CookGiant

ブライアン・シンガー 監督作品
「ジャックと天空の巨人」観ました!
あらすじ!
フィー…
ファイ…
フォー…
ファム…
雷は巨人の叫び…
この地には古来より、巨人が住んでいた…
巨人を統率するのは、双頭の巨人…
彼ら巨人は憶えてしまった…
人間の肉の味を、
血や骨を…
彼らは、
彼らの血からつくられた王冠を所持する者を王と崇める…
それは、
彼ら自身を天空の国へと追放した王冠を冠る者…
そして彼らは、
長い時間…人間へ復讐する機会を伺っている

ジャックは叔父の命で、馬を売りにきていた。
すると、
慌てた様子のモンクから、
馬を譲ってほしいと持ちかけられた。
手持ちのないモンクは、
豆を担保に馬を譲ってほしいといいだす。
修道院に持っていけば金を渡すからと…
そして、
豆を決して濡らしてはいけないと告げ、
半ば強引に馬に乗って去ってしまう。

ジャックは叔父にこっ酷く叱られ、
叔父は交換した豆を投げ捨ててしまう。
慌てて拾い集めるジャックだったが、
豆が一つだけ、床下へ転がり落ちる…
その夜、
大雨が降り、
豆は濡れ、
みるみるうちに天をつく巨木へと成長してしまう…
ジャックの住む小屋ごと、
上へ上へと伸びていく…
たまたま、
城を抜け出し、小屋に身を寄せていた
イザベル姫ごと、天に向かって…

普通に面白かったですよ'`,、('∀`) '`,、
娯楽作品ですね!
作品のメッセージ性とかってのは、
あるんだか、ないんだか知りませんが、
お子様向けの夢物語ですね~~

ただ、
お子さんに見せるには、
小汚い巨人がたくさん出てきて、
バッサバサ人々が死んでいくような内容です。
ゴア描写こそありませんが、
完全なる子供向けの作品とは言い難いか???
'`,、('∀`) '`,、
もともとのタイトルは
「JACK THE GIANT KILLER」

だったりするので、
本当はもっともっとゴア描写の多い作品として企画されていたのだろうか?
巨人を痛快に殺していくってな内容だったのか?
なので、
私の知る、
「ジャックと豆の木」ってのとはやや違っていて、
どうやら、
「巨人退治のジャック」との両作品を基としているため
金のタマゴを産むニワトリはいなくて、
金の卵が登場、
歌うハープはワンカットしか登場しません。
微かにカスってはいるものの
知る限りのジャックと豆の木ではない感じ

童話の物語の中では、
確か巨人は一人で、
ジャックが木を切り倒し、
追いかけてきた巨人は落下して死亡…
そしてジャックは母親と共に
盗んだ財宝で暮らす…的な話だったようだけど…?
本作では100人もの巨人軍団が相手で、
圧倒的パワーを相手に戦う!
のかと思ったら、
意外とモロい巨人たち(=´∀`)人(´∀`=)

うっかり落としちゃった豆を見つけた巨人…
一気に成長させ、それを伝って天空から降りてきた…
案外賢い'`,、(人´∀`)'`,、
どれだけモロいか?
意外にも素手でもいい勝負だったりして、
矢では確実に倒せる!
だから、
結構人間も善戦しちゃうんですね。
しかも、
例の王冠は無敵でね、
巨人たちは決して逆らえない!
ふふふ(●´艸`)
イイ労働力確保って感じ?
と、
まぁまぁ突っ込みどころが豊富な作品なんですがね~。


私は2D鑑賞でしたが、
3Dを必要とするつくりはほぼありませんでした。
2Dで十分楽しめると思う。
何故なら、
気の遠くなる『高さ』表現がまるで無いのですね。
この作品の、
一つの目玉でもある天高い王国…
地上との落差
そんなものがあまり描かれていないのが寂しい感じですね~~~

たぶんね、
上映時間に関係しているんだと思いますよ。
ちょうどいい鑑賞時間なんですが、
それゆえ、テンポもよく、飽きない流れで、
各所の深みのみ、置いてきちゃった感じ?
目がくらむ高さ、
肛門が縮むような高さ
そんなモンを感じたかったのですがね…
なので3Dは無用!(●´艸`)

ゴア描写皆無と言いましたが、
そこそこエグいシーンもあるんですね。
そこだけは“イイねぇ~~”ってうなっちゃいました
'`,、('∀`) '`,、
ラスト、
ファロンに追い詰められたジャックとイザベル…
危機一髪の時、
ジャックのポケットに一つだけ残っていた豆…
それをファロンの口の中に投げ込み、
胃袋の中で急成長した豆のせいで、
あわれファロンは体が粉々になる
素敵な倒し方でしたね~~(∀`从)♡♡♡

特に、
ファロンのもう一つの頭の方は
何かしゃべれないキャラだったんだけど、
ラストは成長する豆の木のツルに
顔を押しつぶされ、
悲鳴をあげてペシャンコ!
'`,、('∀`) '`,、
目玉が飛び散り粉々。
痛快な倒し方でしたね。
巨人たちも、
パワーに物言わせ、攻め込んでくるんですが、
王冠っていうメンドクセ~アイテムのおかげで
あっさり降伏ですゎ…(-.-;)
まぁ、
物語を落とすための
必殺アイテムを用意してたってワケですね~~

そもそも、
単なる貧乏人のジャックとイザベル姫の共通点は、
同じように親から巨人に関する逸話を聴き、
その親を後に亡くし、
現在は、
かなり抑圧された生活をしていること。
チャンスがあれば、
冒険の旅へ出てしまいそうな勢いであること。
こういった描写で、
姫を助けるナイトをジャックに指定する流れですね。
そして
徐々にお互いを意識しあう…
そこに身分の差が存在し、
それを巨人退治により、払拭。
身分を越え、結ばれるという結末。

序盤、
街中で酔っ払いに絡まれたイザベル姫をジャックが助けるのですが、
急にジャックにひれ伏す酔っ払い。
最初は勘違いするんだけど
ハタと気付くジャックは、
後ろに誰かいる?と振り向くと、
そこには王家のエルモントはじめ、
騎士たちがズラリと!
酔っ払いたちは、それらにひれ伏していたわけでしてね
そしてラスト
落城寸前の城で巨人に対する窮地のエルモントたち!
ところがいきなり巨人がエルモントにひれ伏す
ハタと気付くエルモントは
後ろに誰かいる?ってね。
そこには例の王冠を被るジャックの姿が!
'`,、('∀`) '`,、
身分を逆転する、大事な一場面でしたね~~

基本巨人は、
人間たちを生で食いますが、
調理してから食う奴もいてね、
エルモントが捕まり、
小麦粉をふりかけられて、
パイ生地に包まれオーブンで調理されそうになるんですね。

その際、
エルモントのほかに、
豚が生きたままパイにされ、エルモントと並べられていたんですが、
この豚がかなりキュートな連中でね!
'`,、('∀`) '`,、
これから調理されるってのに
超笑顔で鎮座ましましているんですよ
'`,、('∀`) '`,、
このシーンは笑っちゃいましたね~~~!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

メッチャ楽しそうな豚たち。この後、串を打たれちゃいますけどね!
さて、
人間対巨人というと、
日本でも、
告白の中島哲也監督で
『進撃の巨人』映画化決定!とかって話がでましたが、
監督降りちゃったとか?
海外で一足先に巨人作品つくられちゃいましたけどね
コチラも実現したら楽しみですよね。