猿岩石は偉大であったのだね…(-.-;)

カン・ジェギュ 監督作品
「マイウェイ 12,000キロの真実」観ました!
あらすじ!
1928年、
幼少期の長谷川辰雄が家族と共に、軍人の祖父の待つ日本統治下の朝鮮へと越してきた。
そこには召使いとして勤める朝鮮人一家がおり、辰雄はそこで、マラソンでオリンピックを目指す少年・キム・ジュンシクと出会う。
辰雄とジュンシクは、境遇こそ違えど、よきライバルとして互いにオリンピックを目指す。
そんなある日、
パーティー会場で辰雄の祖父に届いた荷物が爆発する。
体をはって皆を守った祖父だったが、
荷物を持ってきたジュンシクの父親は逮捕され、拷問をうける。
そして
祖父を失った辰雄は、ジュンシク一家に
そして朝鮮人に対し、憎悪を燃やし始めてしまう
やがて成長した二人は
オリンピック選考会へと出場するも、
辰雄を優勝させるため、日本人選手による、ジュンシクへの妨害が行われる。
様々な妨害をはねのけ優勝するジュンシクだったが、
結果は失格
日本人選手への走路妨害の疑いをかけられたのだった。

それに不服を訴える朝鮮人観客が暴動をおこし、
日本軍に逮捕され、ジュンシクともども、強制的に日本軍に入隊させられ、
日本兵として戦争へと向かうこととなった。
そして
ジュンシクの配属先の部隊の指揮官は
なんと長谷川辰雄であった。
この再会が
やがて二人に数奇な運命をもたらすのであった…

当初、
観るつもりなかったんですが、
オダギリジョーさんによる、
スタントなし、CGなしの戦闘シーンというのに惹かれまして、
思わず観てしまいました!
一時、
ずいぶんと気持ち悪い…
否!
個性豊かな役者となったオダギリジョーさん'`,、('∀`) '`,、
クウガの時のさわやかイケメンっぽさが戻ってきたように感じて会いに行ってきました!

本作、
特筆すべきは、様々な工夫をこらしたカメラワークですね!
ボディカメラや主観撮影
カメラマンがカメラを担いで、役者と共にアクションしたりもしたそうですよ!
カメラが一緒に転がったりしたので、
過酷な撮影だったであろうと、容易に想像できます。
役者のすぐ脇で、火薬が爆発し、
炎が舞い上がり、
怪我と隣り合わせで撮影されたと思われ、
役者さんも大変だったことでしょう。

辰雄たちは、
ソウル ~ ノモンハン ~ ジュコーフスキー ~ ノルマンディ
と、運命に従い12000キロを渡り歩くのですが、
ラスト、
かの有名なノルマンディ上陸作戦が大迫力で描かれ終劇へと向かうわけですが、
鑑賞後、
どこかのおば様らが、
「ラストに攻めてきたのはアメリカなの?」とか寝ぼけたこと言っていたのに笑いました。
何しに来たんだ?コイツら?'`,、('∀`) '`,、
舞台がノルマンディーであることすらわかっていなかったようです…(-.-;)

劇中、
朝鮮人による、
日本人への激しい憎悪が、セリフなどで描かれています。
これって本音ぢゃ?とか思いましたよ…(-.-;)
韓流ドラマだ
Kポップだと浮かれてていいのかな?
危機感ゼロの日本人…

主軸として
日本人と朝鮮人の友情が描かれていますが、
作品としての建前ではなかろうか?ってほどに、
日本人を罵倒する激しいセリフもありましたよ。
なので、
チャン・ドンゴンはとてもカッコよく寛大に描かれてます'`,、('∀`) '`,、
オダギリジョーさんや、山本太郎さんは冷酷なやな奴という位置づけ。
あのね~…
軽く嫌な気分になりますよ…皆さんもきっと…
まさかと思いますが、
裏テーマは“反日”?(-.-;)(-.-;)

ストーリーは結構ご都合主義!
主人公は戦場でボサッとしてても絶対に弾には当たりません!'`,、('∀`) '`,、
西部警察における大門と同じポジション。(__)ノ彡☆バンバン!
生身の体で戦車を撃破していくオダギリジョーは改造人間そのものでしたね。
(実際には、クウガには従来のライダーのような、改造人間という概念はないですけどね)
これだけの戦闘シーンをアジアでも作れるようになったことは大きな進歩ですよね!
もっともっと、残虐なシーンを差し込んだってよかったと思います。
悲惨さをアピールする意味でもね。
PG-12を地でいってる作品ですが、
苦手でなければ戦闘シーンだけでもかなりの価値ありですよ!
