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勝負の時が来た。
なぜ僕はここにいるのか・・・・・・・・・・・・。
ここに来るまでにどれだけのものを失ったか・・・・・・。
今の自分を見つめなおすためにも過去を振り返り、
今、自分が置かれている状況を再認識するために
素顔の自分を、ありのままの自分をさらけ出すことにしました。
ここに書かれていることは紛れもない真実。
いや、どこかで自分で美化したものかも知れないけれど
自分の心の中の真実を告白します。
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目次
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今ではありえない就職試験はまだまだ続きます。
運動部だけが集められた「役員面接対策ミーティング」に参加
した後、難なく役員面接もクリアした僕に待っていたのは筆記
試験だった。
確かにOBからはあるかも知れないと聞いていたが、
僕も脳みそ筋肉系のひとりなので正直、不安でいっぱいだった。
しかし、OBは「形式だから大丈夫、普通のヤツは落ちないよ」
と言ってはくれているものの「普通のヤツ???」
今でも恐らく変わっていないと思うが、就職活動する学生は毎朝
日本経済新聞ぐらい目を通すのが常識とされていた。
そんな中、僕は日経どころか新聞すらとっていなかった。
それって大丈夫?もしかしたらまずいかも・・・・・・・・・。
と思い、その日から日経新聞を読むことにしたのである。
ところが今まで読みなれていない学生が、いきなり日経新聞を
読んでも訳がわからない。読むのはスポーツ欄とテレビ欄ぐらい
だったような・・・・・・。案の定、この試みは数日で終わりました。
いよいよ筆記試験の日が来た、時は既に7月だったような・・・。
筆記試験もやはり運動部だけが集められた。
試験会場は当時のJTBの本社内の会議室。
ブレザー姿の学生が多く、以前の「選手控え室」から
少し雰囲気は就職試験ぽくなっていた。
僕と同様にみんなも少し緊張気味だった気がする。
しかし、この緊張感もすぐに打ち解ける結果になる。
それは、試験官(人事部の女性社員)が問題と解答用紙をくばり
終え、試験が始まろうとしたその時である。
試験官はこう言った。
「試験時間は90分です。今から90分後に戻ってきますから・・・。
それまでは終わった人も外出しないでください。」
そう言い終えると、本当にその部屋から出て行ってしまった
のである。
え?マジ?
それって90分間、誰もいないって事????
長くなるので今日はここまで、次回に続く・・・。
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