人間が絶滅したあと、未来の生物が人間の化石に夢を馳せるなんて素敵!

大和田伸也 監督作品
「恐竜を掘ろう」観ました!
あらすじ!
古美術商を営む、沢木草介。
独身の彼は、悠々自適な毎日を過ごしているものの、
寄る年波に不安を感じ、
最近少し、孤独を感じ始めていた…。
ある日、
彼は、毎日店を覗いている、謎の少女・山田君に興味を示し、
声をかけたことで、
それまで止まっていた歯車が回りだす。
そんな中、
草介は君から、
「生きていますか」という不思議な手紙を受け取る。
手紙をたどり、君の自宅へと尋ねた草介は、
君の母親から、君が家を出て帰らないことを知り、
君の捜索をはじめることとなる。

その頃君は、
恐竜の知識に長け、
恐竜の卵を発掘するのが夢だという青年、松本義明と出会い
行動を共にする
草介は、君の軌跡をたどっているうちに、
義明の姉、
松本幸子にたどりつく…。
幸子は
草介が常連として通うスナックのホステスでもあった。
幸子の昼間の姿は陶芸家
まだまだ見習いではあるものの、
草介は、そんな姿の幸子に好感を抱く。
こうして、
今まで、お節介な街の人々を敬遠してきた草介は、
こともあろうに、
君の周囲の人間たちと、大きく関わることとなっていったのだ…

初監督作品なので大和田伸也監督って、
…というより、
役者・大和田伸也さんすらも、
じつはあまりよく知りません(-.-;)
あまり観劇しないもんで、
格さん以外は、
時代劇かサスペンスで見かける程度の知識しかありませんで…
…申し訳ない(; -y-)ツ))
なんとなく、
役所広司さんの「ガマの油」を参考基準にしようかな?とか
意味不明なこと考えながら鑑賞しました。
まぁ、
全国18館での上映ですので、
なかなか出会えないかもしれませんが、
正直、
無理に劇場鑑賞するほどでもない…
…そんな演出でしたね(-.-;)(-.-;)

とにかく、
序盤の草介の周辺説明がうっとおしくて、
へたくそな役者がたくさん出てきてドタバタし始め、
次のシーンで草介自身が心の声として、
まぁ、
長い説明セリフをたらたらとね…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
で、ここら辺で、上映が一旦中止になりまして'`,、('∀`) '`,、
画像が乱れちゃいましてね。
作品とは一切関係ないトラブルなんですが、
なんか気の毒…(-.-;)(-.-;)
やがて、
少ない観客も怒りだしてね'`,、('∀`) '`,、
まぁ、
私は優待で入場してましたので、
文句は言いませんでしたけど、
通路挟んだ隣の席の老夫婦は、熱くなっちゃってね
'`,、('∀`) '`,、
ブーブー言ってましたね!┐('~`;)┌
なんだかんだで、
不安だらけの発進になっちゃいましたっ!

そんな感じで、
関係あるのか無いのか?'`,、('∀`) '`,、
序盤は何故だか
草介役の松方弘樹さんまでぎこちない芝居になっちゃいましてね。
酔っぱらってコケるシーンなんか、
なんでこんなワザトラシイことさせたんだろうって、
監督の演出法に大きな疑問がわくシーンが多くて…
志村けんほど、大袈裟な酔っ払いはいらないけども、
いくらなんでも、じつに不自然な芝居┐('~`;)┌
そんな中、
結構な豪華キャストが目立ちましてね、
昭和のヒーロー物の主人公たちが多数、
昭和のアイドルが多数'`,、('∀`) '`,、
ある意味、疲れるキャスティングとも言えますが、
はたして、それらがどのような効果を醸したのか…?
また、
留学生役として、
「ナイトミュージアム」のインディアン娘・ミズオ・ペックまで出演してて、
その人脈には頭下がるワケですが、
それらも結局
話題性以上の何もないのが事実。
物語への影響は皆無な立ち位置ばかり…

ちょい役なので、あまり作品への影響力もない…
物語の中心である、山田君(やまだきみ)
演じるのは「小野花梨」さん
「南極料理人」で、堺雅人さんの娘の役でちょこっと出てました。
美少女系ではない、
個性的な女優さんですね。
その大きな芝居は、大胆で(大袈裟とか言わない!)、
セリフも大仰で、
子役時代に教わったままの芝居って感じ。
いや…悪いって言ってるわけではありませんよ…(-.-;)
とても個性的で、好感度高いですよ!ええ!

しかしながら、
大和田監督の故郷である、福井での撮影は当たりで、
その魅力を十二分に表していて、
県立恐竜博物館や、陶芸村には、
是非行ってみたい衝動にかられましたね!
風景の切り取り方は素敵でしたっ!

自由に生きてきたが、
急に寂しさを感じた男性と、
いったい自分に何が出来るのか?
自分を探し続ける少女…
そして、
自らの殻にとじこもりながらも、
恐竜の卵を探す夢を追う青年…
偶然出会った人たちが
それぞれが、もう一度
化石のように固く閉ざされた自らの心を掘り起こす決意をする
福井の自然を舞台に、そんな素敵なテーマを綴った
そんな一本…
でもまぁ(-.-;)
とりあえず
偶然出会うこともままならぬほど、
少ない上映館です…
どうしても興味あるかたは遠方でも出向くか、
気長にDVD待ちを…!

観覧車って楽しいけど、でもちょっと寂しいよね。

石井裕也 監督作品
「舟を編む」観ました!
あらすじ!
1995年...
玄武書房の辞書編集室勤務…
定年間近のベテラン編集者・荒木公平は、
新しい辞書発売に向け編集作業に追われていた。
監修を務める松本朋佑からは
「荒木さんに代わる編集者などいない」と定年を惜しまれ、
必死に後を継ぐ者を探していた。
そんな中、同じ辞書編集室の西岡正志の彼女・三好麗美からの情報で、
営業部の馬締光也の存在を知る。
営業部では変人で通っていた彼は
大学院で言語学を専攻し、言葉への人並み外れた感性に、
荒木は、馬締を辞書編集室にむかえることにする。

“人は辞書という船で、言葉という大海原を渡る…”
そんな想いから、
新しい辞書は『大渡海』と名付けられた。
新しい概念や言葉を積極的に掲載し、
見出し語は24万語にのぼる壮大なプロジェクトが、
馬締をむかえることにより、新たにスタートを切るのだった!
そんな中、
馬締は、下宿先の早雲荘の大家・タケ婆さんの孫娘、
板前をやっている、林香具矢と出会い、一目ぼれしてしまう…。

ご存じ、
2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんさん原作、
『川の底からこんにちは』の石井裕也監督が実写化の本作。
CM段階から興味深い内容でしたが…
しかし、
『舟を編む』というタイトル
素晴らしいセンスだと思います。
まぁ、
観終わってからそう思ったのですが…(-.-;)
なんか、
的確に内容を表しているなと…
このタイトル、
なんで“船”ではなくて“舟”のほうなんですかね?
舟は、イメージ的に、小さめって感じで、
漕いで進む感じですよね!'`,、('∀`) '`,、
サザエさんのお母さんである、磯野(旧姓石田)フネは、
漢字あてたら
きっと、
“船”よりも、“舟”のほうですよね!ヽ( ´¬`)ノ
でね、
物語はかなり平坦な感じですが、
かつて、日の当たったことなどないのではなかろうか?
という、辞書制作の現場と
それに人生をかける男たちという
かなりマニアックな内容でして、
タモリ倶楽部でしか紹介されなそうな物語でしてね…
'`,、('∀`) '`,、

営業部では、まったくのお荷物!
どころか、存在すら未確認状態の馬締という男が、
辞書編集室では、
まるで水を得た魚のように、
その才能を開花させます。
適材適所ってのはこのことだな。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
そして、
一見、ボンクラな感じの馬締ですが、
そのボンヤリぶりが、周囲の人々に安らぎを与え、
その優しさに巻き込まれて、
自然と良い方向へと向かってしまうという…
…ん~~?しをんさんが好きなタイプなのかな?'`,、(人´∀`)
まぁ、
ちょっとこんな人は
今の日本にゃいないだろうと思えるキャラ設定ですけどね。
'`,、('∀`) '`,、
たぶんね
他人に、「死ね!」って思ったことない人だね…この人…
絶対にいないよね…'`,、('∀`) '`,、
基本、人って、
矛盾という泥沼の汚水を、
嫉みと欲という調味料利かせて飲むことを
科せられて生きてますのでね。
(小さな声で…)

そんな馬締を演じたのは、
ホントよく観かける、松田龍平さん。
まったくもって巧い!
飄々としたキャラ演らせたらピカ一だね。+゚*。:゚+(人*´∀`)ウットリ+゚:。*゚+.
相手役の宮崎あおいさんは、
今回も優等生って感じの演技。
包丁研ぎが、妙に似合っていて、
早雲荘のような、古い建物の台所が似合う、
漬物くさい感じが好感度高いゎ~~'`,、(人´∀`)
「きいろいゾウ」も古い農家の台所だったけど、
似合ってたなぁ~~❤ฺ(*◡‿◡ฺ人)❤ฺ
とびきり美人ぢゃないところがイイのかもなぁ~~
物語は突如後半で、13年程飛んでしまうのですが、
松田さんはあまり変わらないのですが、
小林薫さんの老けっぷりはよく出来てました。

しかし、
最近ではパソコンに調べさせることはあっても、
辞書ひくことってあまりしなくなってるなぁ~って思いますね。
そんな辞書づくりのまぁ、大変なこと!
言葉は変化しますよね?
文化だし。
だけど、
辞書を完成させるには20年とかかかるんだよね。
いつまで経っても、
言葉の変化のほうが早そうで、
追いつけない感じがしました。
劇中に“チョベリバ”って出てきたけどさ、
そんな単語口走ってた子たちも、
今ではもう、おばちゃんなんだろうね?
┐('~`;)┌
そんな世界に生きる人の努力には感動しますね~~
苦労に苦労を重ねるんだけど、
とても素敵な苦労ですね~
まぁ、
意図したとゎ思えないけど、
ラスト、
大渡海を監修した松本朋佑というキャラが他界した際、
馬締と香具矢が松本の自宅を訪ねた帰り、
乗ったタクシーのナンバーが
「1196」“いい苦労”だったのは、
まさか仕込んだわけではないでしょうね?
(●´艸`)

ということで、
この謎多き世界の一部を観るのも悪くないと思いますよ。
是非、
足を運んでいただきたいです。

本編で、宮崎あおいさんが発したセリフ
「観覧車って、誰が作ったんだろうね?」の答えは
1893年のシカゴで
ジョージ・ワシントン・ゲイル・フェリス・ジュニアが作ったようです。
幸せになろうとしない人を、幸せにすることなんて出来ないよ

栗村実 監督作品
「桜、ふたたびの加奈子」観ました!
あらすじ!
桐原容子は、夫・信樹と、小学校入学を目前に控えた娘・加奈子の3人暮らし。
静かに、幸せに暮らす家族ではあったが、
加奈子の入学式当日、
容子がカメラをバッグから取り出そうと、少し気を許した一瞬、
友人を見つけ走り出してしまった加奈子は、
車に轢かれ、帰らぬ人となった…

初七日…
容子は、今は亡き加奈子の部屋で、
加奈子に会いに行くといいながら
首を吊ってしまう…
奇跡的に一命をとりとめた容子だったが、
その日以来、
いないはずの加奈子が見えると言いだす。
加奈子の分の食事を食卓に用意したり、
一緒にデパートへ出かけたりしだす…
心配する信樹だが、
容子の度の過ぎた行動に、徐々に不信感を抱き始める。

そして49日が過ぎ、
ある夜、
加奈子が可愛がっていた柴犬の二郎が
何かを追うように、首輪を外し、逃げ出してしまう。
追いかける容子は、
加奈子の入学するはずだった小学校へとたどり着く。
そこで、
野口正美という妊婦と出会う。
調子を崩した彼女を救ったことをきっかけに、
それ以来二人はしばしば会うこととなる。
正美は高校生で妊娠したシングルマザー…
嫌われるのを恐れ、父親に会いにいけないのだ。
やがて、
正美は菜月という女の子を出産する。
容子は久しぶりに赤ん坊に触れ、
菜月の手の平に、加奈子と同じホクロを発見する。
それに端を発し、
容子は菜月を、加奈子の生まれ変わりだと思い始める…!

正直いって、
内容を知った時は、
結構キワドイ作品なのか?とか思いましてね。
大丈夫なのかな?
そんな思いで鑑賞しました'`,、('∀`) '`,、
物語の核となるテーマに
“生まれ変わり”“輪廻転生”が深く存在し、
しかもそれらが、
当たり前のように肯定されているお話なんですね。
確かに、
二転三転、
惹きつける物語ではあったのですが、
その部分を納得できない方には、
頭が痛くなる作品だと思われます。
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
結構、オールマイティーな私的には、
一切問題なく、
「つくりもの」としての面白さを十分堪能できましたけどね!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

で、
はたして、魂の生まれ変わりってあるんでしょうかね?
精神世界の、
しかも、人間を悪と捉える、戒めの中でしか成立しない考えだと、
私は思っているのですけどね…
ただね、
私も、どういう訳なのか、
ケーナの音を聴くと、もの悲しい気分になりまして、
何となく、魂が揺さぶられる感じってんですかね?
'`,、('∀`) '`,、
そんな感覚にとらわれるんですね…
きっとね、
ペルー人の生まれ変わりなのかな?とか思ったりね。
(=´∀`)人(´∀`=)
まぁ、
考え方としては、
戒めと考えるよりも、
プラス思考で捉えたほうがいいのかな?(●´艸`)

さてさて本作ですが、
オープニングの
加奈子に、もしもの時の、自宅の住所を教え込むシーンが
途中までいったい、何の伏線なのかがまったくわかりませんで、
すっかり忘れてしまっていたラスト、
大オチの伏線であったのには、
突然で、驚きましたが'`,、('∀`) '`,、
でね、
本作って、魅せ方は上手いとは思うのですが、
このラストって、ファンタジーでしょうかね?(-.-;)

どちらかというと、ホラーの色合いが強いのでゎ?(-.-;)(-.-;)

また画づくりがジャパニーズホラーっぽくてね、
ラストシーンだけ、雰囲気変わっちゃってるんですよ!
_| ̄|○∠))バンバン
…コレデイイノカシラ?

容子が菜月を養子として引き取りたいと考え、
しかし、
徐々に菜月は加奈子ではないと感じ始め、
砂織の息子が実は加奈子の生まれ変わりだったって判った段階で、
これ、
コメディーとしてつくったらメチャ面白かっただろうなと、
なんだか、残念な気分になっちゃいました。
感動的な再会シーンに、
やや、ニヤニヤしてしまったのは、
これだけご都合主義の展開なら、
コメディーとしてなら相当、観客を笑わせられると思えるからでして…
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
大きな意味で、方向間違ってないか、
疑問の残る一本ですね。(=´∀`)人(´∀`=)

序盤から、
クラシックとしては、過去例を見ない
12万枚のバカ売れ状態『交響曲第1番《HIROSHIMA》』の
佐村河内守氏の手がける音楽がガンガン鳴り響くのですが、
なんというか、
不安になるようなその旋律がマッチして、
なんだかドキドキしちゃうのですね!
弦楽器がキーキー鳴るさまが、
余計に不安感をましてね…
そういえば、
ゴヂラの鳴き声って、コントラバスですよね?
あの声(初代)を聞いた時の不安感も、
同じ理由なのかもしれません。
正直、
クラシックに明るいわけでもない私ですが、
これは合ってるな~~と、
その天才っぷりに素直に感心しちゃいますね。

でね
色々と申しましたが、
私としては、この手の素っ頓狂なお話は嫌いではありません
(●´艸`)
イカれた広末さんもなかなか良かったし、
吾郎さんはまぁ、コレって感じはなかったですけど…
十三人の刺客の時に比べたら、なんか楽な仕事してましたし…
江波さんは、そこにいるだけで締まる感じだしね。
安藤聖さんも出てましたし、
キャスティングは申し分ないのでゎないでしょうかね?
この手の話、
むしろ、
自分で書くようなモンはこんなの多いですね
'`,、('∀`) '`,、
原作とはやや設定が違うでしょうが、
これはこれで面白いと思います。
機会があれば、是非どうぞ!


Opé

ジャック・オーディアール 監督作品
「君と歩く世界」観ました!
あらすじ!
南フランス…
5歳になる息子サムを育てる
シングルファーザーのアリ…
金に困り、
姉の元に世話になり、
やがて、
知人マルシャルのプロモートにより、
ストリートファイトで賞金を稼ぐようになる。
ある夜、
ナイトクラブの警備の仕事で、
ステファニーという女性と知り合う…。
ステファニーは、
南仏、アンティーブの観光名所マリンランドで、
シャチのショーを見せる調教師だった。
それは、いつもの日常…
いつもと同じ、ショーの最中だった…
突如起きた事故…
シャチのプールに、血だらけで落ちたステファニーは、
興奮したシャチに襲われ、両足を失う…
失意のどん底に堕ちるステファニー…
以来、
周囲から他人を排除したステファニーだったが、
アリだけは、憐みの目を向けることも無く
対等に付き合ってくれる…
やがて二人は、
人生の再生のための、大切なパートナーとなっていく…

フランス人女優としては49年ぶり、
史上2度目のアカデミー主演女優賞受賞、
ハリウッド代表作には『ダークナイト ライジング』などの
マリオン・コティヤール主演の、
ヒューマンドラマですね。
序盤の雰囲気(画的な印象かな?)が、
以前観た、『トラフィック』を感じましたね。
(意味不明な感覚を持つ私のたわごとですのでね…)'`,、('∀`) '`,、
CM段階では、
かなりの期待度でして、
物語としては、
生き方の再生って位置づけだったのですが、
主人公・ステファニーは事故後
シャチの調教師は結構あっさり捨てちゃうんですね…
ワンシーンだけ、
シャチに会いに、水槽を訪ねるシーンとかあるんですが、
それ以外、
すっかり、事故原因である、
過去の自分へ触れることなく進むお話に、
かなり面喰ってしまいました'`,、('∀`) '`,、
足を失いながらも、調教師として復活するとか
そういった流れではないわけですね'`,、('∀`) '`,、
まぁ、予想と違ってますけど、
いい意味での裏切りですけどね。ヾ((○*´∀`*))ノ゙

しかし、
物語としてはかなり愚直に触れ合う
ステファニーとアリの自然体が好感度が高く、
両足を失うというハンディキャップを背負ったステファニーを、
海で泳ごうと誘ったり、
義足の彼女をナイトクラブで踊ろう!とか誘ったり、
決して憐れんだり、
必要以上に、障害に気を使うことないアリは、
その生命力の強さでステファニーを感化し、
彼女に生きる希望を与えていくわけです。

足を失って、
女性としても自信を失いかけているステファニーを、
差別することなく抱くアリ…
徐々に、
繰り返すセックスを通し、本能を取り戻す表現は秀逸です!
誘うのがステファニーである点が、
もう、キュンとなっちゃいますよ!(∀`从)♡♡♡
必死に何かにしがみつくように、
メールを打つ姿…
ちょっと感動しますね~~。(人´∀`)

やがては、
義足の華奢な女性が、
アリとの交流により、
荒くれ者が集う、賭けストリートファイトの会場を闊歩する姿…
そのつくりものの足で、
シッカリと、並の男でも近づかない場所に立つ彼女
魅せるなぁ~~~!って思いますよ!
(●´艸`)
裏社会で生きるマルシャルは、
ある依頼でドジを踏み、一時的に姿をくらますことになる…
すると、
マルシャルの信頼を勝ち取ったステファニーが
彼の後を請負い、
アリのプロモーターとなる…
ここまで強く生きられるようになったステファニー
きっと、
もう大丈夫だね(=´∀`)人(´∀`=)よかったよかった!

でもね、
ナイトクラブで、
彼女を席に残して、他の女の子と踊るアリ…
悪魔か!?って思いましたね!
気を使わな過ぎ!
踊っている、女の子たちの足を見つめるステファニー
なんだか切ないシーンでしたけど、
きっとね、気の毒がってはいけないんでしょうね…。
日本人の女の子なんて、
男に気を使わせようと必死だもんね_| ̄|○∠))バンバン
実際、
ステファニーと比べたら、安っすい感じですね。
与えてもらうことでしか価値が生まれないなんてね。

たぶんね、
泣いたりはしない作品だと思うのですよ…
でも、
暖かくなるような一本です。
二人の
それぞれの細かいエピソードも、
いい味付けになっていますのでね!
機会があったらご覧になって欲しいです。

本作、現代は『RUST AND BONE』
“RUST”とゎ、“錆”のことなんですね~
殴られて、口の中に広がる血の味=鉄の…錆の味を味わうことですね。
カルボナ~ラ、デルオナ~~ラ!!

内村光良 監督作品
「ボクたちの交換日記」観ました!
あらすじ!
千葉の高校の同級生で、同じ水泳部だった
甲本孝志と田中洋平は、
お笑いコンビ「房総スイマーズ」を結成して12年目、
しかし、まったく売れる気配がみられない、
そろそろ30歳をむかえる、年収90万の崖っぷち芸人だ。

コンビの将来について、
深く語ってこなかった二人…
共に高みを目指し、成功するためにも、
二人は本音を語り合う、“交換日記”をはじめることにした。

あまり『ピーナッツ』に良い思い出はないものの、
公開から時間が経ったにもかかわらず、
いまだにかなり席が売れている本作!
ちょっと気になっちゃいまして行ってきました!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

最近、
満席になる作品なんて珍しいですよね?
ちょいビックリですよ!
あ…
ちなみになんですが、
私的には、映画目的ではなく、
『TERRA FORMARS』第4巻を買いに行ったついでだったりします
'`,、(人´∀`)'`,、

確かに、春休みちぅってことで、
小学生が多い多い!'`,、('∀`) '`,、
まぁ、仕方ないことですが。
しかし、
ドラえもんとかではないのに、
何故に、
神奈川では公開劇場もそれほど多く無い本作が満席になるのか!?
そこら辺も気になってしまい、
微かな希望を抱き、鑑賞したわけですが…

でまぁ、
普通に面白いわけですよ…
今回は鈴木おさむさんの原作もあり、
プロの芸人が脚本・監督ですしね。
芸人の話を芸人目線で表現できるわけですしね!

内村さんって、
確か、映画の専門学校とか通ってたんですよね?
しかもSHA・LA・LA時代に、脚本や演出もされていたとあって、
内村さんの演出って、教科書のように正確だし、
画の切り取り方とかもとても上手ですよね。
なんか、映画が好きなのが、アチコチでヒシヒシ伝わってくる
とても好感度の高い芸人さんです!

私は内村さんから、
「初恋のきた道」(原題:我的父親母親)を知り、
泣き殺されそうになりましたし、
様々なウンナンの冠番組における
コントの構成とかの完成度の高さには注目してましたけど、
どうでしょう?
映画ともなると、ちょい、力入っちゃったのかなぁ…?
σ(゚、。)
テレビサイズに収まっていたようにしか思えなかったんですね。

劇中のコントネタとかも、
普通に面白いし、
内村さんの人柄でしょうかね?
とても優しい作品なんですけどね…
でも、
途中でね、
このお話はいったい、どこへ向かっているんだろう??
って、やや迷子になっちゃうんですね…?
目的がハッキリしないというのか?
普通だなぁ~~~ってね…?

セリフがほぼ、説明だったし、
売れないお笑いコンビが夢を語り、
諦めてしまうくだりは、どこにでもありそうだし、
いったい、どうやって落とすんだろうって、
そればっか気になりだしちゃいましてね
'`,、('∀`) '`,、
この物語に
終わりはあるんだろうか?
そんな流れでした…(-.-;)
で、
結論としては、
終わりっぽいものはありましたが、
なんだか不完全燃焼な感じでしたかね…?(-.-;)(-.-;)
〆方が難しい物語ではありましたね。
結局、
膨らむ前に終わっちゃった感じ…。
全体が平らな感じ?σ(゚、。)

でもまぁ、
内村さんが真面目につくったものであることは、ハッキリ伝わるのですが、
泣くのゎ、到底無理な感じですかね~…
むしろ、
三谷さんバリに、コント映画とかつくっちゃったら
そりゃ~~、面白かったでしょうね。
甲本の奥さん役の長澤まさみさんを、
ワンシーンだけ福田彩乃さんに換えて
シラ~~っと話を進めたりしてね!
'`,、('∀`) '`,、

特に、ラストもネタバレしたところで、
本作の面白さには大きく影響しないものと思われますが、
これ以上は控えておきますね。
ホント…サイズ的には、
テレビでの放送待ちでもよろしいかも?(-.-;)(-.-;)
ですが、
本作で大泣きしたって方もいらっしゃいますので、
機会があれば、足を運んでみるのもよろしいのかも?
(=´∀`)人(´∀`=)

格差とは?

廣木隆一 監督作品
「だいじょうぶ3組」観ました!
あらすじ!
桜舞い散る4月…
新学期を迎えた東京郊外の松浦西小学校の5年3組に、
新任教師の赤尾慎之介が赴任してきた。
補助教員の白石優作と共に…
この新任教師・赤尾には、手も、足もなかったのだ…
5年3組の28名の生徒たちは、
それぞれに、驚き、戸惑った…
そんな中で新学期がスタートした3組
そして早くも、
クラスの男の子、山部幸二の上履きが無くなるという事件がおこる…。

“きいろいゾウ”が結構、好みに合っていて、
本作も、迷わず鑑賞!
さすがに、
「最強のふたり」ばりに、
障害をブラックユーモアで吹飛ばしちゃおう!的なノリではなかったですね。
実際、
この手の作品を鑑賞するのって、
気の毒な気持を持つのは、なんだかおかしな話で、
最強のふたりでの、
障害者ギャグとでもいうのか、
とんでもないブラックユーモアの数々は心底笑えたし、
それでこそ、物語に深みも増していたと感じましたが、
どうも本作は、物語性が薄いんですね。

廣木監督らしい、
シェイプなつくりが度を越して、
薄っぺらな内容になってしまっています。
乙武洋匡さん、ご本人の芝居ではないそのままの姿に共感できるものの、
赤尾先生というキャラ自体は、
進行上、
サラリと描かれ過ぎて、深みを感じないキャラになってしまっていました。

また、
問題を抱えた生徒も、あまり掘り下げることなく
淡々と次のシーンやエピソードへと進んでいく
駆け足演出の所為で、
キャラがまったく立たず、
味のないクラスになってしまっています。

全編通して、
中西文乃という女生徒を中心に事件が起こっていきますが、
彼女は、大好きな姉がダウン症であることに悩み
少しおかしな行動をとるのですが、
その辺りも軽めに表現され、
どうしても深みという点で、2歩も3歩も届いていないのが残念ですね。
なので、
どうしても、変に気を使っちゃう観方をしちゃってね、
そういうのって差別的態度かな~~とか思っちゃうわけで。
気の毒って感情が生まれちゃう見せ方なんだよなぁ…なんか…

またね、
主人公である補助教員の白石優作の周辺事情も薄めで、
なんとなく、
赤尾とは、学生時代からの、長い付き合いの友人であることしかわからず
人となりみたいなものは大きく描かれていません。
白石は現在は教育委員会の職員という立場ですが、
以前は教員をしていて、
所謂、
最近、教育現場を賑わしている“モンペ”により、
教師としての自信を打ち砕かれ
教育現場から身を退くという過去がセリフでのみ語られます。
主人公としての登場シーンの少なさも、
どういう観点からの演出なのかわかりづらく、
エンドクレジットに、トップで流れる、
国分太一さんの名前に違和感さえ覚えます。

そしてそれらは、
職員室にいるキャラたちにも言えることで、
校長や副校長、
同学年の教師たちにも言えることですね~…
また、
白石の彼女も、何のために出演しているのかわからない感じですね…

しかし、
物語上では、
それこそ主人公的立ち位置の乙武さんの魅せ方はなかなかで、
例えば、
腕の無い彼が、
カレーライスをスプーンを使ってどう食べるのかとか、
居酒屋で生ビールのジョッキをどう持って飲むのか、
手足のない彼が、サッカーをする姿、
階段を昇る姿など、
それこそ乙武さんの、
普段の生活スタイルが描かれている部分は大きな評価につながると思います。
以前、
何かの番組で、アゴと肩でペンを持って、
字を書く姿は見たことがありますが、
乙武さんは、健常者より字がキレイでしてね…
いやはや、
人間の可能性って…って思いますよね!

この手のテーマを扱う作品です、
好き嫌いも、大きく分かれる所かとは思いますが、
最近はやや、
面白そうな作品の公開もないので、
よければ、
ご自身で確認してみて欲しいですね~~
君のその王者の風格は、単なる怖いもの知らずなのだと理解すべきだ!
少~~~し前の話ですが、
ほんと久しぶりの観劇してきましたよ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙


-Special Triple Track SHOW-
ベニバラ兎団Vol.13
【 6 -SIX- 】
-supported by 青山メインランド-
2013年3月20日(水・祝) ー 24日(日)
at.中目黒 Woody Theatre
作:ノジャワトール・ボンソワール
演出:IZAM & 野沢トオル
こんなん
↑ 観てきました!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
おおまかな内容やらは、
“各UNIT6人の俳優”で魅せる三色の物語。
Unit1. 黄色いSUISEI ー午前0時のきいちゃんー
【小さなミニFM局の名物DJが失踪!?
空には奇蹟を運ぶ黄色い彗星が接近していた。】
Unit2. 青いレバリッジ ー狂った計画ー
【誘拐目的に集まった5人の男女が犯した一つのMISS。
それが全ての始まりだった。】
Unit3. RED SCREAM ー産んでいいですか?ー
【夫婦のマンションに突然現れた二人の人物。
ありふれた日常は不条理な世界へと・・・。】
-CAST-
【Unit1:黄色いSUISEI】
河村和奈
山下慎悟(HIROZ)
平田弥里
青地 洋
間瀬りさ
IZAM
【Unit2:青いレバリッジ】
野沢トオル
原さち穂
千葉誠太郎
山村哲史
岸田エリ子
石井あみ
【Unit3:RED SCREAM】
白石朋也
飯田南織
伊藤航
森村祥江
榊林乃愛
関 健介
【生演奏/Unit1,2,3 】
アコースティックギター : 関根ゆたか
ヴァイオリン : RURI
チェロ : ikue
こんな感じなんですが…(-.-;)
この劇団を知ったのは
アニメ界の“アニキ”こと水●一郎先生のところで、
ヴォーカル講師やら、
先生のバックコーラスをしたりしている
歌手の友人の紹介でDVDを観たのがきっかけ!
一度行きたくて、
ようやくタイミングが合って
かなり面白い、この劇団の本公演へと行ってきました。
この友人は、
この劇団が好き過ぎて、団員募集に応募したそうですが、
残念なことに落選。
歌手ではあっても、
演技は素人…そういうことだったのでしょうか?
'`,、('∀`) '`,、
私は今回、生で観て、
出演よりも、脚本書いてみたくなりました。
(=´∀`)人(´∀`=)
今回、
初日に伺って、
3本通しで拝見したのですが、
終了後、
出演者の皆さんがお見送りしてくださり、
思わぬことに、
脚本を手掛ける野沢トオルさんとお話する機会があって、
何と舞い上がった私は、
思わず無作法にも
「どれも凄く面白かったんですが、Unit3は白石さんが嘔吐いた時点で
ネタバレしちゃいましたっ!ヾ((○*´∀`*))ノ゙」
とかって、プロの脚本家に向かって、ぶっちゃけちゃいました…
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
…だって…序盤に流れがわかっちゃったんだもん…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
つまりね、
意外な展開がこの劇団の持ち味でね、
ホント!凄い本書くな~って、いつも思っててね、
事実、
あとの2本は、凄まじく面白かったんですよ
もうね、2転3転してね
さすがだなぁ~~~って感心しかり!
ゆえにね、
今回、
予想を裏切ってもらえなかったのが、軽くショックでして…(-.-;)
思わず、
恐れを知らない暴挙にでてしまいました…(-.-;)(-.-;)
まぢでゴメンなさい…(-.-;)



初対面で失礼極まりない!!(-.-;)

友人は団員の役者さん達と、
結構、仲良しでして、
彼は翌日もまた、観に行って(どんだけ好き?)
その際にトオルさんに
「今日はお友達は?」って聞かれたそうです…
↑↑ 翻訳しますと、
「今日は、あの失礼な友達は来てないよね?」
…ってことでしょうか?(-.-;)(-.-;)(-.-;)



トオルさん…
まぢ!申し訳ないす!(-.-;)
次回も楽しみにしています。
当日は、
丸一日、結構狭めの劇場に詰めていたわけですが、
いつもの公演と違い、
3本に分けられていたため、
1本あたりが約90分程度の上演時間であったため
それほどの疲労感もなく、
すべてを愉しむことが出来ました。
ようやく希望叶っての観劇は
とても楽しく過ごせてよかったですね~~!
次回公演も絶対行く!
'`,、(人´∀`)'`,、
皆さまも、
興味をお持ちになられましたら是非一度、
ご観劇ください!
損はないです!
(=´∀`)人(´∀`=)
CookGiant

ブライアン・シンガー 監督作品
「ジャックと天空の巨人」観ました!
あらすじ!
フィー…
ファイ…
フォー…
ファム…
雷は巨人の叫び…
この地には古来より、巨人が住んでいた…
巨人を統率するのは、双頭の巨人…
彼ら巨人は憶えてしまった…
人間の肉の味を、
血や骨を…
彼らは、
彼らの血からつくられた王冠を所持する者を王と崇める…
それは、
彼ら自身を天空の国へと追放した王冠を冠る者…
そして彼らは、
長い時間…人間へ復讐する機会を伺っている

ジャックは叔父の命で、馬を売りにきていた。
すると、
慌てた様子のモンクから、
馬を譲ってほしいと持ちかけられた。
手持ちのないモンクは、
豆を担保に馬を譲ってほしいといいだす。
修道院に持っていけば金を渡すからと…
そして、
豆を決して濡らしてはいけないと告げ、
半ば強引に馬に乗って去ってしまう。

ジャックは叔父にこっ酷く叱られ、
叔父は交換した豆を投げ捨ててしまう。
慌てて拾い集めるジャックだったが、
豆が一つだけ、床下へ転がり落ちる…
その夜、
大雨が降り、
豆は濡れ、
みるみるうちに天をつく巨木へと成長してしまう…
ジャックの住む小屋ごと、
上へ上へと伸びていく…
たまたま、
城を抜け出し、小屋に身を寄せていた
イザベル姫ごと、天に向かって…

普通に面白かったですよ'`,、('∀`) '`,、
娯楽作品ですね!
作品のメッセージ性とかってのは、
あるんだか、ないんだか知りませんが、
お子様向けの夢物語ですね~~

ただ、
お子さんに見せるには、
小汚い巨人がたくさん出てきて、
バッサバサ人々が死んでいくような内容です。
ゴア描写こそありませんが、
完全なる子供向けの作品とは言い難いか???
'`,、('∀`) '`,、
もともとのタイトルは
「JACK THE GIANT KILLER」

だったりするので、
本当はもっともっとゴア描写の多い作品として企画されていたのだろうか?
巨人を痛快に殺していくってな内容だったのか?
なので、
私の知る、
「ジャックと豆の木」ってのとはやや違っていて、
どうやら、
「巨人退治のジャック」との両作品を基としているため
金のタマゴを産むニワトリはいなくて、
金の卵が登場、
歌うハープはワンカットしか登場しません。
微かにカスってはいるものの
知る限りのジャックと豆の木ではない感じ

童話の物語の中では、
確か巨人は一人で、
ジャックが木を切り倒し、
追いかけてきた巨人は落下して死亡…
そしてジャックは母親と共に
盗んだ財宝で暮らす…的な話だったようだけど…?
本作では100人もの巨人軍団が相手で、
圧倒的パワーを相手に戦う!
のかと思ったら、
意外とモロい巨人たち(=´∀`)人(´∀`=)

うっかり落としちゃった豆を見つけた巨人…
一気に成長させ、それを伝って天空から降りてきた…
案外賢い'`,、(人´∀`)'`,、
どれだけモロいか?
意外にも素手でもいい勝負だったりして、
矢では確実に倒せる!
だから、
結構人間も善戦しちゃうんですね。
しかも、
例の王冠は無敵でね、
巨人たちは決して逆らえない!
ふふふ(●´艸`)
イイ労働力確保って感じ?
と、
まぁまぁ突っ込みどころが豊富な作品なんですがね~。


私は2D鑑賞でしたが、
3Dを必要とするつくりはほぼありませんでした。
2Dで十分楽しめると思う。
何故なら、
気の遠くなる『高さ』表現がまるで無いのですね。
この作品の、
一つの目玉でもある天高い王国…
地上との落差
そんなものがあまり描かれていないのが寂しい感じですね~~~

たぶんね、
上映時間に関係しているんだと思いますよ。
ちょうどいい鑑賞時間なんですが、
それゆえ、テンポもよく、飽きない流れで、
各所の深みのみ、置いてきちゃった感じ?
目がくらむ高さ、
肛門が縮むような高さ
そんなモンを感じたかったのですがね…
なので3Dは無用!(●´艸`)

ゴア描写皆無と言いましたが、
そこそこエグいシーンもあるんですね。
そこだけは“イイねぇ~~”ってうなっちゃいました
'`,、('∀`) '`,、
ラスト、
ファロンに追い詰められたジャックとイザベル…
危機一髪の時、
ジャックのポケットに一つだけ残っていた豆…
それをファロンの口の中に投げ込み、
胃袋の中で急成長した豆のせいで、
あわれファロンは体が粉々になる
素敵な倒し方でしたね~~(∀`从)♡♡♡

特に、
ファロンのもう一つの頭の方は
何かしゃべれないキャラだったんだけど、
ラストは成長する豆の木のツルに
顔を押しつぶされ、
悲鳴をあげてペシャンコ!
'`,、('∀`) '`,、
目玉が飛び散り粉々。
痛快な倒し方でしたね。
巨人たちも、
パワーに物言わせ、攻め込んでくるんですが、
王冠っていうメンドクセ~アイテムのおかげで
あっさり降伏ですゎ…(-.-;)
まぁ、
物語を落とすための
必殺アイテムを用意してたってワケですね~~

そもそも、
単なる貧乏人のジャックとイザベル姫の共通点は、
同じように親から巨人に関する逸話を聴き、
その親を後に亡くし、
現在は、
かなり抑圧された生活をしていること。
チャンスがあれば、
冒険の旅へ出てしまいそうな勢いであること。
こういった描写で、
姫を助けるナイトをジャックに指定する流れですね。
そして
徐々にお互いを意識しあう…
そこに身分の差が存在し、
それを巨人退治により、払拭。
身分を越え、結ばれるという結末。

序盤、
街中で酔っ払いに絡まれたイザベル姫をジャックが助けるのですが、
急にジャックにひれ伏す酔っ払い。
最初は勘違いするんだけど
ハタと気付くジャックは、
後ろに誰かいる?と振り向くと、
そこには王家のエルモントはじめ、
騎士たちがズラリと!
酔っ払いたちは、それらにひれ伏していたわけでしてね
そしてラスト
落城寸前の城で巨人に対する窮地のエルモントたち!
ところがいきなり巨人がエルモントにひれ伏す
ハタと気付くエルモントは
後ろに誰かいる?ってね。
そこには例の王冠を被るジャックの姿が!
'`,、('∀`) '`,、
身分を逆転する、大事な一場面でしたね~~

基本巨人は、
人間たちを生で食いますが、
調理してから食う奴もいてね、
エルモントが捕まり、
小麦粉をふりかけられて、
パイ生地に包まれオーブンで調理されそうになるんですね。

その際、
エルモントのほかに、
豚が生きたままパイにされ、エルモントと並べられていたんですが、
この豚がかなりキュートな連中でね!
'`,、('∀`) '`,、
これから調理されるってのに
超笑顔で鎮座ましましているんですよ
'`,、('∀`) '`,、
このシーンは笑っちゃいましたね~~~!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

メッチャ楽しそうな豚たち。この後、串を打たれちゃいますけどね!
さて、
人間対巨人というと、
日本でも、
告白の中島哲也監督で
『進撃の巨人』映画化決定!とかって話がでましたが、
監督降りちゃったとか?
海外で一足先に巨人作品つくられちゃいましたけどね
コチラも実現したら楽しみですよね。
SeaCandle

葉山陽一郎 監督作品
「湘南ものがたり」観ました!
あらすじ!
ある春の日…
駆け出しの小説家“僕”と恋人の“君”は、展望台のある島(江の島)へ遊びに出かける。
島にかかる弁天橋は、カップルで渡ると必ず別れるという噂があり、
そのことを“君”は気にするが、“僕”は一緒に展望台に上りたい一心で“君”を島へ誘う。
実は“僕”には、以前付き合っていた彼女とも、展望台に上ろうとしたが果たせず、
その後、その彼女とは別れてしまった苦い思い出があった…
(『展望台のある島』)
東京で大学に通う光弘は、近頃、全く夢を見ていないため、
ナーバスな気持ちになっている。
ある日、
付き合っている大学の職員、沙耶が光弘の夢を見たという。
光弘の故郷の鎌倉に行ったことのない筈の沙耶は
ある場所を、まるで実際に見てきたかのように実に克明に話し、
そこで、沙耶の妹に会ったというのだ…
光弘は強い興味を持ち、
実家のある鎌倉へと向かう…
そして、
その場所を訪れた光弘を待っていたのは、
沙耶が夢の話をした時“妹”と呼んでいた美少女、美雪だった…。
(『鎌倉物語・黒い桜』)

渋谷で用事を済ませ、
ナイスな時間だったため、少し足をのばし、
気になっていた本作観てきちゃいました!
するとどうでしょう!
たまたま、
葉山監督の舞台挨拶が付いてきました
(=´∀`)人(´∀`=)
ゲストには
山本晋也監督と、
何だか長い歴史を持つ謎のグループ
「制服向上委員会」なるアイドル?が登場しました。
葉山監督がたどたどしく進行するも、
湘南ものがたりとはほぼ関係ない山本監督の話で終始し、
私の知る、山本監督の有名フレーズなども一切登場せず、
なんか、
ちょっとシャレたおじいちゃんが
戦時中の話をしているだけって感じでしたね…
(-.-;)
湘南住まいの私が目の前にいるのに、
東京の人たち(葉山監督は高校が湘南地区だったらしい)が
何故か湘南の話をするために集まり、
結果、
まるで関係ない話をしているという…
まぁ、
語っている山本監督の相手が
葉山監督と、
謎のアイドルですので、
会話を転がす能力があるはずもなく
話が膨らむわけもなく…
一人、山本監督が、自身の思い出話に悦に入る展開に
結構、疲れちゃいました(-.-;)(-.-;)(-.-;)

そして、
ようやくに
本編上映だったのですが、
本作は新作ではなく、以前に撮った作品2編
「展望台のある島」と
「鎌倉物語・黒い桜」を再構成し、
「湘南ものがたり」として一本の作品としたようです。
なので、
江の島展望台も、シーキャンドルではなく、
以前の展望台で、少し懐かしかった!ヾ((○*´∀`*))ノ゙

風景が小学校の頃行った時の風景でして、
展望台の下に、
しょぼいゲームコーナーがあって、
コインゲームや、
エアホッケーなどがあり、
そこで遊んだ記憶が蘇りましたね~~
(∀`从)♡♡♡

内容は、
湘南という、
今も昔も若者が集まる土地にある、
光と影を描いています。
ただまぁ、
制作は80年代くらいなんでしょうか?
古臭い衣装や髪型、
セリフまわし…(-.-;)
実際、昭和の作品大好きなんですが、
なんで今?って感じ…
それしか思い浮かばなかった!'`,、('∀`) '`,、
山本監督も
本作の感想には頭をひねってましたが、
ハハハ!
ホントそんな感想しか出てこなかった
'`,、('∀`) '`,、
16mmフィルムの映像も、
学生のインディーズ作品のようで…
ただね、
カット割りが上手いんですよ!
解りやすいカットもあれば、
ぉ!
って思うようなアングルも魅せてくれて、
つまんない話をうまく展開させていましたね
'`,、('∀`) '`,、 ゴメンネ~カントク~~!
しかし、
トリウッド久しぶりだったから、
まぁ、いいかな~~ヾ((○*´∀`*))ノ゙

得てして、ミラクルへの入口なんてそこここに落ちているもんさ。

シド・ベネット 監督作品
「ダイナソー・プロジェクト」観ました!
あらすじ!
世界的な動物学者であり、
探検家として名をはせるジョナサン・マーチャント。
彼の率いる英国未確認生物学会のメンバーと、
テレビ局のクルーたちで構成された調査隊は、
伝説の未確認生物“モケーレ・ムベンベ”を調査する旅に出発する。

調査隊出発当日、
ジョナサンの息子ルーク・マーチャントは、
今回のアフリカ大陸コンゴの秘境へ向かう探検に、
高性能小型カメラと共に
調査隊ヘリコプターへと忍び込んで同行してしまった。

父・ジョナサンにこっぴどく叱られたルーク…
ところがその直後、
彼らを乗せたヘリコプターは、
コンゴ中心部付近のジャングル上空で、
謎の巨大な鳥と衝突し、そのまま消息を断ってしまう。
文明から遮断されたコンゴのジャングル奥地…
調査隊の面々にも焦りからくる亀裂が生じる…
そして、密林を彷徨い行く調査隊たちは
思いもよらぬ世界へと足を踏み入れてしまうのだった…

99年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」が大当たりしたおかげで
それ以降、いまだに(笑
空前のファウンド・フッテージ式作品ブームですね。
'`,、('∀`) '`,、
本作も、
オープニングから、
ビデオ見つかったよ!
一切映像には手を加えてませ~~~ん!
ってテロップが流れてね'`,、('∀`) '`,、
あ~~
これもまた、モック・ドキュメンタリーなんだな~~ってね。
それだけでも、少し笑っちゃいましたヾ((○*´∀`*))ノ゙

まず、
川で調査隊のリュックが流れているところを回収されて、
そのリュックから、ビデオカメラが出てきて
こんなもんが映ってたぞぉぉぉ!
ってトコからお話が始まります。(∀`从)♡♡♡

英国製とはいえ、
恐竜CGもまぁ、並でしてね'`,、('∀`) '`,、
本編上映前に、
予告CMで「ジュラシックパーク」
3Dで復活!とかやっててね、
まぁ、
見比べちゃうわけですよ!
タイミング悪いよね'`,、('∀`) '`,、
20年も前にあのクオリティーってヤバいっすね!
(∀`从)♡♡♡

そんな、
リュックに入っていたカメラに映っていたCG恐竜たちは、
20年前のコスタリカ沖の孤島にいたアイツらと
さして変わらない出来栄えでしたってことですね。
(; -y-)ツ))
あまりパンフ購入する習慣はないのですが、
ジュラシックパークはシッカリ買ってましてね。
何となく、今回読み返してみちゃいましたよ。
それだけ、
先駆者の偉大なる一本がチラつく、
そんな作品なんですね。
でもまぁ、
私的には、
「モケーレ・ムベンベ」って書かれてたら
何を差し置いても見てしまいますね
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
大富豪になったら、
私が調査団を設立しますけどね!
本気でね。ヾ((○*´∀`*))ノ゙

最近、
野生ペンギンにカメラ取り付けて、
その生態の一部始終を撮影することに成功したんですが、
なんと、
本作での目玉映像が、
野生の恐竜にカメラを取り付け、
彼らの暮らす世界を映してしまおう!
否!!
映してしまった!
ってトコ'`,、('∀`) '`,、

何だか知らないけど、
突如出現した、
エリマキ恐竜の子供が、ルークに懐いてしまってね
(=´∀`)人(´∀`=)
ちゃっかり、
首にカメラ取り付けて、
ロストワールドへの入口を発見しちゃうんですね。
で、
父・ジョナサンとは、軽くライバルな感じの
チャーリーにそそのかされ、
親父との仲があまりうまくいってないルークは、
チャーリーと共に、チームを離脱して、
幸か不幸か、
ロストワールドへと迷い込みます。

前人未踏のジャングルの奥地にはね、
結構、簡単に入れちゃう別世界が転がってんだぞ!
'`,、('∀`) '`,、
現実ってのはね、
案外、そんな単純なもんなんだね~~
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
え?
ありえないだって?
うるさい!!
こっちだって必死に長所探してんだ!ヽ( T冊T)丿





たぁ~~だね、
この世界には、よく知られた恐竜がいないんだけど、
これは、
アメリカと英国の違いなんすかね?
化石の違いとか?
しかもね~
懐かしのエリマキトカゲぢゃあるまいし、
まるで犬猫のように恐竜飼いならしちゃうルークも凄いし
惜しむことなく登場する、知らない恐竜たちも
その雰囲気的なモンがまるで、
「トロール・ハンター」そのもの!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
いつの時代も、
どこの国でも、
モック・ドキュメンタリーって、こんな感じなんだね!

で、きっと、
こういった作品って、
噛めば噛むほど、ハマっていくんだろうね。
また、
見たくなっちゃうんだろうね'`,、('∀`) '`,、
結論から言えば、
モケーレ・ムベンベの出演もあります
'`,、('∀`) '`,、
出し惜しみなし!
そんな、地球に優しい一本です。
どうぞ!
ご鑑賞くださいね!

