裏番! | 真夜中のキャプチュード

裏番!













J・エドガー










クリント・イーストウッド監督作品

「J・エドガー」観ました!













あらすじ!

彼の名は、ジョン・エドガー・フーバー。FBI初代長官。

国立図書館のすべての書籍に登録番号をつけ目的の本を瞬時に見つけ出せるように工夫する。

それを機に

さらにはアメリカ国民すべてに認識番号をつけることにより、

犯罪者の割出しを円滑にしようと考える…

20代にして

大統領すらも手の及ばない独立組織、

      FBI前身組織の長となり、その生涯を閉じるまで長官であり続けた。

彼の在職中に入れ替わった大統領は8人。

その誰もが彼を恐れる…そんな存在だった。


国の秩序を守るなら、法さえも犯すエドガー




彼のもとで科学捜査を主とするFBIはその功績を大きく残す。

やがて国民にとってFBIはヒーローのような存在となっていく。

国民の期待に応えるべく、

エドガーは法をも犯しその成果を求めるようになる…



FBIの前身となる組織の長となったエドガー



























イーストウッドが是非にとディカプリオをキャスティングしたとか、

気になる情報満載で公開した本作。


とにかくレオ様の芝居気になりますよね!'`,、('∀`) '`,、



20代からじい様までを演じてますが、

見た目は特殊メイクで何とかなります。

どうなんだ?この特殊メイク??


ベンジャミンバトンでのブラピもそうでしたが、

最近のハリウッドの特殊メイク…イマイチですよね'`,、('∀`) '`,、


ただ、




ラストでエドガーが半裸で死んでしまったシーン

このデブった体がよく出来てまして

    本物なのかな?


レオ様、かなりブヨってる体は作ったんでしょうかね?

   がんばって太った?


役者魂?


それとも吹き替えなの?


それともアレもSFXの類???


そこがかなり気になりました!





で、

レオ様自体の努力といえば、

20代の頃と、晩年とでやや、声のトーンを変えたりと努力してるのですが、

逆にそこが気になって、やたらと注目するようになっちゃいまして、

そこばっかチェックしてると、

実際はそうでもなくて、

トーンを抑えてセリフを吐いてるんですが、

突如大声だしたりすると実年齢である、

なんというか、艶のハッキリした若い声が出ちゃってるんですね。

まぁ、

こんなもんでしょうね|∀ ̄*)…


FBIでは、口ひげを生やしているだけでクビです



全体的に抑揚や起伏の少ない展開なんで、

          かなり玄人好みな出来です。


最近、

こういった難しい役柄が多いレオ様なんですが、

全体的にはイーストウッド色が強くでてますね。


悩み続ける裏の権力者



モノトーンを感じさせる

  セピアなイメージのおさえた色合いの画面がイーストウッドっぽくて好きです。


        でもね、より面白いのはグラントリノのほうだね
                         ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
                           ハッキリ言っちゃった!


何に追われる?エドガーよ…





さて、

大統領までもが恐れるJ・エドガーですが、

その実は、ゲイであることに戸惑う、

    なんとも切ないストーリーであったのですね。

 人を愛するということに不器用でね、

  思っていないことを愛する人に言っちゃったりね

      表の顔と裏の顔の狭間に悩み、

            真に愛する人にはついつい冷たくしちゃたりして…



唯一信頼し、安心しきっている母親が死んだとき、

   姿見の鏡の前で、母親のドレスを着て

    母のネックレスをしたかと思ったら、

         それを引きちぎって泣くんですね。

  唯一の逃げ場を失ったエドガーの、

   なんに対する決意なんでしょうね…いいシーンでした…




 そんな人間模様も結構丁寧に描かれてますので、

             飽きることなく、見どころは多々ありますね。







そしてラストへの流れで、

晩年のトルソンとエドガーのやりとりは、かなりシットリといい物語でした。

 エドガーを愛し続けたトルソンは、かなり嘘まみれの栄光であるエドガーに対し、

     「僕には嘘をつかないでくれ」といい

   エドガーは、トルソンに惚れてしまった時のことを語り、

  そっと、トルソンの額にキスをするんですね…

       なんかジンとしちゃいましたね

     もうね、男同士とか、超越しちゃってんですね。ウンウン...






  ううううう~~~~~~~ん

  まだまだ、

   ゲイが社会的に地位を確立できてない時代、

   それでも長年、一人を愛し続けた人間の物語なんですね。
  


栄光と虚実...どんどん深みに




さして重い話でもないので、

  ちょいと観てみてくださいね。














































ウィキで実物の画像見つけたんですが、

  結構似てるんですよ!'`,、('∀`) '`,、




$真夜中のキャプチュード




↓ 実際のトルソンとエドガー

クライド・トルソン(左)とフーヴァーが1939年にロサンゼルスのビーチでくつろいでいるところ