SMART広報シンクアップのブログ『蛙の目』

蛙の目という視点から社会を見てみましょう。バードアイ=鳥瞰ではなくフロッグアイ="蛙の目"なのです。株式会社シンクアップの広報ブログです。since 2004/09


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触覚銀河 pixabayより

NYダウ急落 530ドル超安(2015年8月22日(土)掲載) - Yahoo!ニュース
【ニューヨーク時事】週末21日のニューヨーク株式相場は、中国経済減速をきっかけとした世界同時株安の流れが止まらず、急落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比531.14ドル安の1万6459.55ドルで終了した。下げ幅は1997年10月27日以来、過去9番目の大きさとなった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同171.45ポイント安の4706.04で終わった。(了)(時事通信)







世界同時株安が世界同時経済崩壊という様相です。きっかけは中国の経済の先行き不安となっていますが、ついに来た中国でのバブル崩壊です。

すでに一年以上前から至るところでほころびを見せていた実体経済の破綻が投資家のパニック心理に引火した形だと見ます。

クルーグマンの謝罪

日本のバブル崩壊後の長期デフレの時はどのような手を政府が打とうと効き目はありませんでした。プチインフレを作れと盛んに自民党に働きかけたノーベル経済学賞受賞のポール・グルーグマンが最近になり、変な形で日本に謝罪したのはおもしろい。

ポール・グルーグマン

要は「いろいろ言ってごめんなさい。自分たち(アメリカ)も同じようになってみてよくわかった。今のアメリカよりもあの時の日本はよくやったんだよね。全然十分ではないけど」
みたいなことです。

元の日銀総裁の速水優先生のもとで少しだけ学んだことがあります。聖学院大学の全学教授(ユニバーシティ・プロフェッサー)で大学院で教えられていましたが、まさにその夜間の授業が終わった夜に日銀総裁に指名されました。

私はその歴史的な日にイギリスのシティのフリー・フェア・グローバルという金融の自由化についての授業を受け、その中で説明責任(アカウンタビリティ)の意味を教えてもらったのです。いまでもその日の授業、そしてその後のテレビニュースの映像を鮮明に覚えています。

正に白羽の矢が立つという感じでした。その時もう74歳でした。

速水優

あの当時、極めて評判の悪い総裁でしたが、一貫して『強い円』『中央銀行の独立』を主張され新日銀法を成立させました。

その時の秘話については日銀総裁をおやめになり、聖学院大学に名誉理事長として戻ってこられてからいろいろとお聞きしました。

世界同時株安と金融恐慌の可能性

とこういう話ではなく、問題は中国のバブル崩壊と今後の世界経済の話です。リーマン・ショックで経験済みの話が再現しかねない状況に私には見えます。

ギリシャのチプルス首相は相当EUに脅されたのでしょうが、アイスランドのようにあっさりと金融支配から降りて、EUを抜け(もちろんEU未加盟であったアイスランドとはだいぶ事情が違う)、自国通貨に戻り、その最低の為替レートの中で貿易(輸出)と観光で外貨を稼げばいいのではないかとずぶ素人である私は妄想する。そして今回のチプラス首相の辞表提出と総選挙の実施には期待している。

一方でチプラスは第二のケネディということがささやかれている。生命の危険に晒されているらしい。オバマの変貌ぶりをみればそれは極めて蓋然性が高い。どうしても世界的に事を起こしたい連中に睨まれたらという陰謀論めいた話なのだが…。

ウクライナ問題もイスラム国問題もギリシャ問題も、パリのテロも近くはタイのテロも全てがリンクしている。簡単に言い切ってしまうと「人間が起こしていること」なのだ。

分断、対立ではなく、支配ではなく、素朴に平和を希求する世界の人々がいる限りは希望がある。あのパレスチナの地でさえ、ユダヤ人とパレスチナ人の交流を続ける団体がいくつも存在する、報道はされないが…。この夏も世界の各地でそうした動きが活発に行われたはずだ、報道はされないが…。

小異を捨てて大同に就く


このことばが頭に浮かぶが、元は誰のことばだろう?ネットでは出典:『荘子・天下』となっているがよくわからない。

とにかく金融は複雑すぎて極めて頭のいい一部の人々が牛耳る世界だといわれる。抜群の記憶力そして計算能力など特異な世界。おそらく理解できるのは理論物理学や素粒子論の世界と同じところまで来ている。ということは将来はAIに抜かされる可能性がだいぶ高い。すなわち自己学習のプログラムを与えたコンピュータに膨大な情報(ビッグデータ)を与えれば適切な解決(ソリューション)が出てくる世界がくるかもしれないし、人間はもはや付け入る隙がなくなるかもしれない。

しかし、人間の心理はおかしなもので一斉に心理的なパニックを起こす。SFのようにこれをも制御しようと考える人々が出るかもしれないが、それにまさるのが、集合意識あるいは集合知があると私は信じる。これは極めて素朴で流動的で柔軟。まるで水の流れのようなもの。

CGのフラクタルの世界は美しいが、明らかに実体の自然の美しさとは違う、と私は思う。

いってしまえばビットという唯物構成主義の世界と高い精神性を持った世界の違い。ホログラフィの映画マトリクスやスター・ウォーズのバーチャル・リアリティの世界観と人間の高次元(3次元ではないという意味でも)の世界。

1ビットの狂いで崩壊を招く世界のなかに金融世界があるとすると、もう一度、素朴で純粋な「分かち合う」世界に戻ってもいいのではないか。それは共産主義がいう「等価交換」とは違う。予測不可能な思いやりというプラスをしていく経済である。「贈与」という考え方が少し近いかも。

わが日本の可能性と教育

人間は感謝という精神性までも貨幣に変えてきた。裏をかえせば「しがらみ」をいう厄介なものを貨幣で代行した。日本のお中元やお歳暮がわかりやすい。

日本はすこしだけ311の時にその精神性を思い出した。家族の絆であったり、分かち合い、助け合いに目覚めた。確かにあの時にはそれがあった。ハリウッド映画風に言えば世界が驚いた。

ことばが問題ならどんどん学べばいい。教育を変えるのだ。英語の4技能を万遍なく学べと文部科学省は新しい英語教育改革の中で言う。まあ、それはいいが、肝心なことはコミュニケーションを実際に取ること。

聞くことの大切さは今回のえいご村キャンプで今井宏美さんから教わった。実際に自分の経験でもアメリカに行って耳が慣れるまでに2週間くらいかかる。

「マグドナルドでお昼はどお?」

と誘われても「ダナル」としか聞き取れないからなんのことかさっぱりわからないが、しばらくすると耳の回路ができてくるのでわかってくる。

生活するとわかってくるし、何度か食事をしていると結構コミュニケーションが取れるようになる。小さなノートを常に持っていてその都度メモをとっていくとかなりボキャブラリーも増える。

自国の紹介、歴史や文化を語る機会が多いと自己紹介にも幅が出る。そして日本の歴史をいかに知らないかを自覚する。それがにじみ出る教養なのだ。

蛇足:えいご村のこと

蛇足ながら「えいご村を作ろう!というプロジェクトを全くのボランティアでやっていて、今回はじめてのキャンプ(合宿)を高校生たちと実施した。

今後、廃校などを使って常設の英語村を作ろうと考えているが、学校という空間の中にも作ることは可能だと考えている。

子どもたちが忙しすぎて3日~1週間という時間はほぼとれないだろうが、反対の言い方をすると取った方が勝ちだと思う。

私たちはどこかに可能性がないか探り始めている。まず現場の先生たちと話したいと思っている。自分たちでできるということを切に伝えたい。メソッドや留学生、スタッフなどリソースは持つことができたし、プログラムも開発してある。当初、採算はとれないので有志のボランティアだ。それが教育を変えていくとしたら面白いと思わないだろうか。
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