サッカーやラグビーなど、コンタクトスポーツでは「コンタクトスキル」の成否が勝負を分けることもあります。

コンタクトはフィジカルと思われますが、れっきとした技術であり、そのための身体操作も存在します。

今回はそんな質問にお答えします。

 

 

 

質問>

相手とコンタクトする際、お互いにガチでぶつかるのではなく、自分は力を抜いて相手の力をうまく吸収するようなプレーがしたいと思っています。

どうすればいいですか?

(高校生;サッカー)

 

 

 

回答>

以下の二つの身体操作の獲得がポイントです。

・イナシ

・膝抜き

 

 

 

▶︎イナシ

体幹は一つの岩みたいな構造ではなく、非常にたくさんの構造物で構成される複合体です。

それらをまず柔らかく使えるようにするのは重要ですが、コンタクトという現象を考えるとただ単なるグニャグニャでは高いパフォーマンスにはなりません。

*吸収しすぎて次のアクションを続けるのが遅くなるためです。

 

なので固める部位は固めつつ、相手から伝わる部位はズラせる、というのが戦略になります。

*下部に動画あり

 

 

 

▶︎膝抜き

踏ん張るのではなく、一瞬両足を浮かして対処する方法です。

”ガチでぶつかる”、つまり強く踏ん張って当たる、というスタイルではすでに感じられているかもしれませんがかなりの負荷&スピードの遅延&バランスを崩されるというリスクが伴います。

膝抜きはそのリスクを軽減し、相手の運動エネルギーを吸収する作用があります。

 

 

 

▶︎それぞれのトレーニング方法動画

イナシ

 

 

 

膝抜き

 

 

 

 

これらのトレーニングを行うまでにはたくさんの”下ごしらえ”が必要です。

例えば体幹では自由脊椎は固定しておかなければならないのでその分離運動の獲得がまず優先されます。

また重心位置の設定も重要であり、外力を与える指導側のスキルも高いものが要求されます。

 

なので単に方法だけを真似しても、試合でのコンタクトにはつながりにくいと思います。

しっかり獲得したい場合はJARTA認定トレーナーのトレーニング指導を受けてみてください。

コチラ→https://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

ちなみにコンタクトスポーツでは”ガチでぶつかる”能力も重要です。

ガチとイナシ、膝抜き、全てを選択肢として保持するのが高いパフォーマンスです。

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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動画プログラムです。

公式サイトからご購入いただけます。

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バランスボールの形状・材質をフル活用した身体操作系トレーニングです。

コンタクトスキルを向上するためにも重要な役割を果たします。

 

 

 

 

▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

 

▶︎目的別にフィジカルスキル・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

コース詳細

トレーニング理論コースではイナシや膝抜きの原理と方法も学べます。

https://jarta.jp/j-seminar/newcourse/

 

 

 

 

 

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リカバリーに関する質問にお答えします。

 

質問1>

ダブルヘッダーの際に考慮・配慮すべきリカバリーの要素があれば教えて頂きたいです。

(トレーナー)

 

 

質問2>

テニスは静→動の繰り返しでポイント間、チェンジコート間全て時間が決まっています。その中でいかにメンタルを整えるか、リカバリー出来るかが重要になってきます。是非、リカバリー能力向上について中野さんの話を聞いてみたいです。

(理学療法士)

 

 

 

両質問とも回答に含まれるファクターが重複するため、まとめてお答えします。

 

 

 

回答>

まず、リカバリーの原則についてです。

鍵となるのは脳疲労、血流(酸素)、水分です。

それをベースとして、筋間の滑走や関節の位置、経絡などが加わります。

また、東洋医学的には回復を阻害する状態の代表格が「上実下虚」とされ、頭に熱がこもり、下半身の血流が滞ると回復は遅れるということを指しています。

睡眠状態の悪いときなどもこれに該当します。

 

 

 

要するに、頭から熱を取り除き、お腹を含めた下半身の血流を高める必要があるということです。

下半身の重要ポイントは、お腹・腰・股関節・ふくらはぎ・足裏です。

 

 

 

 

これらを前提として。

今回の質問リカバリーの条件となるのが「その後も動ける状態」であること。

リカバリーには大きく分けて以下の二つがあります。

 

・直後に動ける状態

・その後睡眠など運動する必要がない状態

 

リカバリーを行う際はこの二つについて分類しなければなりません。

例えば後者の場合、持続的なストレッチも適応ですが、前者の場合それをやってしまうとパフォーマンスは低下します。

 

 

 

今回のご質問は前者にあたります。

 

 

 

つまり直後に動くためのリカバリー。

動ける状態を保つ、動きを回復する、というのが目的になります。

 

 

 

なので例えば筋の階層で考えるとその方法は原則としてバリスティックが選択されます。

呼吸だと、前者は鼻から吸って口すぼめで吐く、後者は鼻から吸って鼻から吐くことを推奨しています。

*これをそれぞれ分けて記載すると非常に長くなってしまうため、今回は主に共通項について書きます。

 

 

 

疲労や回復という現象は、筋肉単体で起こっているのではなく、身体や動きを構成する要素が階層的に影響し合いながら起こっています。

なのでそれぞれの階層から考える必要があります。

 

 

 

▶︎脳

マインドフルネスなどでは筋の出力が落ちたり動きが悪くなる原因は、筋そのものの疲労よりも先に脳疲労が起こっているといわれています。

実際、複雑なトレーニングをやりすぎたりすると頭がぼーっとして速い動きや大きな力が出せなくなるケースにはよく出会います。

脳疲労の回復には、頭の熱を取り去る、頭蓋・顔面や首の緊張をほぐす、眼球の動きのコンディショニングなどが有効です。(早期リカバリーにはスマホなど目の疲労を起こすものは厳禁です)

またアロマや美味しい食事など匂いのアプローチも有効です。

 

 

 

 

▶︎眼球

脳や首の動きと関連深い部分です。

眼球運動を担う筋群、視神経へのアプローチは必須です。

後頭部の硬さが出ているときは必ずとっておく必要があります。

特に直前のゲームなどでミスをしたりメンタル的に良くない状況の際は、眼球運動が低下します。

頭の横側や耳をほぐしながら眼球運動が元に戻るのをチェックしましょう。

 

 

 

▶︎内臓

お腹の硬さは腹膜が付着している背骨や骨盤の動きを阻害します。

また大腰筋も近くを通過しているため、コンディショニングには不可欠な部位です。

また、お腹が硬くなると横隔膜の動きが制限され、呼吸機能にも悪影響を及ぼします。

スポーツでは特にヘソ下が硬くなる傾向があるため、指で深く押さえて痛い場合は必ず取り除く必要があります。簡単な方法としては指で押さえながら腹式呼吸で押し返すのを繰り返すと良いでしょう。

 

 

 

▶︎関節

強度の高い動きを繰り返すことで関節の位置が微妙にずれてしまうケースは多いです。

怪我や動きの精度に問題が出る温床になるだけでなく、血流にも大きな影響を与えます。

特に股関節の位置は必ずリセットする必要があります。

また、全身の血流を考慮するとその競技で動かす必要の少ない部位も動かしておく必要があります。

 

 

 

▶︎筋・筋膜・皮膚

動きの中で緊張を起こしている部位の長さを確保すること、血流を確保するのは絶対条件です。

血流については特に大臀筋など大きな筋群、”第二の心臓”ふくらはぎは必須です。

また、ハムストなど筋間の滑走や筋膜との滑走、皮膚の柔軟性もリカバリーの対象として重要です。

これらに加えて筋の状態改善には水分も重要です。

 

 

 

ちょっとそれぞれの根拠までは深く提示できず、専門的な観点からはものすごい大雑把な内容でしたが、押さえるべきファクターとしてはこれでだいたいカバーできるはずです。(経絡もありますが今回は省略しています)

 

 

 

何より重要なことは、「リカバリー能力」そのものを高めること。

リカバリーする、だけでなく、リカバリー能力を高める。

そのための身体づくりをする。

僕はこれを体力を構成する3要素の一つとして必ず選手に指導しています。

体力=容量×省エネ性×回復力です。

参照:体力を構成する三要素

 

 

 

現在リリース準備に入っているJARTAオリジナルのリカバリー能力アッププログラムでは今回紹介できなかった経絡のファクターも含めてリカバリーの方法を全て公開します。

大会や試合は疲労との戦いでもあり、回復力は勝つための非常に重要なファクターです。

パフォーマンスや身体操作をいくら高めても疲労してしまえば十分な発揮は不可能です。

 

 

リカバリーをマッサージだけに頼っている間は、リカバリー能力は決して高まりません。

 

 

 

リカバリー能力アップのための身体づくり。

勝つためには取り組む価値あります。

 

 

 

僕へのご質問は下記フォームからどうぞ>

(グーグルフォームに飛びます)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelxq8nrPamZjasxqb-MRYnBNB5T47J3E9UOsqQK9csljOtSQ/viewform

 

 

 

 

 

 

 

 

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全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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すでにリリースされている動画プログラムです。

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バランスボールの形状・材質をフル活用した身体操作系トレーニングです。

バランスが重要な競技には非常に重要な動きが揃っています。

 

 

 

 

▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

▶︎目的別にフィジカルスキル・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

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昨年末、こんなアンケートを行いました。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12422567586.html

 

 

要するにセミナー計画するからこの中から興味のあるの選んでください、というものです。

100名以上の方から回答いただき、71.8%の方がリカバリー能力アップセミナーにチェックをしてくださいました。

 

 

 

内容>

JARTAではリカバリーは能力だと考えています。

リカバリーする、という階層にとどまるのではなく、「リカバリー能力を高める身体作り」という観点から構築されたプログラムです。

すでに僕がサポートする多くのチームや選手が導入しています。

体力=容量×省エネ性×回復力です。

参照:体力を構成する三要素

 

 

 

たったこれだけの説明のセミナー企画がダントツ1位でした。

 

 

 

それだけリカバリーはパフォーマンスアップ・コンディショニングのためには不可欠なものだという認識があるのだと思います。

 

 

 

これが12月1日のことです。

そこからあろうことか現在までセミナーどころかそれ関連の発信すらほぼなし。。

だってものすごい忙しかったんですもの、物事には優先順位というものがあって、どうしても新しいセミナーはその

本当に申し訳ありません。

 

 

 

すぐにリカバリーに関して我々が培ってきたものを提示できるようにしていく所存ですが、セミナーではなく動画でそのプログラムを製作し、リカバリープログラムを導入していただけるようにします。

 

 

 

質問にお答えしようとしましたが、この放置問題にまず僕の方針を提示しないことには回答するのを憚られたので回答に先立ってこの記事となりました。

 

 

 

次回、リカバリーに関するご質問にお答えします。

 

 

 

僕へのご質問は下記フォームからどうぞ>

(グーグルフォームに飛びます)

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSelxq8nrPamZjasxqb-MRYnBNB5T47J3E9UOsqQK9csljOtSQ/viewform

 

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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バランスボールの形状・材質をフル活用した身体操作系トレーニングです。

めちゃ動き変わります。

 

 

▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

 

 

▶︎目的別にフィジカルスキル・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

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このブログでは僕への質問を募集しています。

と言いつつ、少し長い期間取り上げずにいたので、順にお答えしていきます。

 

 

 

質問1>

ピッチャーをやっていて、ピッチャーゴロをとってしっかり送球ができません。手首が固まる感覚があります。どうすればよいですか?

(高校生)

 

 

回答>

ピッチャーゴロからの送球は、実はけっこう問題が起きやすいシーンです。

結論から言うと、下半身からの連動を使うのがポイントです。

簡単にできる対処方法としては、捕ってから意図的にしっかりステップすることです。

ステップする際、地面からの反発を感じるようにすると改善しやすいと思います。




JARTAのワークアウトとしてもこのプログラムがあります。チェックしてみてください。

https://business.form-mailer.jp/fms/d2c6a2c8104930

 



起こっている現象の原因としておそらく下半身からの連動がうまくできていないため、腕が単独で動いてしまっていることによる手首の緊張が考えられます。

捕球する体勢そのものも改善対象になるかもしれません。

 

 

 

 

 

この問題はある意味ピッチャー特有です。

ピッチャーは自分主導、つまり自分でゼロから運動を起こすことができるポジションです。

片脚で立ち、自分のタイミングで重心移動を起こし、体幹の回旋→腕へと繋げていけます。

つまり、時間的に急がなければならない制約が少ないのです。

→内野手であれば、ほぼ全てが時間的制約を受ける動きです。

 

ピッチャーゴロで問題を起こすケースではこのことをまず理解しなければなりません。

時間的制約を感じずに投げている以上、いざ時間的制約がかかるといつもと違う投げ方になってしまう。

下半身からの連動が崩れてしまう。

 

どんな体勢で投げる時も、常に下半身からの連動を感じるように心がけてみてください。

下半身との連動を高める上で股関節は重要ポイント。こちらを参照してみてください。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12431643658.html?frm=theme

 

 

 

 

 

 

質問2>

医大で野球をしています。スポーツドクターになりたくて、浪人して医学部に入学しました。付属病院のリハの先生に、中野先生のことを聞いて、ブログを読ませていただいてます。

最近、バッティング時に手首にマクダビッドなどのサポートを着けるバッターが増えてきています。自分もつけているのですが、しっかり固定されてる感じがします。

しかし、よくバッティングの指導で、リストを柔らかく使いなさいということを聞きます。手首にサポーターをつけると、いわゆるリストを柔らかく使うことができなくなるのではないかなと思いました。そもそもリストを柔らかく使うとはどういうことなのかもよく分かっていません。

 

・リストを柔らかく使うとは

・手首のサポーターはそれに影響があるのか、パフォーマンスに影響があるのか

もしよろしければ、ぜひ教えていただきたいと思いました。

(大学生)

 

 

 

回答>

スポーツドクターを目指されている方がご自身でもプレーし、感覚と対話しながら動きについて深く研究されていくことは非常に有益ですね。

ご質問についてお答えします。

 

1)リストを柔らかく使うとは

この言葉は、いわゆる感覚言語です。

感覚言語は、発信者の感覚がベースにあり、「何を意識して動いていたか」がその感覚の優先順位を決めます。

「意識しないとできなかったこと」がその対象になったりもします。

 

結論からいうとずっと柔らかくしておくべきではありません。

バッティングにおける手首の動きは、フェーズによってその要求は変化します。

いくらでも複雑に分類はできるはずですが、概ねこの3つだと考えます。

*左右で異なりますが、ややこしくなるので省きます。

 

 

 

フェーズ1:振り始め(固定)

体幹・腕の動きが先行して回旋し始め、そこから手首を介してバットの動きが起こります。

そのため、このとき手首は力の伝達効率の向上がメインタスクになります。

一つはスイング開始が時間的に遅延しないためです。

もう一つは力の方向です。ここで手首がぐにゃっとなりすぎると、初動からの力のベクトルがずれます。

なのでこのフェーズでは瞬間的に手首を固める必要があります。

時間的には固めるのはほんの一瞬です。

https://www.youtube.com/watch?v=nWoMG5MTuX8より

 

 

 

フェーズ2:巻き込み(柔らかく)

振り始めてバットが加速するフェーズです。

バットがなるべく身体の近くを通るべきフェーズとも言えます。

このときは、手首は柔らかくする必要があります。

具体的には、たたむ動きです。

なぜなら体幹を軸とした回転運動が起こる以上、手首が始めの角度のままだと角度が大きくなりすぎて慣性モーメントが大きくなり、バットの加速、回転運動が阻害されるからです。

*もちろん柔らかくといっても、完全脱力ではありません。

https://www.youtube.com/watch?v=nWoMG5MTuX8より

 

 

 

フェーズ3:衝撃対応(固定)

バットとボールが衝突するフェーズです。

このときは手首は固定しなければなりません。

当たった衝撃で手首が動いてしまうと、力の伝達効率は落ちます。

https://victorysportsnews.com/articles/7151/originalより引用

 

*なお、スイング動作はピッチャーの投げたボールに対して相対的に変化すべきものであり、あくまでベースとなる動き、と考えてください。

*フェーズ2が苦手な人が、柔らかくする瞬間のことを意識した結果、生まれた指導なのかもしれません。

 

 

 

2)手首のサポーターの作用

その選手がどのフェーズに課題があるか次第だと思います。

フェーズ1や3に問題があれば、硬めのサポーターは非常に有効なものになり得ます。

逆にフェーズ2に問題がある選手には阻害要因になるかもしれません。

 

 

 

 

 

しばらく質問にお答えしていこうと思います。

ご質問は下記フォームからどうぞ>

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全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

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▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

http://jarta.jp/dispatch/

 

 

 

 

 

 

 

 

▶︎目的別にフィジカルスキル・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

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病院などで用いられる問診。

誰しも用紙に記入したり尋ねられたりの経験があると思います。

僕が持っている資格である理学療法の養成学校でも必ず学びます。

実習でだってまず問診という課題が課されます。

(実習では問診だけでめちゃダメ出しを受けるのです)

 

 

 

問診は基本中の基本。

基本とはそれだけ重要であるということを意味します。

スポーツ選手のパフォーマンスアップをサポートする際も同じく、トレーニング指導を始める前に必ず問診を行います。

毎回、必ずです。

 

 

 

今回は、問診の基礎と、その上に乗っかるスポーツ特有の問診ポイントをご紹介します。

 

 

 

 

 

だいたいこんな感じで落ち着いて座って行います。

 

 

 

外国人相手だって同じ。

 

 

 

問診が重要なんて、そもそも当たり前のことですね。

同じ選手でも、心身の状態は毎回必ず違うし、課題だって変わります。

的確なトレーニングを選択し、選手の問題をクリアするためには絶対に欠かすことができないものですし、問診の質はその指導全てに影響を与えます。


 

 

まず、基礎から。

年齢や身長体重、もしあれば基礎疾患、社会的なバックグラウンド、家族構成は言うまでもなく必須です。

家族構成は、選手のメンタリティにものすごく影響を与えます。

例えば姉がいない長男であれば責任感が強く、自分を追い込みやすい思考になりやすく、プレッシャーのかかる競技生活において弱音を誰にも吐けずにストレスをためやすいことが推察されます。

万が一、父親がいない家庭であればその傾向はさらに増長されます。

 

 

 

それらに加えて、以下のポイントも基礎として押さえます。

 

 

 

▶︎問診ポイント

・身体の状態

・プレー状態

→プレーできていても違和感を持ちながらのケース多し。

→メンタル面も含めてチェックする。

→理不尽な状況や監督・コーチの方針に納得していなければストレス状態にあり胸椎や胸骨、お腹が硬くなっていることが想定される。

 

 

 

・食欲、睡眠状態、水分摂取量

→問題がありそうならば、体質チェックも行う。

参照:https://ameblo.jp/bodysync/entry-12436115147.html

*東洋の栄養学を基にしたサポートシステムも準備しています。

お問い合わせ→https://jarta.jp/contact/

 

 

 

・女子選手であれば月経の状態

参照:https://jarta.jp/conditioning/5001/

 

 

 

初回は以下も必ず。

・怪我のヒストリー

→時期、部位、発生のきっかけ

 

・競技歴(他の競技をやっていたかも含めて)

・ポジションの推移(ずっとピッチャーだったのかなど)

 

 

 

この辺までを問診の基礎とします。

 

 

 

▶︎基礎ではなけれど指導の質を高めるには不可欠なもの

・今の課題

・どうなったらその課題がクリアできると考えているのか

・今どのような方法でそれに取り組んでいるのか

→これらはトレーニングの方針を立て、選択するために必要となる。

→選手が自分で考えて取り組んできたことをむやみに否定しないための前提にもなる。 

 

 

 

・なぜ僕の指導を受けようと考えたのか

→選手が自分に対してどんなニーズを持っているのかを把握。課題とどのように繋げたのかが重要。

→上記同様、課題に対する選手の思考を知ることにつながる。

 

 


・モデル、参考にしている選手

→選手の動作イメージ、目指しているパフォーマンスベクトルの参考になる。

→選手の言葉は抽象的なことが多いため、モデルはイメージの共有のために重要。

参照:https://ameblo.jp/bodysync/entry-11951338920.html

 

 

 

そして問診とは違うと思われるかもしれませんが、僕にとって下記も問診項目に入ります。

・会ってからのすべての姿勢や動きや呼吸、表情、声、話す速さ。

→無意識に出るこれらのファクターは、選手の動作パターンが現れやすい。意識的な動きと無意識的な動きの両方の評価が重要。

→声は体幹の状態や精神状態が推測できる。

 

 

 

・話の構成パターン

→どんな流れで自分の話をするのか。結論から話すのか、プロセスを順に丁寧に話すのか。それによって、相手の理解しやすい話の構成がわかる。前者には結論から、後者にはプロセスを順の方が伝わりやすい。

 

 

 

このような問診を必ずやります。

ただし問診はあくまでその選手、その日のトレーニングの「前提条件」を構築するためのもの。

問診が目的になってはいけません。

 

 

 

なんのためにそれを尋ねるのか、何に活かすためにそれを尋ねるのか。

それがなければ単なる質問になってしまいます。

 

 

 

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

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すでに多くのプロ選手が導入してくれています。

 

 

▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

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▶︎JARTAのトレーニング指導をご希望の方は下記から。

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▶︎目的別にフィジカルスキル・コンディショニングスキルを選択して受講できます。

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もう2年近く前ですが、こんな記事を書きました。

▶︎逆境をそのまま武器にするための言葉

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12320294659.html

 

 

 

自分は他者と比べて劣ると感じたとき。

厳しい状況に追い込まれたとき。

理不尽な状況にあるとき。

サポートしている選手が苦しい状況にあるとき。

我が子の問題点が目についてしまうとき。

 

 

 

僕は「だからこそ」という言葉を使います。

同じ現象・状況にあっても見えるものを変えて分析の視点を持つためです。

 

 

 

自分はスポーツトレーナーを目指しているが、スポーツの経験が浅い。

だからこそ、スポーツ界の「当たり前」に疑問を持って新たな考え方を作り出せるかもしれない。

 

 

 

自分は一つのことを最後までやり遂げられない。

だからこそ、複数のタスクを保持しながら同時進行できる行動様式にストレスを感じずに実行できるかもしれない。

 

 

 

大きな怪我をしてしまった。

だからこそ怪我をしている間に身体操作を学び、磨こう。

怪我をしたからこそ、それがきっかけで以前よりパフォーマンスが上がった。

この怪我は長期的に見たらポジティブな出来事にできる。

 

 

 

 

 

何か目的を持って前に進んでいる以上、逆境は常に起こるものであり、そんなときに歯を食いしばるというやり方だけではなく、視点の転換という技術も持ち合わせておくことは「進み続ける」ためには不可欠だと思うのです。

 

 

 

冒頭の記事にも書きましたが、これらは一流アスリートが共通して持っている思考回路です。

彼らは、だからこそという思考回路を、自分の逆境をクリアし、自分の成長につなげるための「分析装置」としてこの言葉を使っているのだと思います。

*上に記載しただからこその例は、決して開き直っているのではなく、自分の状況を分析してメリットとデメリットをカテゴライズしていると言えます。

 

 

 

それゆえ、トレーナーとして選手をサポートするためには、選手自身が気づかない視点に気づかせるための思考回路をトレーナー自身が保持していることが不可欠です。

(子育てにも不可欠ですね)

 

 

 

***

 

 

 

日本の文化、価値観は自己肯定の能力を認めるというベクトルが非常に乏しいのは多くの方が感じてることかもしれません。

 

 

 

褒められても謙虚であることが美しい。

自分の功績を自分で話すとすぐに自慢と解釈される。

そんな価値観に慣らされていると、いざ「お前は何ができるんだ」と問われた時にすぐに出てこない。(外国で仕事をしたことがある人なら覚えがあるかもしれません)

 

 

 

多くの表面的なやりとりが、「謙虚な返し」をすることを前提に進められる。

もちろんそれはそれで良さもあるかもしれませんが、僕はちょっと嫌気が差しています笑

そんなやりとりばかりしていると本当にクリアすべき課題が見えにくくなるから。。

 

 

 

そういう文化や価値観を背景にして構築されてきた日本の教育システムは、自己肯定感を育むというスタンスをほぼ持ち合わせていません。

 

 

 

少数派は常に自己肯定感を否定する価値観と戦わなければならないし、多数派は多数側にい続けようとすることで虚構的な自己肯定感を保とうとします。

 

 

 

そこには「個人としての思考」を要求し、「それを積極的に承認する姿勢」はあまりにも不足しています。

 

 

 

僕は仕事柄多くの方と会います。

そして心理面のけっこう深いところまで話してもらえる場面が多い立場にあります。

そんな時にやはり感じるのが自己肯定感の低さ、その技術の乏しさ。

 

 

 

トレーナーの勉強をしにきてくださる方にも多いです。

本当の意味で多様性を経験してこなかった社会で生活している以上、仕方のないことかもしれません。

 

 

 

本当に課題を感じていて謙虚であり、常に自省するスタンスそのものは、能力を伸ばしていく上で非常に重要な思考回路ですが、それは「分析的」であるべきです。

 

 

 

課題をちゃんと階層的に分析してカテゴライズし、クリアするための的確な手段を構築・実行する。

「だからこそ」などの言葉を使って、自分だからこそできる解決策を発見する。

 

 

 

課題をクリアするためには、自己否定ではなく実は自己肯定の方が重要であることは、多くの人が気づいていないのかもしれません。

 

 

 

分析の視点を持たず、むやみに感情的に自分や行為に否定的になることは、決して課題をクリアする手段ではないし、謙虚でもありません。

 

 

 

自分が今持っている「弱点」を、だからこそで分析してみましょう。

弱点と思い込んでいるだけで、視点を変えればそのまま強みになることもあるでしょうし、時代や環境が違えばそれはものすごく重要な能力になる場合だってあります。

 

 

 

一定の自己肯定感は、精神面を健康に保ち(他者への攻撃性を抑制も含む)、課題をクリアし続けていくために非常に重要なファクターです。

*過剰になってしまうと他者を見下す、他者の意見を受け入れない、向上心を失う、という作用もあるので、そこまでいくと行き過ぎです。

 

 

 

真面目、ストイックなどは、美談として語られることが多いですが、実は諸刃の剣。

本当の意味でそれを続けていくためには、自己肯定の技術をしっかり身につけておくことが重要です。

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

ベストを尽くして後悔した人はいない。

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

 

JARTAバランスボールトレーニング

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バランスボールの形状・材質をフル活用した身体操作系トレーニングです。

すでに多くのプロ選手が導入してくれています。

 

 

 

 

▶︎バランスボールトレーニングを行う意味。

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先日、僕が以前書いた野球に関する記事が少しトラブルを起こしました。

 

 

 

観点は色々あるけれど、いわゆる”間違い”の指摘。

ツイートやブログの”批判記事”という形でその指摘を受けることになったのです。

 

 

 

多くの方がリツイートし、多くの方が批判をしました。

 

 

 

確かに、物理学という枠組みは方程式を成立させるためにものすごく条件や定義を明確にしてある種のスティフさを作らなければ成立せず、その点について僕の表現・解釈・理解はかなり不十分であり、”間違いだ”という指摘もごもっともだと感じ。。

物理学という学問の性質への理解も不十分だったと思います。

 

 

 

これらの点についてほんとに反省しています。

ご指摘の内容については改めて勉強し直します。

*記事は、運営元に無理をお願いして既にリライトし、公開待ちの状況です。

 

 

 

 

本来は批判を受け入れて修正、という形で終わらしても良かったのです。

しかし今回のエピソードを、わざわざブログで取り上げた理由は、”批判という行為”の『作法』について書く必要があると感じたからです。

 

 

 

 

そもそもの原因を作った僕がそういうことをいうのは大いに憚られます。

 

 

 

しかし、、当事者になって初めてわかることはあると思いますし、こういうことは日常的に行われていることだと感じましたので、僕が当事者として違和感を感じた点について僕の考えをシェアしたいと思います。

 

 

 

*あくまでも今回の出来事を受けての僕の個人的な考えなので、そもそも僕のことを気に食わないと感じている方にとってはこの先は時間の無駄です。

 

 

 

僕の意見は大きく分けて2つ。

 

 

 

 

1)「あれは批判であり、人物に対する否定ではない」は通用しないのが公の場。

「あれは否定ではなかった」というのは言った側の主観であり、言ったあとでどうとでも言えるロジックです。

公の場での発言である以上、言われた側、そしてそれを見た側がどう感じるかが全てです。

「どう言ったかではなく、どう伝わったかが重要」はコミュニケーションの基本です。

いくら後でそのようにうまいことまとめても、言われた側が受けた傷というものは消えません。

 

 

 

それぐらい、与える側と受ける側の解釈はギャップが起こり得ます。

いじめ自殺問題が起こった時、いじめた側が「いじめているつもりではなかった」は言い訳ではなく本当にそう考えていたということすらあります。

 

 

政治家による失言も、「撤回します」は、記録からは削除してくださいの意、記憶にはしっかり残るシロモノです。

言われた側が受けた記憶や感情は一方的な「ほんとは〇〇でした」では消せません。

 

 

 

だから我々は、自分が発する”言葉”がどのように受け取られるかはやはりものすごく気を遣う必要があります。

 

 

 

 

 

 

2)批判の作法をしっかり持つべき

作法ですから、価値観によって様々な考え方があると思います。

だからこれもあくまで僕の考え方。

 

 

 

「間違ってるな」と感じた内容に出会った場合、そこから様々な行動が選択できます。

例えば、

身近なところで口頭で表現。

ブログやツイッターなどで表現。

何もしない。

 

 

 

でもこれらはただのアウトプットチャンネル。

重要なのはその時のスタンスです。

 

 

 

僕の場合は「間違ってる」という意見を表現をするときにはものすごく慎重に配慮します。

*個人の発信を取り上げてという形は絶対にやりません。 そういう表現している方をRTしたり「いいね」することも決してありません。

 

 

 

一般論に対してのそういう表現はある程度しますが、間違っているという断定的な表現を用いることは相当注意を要します。

なぜなら、前提条件や解釈次第で「間違っている」は「当てはまる」に変わり得るからです。

 

 

 

そして少なくとも「わかっていない」とは表現しません。

1)の問題に当てはまりますが、「わかっていない」と表現した時点で、その対象は意見ではなく「人物」です。

 

 

 

”批判”したとき、ほんの少しでも発信者の人格を貶めようという感情は持っていなかったか。

RTも含めて。



 

僕らは何かを批判するとき、常にその点について自省し続けなければなりません。

 

 

 

***

 

 

 

間違っているということを表現したい場合、その根拠と並んで重要なのは、「では何が正しいのか」ということをより明確な論拠をもって提示することです。

それなしでの”批判”は、マウンティングととられてしまうこともありますので、ほんとに注意が必要です。

 

 

 

こういう出来事があると、常に立ち戻るべきこと。

それは「そもそも自分たちが発信する”目的”はなんだろうか」ということ。

 

 

 

僕の場合は、選手の努力が成果に結びつくためのロスを最小限にするためであり、そこに携わるトレーナーの方々に少しでも有効に使ってもらうため。

だから誤っていた、誤った解釈をされると感じたらすぐに修正に動きます。

 

 

 

自分が情報発信をする目的を常に基準線とし、全ての発信をその基準で評価できるようにする必要を改めて強く感じています。

 

 

 

何かを正すつもりでの”批判”のつもりの発信が、実は結果として自分の価値を下げてしまうことも多々あるという点について、我々はものすごく注意しないといけないということです。

 

 

 

議論の基本は、相手へのリスペクト。

それを欠いた状態の”議論っぽい何か”は、他者から見れば議論ではなくただのマウンティング。

 

 

 

結果として外から客観視している第三者からの評価をものすごく下げてしまう。

結果として「トレーナー業界は縄張り争いすごいねw」という冷めた意見をもらうことになる。

 

 

 

これじゃいけません。

 

 

 

いくら感情を刺激されても、今自分が為すべきことは何なのかを冷静に考えるべきです。

 

 

 

***

 

 

 

繰り返しになりますが、そもそもは僕の表現と理解が未熟だったことが大元の原因。

たくさんの方にフォローしていただきながらそのようなことを起こしてしまったことは本当に反省しかありません。

 

 

 

こんな記事書く暇があったら勉強しろと言われると思います。

ごもっともです。

しかし同時に、今回僕が経験したことをきっかけに気づいた根深い問題を放置することもできませんでした。

僕に代わってこの件を深く考えてくださった方々のためにも、普段から信頼してくださっている方々のためにも、少なくとも中野崇は件のエピソードについてこのように考えているということを表現する必要を感じたのです。

 

 

 

引き続き、少しでも役に立てていただける情報を発信するように心がけます。

誤りに気づかれた場合は遠慮なくご指摘ください。

責任をもって必ず適切に修正いたします。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

▶︎JARTAバランスボールトレーニングの詳細はこちら。

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ボディメイク用のトレーニング

パフォーマンスアップ用のトレーニング

 

トレーニングの目的には大きく分けて二つあります。

目的が違うから、方法は必ず変わります。

海に行くのと山に行くのでは必要な装備やプロセスは違います。

 

 

 

ここはトレーニングの成果を得る上ではものすごく重要なポイント。

ここ外すと、成果どころかマイナス作用が出てしまうこともあるから、特にパフォーマンスアップ目的の人は要注意なところ。

 

 

 

でも、一般的にはまだあんまり区別されていない。。

 

 

 

目的が異なれば、前提条件が異なる。

前提条件が異なれば、手段が異なる。

 

 

 

noteに両者の相違点について書きました。

▶︎ボディメイク vs パフォーマンスアップ

https://note.mu/jarta_nakano/n/n39ac1d547eaf

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日からオンラインでの販売がスタートしていますので、チェックしてみてください。

JARTAバランスボールトレーニング

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▶︎バランスボールトレーニングを行う意味を知りたい場合はこちら。

https://ameblo.jp/bodysync/entry-12452177179.html

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

▶︎JARTAバランスボールトレーニングの詳細はこちら。

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多くの人がやったことがあるはずのバランスボール。

ボディメイクにもパフォーマンスアップにもめっちゃ有効です。

 

 

 

自宅にある人多いですよね?

 

 

 

買った時は使いまくりです。

でも、たいていは徐々に使う頻度は少なくなって。

 

 

 

しまいにはインテリアか空気抜かれてるかもしれない。

 

 

 

せっかく自宅でもできる有効お手軽ツールなのに、なぜ使う頻度が落ちるのはなぜだろうか。

 

 

 

1つの大きな理由は、使い方の少なさかも。

一般的に出回ってるトレーニングパターンが少ない。

 

 

 

足や背中を乗せて腹筋。

お腹を乗せて背筋。

腕を乗せて腕立て伏せ。

四つ這いや膝立ちでバランスとる。

たまにボールの上に立ってみる。

そしてそれらのアレンジ、ぐらい。

 

 

 

バランスボールの形状や材質を考えると、これぐらいじゃもったいないんです。

身体の構造やパフォーマンスとの関連を考えると、これぐらいじゃもったいないんです。

 

 

 

 

 

 

バランスボールはそれらを踏まえてトレーニングをちゃんと設計すればもっともっと有効に使えます。

 

 

 

 

 

 

なぜなら。

 

 

 

バランスボールは自分の動きに対して、しっかりフィードバックを返してくれる。

しかも球状だからちゃんと中心を捉えてないと、ブレという形で分かりやすく教えてくれる。

 

 

 

 

自重や固定されたマシーンでは気付きにくい小さな弱点を、クリアに教えてくれる。

 

 

 

 

 

 

バランスボールトレーニングを”正確に”行うのは、そういう意味があるのです。

 

 

 

そして我々が『アブレスト』と呼んでいる同時実行能力を鍛える上でもかなり有効です。

 

 

 

いくら柔軟性があってもバランスとの両立能力がなければ、硬い動きになる。

いくら筋力があってもバランスとの両立能力がなければ、十分な筋力発揮はできない。

 

 

 

ちゃんと設計すればプロ選手たちにとっても効果的かつ難易度の高いものにできる。

 

 

 

バスケットなどではステファン・カリー選手が積極的にやっていることで知られるデュアルタスク(複数・複合課題)は、脳の機能から考えるとフィジカルトレーニングレベルからやった方がいいんです。

 

 

 

バランスボールは、もっと使える。

もっと有効活用できる。

 

 

 

我々は、そんな思いからオリジナルプログラムを考案し、全て動画で見ながら実践できるシステムを作りました。

 

 

 

ジムや自宅でチェックしながらやってみてください。

最後の部分は通しになってるので、慣れたらそこを中心に。

たまに解説やスローも見て細部のチェックも忘れずに。

 

 

 

本質的な身体操作を鍛える内容だから、全ての競技に有効です。

 

 

 

しっかり出来てきたらダンベルなどで負荷をかけていくこともできます。

 

 

 

 

 

 

JARTAバランスボールトレーニング

https://jarta.jp/online-jarta-training-program/

*今日からスタートしてます

 

 

 

 

 

トレーニングのツールとしてはとても安価で、重さもないから自宅でも安全。

そんな便利なツールを、もっと使いこなすためのプログラムです。

 

 

 

 

 

 

レベル1

フィットネスレベル。

身体操作の感覚を高めるレベル。

高校生以下でスポーツやってる選手もまずはこちらが出来てから。

一般の方のボディメイクや運動用にもやっていただけます。

 

 

 

 

 

 

 

レベル2

大学・アマチュアレベルが対象です。

対象レベルというのは、”このぐらいの身体操作は余裕でできてね”というレベルです。

 

 

 

 

 

 

レベル3

プロレベル。

プロを目指している人はもちろんここに挑戦してください。

*全然できない場合はレベル2をやってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇

 

 

 

 

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兼ねてから力を入れてきたテーマである文化とパフォーマンスの関係性。

 

 

 

文化と言葉の定義。

言葉の解釈。

文化と身体操作の関係。

いろんな競技に存在する謎の習慣について。

トレーニングの特性と文化的特徴。

などなど、、

 

 

 

そんな話を深掘りするためにnoteをスタートさせました。

 

 

 

ぜひ読んでみてください。

https://note.mu/jarta_nakano

 

 

 

Vol1.

スポーツパフォーマンスの向上には言葉の定義と文化の影響への考察が不可欠である理由。

 

 

 

Vol.2

文化がもたらす価値観・美意識が、身体操作に与える影響とは-

 

 

 

 

 

 

 

全てはパフォーマンスアップのために。

 

 

 

 

 

中野 崇(@nakanobodysync

 

 

 

 

 

 

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