人間が絶滅したあと、未来の生物が人間の化石に夢を馳せるなんて素敵! | 真夜中のキャプチュード

人間が絶滅したあと、未来の生物が人間の化石に夢を馳せるなんて素敵!













恐竜を掘ろう











大和田伸也 監督作品


「恐竜を掘ろう」観ました!








あらすじ!





古美術商を営む、沢木草介。

独身の彼は、悠々自適な毎日を過ごしているものの、

寄る年波に不安を感じ、

最近少し、孤独を感じ始めていた…。

ある日、

彼は、毎日店を覗いている、謎の少女・山田君に興味を示し、

     声をかけたことで、

    それまで止まっていた歯車が回りだす。

そんな中、

草介は君から、

「生きていますか」という不思議な手紙を受け取る。

手紙をたどり、君の自宅へと尋ねた草介は、

君の母親から、君が家を出て帰らないことを知り、

君の捜索をはじめることとなる。



$♥



その頃君は、

恐竜の知識に長け、

恐竜の卵を発掘するのが夢だという青年、松本義明と出会い

行動を共にする

草介は、君の軌跡をたどっているうちに、

義明の姉、

松本幸子にたどりつく…。

幸子は

草介が常連として通うスナックのホステスでもあった。

  幸子の昼間の姿は陶芸家

   まだまだ見習いではあるものの、

  草介は、そんな姿の幸子に好感を抱く。 

こうして、

今まで、お節介な街の人々を敬遠してきた草介は、

こともあろうに、

君の周囲の人間たちと、大きく関わることとなっていったのだ…


$♥












































初監督作品なので大和田伸也監督って、

…というより、

役者・大和田伸也さんすらも、

じつはあまりよく知りません(-.-;)

あまり観劇しないもんで、

格さん以外は、

  時代劇かサスペンスで見かける程度の知識しかありませんで…





              …申し訳ない(; -y-)ツ))






なんとなく、

役所広司さんの「ガマの油」を参考基準にしようかな?とか

  意味不明なこと考えながら鑑賞しました。

まぁ、

全国18館での上映ですので、

なかなか出会えないかもしれませんが、

正直、

無理に劇場鑑賞するほどでもない…

      …そんな演出でしたね(-.-;)(-.-;)


$♥



とにかく、

序盤の草介の周辺説明がうっとおしくて、

へたくそな役者がたくさん出てきてドタバタし始め、

次のシーンで草介自身が心の声として、

まぁ、

長い説明セリフをたらたらとね…(-.-;)(-.-;)(-.-;)


で、ここら辺で、上映が一旦中止になりまして'`,、('∀`) '`,、

画像が乱れちゃいましてね。

作品とは一切関係ないトラブルなんですが、

  なんか気の毒…(-.-;)(-.-;)

やがて、

少ない観客も怒りだしてね'`,、('∀`) '`,、

まぁ、

私は優待で入場してましたので、

文句は言いませんでしたけど、

通路挟んだ隣の席の老夫婦は、熱くなっちゃってね
                 '`,、('∀`) '`,、

ブーブー言ってましたね!┐('~`;)┌


なんだかんだで、

不安だらけの発進になっちゃいましたっ!


$♥


そんな感じで、

関係あるのか無いのか?'`,、('∀`) '`,、

序盤は何故だか

草介役の松方弘樹さんまでぎこちない芝居になっちゃいましてね。


酔っぱらってコケるシーンなんか、

なんでこんなワザトラシイことさせたんだろうって、

監督の演出法に大きな疑問がわくシーンが多くて…


志村けんほど、大袈裟な酔っ払いはいらないけども、

   いくらなんでも、じつに不自然な芝居┐('~`;)┌


そんな中、

結構な豪華キャストが目立ちましてね、

昭和のヒーロー物の主人公たちが多数、

昭和のアイドルが多数'`,、('∀`) '`,、

   ある意味、疲れるキャスティングとも言えますが、

   はたして、それらがどのような効果を醸したのか…?



また、

留学生役として、

「ナイトミュージアム」のインディアン娘・ミズオ・ペックまで出演してて、

その人脈には頭下がるワケですが、

それらも結局

    話題性以上の何もないのが事実。

物語への影響は皆無な立ち位置ばかり…


$♥
ちょい役なので、あまり作品への影響力もない…



物語の中心である、山田君(やまだきみ)

演じるのは「小野花梨」さん

「南極料理人」で、堺雅人さんの娘の役でちょこっと出てました。

美少女系ではない、

  個性的な女優さんですね。

その大きな芝居は、大胆で(大袈裟とか言わない!)、

セリフも大仰で、

  子役時代に教わったままの芝居って感じ。

いや…悪いって言ってるわけではありませんよ…(-.-;)

とても個性的で、好感度高いですよ!ええ!

$♥


しかしながら、

大和田監督の故郷である、福井での撮影は当たりで、

その魅力を十二分に表していて、

県立恐竜博物館や、陶芸村には、
      是非行ってみたい衝動にかられましたね!


風景の切り取り方は素敵でしたっ!



$♥



自由に生きてきたが、

急に寂しさを感じた男性と、

いったい自分に何が出来るのか?

        自分を探し続ける少女…

そして、

自らの殻にとじこもりながらも、

恐竜の卵を探す夢を追う青年…

偶然出会った人たちが

それぞれが、もう一度

化石のように固く閉ざされた自らの心を掘り起こす決意をする

福井の自然を舞台に、そんな素敵なテーマを綴った

  そんな一本…


でもまぁ(-.-;)

とりあえず

偶然出会うこともままならぬほど、

少ない上映館です…

どうしても興味あるかたは遠方でも出向くか、

気長にDVD待ちを…!


$♥



























普通です。