の〆は、水木しげるのこの言葉。

 

最後はARカメラを起動し、妖怪たちと記念撮影。

 

私には妖怪は見えないので、ちぃさんにもう少し右、そこでストップ、などど指示してもらい、撮影。

 

第七の部屋は、「特設ショップ」。

 

色々な妖怪グッズが販売されていて、結構賑わっている。

 

『妖怪の森cafe』も人気だ。

 

メニューを見て、スイーツが苦手なちぃさんは難色を示す。

そこで、別のお店に涼みに行くことにする。

ちぃさんと過ごす、六本木での楽しい午後は続きます。

 

ところで、これは家に持ち帰った”百鬼夜行展”のパンフレット。

 

このパンフレットにARカメラを向けてみると、なんと一反木綿が現れた。

家に妖怪を持ち帰ってしまったようだ。

 

 

 

 

 

8月上旬のこと、六本木でちぃさんと待ち合わせ。

 

百鬼夜行展ポスター

六本木に来た目的は、水木しげる生誕百周年記念で開催されている、”水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~”。

 

六本木ヒルズでは幾つもの催しが行われており、66プラザにも多くの人出。

 

ドラえもんと記念撮影する人も多いが、私達は先を急ぐ。

 

会場の東京シティビューに向かう。

 

52階に到着すると、”百鬼夜行展”の大きなパネル。

 

今回の展示は、七つの部屋に分かれている。

 

最初の部屋は、「天空の水木しげるロード」。

 

窓には、妖怪の名前が書かれた提灯が並ぶ。

そして手前には、水木しげるの出身地、鳥取県境港市にあるブロンズ像と同じ妖怪たちの13体の像が展示されている。

 

ここでXR観光体験アプリ「ストリートミュージアム」を立ち上げ、ARカメラを起動させる。

すると、何もなかったところに草叢が現れ、何やら蠢くものが。

 

出てきたのは、巨大がしゃどくろ。

野原で野垂れ死にした人の恨みが集まった巨大な妖怪で、人を襲う。

 

突然こちらに顔を上げて睨んだのでびっくり。

 

化け草履。

古くなって粗末に捨てられた草履の妖怪。

履物を粗末にする人の家に現れ、夜中に「カラリン コロリン」と歌う。

履物を大事にせよとの戒めの妖怪。

 

ぬらりひょん。

どこからともなく現れて勝手に人の家に上がりこみ、タバコを吸ったりお茶を飲んだりする。

妖怪の総大将で、人間に悪事をするのが最大の喜び。

 

お歯黒べったり。

お歯黒をしたのっぺらぼうで人を驚かす。

 

白容裔(しろうねり)。

雑巾が妖怪になったもの。

身体は何時も湿っぽくぬるぬるして臭い。

 

天井嘗め。

天井を舐める妖怪。

綺麗にするのではなく、シミを付ける。

 

朱の盤(しゅのぼん)。

盆が妖怪になった。

 

泥田坊。

仕事を怠けてたんぼを取られ、死んでしまった農民の妖怪。

農作業を怠けているとたんぼの中から現れる。

 

キジムナー。

ガジュマルの古びた木の妖精で、海辺や川辺に現れる。

 

砂かけ婆。

奈良県の妖怪で、目つぶしの砂を掛ける。

 

見上入道(みあげにゅうどう)。

新潟県佐渡島の妖怪。

夜中に坂道を歩いていると小坊主の姿で現れ、見上げるとどんどん背が高くなり、見た人は後ろに倒れてしまう。

 

べとべとさん。

奈良県や静岡県の妖怪で、夜道を歩く人の後ろをつけてくる。

べとべとと足音はするが姿は見えず、「お先にどうぞ」と言うと、離れていく。

 

すねこすり。

岡山県の妖怪で、雨の日に慌てて走ったりすると脚にまとわりついてくる。

 

児啼爺(こなきじじい)。

徳島県の妖怪で、赤ん坊の泣き声を出し、相手にしがみつくと石のように重くなる。

 

ところで、この部屋には全部で5体の妖怪が潜んでいるそうだ。

巨大がしゃどくろ以外の4体を探す。

どうやらこのマークにARカメラを向けると出てくるようだ。

 

スネコスリが現れた。

これはブロンズ像もある。

 

次はこのマーク。

 

現れたのは輪入道。

牛車の車輪に顔が付いた妖怪で、見ただけで魂を抜かれ、食べられてしまう。

 

4体目の妖怪マークは天井に見付けた。

 

一反木綿が現れる。

鹿児島県に伝わる妖怪で、一反の長さがある白い布のようなものがひらひらと舞ってきて、人を襲うのだそうだ。

 

5体目の妖怪マークは柱の陰。

 

アマビエが現れる。

早くコロナの第七波を鎮めてもらいたいものだ。

ちぃさんと過ごす、”百鬼夜行展”の楽しい午後は続きます。

 

 

 

 

 

 

丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』で彼女と過ごす素敵な夜の続き。

 

シャンパーニュの最初のボトル、シャスネ・ダルス、キュヴェ・ヴィンテージ、ブリュット、ミレジム、2008年を飲み干すと、次のシャンパーニュのボトルを抜栓。

ドゥラモット、ブリュットは、『ひらまつ』で何時も飲んでいるシャンパーニュ。

ドゥラモットは、シャンパーニュの最高峰、サロンの姉妹メゾン。

 

第三のアントレは、ヴィシソワーズ、白桃。

 

ヴィシソワーズの真ん中には、白桃。

まさに夏の季節感溢れる料理だ。

添えられているのは、ポテトのチップス。

 

サロンの姉妹メゾンであり、醸造チームもサロンと同じというドゥラモットは、安定の美味しさ。

シャルドネはコート・デ・ブランのグランクリュ、ピノ・ノワールはモンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュのぶどうを使うという贅沢なシャンパーニュだ。

セパージュは、シャルドネ60%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ5%。

 

窓の外に見える東京駅丸の内駅舎やその背後の八重洲のビル群が、ようやく暮色に包まれ始めた。

 

ポワソンは、本日の旬魚。

本日の旬魚は、鮃。

 

鮃はチーズの衣焼きになっている。

ソースは、白がジャガイモのソース、緑がバジルのソース。

 

鮃の下には、ブルグル。

ブルグルはイスタンブールでよく食べていたので、我が家の常備品。

 

白身の鮃はソースとの相性が良い。

 

魚料理に合わせ、白ワインを飲むことに。

選んだワインは、フランス、ガスコーニュの、ドメーヌ・デュ・マージュが造る、コート・ドゥ・ガスコーニュ、マージュ、ブラン、2020年。

マージュはガスコーニュを代表する先駆者的ワイナリーで、家族経営で1,100haもの広大な畑を保有。

 

柑橘系の香り、フレッシュな果実味、活き活きとした酸を持つ爽やかな辛口。

セパージュは、ユニ・ブラン45%、コロンバール35%、ソーヴィニヨン・ブラン10%、グロ・マンサン10%。

 

ヴィアンドは、蝦夷鹿、グリーンペッパーのソース。

手前がグリーンペッパーのソース。

左はニンジンのムース。

 

彼女も私も蝦夷鹿は大好物。

この見事な焼き色に、食べる前から興奮気味。

 

添えられているのは、グラタン・ドフィノアと夏野菜。

 

蝦夷鹿に合わせる赤ワインは、スペイン、アラゴン州のボデガス・オルヘ・オルドニェスが造る、カラタユド、ブレカ、2018年。

 

熟したカシスやプラムの香り、黒果実の濃厚な果実味、コーヒー、ビターチョコレート、黒胡椒のニュアンス。

濃厚なワイン好きには堪らない一本だ。

ぶどうはガルナッチャ100%。

アルコール度数は15%もある。

 

旨味が凝縮された蝦夷鹿は、強いガルナッチャとの相性も良い。

 

気が付くと、窓の外はすっかり夜の帳に覆われている。

 

デセールは、オレンジのアイスクリームとメレンゲ。

 

アイスクリームの下には、オレンジの果肉。

 

〆に、濃いスペインのガルナッチャをもう一杯。

 

今夜の『エリック・トロション』の料理もワインも素晴らしかった。

大塚店長にお休みなさいの挨拶をし、店をあとにする。

 

『エリック・トロション』を出ると何故か『メゾン・バルサック』のシマウマを撮影してしまう。

 

今夜は帽子を被っているのが可愛い。

彼女と過ごす、丸の内の素敵な夜でした。

 

 

 

 

 

 

私のブログは今日で14年目に。

ブログを長く続けることが出来たのは、皆様との素晴らしい出会いのお陰です。

相変わらず飲んで食べてばかりの記事ですが、これからも皆様とのブログを通じた素敵な交流を楽しみにしています。

 

8月初旬のこと、彼女と丸の内のお店で待ち合わせ。

 

地下通路から「新丸ビル」に入り、一階に上る長いエスカレーターに乗る。

 

一階のロビーは何時もとても静か。

地階からもエレべーターに乗れるのだが、地階から長いエスカレーターで上り、一階ロビーからエレベーターに乗るのが好きなルーティン。

 

この日は早く仕事が終わるので、オフィスの近くでディナーをしたいと連絡があったのは、僅か三日前。

何とか予約が取れたお店は、『エリックス バイ エリック・トロション』。

フランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)受賞に輝く、エリック・トロション氏の東京店。

 

来るたびに新しくなっている生花が素敵だ。

 

何時ものカウンター席に着き、彼女の到着を待つ。

 

窓から見えるのは、東京駅丸の内駅舎。

 

彼女が到着し、早速シャンパーニュを抜栓。

 

シャスネ・ダルス、キュヴェ・ヴィンテージ、ブリュット、ミレジム、2008年。

 

店長の大塚さんがシャンパーニュを注いでくれる。

 

美しいシャンパンゴールド。

柑橘系の爽やかな香り。

果実味と酸のバランスが良く、ブリオッシュや炒ったナッツのニュアンスも。

瓶内熟成期間は5年以上と長い。

セパージュは、ピノ・ノワール60%、シャルドネ40%。

 

アミューズはグジェール。

添えられているのは、タプナードソース。

 

グジェールの中には、たっぷりのグラナ・パダーノのムース。

 

バゲットも届く。

 

第一のアントレは、黒毛和牛、無花果。

 

炙られた霜降りの黒毛和牛。

そして無花果のコンポート。

 

香を添えているのは、イタリア産サマートリュフ。

 

黒毛和牛の塩味と無花果のコンポートの上品な甘味のバランスが素晴らしい。

 

第二のアントレは、カンパチ、フヌイユ。

フヌイユは英語でフェンネル。

我が家のベランダ菜園でも一角を占めている。

 

40℃で低温調理されたカンパチは軽い薫香を纏っている。

フヌイユのソースがよく合う。

 

シャスネ・ダルスが美味しくて、彼女も私も四杯目。

一本を飲み干してしまった。

 

陽が短くなってきたとはいえ、まだ外は明るい。

彼女と過ごす、丸の内での素敵な夜は続きます。