アペロはエノテカで、そして久し振りのトニー・ローマ、六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

六本木ヒルズの東京シティビューで開催されている”百鬼夜行展”のあとは、アペロのお店に向かうことにする。

 

ヒルサイドから、けやき坂側に移動する。

花壇には美しい花々。

 

アペロのお店は、『エノテカ』。

 

エアコンが効いた涼しい店内で一休み。

 

今日のグラスワインの中から選んだのは、良く冷えた白ワイン。

 

チリの最高峰ワイナリー、モンテスが造る、モンテス・アルファ、シャルドネ、2019年。

 

ちぃさんと乾杯。

濃厚な果実味、リッチなボディ。

やはりモンテス・アルファは美味い。

”百鬼夜行展”の感想を話し合いながらシャルドネを楽しむ。


次の待ち合わせの時間になったので、待ち合わせのお店に向かう。

 

今日のお店は二階の『ハードロックカフェ』ではなく、一階の『トニー・ローマ』。

 

ランチには少し遅い時間なので、店内に客は少ない。

コロナ前はこの時間でも客で溢れていたが、今も苦境が続いているようだ。

 

入口を入ってすぐ左側にはバーコーナー。

 

私達のテーブルは店の一番奥、ここなら他のテーブルと離れていて安心だ。

待ち合わせていたお二人は既に到着されていた。

 

まずは四人で生ビールで乾杯。

メンバーは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

ここのビールは、キリン一番搾り。

撮影前にひと口飲んでしまった。

 

ビールのお供は、トニー・ローマ特製オニオンローフ。

ここに来れば必ず注文する人気メニュー。

 

続いてコブサラダ。

イケメンのスタッフが黒胡椒を掛けてくれる。

 

この大きさで、レギュラーではなくスモール。

 

たっぷりのレタスの上に、チキン、ベーコン、チーズ、トマト、ボイルドエッグ。

 

私が四人に取り分ける。

ドレッシングはハニーマスタードを選んだ。

四つの皿に取り分けてもまだまだ残っている。

 

生ビールの次は、白ワインを開栓。

カリフォルニアのキャッスル・ロック・ワイナリーが造る、ソーヴィニヨン・ブラン、メンドシーノ・カウンティ、2018年。

 

四人で乾杯。

柑橘系の爽やかな香り。

果実味にマッチする酸を持ち、後味にはグレープフルーツの心地よい苦み。

 

ベイビーバックリブのフルラックが届く。

ソースは、オリジナルBBQソース、キャロラインハニーソース、レッドホットソースから選べる。

これはオリジナルBBQソース。

 

この照りと香りが食欲を誘う。

骨の間にナイフを入れると簡単に切り分けることが出来る。

これも私が取り分け。

 

肉が予想外に早く届いたので、白ワインがまだ残っている。

 

急いで赤ワインを抜栓。

スペインのゴンザレス・ピアス社がカスティーリャ・ラ・マンチャで造る、フィンカ・コンスタンシア、パルセラ 23、2017年。

若手女性醸造家が手掛けるワイン。

 

ブラックベリー、カシス、プラムの香り。

黒果実の濃厚な果実味、ビターチョコレートやスミレ、樽、ハーブのニュアンス。

しっかりしたタンニンは果実味に綺麗に溶け込んでいる。

ぶどうは、テンプラニーリョ100%。

話しがワイワイ盛り上がって楽し過ぎ、このあとの写真が一枚も無い。

料理はアメリカンに徹し、バッファローウイングやフライドカラマーリも食べたかったが、次があるのでこの位で打ち止め。

 

ほろ酔い加減で『トニー・ローマ』をあとにし、四人は次のお店に向かいます。