7月中旬のウォーキング。
イルカの群れが横一線に並び、青い空を気持ちよさそうに泳いでいる。
夏になると、至る所で花を観るようになるのは、キョウチクトウ(夾竹桃)。
キョウチクトウ科キョウチクトウ属の常緑性中高木で、原産地はインド、中近東。
大気汚染にも強いため、工場緑化や幹線道路の植栽に多く利用されている。
以前は一重の花ばかりだったが、最近は八重も見るようになった。
花色は、赤、白、ピンクに加え、オレンジがあるのだそうだ。
でもオレンジの花は見たことが無い。
身近な植物だが、有毒植物なので注意が必要。
葉、枝、根、花の全てに毒性の強いオレアンドリンという物質を含んでいる。
フランスでバーベキューをした男女7人が死亡する事件が起きた。
肉や野菜を刺した串に、キョウチクトウの枝を使ったのが原因だった。
花言葉は、有毒植物であることを反映し、”油断大敵”、”危険な愛”、”用心”。
紅白の花が咲いているのは、サルビア。
シソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草だが、寒さに弱いので、日本では一年草として扱われている。
原産地は南米など。
この花弁を引き抜いて蜜を吸ったことがある人は多いのでは。
花言葉は、”尊敬”、”知恵”、”良い家庭”、”家族愛”。
長い花茎に小さな花がいっぱい咲いているのは、ユーコミス。
ヒアシンス科ユーコミス属の多年草で、原産地は南アフリカ。
見た目がまるでパイナップルのようなので、パイナップルリリーの別名を持つ。
花言葉は、”完璧”、”完全”。
秋が深まると、ベランダのオオベンケイソウ(大弁慶草)が満開となった。
ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の落葉性多年草。
部屋に取り込むと、窓際が明るくなる。
花言葉は、”静寂”、”静穏”、”穏やか”、”やさしい心”。
パイナップルがこの夏に巨大に成長した。
直径30cmの鉢が小さく見える。
昨年の5月にこのパイナップルの頭頂部を植え付けた。
それが一年半でこんなに大きくなった。
寒さに弱いので部屋に取り込んだが、他にも何鉢か部屋に入れているので、窓際が随分手狭になってしまった。
ベランダのフェンネルから種が落ち、周辺の鉢で発芽した。
このフェンネルの苗を採取し、プラスチックのカップを苗床として植え付け。
このカップをぐるっと回すと、見慣れたマークが現れる。
有名なあのお店の、エールのカップを流用してみた。
よく見ると、白い根が底まで伸びているのが見える。
窓際は日当たりが良いので、土の温度が上がり過ぎないようにカップには厚紙で遮光している。
春には新芽をハーブとして使えるようになるのが楽しみだ。
こちらは私が蒔いた種が発芽した鉢。
フェンネルは針状の葉がふさふさと茂るのだが、発芽したばかりの双葉は普通の草と同じなのが面白い。
そしてこれが10日後の写真。
随分大きくなり、フェンネルらしい葉に変わり始めている。
今夜はイタリアのオーガニックワインを飲むことにする。
シチリアのイニコン、ネロ・ダーヴォラ、オーガニック、2018年。
エチケットにはEUのオーガニック認証マーク、ユーロリーフ。
色合いは濃いガーネット。
カシス、ブラックベリー、ダークチェリーなどの黒果実の香り。
果実味はこのクラスのワインとしてはかなり強い。
シルキーなタンニン、程よい酸とのバランスが良く、期待以上に美味い。
ぶどうはネロ・ダーヴォラ100%、熟成はステンレスタンクで6ヶ月。
シチリアの旨いオーガニックワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。