真夜中のキャプチュード -62ページ目

WCT

















はやぶさ 遥かなる帰還













瀧本智行監督作品



「はやぶさ 遥かなる帰還」観ました!









あらすじ!


2003年5月9日...

小惑星探査機「はやぶさ」を搭載したM-V-5ロケットが

鹿児島県内之浦宇宙空間観測所を後に、宇宙へと飛び発った。


はやぶさの最大の任務は、地球より3億キロ彼方に存在する小惑星「イトカワ」にタッチダウンし、

地表の砂を持ち帰る、“サンプルリターン”であった!



宇宙空間観測所のメンバーたち



この高難度ミッションに携わる、山口駿一郎教授をはじめとする、

はやぶさプロジェクトチームの面々は万感の思いではやぶさを見送った。

そしてその中には、新聞記者・井上真理の姿もあった。


真理の父親は、小さな町工場を経営するが、はやぶさに部品提供をしている


同年12月

はやぶさの航行が安定してきた頃、

山口が軌道計算を行った、火星探査機「のぞみ」からの通信が途絶える…

山口の必死の復旧にも関わらず、

JAXA幹部・大下は運用中止を通達、

「のぞみ」は宇宙のゴミとなった…

これにより山口の、

    はやぶさプロジェクトの失敗は許されなくなる…!



山口と藤中





























平日とはいえ、

130キャパに3人で鑑賞!'`,、('∀`) '`,、


先に公開された「はやぶさ/HAYABUSA」のあまりの不発っぷりが

同じ題材のコチラにも飛び火…・゜・(ノД`)・゜・。


この偉業を映画化することへの、あまりに低い評価…


特に、

若い人がまったく眼中にない状態なので、

早くも苦戦は必至ですね…

    この記録作品…マヂで面白いのにね…・゜・(ノД`)・゜・。

たぶん、映画作品としては失敗でしょう。



真理の父親は、はやぶさに部品を提供している関係で、一際想いも強かった。




本作は、

あまり暑苦しくはやぶさを追いかけない作りで、

関係者の人間ドラマに終始し、出来はとてもよかったですね。



前はやぶさのような、はやぶさの擬人化(このおかげでコケた)も無く、

  それでいて、何度も抜かれる、はやぶさの搭載カメラを、目のように印象づけ、

     はやぶさの目に映る宇宙の風景を巧みに挟んで、

      あたかも、はやぶさに心があるような演出は、押し付けがましくなく自然でした。

この繰り返しの演出によって

  ラストのはやぶさ最後の画像がとても活きてきてました!


      巧い!ヾ((○*´∀`*))ノ゙


この最後の画像はマヂ泣けるよ~~~









まぁね…いかなる理由があってもね、

 とりあえず言えるのは、

  たとえ映画作品と言っても、こういった場合の

はやぶさはしゃべっちゃダメ!
                         ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、





世界初“イオンエンジン”は案の定故障も多い…
    


当然、

先に公開される作品より、

あとに出した方が、失敗も少ないとは思うんですけどね、

先人を参考にしたのかしないのか、

違った脚本は面白かったと思いますよ。



そして、

はやぶさの帰還シーン!


何度見ても感動ですね~~~!ヾ((○*´∀`*))ノ゙



超合理主義の山口も、はやぶさの奇跡を神頼みする




名優・夏川結衣さんが、ある位置まで鼻声だったのが気になりましたね’`,、(’∀`) ’`,、


クランクイン当初、風邪でもひいてたんでしょうかね?





プロジェクトマネージャー山口氏が、

   かりんとうが好きって設定は何だかよくわからなかったです。

 モデルがいるのでしょうが、その方がそんな感じなんでしょうかね…?

 
 全体は、

 断絶した親子の関係が、

 はやぶさの頑張り、スタッフの頑張りに押され、回復するって話です。



  しかし!


  テレビ放送待っていただいてでオーケーですね~~(; -y-)ツ))

















悲しいかな、吉岡さんはなに演ってもDrコトーです…







































目指せ!C型小惑星!

    はやぶさ2楽しみです!



サンドウィッチに何を挟む?      …全部!












ハンター










ダニエル・ネットハイム監督作品


「ハンター」観ました!











あらすじ!

オーストラリアのタスマニア島に降り立ったマーティン・デヴィッドは、元傭兵。

バイオ・テクノロジー企業のレッドリーフ社から請け負った仕事を遂行するため、この島にやってきたのだ。


レッドリーフ社の依頼とは、

70年以上前に絶滅したはずのタスマニアタイガーを捕獲し、その生体サンプルを採取すること。

タスマニアタイガーの目撃情報を入手したレッドリーフ社は凄腕のハンターでもあるマーティンを差し向け、ライバルに先んじて“幻の野生動物”の捜索を命じたのだった。

当初は生態サンプルの採取かと思われた今回の作戦だったが、

じつはタスマニアタイガーには、ある能力が備わっていたのだった…

レッドリーフ社の本当の狙いとはいったい…?


腕の立つハンター、マーティンに来た新たな依頼とは?























もしも大金持ちになったなら…(●´艸`)


間違いなくネッシー捜索に人生を捧げるでしょう!'`,、('∀`) '`,、



というくらいUMA好きな私…


デアゴスティーニあたりで「UMA大百科」でも出ねぇ~~かしら?

  リアルフィギュア付きでねヾ((○*´∀`*))ノ゙





そんなワケで、

タスマニアタイガーって聞いただけであとはどうでも観にいっちゃいますって
                           '`,、('∀`) '`,、



タスマニアタイガーは本名“フクロオオカミ”有袋類だね!





でまぁ、

幻の(絶滅したはずの)動物を探しだす…

  そしてそれらに絡む利権が生み出すサスペンス!


なんか凄い面白そうですよね~~~ヽ( ´¬`)ノ


地球上に最後の一頭である動物を撃っちゃうの?!この悪魔め!





ところが、

本筋自体は、タスマニアにおいてマ-ティンが身を寄せたある一家と

孤高のハンターであるマーティンとの心の交流な物語になっちゃってて…(-.-;)あせる

身を寄せた一家と親しくなっていく変な流れ…



話が進むにつれ、

タスマニアタイガーが脇役になっちゃって

軽~~~~~くガッカリしちゃったり…(-.-;)あせる(-.-;)あせる


さらには、

ルーシー一家のお父さんもタスマニアタイガーを探しているとか、

その程度しか掘り下げたりしなくて、

傭兵がスッカリ、行方不明のお父さん代わりになっていく様は滑稽でして…


自然の描写もイマイチ…




さしたるピンチもなく、

ラストには、

  都合よく生きたタスマニアタイガーに出会ってしまう…





ァ ~~'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、'`,、












ちょっと







雑ぢゃね!?(。◕ˇε ˇ◕ฺ。)プンプンむかっ









なんか、

着眼点最高なのにさ…

      もうちょっとドキドキしたりする、面白い本書けなかったかなぁ~…?(-.-;)あせる(-.-;)あせるなんてね…

                

              素直な感想です…




いつも単独行動をこのむ









さて、ずいぶんとキツい感じで、言いたいこと言っちゃいましたが

本作が言いたいことはよくわかるし、

テーマな部分はボチボチよくて、

マーティンがベースキャンプとして使う母と二人の子が暮らす家。

ここの男の子、「バイク」がまったく口をきかないんですね?

          つまりバイクはコミュニケーションが苦手なんですね。



森へと旅立つマーティンを自転車で追うものの、

   顔を見合わせても何もしゃべらず、ただ見つめるだけ…

マーティンにとても興味があるのですが、

                伝えられない…



そして、マーティンも、単独行動を好むために、

上手く人と付き合えないので、情報収集が難しいのです。

    似たもの同士なんですね!バイクとは!




表向きは森林保護とか、動物保護の団体の人間として振る舞っているので、

森で暮らす木こりたちにも逆恨みとかされて、

         コミュニケーションがとれないのです。


幻の野生生物に関する情報集めに苦労するマーティン



そんな中、

バイクの描いたタスマニアタイガーの絵から、

              タイガーの発見場所を知るマーティン。




マーティンはタイガー探索途中、

      森でバイクたちの父親の白骨死体を

         子供たちが父にプレゼントしたポットにより確認していた。


マーティンはそれをバイクたちに伝えられず、

   バイクも父への想いを上手く伝えられず…





そして、

   狩りをしながら自然淘汰されつつあるタスマニアタイガー…



こういった不器用なモノに囲まれ、

  ハンターとして引き金を引く孤高のハンターのマーティンは

     消えゆく定めの、孤高の存在タスマニアタイガーと、

                会社関係なく、厳粛に向き合うようになるのです…
                            この部分!
                             +゚*。:゚+(人*´∀`)ステキカモ?+゚:。*゚+.




愛するサム・ニールとフランシス・オコナー








やがて、

成果の上がらないマーティンに代わり

新たなハンターが会社から送り込まれ、

いままで手に入れた情報の開示を巡るトラブルに

                一家は巻き込まれます。


そして、不幸な事故により、

    バイクは母ルーシー・姉サスを火事で失ってしまう。




ショックを受けるも、

  無事にタイガーを仕留め、仕事を終えたマーティンは施設に入ったバイクに会いに行きます。




マーティンを見つけたバイク…


    マーティンに駈け寄りしがみつきます。


サイレントで

    明らかにパパと叫んだように見えた口元…





  観客へのアピールは上手かったと思いました。


  



こやつはタスマニアデビル

      ↑↑↑ 現存する世界最大の肉食有袋類・タスマニアデビルも出演してますので、
           UMA好きな方いらしたら、なんとなく期待せず観にいってみてくださいね!。
                           '`,、('∀`) '`,、

       












動画も残っているタスマニアタイガー





































なんだか、

シュッとした二枚目だね~~~タスマニアタイガーって!(人´∀`)

             我が家の庭に迷い込んでこないだろうか…?(-.-;)


つ~~か、

  近所に似た感じの犬がいるので、

    背中に虎模様描いちゃお~~かな…(それは虐待です!)










就労ビザが切れるので、夫が欲しい!
















ペントハウス









ブレット・ラトナー監督作品


「ペントハウス」観ました!












あらすじ!


ニューヨーク…

マンハッタンにひときわ高くそびえる超高級マンション「ザ・タワー」

平均物件価格5億円

65階建セレブタワー





その65階建てマンションの最上階のペントハウスに暮らす大富豪のアーサー・ショウが、2000万ドルの詐欺容疑で逮捕さる。



誘拐されたかと思いきや、逃亡を企てたセレブ





彼らセレブたちを陰で支える、管理マネージャーのジョシュをはじめとする、

超庶民の使用人たちのコツコツ貯めた財産、

そして、

ドアマン一筋に生きてきたレスターの年金運用資金までも騙し取られていたことが発覚

その一件で絶望したレスターが自殺未遂をしたことをきっかけに、

ジョシュは使用人たちとチームを組み、厳重なセキュリティに守られたペントハウスに忍び込み、

ショウの隠し財産を奪い取るという計画を練るが…


ホテル以上のスタッフのレベルの高さ




















劇場CMで気になって行ってきちゃいました!ヽ( ´¬`)ノ


ホント!

この手の作品作らせると

     ハリウッド映画って比類稀なる能力を発揮しますね'`,、('∀`) '`,、




今回以外にも初共演の

ベン・スティラー、エディ・マーフィをはじめとする、豪華キャストでつくられた娯楽作品!


なんか久しぶりなエディ・マーフィー





そんな中、FBI捜査官のクレアの役者さんが

どこかで会っているはずが、

どうしても思い出せなくてモンモンとしたまま本編が終了しました。

あとで調べたら、ティア・レオーニでした'`,、('∀`) '`,、


    ディープインパクトでは主役だったのにね(///o///)ゞ

  私的には、ジュラシックパークⅢで、キレイな人だな~~と思ってて忘れてました
                           (__)ノ彡☆バンバン!


          あの時は、あれだけ彼女のブラジャー姿に感激したのにね!(●´艸`)



さらに巨大質量の

超おデブメイドが登場!彼女もどこかで会ったなぁ~~??σ(゚、。)



   と思いきや!


  なんと「プレシャス」のガボレイ・シディベでゎありませんか!(T▽T)ノ


   

   なんとなく、これだけでも観たくなったでしょ?



ベン・スティラー



さてさて、

本作は豪華キャストが目立つワケですが、

じつは本編中に、もっとも大活躍する真の主人公が別にいるのです!



その真の主人公の名は!!


1963年製
     「フェラーリ250GTルッソ」なのです!


フェラーリ250GTルッソ


   ↑フェラーリ250GTルッソとオーナーのアーサー・ショウ








大富豪アーサー・ショウは、

ザ・タワーの最上階ペントハウスに住み、屋上に専用プールも持つセレブ生活を送っています。

そして、部屋のリビングには、

なんと前オーナーがスティーブ・マックイーンという超良血馬

   名車中の名車、真っ赤なフェラーリ250GTルッソが飾ってあるのです。



初共演も息もバッチリのベンとエディー


部品ごとにバラして運び込んで、

部屋の中で組み上げた贅沢なオブジェ!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、



ザ・タワーの駐車場には、

セレブな居住者たちの乗る

ベントレー・コンチネンタル スーパースポーツや


ベントレー・コンチネンタル スーパースポーツ


     フェラーリ599GTOまで置いてあるのですが、


フェラーリ599GTO


とにかく

  信じられないスーパーアクションを見せるのが「フェラーリ250GTルッソ」なのです!
                                  ヽ( ´¬`)ノ


ジョシュ一味は、

まんまとペントハウスに忍び込み、

隠し金庫を探し出すのですが、中身は空…!


しかし、ジョシュはあることに気が付きます


そう!

アーサーの隠し財産は、じつはフェラーリ250GTルッソそのものだったのです。

この車、

地金に使われているのが全て「金」!!


つまり、

ハンドルからホイール、

   当然ボディや、ウォーターポンプ

  はてはオルタネータまでもが全て金!!


全身が金で出来たフェラーリだったのです。


こうなれば、車丸ごとかっぱらうしかない!


そこでジョシュは考えます!



「こうなりゃ、車一台、丸ごとかっぱらうしかない!」




こうして、

一味はフェラーリ250GTルッソをとんでもない方法で盗み出すこととなるのです!
                         ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、






65階からの車ごとの脱出なわけですから、

昨年の「ミッションインポッシブル/ゴーストプロトコル」以上の高所でのアクションが楽しめますぜ!


この高さ!もう落ちたら死んぢまうなんて考えてないんだろうね!




わずか104分ながら、

十分に楽しめるコメディーでしたよ。(●´艸`)

デートにゃもってこいだ!











即席泥棒チーム結成!
































1963年 フェラーリ 250GTルッソ  スペック






エンジン

種 類 :ガソリン 4サイクル
冷却方式 :水冷
シリンダー配置 :V型
気筒数 :12
バルブ形式 :SOHC
排気量(cc) :2953
最高出力(PS/rpm) :250/7500 (DIN)
最大トルク(kgm/rpm) :26.0/5500 (DIN)
燃料供給装置 :キャブレター
キャブレター数 :3
過給装置 :





ボディ

構造 :フレーム付
ドア数 :2
ボディ形状 :クーペ
全長(mm) :4410
全幅(mm) :1750
全高(mm) :1290
ホイールベース(mm) :2400
トレッド前後(mm) :1395/1390
車両重量(kg) :1310
乗車定員(名) :2




駆動系統

エンジン搭載位置 :フロント縦置
駆動方式 :FR
変速機 :4速MT フロア




性能

最高速度(km/h) :240




シャシー

サスペンション 前 :独立 ダブルウィッシュボーン コイル
サスペンション 後 :固定 半楕円リーフ
ブレーキ 前 :ディスク サーボ
ブレーキ 後 :ディスク サーボ
ステアリング :ウォーム・ローラー
タイヤ :185-15





フェラーリ250GTルッソ












裏番!













J・エドガー










クリント・イーストウッド監督作品

「J・エドガー」観ました!













あらすじ!

彼の名は、ジョン・エドガー・フーバー。FBI初代長官。

国立図書館のすべての書籍に登録番号をつけ目的の本を瞬時に見つけ出せるように工夫する。

それを機に

さらにはアメリカ国民すべてに認識番号をつけることにより、

犯罪者の割出しを円滑にしようと考える…

20代にして

大統領すらも手の及ばない独立組織、

      FBI前身組織の長となり、その生涯を閉じるまで長官であり続けた。

彼の在職中に入れ替わった大統領は8人。

その誰もが彼を恐れる…そんな存在だった。


国の秩序を守るなら、法さえも犯すエドガー




彼のもとで科学捜査を主とするFBIはその功績を大きく残す。

やがて国民にとってFBIはヒーローのような存在となっていく。

国民の期待に応えるべく、

エドガーは法をも犯しその成果を求めるようになる…



FBIの前身となる組織の長となったエドガー



























イーストウッドが是非にとディカプリオをキャスティングしたとか、

気になる情報満載で公開した本作。


とにかくレオ様の芝居気になりますよね!'`,、('∀`) '`,、



20代からじい様までを演じてますが、

見た目は特殊メイクで何とかなります。

どうなんだ?この特殊メイク??


ベンジャミンバトンでのブラピもそうでしたが、

最近のハリウッドの特殊メイク…イマイチですよね'`,、('∀`) '`,、


ただ、




ラストでエドガーが半裸で死んでしまったシーン

このデブった体がよく出来てまして

    本物なのかな?


レオ様、かなりブヨってる体は作ったんでしょうかね?

   がんばって太った?


役者魂?


それとも吹き替えなの?


それともアレもSFXの類???


そこがかなり気になりました!





で、

レオ様自体の努力といえば、

20代の頃と、晩年とでやや、声のトーンを変えたりと努力してるのですが、

逆にそこが気になって、やたらと注目するようになっちゃいまして、

そこばっかチェックしてると、

実際はそうでもなくて、

トーンを抑えてセリフを吐いてるんですが、

突如大声だしたりすると実年齢である、

なんというか、艶のハッキリした若い声が出ちゃってるんですね。

まぁ、

こんなもんでしょうね|∀ ̄*)…


FBIでは、口ひげを生やしているだけでクビです



全体的に抑揚や起伏の少ない展開なんで、

          かなり玄人好みな出来です。


最近、

こういった難しい役柄が多いレオ様なんですが、

全体的にはイーストウッド色が強くでてますね。


悩み続ける裏の権力者



モノトーンを感じさせる

  セピアなイメージのおさえた色合いの画面がイーストウッドっぽくて好きです。


        でもね、より面白いのはグラントリノのほうだね
                         ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
                           ハッキリ言っちゃった!


何に追われる?エドガーよ…





さて、

大統領までもが恐れるJ・エドガーですが、

その実は、ゲイであることに戸惑う、

    なんとも切ないストーリーであったのですね。

 人を愛するということに不器用でね、

  思っていないことを愛する人に言っちゃったりね

      表の顔と裏の顔の狭間に悩み、

            真に愛する人にはついつい冷たくしちゃたりして…



唯一信頼し、安心しきっている母親が死んだとき、

   姿見の鏡の前で、母親のドレスを着て

    母のネックレスをしたかと思ったら、

         それを引きちぎって泣くんですね。

  唯一の逃げ場を失ったエドガーの、

   なんに対する決意なんでしょうね…いいシーンでした…




 そんな人間模様も結構丁寧に描かれてますので、

             飽きることなく、見どころは多々ありますね。







そしてラストへの流れで、

晩年のトルソンとエドガーのやりとりは、かなりシットリといい物語でした。

 エドガーを愛し続けたトルソンは、かなり嘘まみれの栄光であるエドガーに対し、

     「僕には嘘をつかないでくれ」といい

   エドガーは、トルソンに惚れてしまった時のことを語り、

  そっと、トルソンの額にキスをするんですね…

       なんかジンとしちゃいましたね

     もうね、男同士とか、超越しちゃってんですね。ウンウン...






  ううううう~~~~~~~ん

  まだまだ、

   ゲイが社会的に地位を確立できてない時代、

   それでも長年、一人を愛し続けた人間の物語なんですね。
  


栄光と虚実...どんどん深みに




さして重い話でもないので、

  ちょいと観てみてくださいね。














































ウィキで実物の画像見つけたんですが、

  結構似てるんですよ!'`,、('∀`) '`,、




$真夜中のキャプチュード




↓ 実際のトルソンとエドガー

クライド・トルソン(左)とフーヴァーが1939年にロサンゼルスのビーチでくつろいでいるところ






ゾーヴァヾ( 〃∇〃)ツ













しあわせのパン












三島有紀子脚本・監督


「しあわせのパン」観ました!














あらすじ!



北海道・月浦...

美しい洞爺湖を望む丘の上

東京から越してきた、水縞くんとりえさん。

好きなことをして生きていきたいということで、

そこにカフェ・マーニをオープンする。



水縞くんはパンを焼き、

りえさんは野菜のお料理をだす。

そして二階には、遠くから来た人のために暖かいベッドを用意しました。


とてもいい景色に建つカフェマーニ





カフェマーニには、季節ごとに、

いろいろな理由でお客さんが訪れます。


そんなお客さんに暖かくて素朴なパンとお料理でおもてなしして

お客さんの重たい荷物を降ろしてもらう…


そんな場所…。



水縞くんは素朴なパンを焼く



ある夏の日…


マーニに一本の電話が入る…

マーニに2泊滞在したいというお客さんからの電話だった。


りえさんは、自分のマーニを探している



























原田さん、

相変わらずかわいらしいですね~~~

若いし!



いつまでも年とらないなぁ…



物語は、季節の流れに沿って、

夏から三つのお話がオムニバス形式(カフェを中心としたアンソロジーっぽいかな?)で進んでいきます。


カフェマーニを舞台に、

訪れた人々が、パンを通して幸せを見つけるという、

何だか、独りよがりな物語なんですが、

そこはそれ、

北海道の大自然と、皆に愛されているキャスト陣で、

            とってもホッコリしたストーリーに仕上がってます。



カボチャのポタージュはお母さんの思い出



監督をはじめ、

ちょっと事務所ぐるみで、大泉洋を全面に押し出した感のある作品。




内容も、かなりご都合主義で、

実際にこの感じの店の経営って、誰しも憧れると思う。

やりたいことをやって生きたいと思って、

それを実現できて、さらにその生活を維持できるなんて

奇跡の確率です。



理想的な生活を送るこの夫婦ですが…



まぁ、正直もっと素直に観るべきなんでしょうが、

あまりに都合よくってね…'`,、('∀`) '`,、


そして、

訪れる人たちはみんな幸せになって帰るという…




わけあり夫婦もここで過ごすうちに…






それでも、

いろいろなパンが登場して、

私のような劇中の食べ物に憧れる人にとっては、いい心地ではありましたよ!



パンと共に生きる水縞家には、お米はない


ホント、マーニって理想的なお店でね、

店の裏に、薪釜があって、そこで少量だけどパンを焼くのね。

しかも宿泊施設までついてるなんて、

将来やりたいナンバー1の店ですよ'`,、('∀`) '`,、


そこをくすぐられる方も多いはず!


庭先には小さな野菜畑



劇中で、

誕生祝いにケーキの代わりに焼かれた、クグロフってパンが登場するのですが、

私の記憶ではクリスマスに焼くパンだった気がしますが…?

地方とか国によって用途が変わるのかな?(●´艸`)


レーズンなどを入れたクグロフというパン




とりあえず

現実とがっぷり四つに対面しちゃう可能性がある作品とだけ言っておきますね。


ほら!

ジブリの「耳をすませば」観ると、

リア充な主人公たちを観て、

自分の現実が重くのしかかって、悲しくなるってアレ?


この作品にもその要素がある感じですので、ご自身の判断でね!

北海道もいいけど、やはり私は南国でしか生きられないかもなぁ










素直なあなた!

あなた用の作品ですよ(●´艸`)





























そういえば、洞爺湖って通り過ぎただけだったなぁ~~






























鶴と河童と麒麟と蛸と…














麒麟の翼~劇場版・新参者~












土井裕泰監督作品


『麒麟の翼』~劇場版・新参者~観ました












あらすじ!



腹を刺された男・青柳武明は、誰に助けを求めるでもなく、大量の出血をしながらも、

這う這うの体で日本橋・翼のある麒麟像にたどり着き、絶命した。

すぐさま、都内に緊急配備がなされるも、

事件直後に容疑者が巡回中の警察官によって発見されるも

逃走途中にトラックにはねられて意識不明の重体に陥る

容疑者の名前は、八島冬樹。


青柳はなぜ?麒麟像まで歩いてきたのか?



事件は、派遣切りにあって生活に困窮する八島の物取りの犯行という方向で進みだすが、

所轄の警部補・加賀恭一郎は、この被害者と加害者の行動に大きな疑問をもつ。

独自に捜査を進める加賀だったが、

事件の闇は思った以上に深く、複雑で、

加賀は推理に行き詰ってしまう。


加賀は推理に行き詰ってしまった
























本作も比較的マメにテレビシリーズは観てたのですが、

  東野さんの文体があまり好きではないので、原作は未読なのです。

通の方は、原作のほうが面白いのでゎ?(●´艸`)


ただ、

原作を読んでいなかった所為で、

かなり後半まで、謎解きに苦労しました。


明らかにコイツは犯人ではないとか思えるんだけど、

ぢゃ誰が?がわからないつくり(●´艸`)

というか、

上手く真実から遠のくような演出されてましたよ!



麒麟像にはいったい何が?



どちらかというと、

ヒューマンドラマ仕立てで、

被害者・加害者をはじめとする、

 それぞれを取り巻く家族単位で話が進み、それぞれの家族の共通点とか、

 それらを繋ぐ麒麟像の謎などを強く印象づけてのストーリー展開は、

                      どうして飽きないつくりでしたよ。


ただね、

  ココ言っちゃうと身もふたもないんですが、

   あまりに都合のいい偶然ぢゃございませんかね?
                    ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、


 まぁ、物語ってそんなもんですから

     マイナス面では一切ないですからご安心を!




 最高傑作といわしめるだけのものは内容として存在していると思います。

私は、

他をあまり知りませんので比べようもないけど、

   面白かったです。



テレビシリーズの雰囲気が好きだったので、

  抵抗もなく、


そして原作を読んでいなかったので、100%楽しめたと思います。


事件現場近くに隠れていた八島は警官にみつかると逃走!直後にトラックに轢かれる


二転三転する関係者たちの真の姿、

そこだけでも十分に面白いですよ!


家族も知らなかった、父の真の姿とは?




「あ~~オチ言いたい!(●´艸`)」













仕方ないのでキャラ紹介しますね(-.-;)







キャストは普通に豪華でした。

それぞれのキャラもテレビシリーズの流れがあるので、確立されてて自然でよかったです。




加賀恭一郎

 阿部寛さんは、実物は異常にデカくてガリガリの腕がカマキリを思い起こさせますが

     スクリーンの中ではメチャカッコいいです!





青柳武明


  中井貴一さんは面と向かってあったことないですけど、

  現在、テレビドラマの撮影で鎌倉に来ているようで、

  江ノ電に勤めている知人曰く、

   「かなりカッコいい!」そうです。




中原香織


  物語上のこの位置のキャラをガッキーに任せる製作サイドのセンスって好き!




八島冬樹


三浦貴大さんも、ほんと才能開花って感じで、

   いい芝居してます。 ちょっと、素直ではない、ふてくされ役なんて似合ってます。





松宮修平


ホント最近よく会う溝端淳平さんです!

  器用な役者さんですね~~~



青山亜美

 友情出演とはいえ、黒木メイサさんのような主役級の女優を、

    惜しみない無駄遣いするスタッフに拍手・゜・(ノД`)・゜・。



青柳悠人


大ブレイク中のシンケンレッド松坂桃季さん

翌年のゴセイレッド千葉くんも最近よく見かけますが、

   まぁ、松坂さんは別格に大出世ですね~!

 どちらかというと、シンケンピンクのほうが早く出始めたんだけど…?



金森登紀子

“紫式部以降、ヘビ女にしか見えない(●´艸`)田中麗奈さん(スマン!あせる



糸川肇

意外と重要な役だった、劇団ひとりさん!'`,、('∀`) '`,、

    たどたどしいセリフ回しは、これはご愛嬌ですかね?




加賀隆正

山崎努さんは、意外かもしれませんが、出会いは「スローなブギにしてくれ」でした。

ガキの頃、ビデオで見たんですが、
  劇中で若き浅野温子さんが乳放りだしてたのには驚きでした'`,、('∀`) '`,、





















人形町とかすきだな~~












































私、

麒麟っていう空想上の動物が昔から好きでして、

キリンビールのマークに萌なわけです'`,、('∀`) '`,、


五星戦隊ダイレンジャーの中でも、

“キリンレンジャー天時星カズ”が一番すきなくらい麒麟好きです。(わかりづれぇ~~)


ただ、日本橋の麒麟像を見ると、

        どうしてもドドンゴをおもい出します…


ミイラ怪獣ドドンゴ

          ドドンゴってこんな子ねヾ( 〃∇〃)ツ



私の命令は、王命と心得よ!


















劇場版テンペスト3D











吉村芳之監督作品




「劇場版テンペスト3D」観ました!














あらすじ!


19世紀、

清国・日本・欧米の狭間で揺れ動く武器を持たない独立国…琉球王国

この琉球を支配するものは、東アジアを統治すると言われる重要国

ある日、

そんな琉球の王が住む

首里城より飛翔した無数の龍が雷となってガジュマルの樹を真っ二つに引き裂いた。

そんな雷雲轟く大嵐の夜、

孫嗣志の家に龍に守られし強大なる力を宿した女の赤子が誕生した。

しかし孫家再興を悲願していた嗣志は、女児の誕生に肩を落とす。

名前すら与えられなかった女児はみずからを真鶴と名付け、父の知らぬ間に優れた学力を身につけていく。

月日が経ち、嗣志が官史登用を目指して養子として迎えた兄の孫嗣勇が厳しい父に我慢の限界を感じ、

家をでてしまう。

それにより、真鶴は父の悲願を果たすために、女を捨て、清国生まれの宦官で孫家の養子、孫寧温として生きる決意をする。

そして寧温は見事、史上最年少で官吏登用試験を突破するのだった。



女性であることを隠し、宦官として生きる真鶴




















万年沖縄病の私は、

あえて、2千円札を好んで持ち歩くほど沖縄に執着しているわけですが、

当然、

テレビシリーズも押さえているテンペスト!

てっきり、

劇場用新作なんだと思っていたら、

テレビシリーズを焼き直し

中途半端な3Dにしただけの

非情にクオリティーの低い作品だったのでガックリでした・゜・(ノД`)・゜・。




なんだかとっても駆け足なダイジェスト版って感じ…

しかもなぜ3D!?(-.-;)


つまり、

3Dである意味がまったくないのである。

裸眼でスクリーンを見ても、違和感ないの…

   何がしたいんだろぉ…(-.-;)(-.-;)(-.-;)


孫嗣志は祖国に背いた罪で斬首となる


劇場版第1作目のガンダムとか、ヤマトの類ですな…こりゃ…




なので、官吏となった孫寧温の被る、

階級を色分けしてある、冠?だか帽子だかの色が、

脈略無くシーンが変わると同時にコロコロ変わったりして、

シーンの繋ぎがとっても雑で…


なんか、やっつけ仕事だったのです・゜・(ノД`)・゜・。



位により、頭に乗せてるかごみたいな帽子だか冠の色が違うの!






テレビでもそうだったんですが、

仲間由紀恵さん演じる孫 寧温こと真鶴

劇中のセリフで真鶴と呼ぶたびに、

   “アグル”と聞こえる難聴気味な私は、

     徐々に、仲間さんに、ウルトラマンアグルが重なって見えてしまう病気っぷりでした…
                                       (-.-;)(-.-;)

アグルと真鶴を聞き違う異常な耳…(-.-;)


   


そんな中、

格段に際立ったキャラの

「徐丁垓」ことGACKTさん'`,、('∀`) '`,、


CGで描かれた長ぁぁぁ~~ぃ舌をチロチロさせながら、

仲間由紀恵さんはもとより、

  金子 昇さんの頬までベロベロ舐める始末!(__)ノ彡☆バンバン!


キャラ立ってるわぁ~~!ヾ((○*´∀`*))ノ゙ イイゾ!MALICE MIZER!




劇中のセリフの中で、もっともカッコよかったのがGACKTさんの


「私の命令は、王命と心得よ!」ですね'`,、('∀`) '`,、



気持ち悪い役を美しい男が演ると快感ですな




まぁ

その他特筆すべきことと言えば、

やはりロケ地ですかね?

12月に行った、「斎場御嶽」でお祈りシーンの撮影してましたね。(●´艸`)

   いいのか?あそこゎ聖地だぞ!'`,、('∀`) '`,、

斎場御嶽




琉球王朝を取仕切る王、首里天加那志



まぁそれでも、

沖縄出身の役者さんばかりで構成されたキャストは嬉しい限りですね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

  


あと、

横須賀に深い関わりのあるペリー提督が似てた(__)ノ彡☆バンバン!



マシュー・カルブレイス・ペリー


劇中のペリー




“ヒミズ”の染谷将太くんと二階堂フミちゃん、

ちゅらさんや、ナビィの恋の、平良とみおばぁ

   小林幸子さんらも出演しております。

  かなりカッコいい役“聞得大君”の高岡早紀さんら豪華キャスト!





聞得大君





激動の時代の琉球王国が、沖縄県となるまでのお話ですので、

   とても面白いのですが、

   観るならテレビシリーズをおすすめします'`,、('∀`) '`,、



なんか

ガッカリすぎてグダグダになってスイマセン!(●´艸`)























孫親上雲























































公開劇場が非常に少なかった本作、

初めて「TOHOららぽーと横浜」へと行ってきました。

当初、

ブルク13で観る予定でしたが、

あそこは劇場独自のサービスが皆無!

ハコは綺麗なんですが、

サービスはたいしてよくもない


なのに割引がまったくないのですよ


なので多少遠くても、

  TOHOへと足を運んでよかったです。


しかも、

劇場のある、横浜線の鴨居という駅

なかなか抒情的な雰囲気と、

美人密集度が綱島に次いで高い!ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

女好きな映画ファンたちにはおすすめですね~~~!













猿岩石は偉大であったのだね…(-.-;)















マイウェイ 12,000キロの真実











カン・ジェギュ 監督作品



「マイウェイ 12,000キロの真実」観ました!




















あらすじ!



1928年、

幼少期の長谷川辰雄が家族と共に、軍人の祖父の待つ日本統治下の朝鮮へと越してきた。


そこには召使いとして勤める朝鮮人一家がおり、辰雄はそこで、マラソンでオリンピックを目指す少年・キム・ジュンシクと出会う。


辰雄とジュンシクは、境遇こそ違えど、よきライバルとして互いにオリンピックを目指す。



そんなある日、

パーティー会場で辰雄の祖父に届いた荷物が爆発する。

体をはって皆を守った祖父だったが、

荷物を持ってきたジュンシクの父親は逮捕され、拷問をうける。

そして

祖父を失った辰雄は、ジュンシク一家に

         そして朝鮮人に対し、憎悪を燃やし始めてしまう





やがて成長した二人は

オリンピック選考会へと出場するも、

辰雄を優勝させるため、日本人選手による、ジュンシクへの妨害が行われる。

様々な妨害をはねのけ優勝するジュンシクだったが、

結果は失格

日本人選手への走路妨害の疑いをかけられたのだった。



車引きをしているジュンシクは、オリンピック強化選手の辰雄を下す。




それに不服を訴える朝鮮人観客が暴動をおこし、

日本軍に逮捕され、ジュンシクともども、強制的に日本軍に入隊させられ、

日本兵として戦争へと向かうこととなった。

そして

ジュンシクの配属先の部隊の指揮官は

   なんと長谷川辰雄であった。



この再会が

やがて二人に数奇な運命をもたらすのであった…



数奇なる運命をたどる二人


























当初、

観るつもりなかったんですが、

オダギリジョーさんによる、

スタントなし、CGなしの戦闘シーンというのに惹かれまして、

思わず観てしまいました!



一時、

ずいぶんと気持ち悪い…


否!


個性豊かな役者となったオダギリジョーさん'`,、('∀`) '`,、


クウガの時のさわやかイケメンっぽさが戻ってきたように感じて会いに行ってきました!


クウガ時代のオダギリジョー






本作、

特筆すべきは、様々な工夫をこらしたカメラワークですね!

ボディカメラや主観撮影

カメラマンがカメラを担いで、役者と共にアクションしたりもしたそうですよ!



カメラが一緒に転がったりしたので、

過酷な撮影だったであろうと、容易に想像できます。





役者のすぐ脇で、火薬が爆発し、

炎が舞い上がり、

怪我と隣り合わせで撮影されたと思われ、

          役者さんも大変だったことでしょう。




大迫力の戦闘シーン!




辰雄たちは、

ソウル ~ ノモンハン ~ ジュコーフスキー ~ ノルマンディ

   と、運命に従い12000キロを渡り歩くのですが、

  ラスト、

  かの有名なノルマンディ上陸作戦が大迫力で描かれ終劇へと向かうわけですが、

  鑑賞後、

  どこかのおば様らが、


 「ラストに攻めてきたのはアメリカなの?」とか寝ぼけたこと言っていたのに笑いました。


 何しに来たんだ?コイツら?'`,、('∀`) '`,、


  舞台がノルマンディーであることすらわかっていなかったようです…(-.-;)


憎しみあう二人だったが、やがて生きることを選ぶ





劇中、

朝鮮人による、

日本人への激しい憎悪が、セリフなどで描かれています。


これって本音ぢゃ?とか思いましたよ…(-.-;)


韓流ドラマだ

  Kポップだと浮かれてていいのかな?

              危機感ゼロの日本人…



歯に衣を着せぬ、日本人罵倒!



主軸として

日本人と朝鮮人の友情が描かれていますが、

  作品としての建前ではなかろうか?ってほどに、

                日本人を罵倒する激しいセリフもありましたよ。


  なので、

    チャン・ドンゴンはとてもカッコよく寛大に描かれてます'`,、('∀`) '`,、

     オダギリジョーさんや、山本太郎さんは冷酷なやな奴という位置づけ。



  

   あのね~…


      軽く嫌な気分になりますよ…皆さんもきっと…








まさかと思いますが、

  裏テーマは“反日”?(-.-;)(-.-;)


何?辰雄ってもやしっ子なの?オリンピック強化選手なのに??





ストーリーは結構ご都合主義!


主人公は戦場でボサッとしてても絶対に弾には当たりません!'`,、('∀`) '`,、


  西部警察における大門と同じポジション。(__)ノ彡☆バンバン!


 

  生身の体で戦車を撃破していくオダギリジョーは改造人間そのものでしたね。
       (実際には、クウガには従来のライダーのような、改造人間という概念はないですけどね)









これだけの戦闘シーンをアジアでも作れるようになったことは大きな進歩ですよね!


 もっともっと、残虐なシーンを差し込んだってよかったと思います。

   悲惨さをアピールする意味でもね。



 


PG-12を地でいってる作品ですが、

    苦手でなければ戦闘シーンだけでもかなりの価値ありですよ!




















後半は好青年に戻っちゃう辰雄













































東京五輪音頭にノスタルジーを感じる皆さまも多いのでゎ!?(●´艸`)

















ALWAYS三丁目の夕日'64














またまた鑑賞から時間経ってしまいました(-.-;)あせる

更新が無い!とご指摘いただいた皆様

申し訳ありません(-.-;)(-.-;)

いつも、こんな言い訳ブログを読んでいただいてありがとぅございます!あせるあせる










さて、



山崎貴監督作品


「ALWAYS三丁目の夕日'64」観ました!













あらすじ!


戦後の焼け野原から劇的復興を遂げた東京…

1964年・東京オリンピック開催のこの年、

    ビルや高速道路の建設ラッシュとなるも、

下町のご存じ“夕日町三丁目では、あいも変わらない個性豊かな住人達でにぎわっていた。




茶川一家



鈴木一家






小説家・茶川はヒロミと結婚



ヒロミには新しい命が…!




鈴木オートの息子・一平は電気ギターに夢中!



鈴木オートもやや大きくなっていた




六子には好きな人が出来た様子…

  5年前から皆、変わらないようでシッカリ成長していた。



タバコ屋のキンに秘密を知られた六子


六子は、医師・菊池にゾッコンだ!





そして、

茶川家では、淳之介が小説家を目指すことに竜之介は猛反対!東大を目指せと檄を飛ばすものの、

実は

冒険少年ブックでの、竜之介の連載が打ち切られる原因の人気作品

   「ヴィールス」の作者「緑沼アキラ」の正体は淳之介だったのだ!!



さんざんこの俺の苦労を見てきただろ?小説家なんて目指すな~































もうね

シリーズで観ちゃってるので、惰性で行っちゃってるんですが、

結構、面白かったのですよ。


とにかく、前作より5年が経っている設定ですので、

子役たちは巨大化し、

街並みも急速に近代化してる様がCGで描かれていました。



相変わらず見栄っ張りな茶川


開始早々、

気になったのが、

菊池医師が乗るトヨタ・パプリカは、

テレビドラマ「TRICK」シリーズで、

上田次郎教授の愛用している「次郎号」なんでしょうかね?

色は違ってたようですが、

あの年代の車がそうそう残っているモノなんでしょうか?








友人がS40の2代目グロリアに乗っていましたが、

昭和初期の舞台の映画に、タクシー役で出演してましたよ。

確か、

燃料フィルターにガラス窓がついてて、

中の燃料が見えるような構造だったのですが、

その部分のシールが弱ってて、燃料がわずかに漏れていたり、

フェンダーが腐ってて、

フェンダーミラーがもげてしまってたり、

それらを撮影のために、映画会社が綺麗に直してくれ、新車と見間違うようにしてくれたと喜んでました。


後に彼は語ります…

「信じて待てば、神は現れると…」



鬼神・阿修羅参上!













本作、

今回より3D化したわけですが、

当然私は2Dで!'`,、('∀`) '`,、



レトロが売りの本作、

今回、撮影にもレトロ技術が使われているらしく、

スロー映像を撮るのに、

役者にスローな動きを行わせたりしたそうですよ!


なんでも、

3Dカメラでは撮れない速度の撮影をしたためだとか???




淳之介デカっ!!






タイトルに「64」と付きましたが、

64らしい部分って、東京オリンピックと、わずかに映る新幹線ひかりだけだったような?


やたらと東京タワーが抜かれますが、

当時の象徴ってことなんでしょうね。











鈴木オート社長・鈴木則文(堤真一さん)がやたらと泣きそうになるようなことばかり言います。

戦後の目覚ましい発展をその目で見てきた者の重い一言や

人情深い、下町の単細胞を上手に演じています。

鈴木則文


小説家・茶川竜之介は、

相変わらず見栄だけで生きてて、逆立ちしても、“茶川”は“芥川”にはなれそうにありません
                                   '`,、('∀`) '`,、



茶川竜之介


ヒロミはお腹に茶川の子を宿しながらも、

改装して居酒屋になった茶川の自宅で献身的に働きます。

小雪さんが、貧しい下町の女房にピッタリの地味な女を演じています。




茶川ヒロミ




悪魔先生こと、宅間史郎医師は、

特別出演にもかかわらず三浦友和さんがその存在感の大きさで好演!

今回は、菊池医師との関係で、かなり活躍します。



宅間史郎



もたいさん演じる

タバコ屋・大田キンは、素敵なババァです(●´艸`)

街にこんな人がいれば安心って存在!

大田キン


人気者・森山未来くんが、六子の恋人・菊池孝太郎医師として、

謎多き青年医師を演じますが、

疑惑にまみれて話が進むものの、ラストはハッピーエンドなのが、この作品らしいですね~~
                                       ヾ((○*´∀`*))ノ゙




菊池孝太郎





そして我らが薬師丸さん!

こんな母がほしいモノですね~~~(∀`从)♡♡♡



薬師丸さんの

  「シェ~~~~~~」は見ものですよ!



鈴木トモエ




本筋は淳之介と、

   六子を中心に流れますが、

 らしさを失わないように、皆成長しています


六子の郷里の両親は、勝手に結婚を決めてしまって怒らないのかな




今回は142分の上映時間があっという間にすぎました。

本作にノスタルジーを感じるかた、

   まったく新しい世界として捉えるかた、

 様々だと思いますが、

  どんなかたにも楽しめる作りになってますので、

    ご家族で行かれるといいと思います!


 お父さんはこの時代のことを鑑賞後、お子さんに語ってあげるといいですね~~~

  ってか、

 父親のさらに上の時代かな?(●´艸`)


ぢゃ、爺ちゃんにでも聞きな!'`,、('∀`) '`,、








エンドクレジットの出来もよくて、

  大いに余韻に浸れます(●´艸`)

BUNP OF CHICKENの「グッドラック」買います!+.(*ゝд・)b゚+.゚

























こんな不器用な人間みたことない!

















































1964年








1匹のカニが生んだタマゴ1万3千個が全て孵化したらたいへんだ!











ヒミズ














園 子温 監督作品


「ヒミズ」観ました!











あらすじ!

中学生の住田祐一は、震災被害を逃れ、貸しボート屋を営む。


母と共に暮らしているが、

だらしない母親は家に居つかない。


時々、金の無心にやってくる父親に殴られても、

祐一の望みは、ボート屋を細々とやって、誰にも迷惑をかけず、普通の大人になること…。


祐一の実家は貸しボート屋



そんな祐一を慕う、クラスメートの茶沢景子。

祐一の発した言葉を、“住田語録”と名付け、部屋中に書いて貼ってある始末。


クラスメートの茶沢景子も複雑な家庭環境にあった。


そんなある日、

祐一の母親は、ろくでなしな中年男と出て行ってしまう。

残された祐一は中学三年にして、天涯孤独となる。


ボート屋には、震災で家を失くした人々が集まり、祐一を励ました。


ボート屋の庭先を借りてテント暮らしする田村


震災ですべてを失った、元社長・夜野…漫画版では同級生だった。




中学に通えなくなった祐一を、景子は心配し、

  無理やり祐一の家に押しかけて、ボート屋を手伝いだす。


そう…

景子も母親から疎まれ、暴力を受けている、居場所のない子供だったのだ。



壊れかけた祐一を励ます景子



無情に過ぎ行く日々、

そんなある日、

突如悲劇は起こった…


複雑な家庭環境にいる住田祐一




















オープニングから、

津波の被害でガレキの山と化した街が映り、

     鳴り響くガイガーカウンターの音


いきなりの衝撃シーンと効果にかなり面食らいました。



撮影中に震災が起こり、

  大幅に脚本を変えただけに、

   かなり震災をクローズアップした作品になっていました。


はたして、

  このタイミングで震災リンクがいいのか悪いのか?

  やや微妙な印象を受けました。


主要キャラを、原作の中学生から

  震災被害ですべてを失った大人のホームレスに変更したのは正解だったかもしれませんね?





祐一の周りに集まる人々





ただ

主軸になる物語中では、

  何度となく繰り返されるセリフが、「死ね!」という言葉でした。

                         かなり後味は悪い作品ですね。



父親は祐一に、子供の頃、川でおぼれた時死んでおけばよかったのにと言い続ける…




第68回ヴェネツィア国際映画祭マルチェロ / マストロヤンニ賞を受賞した

主役の染谷将太くんと、

   私的大好物の二階堂ふみちゃんの体当たり演技は見応えありましたが、

  ところどころ

    監督が、賞狙いな演出をしているように感じ、

     ここまでやったら、そりゃ~なんかくれるよね~'`,、('∀`) '`,、
                                 とか思っちゃいました。



景子は自らの貯金をはたいて、祐一のボート屋の宣伝をする


窪塚洋介さんが、

まさに彼っぽい役どころだったのがよかったですね~~

  先日の陰陽師もよかったけどね!


対渡辺哲さんと、ガップリ四つに組んだ感じの存在感はさすがでした!

彼は、第二の田宮二郎氏にはなってほしくないよなぁ~~~





全体の雰囲気が、今泉力哉監督の「TUESDAYGIRL」を思い出させましたね。

あの一本も後味悪かったっけなぁ~~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙






前半一時間はすげ~~面白いです。


後半一時間は、祐一の“おまけ人生”が始まり、

                激しく狂気が描かれています。


        暴力描写も過激になりますね




この後半で、

  好き嫌いがハッキリわかれそうですね。




中学生の現実感とは思えない二人の関係






ラストシーンもよかったし、

  その後のエンドクレジットが異様に短かったのも不思議な雰囲気でした。




やや屈折した青春とか、

   歪んではいても、実直な愛とかは上手に表現されていますので、

               機会があったら足を運んでほしいですね。




         

















ヒミズ








































そういえばヒミズ(日不見)って知ってます?

            トガリネズミ目モグラ科に分類される哺乳類です。


   まぁ、ちっちゃいモグラっすかね!?


 穴掘り用の前足がかなり小さいですね


      こんな子ね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙