全裸死体にスタイル悪いのはいない

猪崎宣昭 監督作品
「二流小説家 シリアリスト」観ました!
あらすじ!
赤羽一兵、45歳。
職業は小説家。
…とは言っても、彼自身の名前で書いた本は一冊もなく、
唯一10年前に書いた若い女性向けのライトノベル
「恋するヴァンパイア」でさえも、
男の名前では売れないという理由で
母の旧姓と写真を借りて出版している。
現在は、アメリカ出張中の兄の家を間借りし、
「男のゴールデン街」という雑誌に
エロ小説を寄稿して生計を立てている、しがない中年の小説家だ。
そんな彼の元にある日、
東京拘置所にいる死刑確定囚・呉井大悟から一通の手紙が届く。
自称・写真家の呉井は、
モデルを募集し、撮影した4人の女性の首を斬り落とし、
遺体を撮影したとして、
「シリアル・フォト・キラー」の呼び名で世間を賑わせた。
そんな彼が、自らの告白本を赤羽に執筆してほしいと言ってきたのだ!
赤羽は、このチャンスに飛びつき
呉井に面会に行く。
そして彼を主人公に、小説を書くという約束をしてしまう。
こうして彼の身辺の取材がはじまるのだが、
真相に近づくにつれ、
赤羽の周りで、奇妙な事が起こり始めた…!

いやぁ~~~…(-.-;)
デイヴィッド・ゴードン 氏の原作は、
いろいろ話題で、賞とかも獲っているらしいのですが、
今回の映画化はどうなんだろう…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
正直、
上川隆也さんは映画初主演だっていうし、
頭のネジが吹っ飛んだサイコな殺人犯役の武田真治さんにせよ…
特に、武田さんは、
エンドクレジットも一番最後に名前が出て来て、
いかにこの作品における重要な席に就いていたかわかるわけですよ。
故に、
両名とも、とんだ貧乏くじを引いた感満載なんですよ…
私的にゎ…(-.-;)

「藁の楯」藤原さんの場合、
同じ狂人でも、対象が幼女だけに、
その狂気っぷりが際立ってしまっているような錯覚に陥るだけで、
実際には、
遺体はあまりイジってないわけですよ。
まぁちょっと、オチとかに関わっちゃうのでアレなんですが、
首切り落として写真撮ってなんていう方向へは向かってなくて、
そう考えたら、
私は武田さんのほうが狂ってると思うのですよ。
呉井という役どころも、
死刑囚の割に、へんに体も絞ってあって、
黙々と独房内で鍛えていそうな、
所謂、スクリーンに映っていない彼の姿が観れると思うのですよ。
そういった背景を映し出せている点でも、
武田さんの狂気っぷりが垣間見れるわけでね。
そこへもって、
首なし遺体が何度となく映るのですが、
体は本物の人間っぽいんですね。
おっぱいが実に本物なんですよ!
では、
首はどうやって消したのかな?
CG?
特殊メイク?特殊効果?
結構このシーンだけで期待しちゃってね。
首なしおっぱい + 狂った武田
んんん~~~(人´∀`)ワクワクしちゃう!

さらには、私の中に、
『突入せよ!あさま山荘事件』での
連合赤軍・大河内浩役の武田さんがいてね、
ラスト、
荒川良々さんに髪掴まれて、顔上げた時の、
あの狂気の目つきが深く印象に残ってて、
また、
あのレベルで何かやってくれんのかな?って
勝手にハードル上げさせてもらっちゃったのでね、
私も悪いんですけどね…'`,、('∀`)... '`

そんな感じで、役者がシッカリと仕事してるのに、
本がかなり凄まじいわけでね…。
かなりちゃちなわけですよ。
原作の世界を忠実に描いているのですか…?これ…?

まぁ~~たさ、
キャスティングにも大失敗していてね、
こんな無茶な脚本の上にね、
わかり易いキャスティングでしてね。'`,、('∀`) '`,、
こんなあからさまな配置ぢゃ、ダメぢゃん!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
という、
その役割りが、バレバレの配置に笑ってしまいました。
'`,、(人´∀`)'`,、
おかげさまで、
このミステリーの結末が読めてしまいました。
まぁね、
二転三転する展開が、
私の予想より、一つ多かったけどね。

物語前半に、
女性向けのライトノベルを
男性名では売れないため、
赤羽一兵は、母の旧姓・小林郁子の名と、
若き母の写真を使い、著者近影とする…
そしてその母は、
息子の小説家を反対しつつ、実は応援している。
この設定ですから、
赤羽がマザコンっぽい流れで進むであろう話が、
女性の首なし殺人や
その犯人の呉井との予想だにしなかった関わりが、
どう、ラストへと絡みあい
収束していくのかに、かなりの期待度を持ったのに
何故か登場しただけに終わってしまう?
赤羽の女性観とか、
狂気の世界へと進む様とか
そういうの期待したのになぁ…(-.-;)
また意味ありげに登場する、
色々な立ち位置の“女性たち”
たとえば、
前述の赤羽の母・郁子
赤羽の姪である小林亜衣
呉井の弁護士・前田礼子
その助手・鳥谷
呉井の里親・工藤三重子
呉井信者の頭のおかしい女の子、
鏑木樹里の母・裕子
これだけ女性をクローズアップさせているのに、
そのストーリー上の必要性の無さっぷり?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
ひとつのキーワードとしての、
“女性”の、薄っぺらさ…

出ただけ…(-.-;)(-.-;)???
だからさ、
2時間弱では、
これだけの配置を整理できないんぢゃん?
それぞれを深く掘り下げられないんぢゃん?
とくに私は、
赤羽の姪・亜衣と、
鏑木裕子を掘り下げて欲しかったですね。
テレビで1クールやりゃよかったのにね…(-.-;)ジックリとさ…

伊武さんは、藁の盾でも警察官だったね…役作りが一緒
ミステリーですので、この辺にしておきますが、
なんで日本舞台に置き換えたのかね?
違う意味で、いろいろとクエスチョンマーク出ちゃう一本ですが、
いかがでしょう…
ご覧になってみてゎ…
「おまえ、いつまで生きるつもりだ?」

福田雄一 監督作品
「俺はまだ本気出してないだけ」観ました!
あらすじ!
思春期の子を持つ、離婚歴がある42歳、大黒シズオ。
ある日彼は、
「本当の自分を探す」と何も考えずに会社を辞めてきてしまった。
だが、
それから一か月…
朝の恒例のテレビゲームばかりやる、怠惰な毎日を送り、
同居する父親の志郎の怒りはおさまることをしらなかった。
そんな、どうしょうもない日々を送っていたある日。
ふと本屋で立ち読みをしていたシズオは
雑誌の漫画の新人賞の応募をみて、漫画家になろうと決する!
志郎と娘の鈴子に熱く夢を語るも、当然、理解はされない。
生計を立てるための、ファストフード店でのバイトも、
やる気はなく、ミスを繰り返し、
さらには新人の外国人バイトからも説教をくらう始末。
挙句に、その風体と貫録から「店長」というあだ名を付けられてしまう。
そんな中描きあげた原稿を、出版社に持ち込むも毎回不採用。
それでもあくまで呑気なシズオに
周りの大人たちは徐々に感化されていってしまう…

いやね…(-.-;)
なんていうのか、
堤真一さんの一人芝居ですよね…これ…?(-.-;)
まぁ何となく
抑揚のない、ダル~~~い感じの芝居の娘役・橋本愛さんと、
ダメ息子に、怒りで興奮しっぱなしの爺ちゃん役、石橋蓮司さんが
堤さんの生み出す笑いに
華を添えているような、いないような…?'`,、('∀`) '`,、
出来れば、
もっと、本当にダメ人間に演って欲しかったってのが本音ですが、
誰も知らないダメ役者だと、
本作のようには輝くことはおろか、
笑いすら引き出せなかったのでしょうね…きっと…
まぁ、
成功者の堤さんの、コントだと思えばいいか…(-.-;)

今回は奇跡の豪華キャストなワケですが、
原作のシズオゎポチャッ!としてて、
まぢキモち悪いダメダメ人間ですけど、
堤さんが演じると、どこか課長っぽくて、
ダメな奴に見えづらいんですね。
その分、堤さんの努力は凄まじく、
イメージ、ブチ壊れな崩しっぷりは役者の大変さを
ヒシヒシと感じます。(-.-;)
笑えるんですが、ここまでやっちゃっていいのか?とか心配しちゃってね。

そして反面、
きっと、誰しもが思うことであろう、
「我が人生への疑念」
そんなモンもコソ~~り織り交ぜられていて、
笑っていながら、考え込んぢゃった方とかもいるのでゎ?
特に
私のような、絵に描いたダメ人間には、
結構な爪痕残してんぢゃね?・゜・(ノД`)・゜・。

よくさ、
人間、いくつになってもやり直せる!
とか言いますが、
ありゃ嘘ですよ。
やり直すことは出来るでしょう。
それは自分自身が決める尺度ですしね。
しかし、
社会的にそれを認めさせることなど出来ゃしませんって
'`,、('∀`) '`,、


だってぇ~~
50歳の人が思い立って、
「国際線のパイロットになる!」と奮起したところで、
自己満足的に、1000万くらいかけて免許とっても、
そこから雇ってくれる航空会社なんてありませんからね。
┐('~`;)┌
きっと、よく知りませんが免許の種類とかも違うんでしょうしね。
50歳の新人に、お金かけてくれるところなんて無いですしね。
100万人に一人くらい実現した人がいたとしても、
何の参考データにもならんですしね。
'`,、('∀`) '`,、

しかしね、
このシズオって男は、
父親の人生観や現実感なんかと
その思考がおおいにズレているのですが、
父親は42歳のシズオに対し、
“42歳から漫画家を目指し、スタートを切ること”を、
「今からのスタートで、
成功するまで、いったいコイツはいくつまで生きるつもりだ?」ってな感じで、
人生は80年と考えての、残りの人生からの逆算による思考なんですが、
本人シズオは、
“スタートを切った時点で、リセットした人生が新たに始まる”と、
現実として、それで通じるのかはわかりませんが、
本人は信じてやまないわけですね。
つまり、
42歳でスタートを切ったとすると、
そこが
0歳としてのスタートとなる完全リセット思考なので、
実際に重ねていく年齢は、さして意味を持たず、
人生足らなきゃ、足しちゃえばいいぢゃん!ってことで、
「人生300年」などという、
ご都合思考に、何故か説得力がうまれ、
その常識が周りを巻き込んでしまうのです。

それらは、
宮田修であったり、市野沢秀一の人生を感化し、
年齢関係なく、
新たなことを始めさせる原動力となっていくわけですね。
単純に、
“ウルトラポジティブにみんなが呑まれた”だけでもあるんですが、
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

結局のところ、
「人生300年。」というタイトルで、
中村パーソンという作中のペンネーム名義で描いた作品が
佳作の賞を獲ってしまう、
またまたご都合主義的ストーリー運びに走っちゃってね

正直、
当初、思いつきで漫画描き始めて、
それらが、意外に上手で、
本作にも登場する、蛭子能収先生なんかよりも上手なわけで、
そう考えると、
まんざら、思いつきだけでもないのでゎ?とか思いますね。
元々、
絵には自信があったりしたんぢゃね?とかね?
つまりそれって
出来ないことにチャレンジしたワケでもないんだな…'`,、('∀`) ...,、
保険かけてたってことにもなりかねないですよね?
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
なので
そういう細かい裏付けは一切ないのでね、
そういった点に、深みはまるでなくなっちゃうよね

山田さんは、イイ立ち位置でしたね~~上手いよなぁ…
全体の物語は原作そのまま進んでいく感じですのでね、
これは、
見比べたいな!って思う人用かな?
まぁ、無条件で可笑しいですけどね。
(=´∀`)人(´∀`=)
私は、
シズオが自転車で、けし飛ぶシーンが大好きです!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、

あと、
今話題の指原さんも、生意気キャラで出演してますよ!

なんかノリでね。d(≧▽≦;)
さて、
なんとなく訴える部分もあるし、
普通に笑えますのでね!
ご鑑賞は、構える必要はないですね!

こんな人間が訴えることでも、
聴いてもらえるんだから、みんな頑張ってね!
(↑テメェが一番、ガンバレや!とかいうな!)

「平和だねぇ~~~…」

原作はこんな感じ

ウェストエッグに、本だけを持って…

バズ・ラーマン 監督作品
「華麗なるギャツビー」観ました!
あらすじ!
1922年アメリカ…
ウォール街は空前の好景気に沸き、
夢を抱く若者で溢れていた
そんな、ジャズ・エイジのニューヨーク・・・
アメリカ中西部から
コニーアイランドの高級住宅地にやってきたニック・キャラウェイ。
彼は作家への夢を諦め、
投資会社で投資を学んでいた…。
そんなニックの家の隣家は、
贅を凝らした、まるで宮殿のような豪邸。

そして、
そこで毎夜開かれる、贅沢極まりないパーティー。
主催者であり、この家のオーナーである
若き大富豪、ジェイ・ギャツビー…
ところが、
パーティーに参加する誰も、
そのギャツビーの顔を知る者がいなかった…!

挙句人々は彼の事を、
「人殺しだ!」とも、
「ドイツからのスパイだ!」とも言いだす始末。
さらには、
「ギャツビーなんて実在しない。本人も、家も調度品もすべてが偽物だ」
そんな噂までたっていた。

ある夜ニックは、
隣家の桟橋に、人影を発見する…
その男性は、月夜に手を伸ばし、
何かを掴もうとしていた。
ふとニックに気付く男性…
振り向き、ニックに微笑みかける。

それから間もなく、
ニックは隣家が開くパーティに招かれる。
酒と葉巻、
音楽とダンス、
羽目を外したお祭り騒ぎ。
豪奢な館には、
所狭しと浮かれたセレブリティが集い、乱痴気騒ぎをしていた。
そこでニックは、
ついに謎多き大富豪、ギャツビーと出会う…

いやいやいや!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
レオ様が元に戻った~~~~~~~~!(≧∇≦)/
最近、かなりオッサン臭かったレオ様!
しかし!
本作では全体的にスッキリシャープになって戻ってきましたっ!
(__)ノ彡☆バンバン!
顔もちっちゃくなってるぞぃ!
でも、もう少し絞ってもよかったぞぃ!レオ様!
'`,、'`,、('∀`) '`,、
でさ、
そうなると、
やはりカッコいいレオ様!
初登場シーンの
振り向きざま、
女殺しの、はにかんだ笑顔ゎマヂヤバかった!
(∀`从)♡♡♡

「ギルダ」における、
リタ・ヘイワース演じる
“ギルダ・マンスン・ファレル”の登場シーンくらい衝撃的でしたっ!
,、'`,、('∀`) '`
これぞ、我らのレオ様だっ!

さて、
再三リメイクされ続けるギャツビーさんなんですが、
今回のは、面白い!
142分の長丁場なんですが、
まったく飽きないですよ。
本作でのレオ様の存在感たるや
凄まじい!
劇中、
レオ様こと、ギャツビーが駆る
黄色い
「デューゼンバーグ・タイプJ」のカッコいいことっ!

直8ツインカム4バルブの6.9ℓスーパーチャージャー搭載の破壊力!
そしてその破壊力で、
マートル・ウィルソンを轢き殺してしまうんですけどね
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
不幸の始まりですわ…
皆さんも、運転には十分、お気を付けになってくださいね。
しかしまぁ、
デューセンバーグの、
なんともレオ様にお似合いの一台っぷりったら~~~~(∀`从)♡♡♡

さて、
このアメリカでは文学作品ともいえるでしょう原作の
もう、何度目の映画化なんですかね?
レッドフォードとかも演ってましたっけね。
そんな難しいドラマに果敢にチャレンジしたのは、
レオ様はじめ、
スパイダーマンのトビー・マグワイア
キャリー・マリガン
エリザベス・デビッキといったそうそうたる面々!

特にデイジー役に関しては、
かなりのビッグネームが企画段階に挙がっていたそうで、
アマンダ・サイフリッドなんかの名前も挙がっていたんだとか?
まぁ、
今回のキャリー・マリガンが良かったのかどうなのかは、
私の中では微妙なところでして…
いうなれば、
「極道めし」でチンピラに惚れてしまうラーメン屋の娘役が似合う
下町の看板娘的風体の「木村 文乃」さんが、
突如、
お金持ちの令嬢演った時のような違和感はおぼえましたね…
(超~わかりづれ~~'`,、('∀`)'`,、)

でまぁね…
皆さん知ってらっしゃるでしょうけど、
ギャツビーさんが毎夜、自宅で乱痴気パーティーを開いている目的ってのは、
下々の者からすれば、唖然な理由でしてね。
これを純粋とかって言葉で片付けたらダメだ!
'`,、('∀`) '`,、
そもそも、
お金持ちの思考って、やはり庶民とはかけ離れてて、
私もニック同様、
貧乏まではいかなくても、(今は貧乏です)
当時は小金持ちくらいではあってね。
セレブが大勢、近隣に住む、
海辺の小さな町に暮らしたことがありましてね。
それこそ自慢しちゃいますが、
某世界的電気メーカー“S”の会長さんやね、
某男臭い俳優集団、“I”プロのあの役者さんやら、
フィンランドの妖精に似たニックネームの女性歌手とか、
有名モーターオイルメーカーの社長さんとかね。
ボウリングの人とか!
ウルトラマンの隊員だった人とか、
某おニャン子なんちゃらの何番かの子とか
神奈川がフランチャイズの某野球チームの人とかね、
そんな方々とご近所づきあいしていたわけですよ!
で、
彼らの異常なところは、
衝動買いが、
稀に、億にのぼったりする!
ところなんです…
とある会社の社長さんの奥様(まぁ、ココって社長しか住んでなかったね…ウン...)
買い物用と称し、
TOYOTAのマークⅡを買いましたとさ!
しかし!
一週間でベンツCクラスに乗り始めたんですね???
「あれ?先日買った新車のマークⅡは?」とお聞きしたところ、
「あ~~…アレ?…ドアの閉まる音が安っぽいから買い替えたの…。」
と、平然と答えてくれました!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、
ほんと、ありがとうございました!
(T^T)
おかしいよ、あんたら…

あれれ?
大きく脱線しちゃいましたね。

さて、
本作でね、
象徴的に描かれているのが、メガネ屋さんの看板なんですね。
貧乏地域に残る、廃看板なんですが
貧乏地域の人々は、“神の目”として
自らを戒めるために、崇めているわけでして、
そんな貧乏地域に住むジョージは、
デイジーの夫・トムから仕事をもらって細々と暮らしているんですが
トムはジョージの妻・マートルと不倫してるんですね。
アレコレといざこざがあった後、
ニューヨークのスウィートルームを後にしたギャツビーとデイジーでしたが、
車をとばし、
この貧乏地区に入った途端、
トムが運転していると勘違いしたマートルが、
車の前に飛び出して、
ギャツビーらはマートルを跳ね飛ばしてしまいます。
フッ飛ぶマートル!
宙に浮いた彼女の体が、「神の目」を横切る…
そのまま行ってしまう富裕層に暮らす彼ら…

最近、
貧富の差やら、
夫の役職やらで、
「ママカースト」なる階級制度が横行していると聞きますが、
金持ち = 威張ってヨシ!な構図はナンダカナァ…ですね…(-.-;)
でもね、
どんだけ金持ってても、
悪いことした奴は、罰せられるんですね!
神の目は見ているのですね。
しかし、
ギャツビーは、予想だにしなかった方法で
その罪を償うこととなる…

しかも、
ほぼ勘違いが原因で…(-.-;)(-.-;)
彼は億万長者ではありますが、
ほんの小さな夢をみただけなんですね…
しかし、
不幸にも事故に遭い
いや、
事故を呼び寄せたが正解か!?
悲しいかな、
夢叶わず、息を引き取ってしまいます
いや…(-.-;)
あのラストの形が、
彼の望んだ形であったのかもしれません…
夜空に手を伸ばし、
何かを掴もうとする…
その“何か”は手に入らなかったかもしれないけど…
あれだけパーティーに集まった人々も、
誰も葬式に顔を見せず、
デイジーすら、
ニックの呼びかけに応えてくれませんでした。

孤独に逝く大富豪…
しかし
ニックただ一人だけが、彼の傍にいてくれました…
見返りなんて求めることなくね…
なんとも切ない、よいお話でしたね~~~(∀`从)♡♡♡

さて…
筆は遅いが、
タラタラと長文書いて申し訳ないです
(T^T)
次回の感想はスッキリ短く端的に!
本編も
ちょい長いですけど、
しっかりとトイレへ行ってから
どうぞ、レオ様をご堪能くださいな。
おすすめします!

原作者は、F・スコット・フィッツジェラルド …
ちなみになんですが先週まで、
横須賀港には、
米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「フィッツジェラルド」が停泊してました。
それだけ…(-.-;)

100度の目撃は1度の経験に劣る...

アントワーン・フークア 監督作品
「エンド・オブ・ホワイトハウス」観ました!
あらすじ!
雪降り積もる、米国海軍サーモント支援施設、
通称キャンプ・デービッドのクリスマス。
大統領付きSP、
そのリーダー、マイク・バニングは
ベンジャミン・アッシャー大統領とその家族の外出に付き添っていた。
パーティーへと向かう道中、
大統領の乗る車のフロントガラスに何かが接触!
ガラスは割れ、スピンした車が欄干に激突、
橋から半分車体が乗り出す。
宙吊り状態の車から、
必死に大統領を救い出そうとするバニング。
しかし、
今にも車は遥か下に流れる川へと落ちていきそうだ。
シークレットサービスとしての職務遂行から、
マーガレット大統領夫人を必死に助けようとする大統領を、
無理やり車外へと引き摺り出したマイク…!
しかしその直後、
車はバランスを崩し、暗い橋の下へと落ちていった。
目の前で妻を亡くした大統領と、息子のコナー…

それから2年…
マイクはホワイトハウス周辺警備員をしていた。
そんな、独立記念日…
突如、
ホワイトハウスをアジア人テロリストが襲う。
応戦するうちに、マイクはホワイトハウス内へと逃げ込む。
そして、
アジア人テロリストグループの要求は
大統領の解放と引き換えに、日本海域からの米海軍撤収と
核爆弾作動コード“ケルベロスコード”の開示だった

いやはや、
これぞアメリカのヒーローもの!って感じでしたょ。
●ホワイトハウス陥落という、これ以上ないピンチ
●しかし!偶然にも腕の立つ奴がたった一人紛れ込んでる。
●ところが、ソイツは大統領と過去に確執が!
●感情逆撫でする、憎ったらしい敵のボス。
●ヒーローは、今度こそ、誰も死なせない!と決意!
●期待通り、大量のテロリストたちを、バッタバッタと倒していく。
●たった一人で国家の一大事を解決。
●過去の確執を払拭した二人は固い握手で一件落着。
なんかね、
一時の敵、イラクが北朝鮮に代わっただけでした。

このパターンで、
敵が宇宙人になれば、インデペンデンスデイですな…(-.-;)
つまりね、
アメリカに逆らうと、酷い目みせるぞ!っていう警告の作品ですかね?
'`,、(人´∀`)'`,、
単純極まりないストーリーに、
ド派手なアクションシーン乗っけただけのありきたりな作品でしたね。
ヾ(  ̄▽)ゞ
唯一、
今回の大統領は、
モーガン・フリーマンではなく、
「ダークナイト」のアーロン・エッカートだったのは
ちょっと嬉しかったりしました。'`,、('∀`) '`,、

さて、
本作での
テロリストたちの要求なんですが、
●日本海に展開する第七艦隊を撤退させる。
●韓国にいる米駐留軍の撤退。
●そして、ケルベロスコードの開示。
なわけですが、
つまりね、
これらが実行されてしまうと、
朝鮮半島は戦争へと突入してしまうのですね~~
作中での北朝鮮曰く、
“3日で韓国制圧できちゃうよ!”だって…
そんな強いんか?北朝鮮…!?
なんかムカつく…(-.-;)(-.-;)
さてさて
で、
その中でも特にヤバすなのが、
「ケルベロスコード」!!
その名の通り、
三つのコードを有し、
それらを入力すると、
米保有の核兵器を制御できるわけですね!
つまり無力化しちゃったりも可能なわけで、
全機爆発させちゃったりね!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
核保有国にしてみたら、
米の核を操れたらどんだけ優位になることか…

もう、
ライバル国には、喉から手が出るほど貴重なんすね。
'`,、(≧∇≦)/ '`,、
とまぁ、
ケルベロスコードってやつは、それこそ
世界を震撼させるほどの大切なコードなんですが、
とりあえず、
大統領含め、3名がそれぞれのコードを入れて
はじめて起動するシステムでね、
まぁ、
一人が三つ知ってるとマズいってんで、
三名に分けてるんですね。
だからケルベロス!(≧∇≦)/
これほど厳重なわけですが、
コード自体は、恐ろしく単純なコードでしてね
'`,、('∀`) '`,、
最初に言っちゃったオジサンは、
かなり痛めつけられても口を割らなかったのに、
大統領に、「言っちゃいな…」と命令され、
アッサリとゲロっちゃいまして・・・
TIGER…
JULIET…
1…
9…
3…
3…
4…
と、ポツリポツリ言うのですが、
入力されたコードは
“TJ19334”
…(-.-;)省略してんぢゃん…
案外、ザックリとしたセキュリティーなんすね…
世界の命運がかかっているわりに…(-.-;)(-.-;)(-.-;)

さらには、
コードをコンピュータ解析するとなると、
数日間の時間を要するらしいんですが、
二つまで手に入れた後の、
残りひとつの解析の早かったこと!
解析した女テロリスト、あいつ一人にやられた感あるなぁ…(-.-;)(-.-;)
そういえばね、
恐ろしいくらいに簡単にホワイトハウスは乗っ取られちゃうんすね。
┐('~`;)┌
それこそ、
ちょい本気だせば、大統領だって人質さ!ってもんで…
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
世界のリーダーアメリカ!
いいのか?この程度で!?
Σ(゚□゚;)ズガ~~~~~~ン!!

本作の主人公であるジェラルド・バトラーも、
ビッグタイトルに出演多い割に、
あまりカッコよくなくてね…(-.-;)
まぁ、だからと言って、
ニーソン兄さんにやらせたら、別のお話になっちゃうしね。
'`,、('∀`) '`,、
すべてにおいて、
地方大学の優等生って感じでね。
あまりに綱渡り的不安定な一本になっちゃってるんですね。
さぁ~~て、
時間の関係で、
解除コードはかなり単純だったり、
元大統領付シークレットサービスとは言え、
今では近所の警備員が、大統領の秘密の金庫を開けちゃったりと
突っ込みどころ満載な一本!
さて、
どうするかゎ、あなた次第!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

アマンダ・R・マクラレン...66歳

ジェームズ・キャメロン 監督作品
「エイリアン2」観ました!
あらすじ!
ウェイランド社所有の宇宙貨物船ノストロモ号は、
小惑星LV-426で遭遇したエイリアン侵入によって、
その乗組員を次々と殺害されてしまった…
唯一の生き残りエレン・リプリーは死闘の末、
エイリアンを撃退、
ノストロモ号は自爆させたものの、
脱出艇により地球へと向かった…

そして、
コールド・スリープで生命維持をしながら、
宇宙を漂うリプリーが救出されたのは
実に、事件より57年の後だった…
長き年月が流れ、その間
すべての始まりだった小惑星LV-426には、
地球からの開拓民157名が移住していた。
また、
リプリーも、ノストロモ号爆破の原因がエイリアンであることを
「にわかに信じがたい事実」として捉えている会社側により、
精神を病んでいると判断され、
また、
自らも、エイリアンとの死闘がトラウマとなり、
毎夜うなされる、眠れぬ日々を過ごしていた。
そんなある日、
ウェイランド社社員のカーター・J・バークは、
植民地海兵隊・ウィリアム・ゴーマン中尉と共にリプリーの元を訪ねる
LV-426からの通信が途絶えたというのだ。
原因を探るため、
強力な火器で重武装した海兵隊が、LV-426へと調査に出向くことになったのだ。
そしてバークは、
もしもの際のアドバイザーとして、
リプリーに同行を頼んできた。
悩んだ末彼女は、
湧き上がる恐怖心と決着をつけるため、
そして、
恐怖の存在、エイリアンを絶滅させることを条件に、
バークらの提案を受け入れ、再度LV-426へと旅立った…!

昨年念願だった「エイリアン」の劇場鑑賞を果たし、
これ以上のエイリアンサプライズはもう無いだろうと思っていましたが、
さらに“2”までリバイバル上映されるとゎ!
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!
ということで、
さっそくに行ってきましたょ!
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
で、まぁ…、
今更本作に、意見もへったくれもないわけですよ!
もう、何もかも、出尽くしちゃってますからね!
私は他者が書いた映画感想ブログが
映画鑑賞するくらい大好きです。
ただし、“劇場鑑賞によるもの”に限ります。
なので、
DVDによる作品感想ブログは、ほぼ読まないのです。
それは、
映画ブログではなくDVD鑑賞ブログであるからなんですね。
ジャンルが違うんですよ。
私の中では、
同じ作品でも、DVD化した時点でその作品価値は下がるんですよ。
ぶっちゃけ、
そう!
上記の通り、意見出尽くしてからの、
「後出しじゃんけん」的感想文には興味わかないですね。

さてさて、
ぢつゎ私、
一作目と違い、
“エイリアン2”は、ガキンチョの頃、
学級委員の平田君と観に行っちゃってるんですね。
当時はまだ、
映画館だってソコソコ客集められる娯楽施設だったんですがね。
映画人気衰退に伴って、
日本の映像技術が上がっているというのも皮肉なものなんですが…(x_x;)
そんな、
関東最南端の半島にも、まだまだ映画館というものがたくさんあった
そんな時代に、
私と平田君は、次回上映をホールから続く廊下の長椅子に座り、待っていたのです。

そして
そろそろクライマックスだろうな~って時間帯に、
ふと、目の前の劇場の扉が開きました。
観客が、トイレにでも向かったのでしょうか?
しかし、その客
扉を閉めることなく出て行ってしまったので、
我々の椅子のところからスクリーンが丸見えに!
Σ(-`Д´-ノ)ノ
そしてあろうことか!
そこには、今まさに
ローダーを操り、エアロックから
エイリアンクイーンを船外に投げ捨てようとしているリプリーの姿が!!
Σ三(;゚;∀;゚;ノ )ノ

必死に目を背けようとしますが、もうダメです!

観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!観ちゃだめだ!
もう、
スクリーンから目が離れなくなってしまい、
とうとう、エンドクレジットまで見入ってしまったのです。
もうね…
扉開けっ放しで観ている観客も観客だよ!
・゜・(ノД`)・゜・。
誰か、近くの席の人、閉めたらいいぢゃん!
・゜・(ノД`)・゜・。
煩悩しか持ち合わせない私は、
誘惑に弱いんだよ!・゜・(ノД`)・゜・。
せっかくなのに!
ラストを先に観ちゃうのゎイヤだぁぁぁあ!・゜・(ノД`)・゜・。

とまぁ、
当時を振り返ると、こんなエピソードもありましてね、
しかしね、その後に
平田君と共に席に着いて
様々な前情報を得ていた我々は、
「なんでまた、宇宙船内で戦ってたんだろうね?」などと、
先程観た、あのラストシーンへの流れに
いつもよりワクワク度が増したことは間違いなかったわけです。
しかし!
残念なのは開始前に、
ビショップが、合成人間であることを
すでに知ってしまったことでしょうね。
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
その所為なのか、
なんなのか?
それ以降?小説なんか買う時は、
ラストを読んでから買う習慣がついてしまいました。
'`,、('∀`) '`,、

正直、
4月にCSで完全版を観てましてね。'`,、('∀`) '`,、
そして劇場鑑賞後、
またまたDVD観ちゃいましたよ。
∵ゞ(≧ε≦;) プププ
当時のキャッチコピーは
「今度は戦争だ!」だったんだけど、
子供心に、
それって、ど…どうなの?'`,、(人´∀`)'`,、
って感じでしたね。
キャメロンかぁぁ…(  ̄▽)
第1作が衝撃的だったせいで、
2作目は結構、叩かれていたっけなぁ~~
私はこういうの大好きですけどね。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙
いやぁ~~~
リバイバル上映って
本当に素晴らしいですね~!
(=´∀`)人(´∀`=)


地獄へようこそ

ジョン・チュウ 監督作品
「G.I.ジョー バック2リベンジ」観ました!
あらすじ!
国際テロ組織コブラの一員“ザルタン”が、
アメリカの大統領に成り済まし、
宿敵である機動機密部隊G.I.ジョーの抹殺命令を下す。
パキスタン首脳暗殺の実行犯として、汚名をきせられたチーム…
実はこの一件は、
テロ組織「コブラ」の暗殺者“ストームシャドー”によるものだった。
アメリカの敵として、貶められたG.Iジョー…

やがて、
パキスタンで任務に就いていたG.I.ジョーの面々は壮絶な襲撃を受け、壊滅する。
生き残ったのは、
ロード・ブロック...
レディ・ジェイ...
デュークら数名のみ…
そんな中、
大統領に成りすましているザルタンは、
世界の核保有国8国を集め、核保有国サミットを開催。
核の完全廃棄に賛成しなければ
自国の敵として認識すると脅す。
当然、賛同する国はなく、
大統領はついに、
核保有国の首脳陣たちを目の前に、
核ボタンを押してしまう。
困惑する核保有国首脳!
迎撃のために各国が核ボタンを押す…!
ギリギリの駆け引きの中
大統領は自爆スウィッチを押す。
各国がそれに続く…
こうして、「核無き世界」が
強制的につくられてしまったのだ…!
ところが、
アメリカは、CSM計画の最先端
非核攻撃の超兵器を隠し持っていた!
そして、超兵器の“ロッド”は、衛星より発射され、
ロンドンは消滅してしまう。
コブラと戦いたくとも為すすべのないロードブロックたちは、
G.I.ジョー初代長官のジョー・コルトン司令官を訪ね、
彼に協力を求めるのだった…!

刃物による戦闘シーンで
その切れ味を演出するかのごとく響く、
金属の共鳴するような効果音が大好きです。
(∀`从)♡♡♡
本作も「グランド・マスター」に続いて、
氷のような冷ややかで、鋭利な様を表すに十分な
この効果音がふんだんに使われておりました!
東洋人は全て、忍者だとでも勘違いされているのでしょうか?
イ・ビョンホン演じるキャラ、ストーム・シャドーは、
用いる武器が刀と手裏剣という
東洋ごちゃまぜキャラが大活躍するおかげですね~~
(∀`从)♡♡♡
スネークアイズも、コテコテの忍者キャラですしね。
一言でいえば、
軽く日本文化ナメてるよね! ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

さて
本作なんですが、
どうもいろいろと、
表面撫でただけの半端なシーンが多かったように思いますょ!
例えば、
ロードブロックが初代ジョーに助けを求めた際、
ジョーは
「仲間も連れていく!」と宣言!
エクスペンダブルスよろしく、
老人兵が手伝ってくれるのですが、
そこんとこ、まったく掘り下げなしでしてね。
'`,、('∀`) '`,、
ほぼ
背景と化していました。
圧倒的に強いというワケもなく
なんのために出てきたんだか?
d(≧▽≦;)
そして、
メカや、ガジェット
銃火器は派手に登場させてくれるのですが、
そのほとんどは見せただけで使われない…
お?
どんな武器?って思っても、
使われないので、威力も特徴も
さっぱりわかりません(-.-;)(-.-;)

興味をそそっておきながら、
後のケアなしな流れがイラつきますね
,、('∀`) '`,、
そんな中で、
やはり近未来の武器紹介は前作からの流れでして、
射手の意思による追尾式弾丸
(柱とかの裏に隠れている敵に、弾道を曲げて命中させちゃう!)や、
蠅の形状の小型移動爆弾など、
スパイ兵器のようなモノが結構出ましてね!
そのご都合主義的兵器の数々たるや、
ゴルゴ13を失業させてしまう勢いでしたっ!d(≧▽≦;)

そして本作の目玉であろう、
人工衛星軌道から、
なんか、槍みたいなモンを超高速射出し、
地面に叩き込むことにより
その衝撃で核兵器並の破壊力を生み出す

CMSの極み的兵器の破壊力のすさまじさ!
(∀`从)♡♡♡
哀れ、ロンドンは消えてしまいました…(-.-;)

ロンドンはアルマゲドンに見舞われた!
まぁね
“ハイパーハンパねぇ”程ではないものの、
普通に面白いし、
しかし、
それ以上でもない気もするし
ラストもそれほどでもなかったし、
本当に、『ゾンビランド』の脚本家が書いたのか!?
っていうほどに普通…(-.-;)
もう今更、
ブルース・ウィリスでもない感じだし
(__)ノ彡☆バンバン!
むしろ、キャラ濃すぎて、他が霞むよね!
そんな中、
アメリカのビッグタイトルには、
必ずと言っていいほど出演している
「ウォルトン・サンダース・ゴギンズ」が、また出てました
'`,、('∀`) '`,、
忙しいこと!
ジェームズ刑務所長役でしたね。
私的、ゴギンズといえば、
プレデターズの強姦魔・スタンズを思い出します
+.(*ゝд・)b゚+.゚

で、
最近のほとんどの作品がそうであるように、
本作も3D鑑賞はなくてもいいと思われます。
(≧∇≦)/
断崖絶壁での戦闘シーンをはじめ
かなりのアクションシーンもありますのでね、
梅雨の時期、
スカッ!とするにはイイ作品ですので、
行ってみればっ!
(=´∀`)人(´∀`=)

虎は山を離れられない

ウォン・カーウァイ 監督作品
「グランド・マスター」観ました!
あらすじ!
世界を呑みこむ戦争の足音が、刻一刻と迫る1930年代の中国。
北の八卦掌の
南北流派統一の使命を譲る後継者を探していた宝森が考える候補は
彼の一番弟子の
南の

宝森の娘で、
奥義六十四手をただ一人受け継ぐ
若梅の、女としての幸せを願う父・宝森…
だが、馬三が、野心の赴くまま、宝森を殺害してしまう。
若梅は葉問との手合せにより、心を通わせ
やがて想いを募らすのだが、この件により、
父の望みも捨て、仇討ちを誓う。
後継者争い…
復讐劇が複雑に絡み合い、
壮絶なる闘いの幕が開く。
動乱の時代に生きる
真のグランド・マスターは、
はたして誰が継承するのだろうか?

私、
ノラ・ジョーンズ主演の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が密かに好きでして。
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
DVDもシッカリとコレクションしちゃってます。
なので、王家衛監督の本作
ちょっと期待してたりしましたっ!
(≧∇≦)/
でまぁ、
序盤から、カンフー全開の
芸術的、アクションシーンを惜しみなく公開してくれる監督に涙ですゎ!
'`,、('∀`) '`,、
高速シーンにスーパースローをふんだんに盛り込み、
メリハリある強弱の表現法は見事!
雨の中の戦闘…!
流れる血や、水滴、
しぶきなどの液体のスーパースローな動きが凄まじい効果!
ハットのつばから滴る雨の粒ひとつとってもカッコいい!
雨だけでなく、
後々、雪とか、
そこらの小道具とか、
それぞれがアクションシーンを盛り上げ
魅せていく存在に変るのが凄いんですね!

あぁ!
これこそが天下統一の戦いの幕開けなのね(∀`从)♡♡♡
って誰しもが思うオープニングシーン!
さすがに、ユエン・ウーピンが
4年以上もの時間を費やし、
トニーなんて、何度か骨折までして、
武術を徹底的に仕込んだだけに
かの、
「初恋の来た道」での可憐なるチャオディも
すばらしくキレのいい型を披露できちゃうわけです
'`,、('∀`) '`,、

もう、
カンフー映画としては、
かなりの高水準であること間違いなし!
トニー・レオン演じる、
ブルース・リーの師匠である葉問の圧倒的な強さを、
隙つくることなく体現出来ている役者魂に感動ですね。
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
…なのですが…(-.-;)(-.-;)
戦闘を軸に、恋愛絡みで物語が進むのかと思いきや、
なんだか
話が、
変ってきちゃったよっ!
(-.-;)(-.-;)

で、
どうやら、
日中戦争や、中華人民共和国設立など
戦前から戦後へと流れゆく時代
様々な要因により、
この激動の時代を、戦いに生きた者たちの暮らしを描き、
監督の育った場所・香港に武術が伝わり
過酷な運命のこの時代に翻弄される猛者たち
そんなものを人間ドラマとして描きたかったんですね。
で、
本筋はそっちでね、
アクションは脇役ってね…(-.-;)

なので、
ドラゴンボール風に
あとからあとから
単純に戦う映画ではなくってね…(-.-;)
ポスターなどに書かれているコピーに騙されて、
カンフー映画を観に来ちゃうと
ちょっと違う感じになっちゃうんですよ
'`,、('∀`) '`,、
ほら!
カレーの口になってるのに、
蕎麦出されちゃったみたいなさ!
_| ̄|○∠))バンバン
それが
本編中ずっと続く感じなんですな。
まぁ勘違いした私が悪いんですけどね!
(__)ノ彡☆バンバン!
本編中には
結構、リーに触れるのかな~と思ってると
そうでもなく…
言いたいことはわかっても、
かなり方向転換するのが大変だったんですよ。
ぶっちゃけ、期待が外れたかなぁ…
とか…(-.-;)
で、
あれ?あれ?って間に終わっちゃったよ。'`,、('∀`) '`,、

なので、
一人の達人が、闘いを魅せ、
グランドなマスターになるような単純な物語ではありませんょ
d(≧▽≦;)
なんか掴めなくて、支離滅裂で申し訳ないっ!
(=´∀`)人(´∀`=)
少し、疲れちゃったんですよね~~~
観てたら...ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
レッドクリフとかイメージしてたらダメだな!
(=´∀`)人(´∀`=)
カミソリとか、いきなり出てきて、
大きく干渉してくるわけでもなく、
なんでいるんだ?的な…

総合的にね、
宣伝媒体には
↓ ↓

ってなこと書かれていますけど、
愛ってほど、深入りしてないんです。
中途半端ということではなく、
論点ズレたまま討論し終えたよって感じかな?
まったくもって、
上手くハマらず、
上手にお伝えできませんでね…
メンボクもございません(-.-;)
中国映画に抵抗なければ、
どうかご自身で確認してみてくださいね。
ヾ((○*´∀`*))ノ゙

Philosophical Zombie

黒沢清 監督作品
「リアル~完全なる首長竜の日~」観ました!
あらすじ!
藤田浩市と和淳美は、幼馴染であり恋人であった。
ところが、漫画家の淳美は、
自殺未遂が原因でこの1年間昏睡状態にあった。
そんな淳美を救い出すため、浩市は
昏睡状態の患者と意思の疎通が可能となる
先端医療・センシングを受けることに。

センシング技術を駆使し、
淳美の脳内へと潜り込む浩市。
直接潜在意識に語りかえるセンシングは、
まるで現実の世界のように鮮明で、
浩市は淳美の意識下で、不思議な光景を見始めることになる。
そこでの淳美から、
「こどもの頃に描いた首長竜の絵を探して欲しい」と頼まれる…
現実と仮想の境界が崩壊していく中、
浩市の目の前に、謎の少年が現れ始める。
言いようもない不安にかられ、
全ての謎の原点、
淳美と幼少時代を過ごした島へと足を運ぶ。

なんか、
原作とドラマの感じが違いますね…(-.-;)
何というか、
絡まりがほどけた感じの、
やや、単純な流れになったような…?
浩市って恋人だっけ…?

で、
まぁ、映画になると、本変わることはよくあるので、
まぁ、アレなんですが、
公開前から、やたらと他とは違う作品ですよ~~って、
煽りに煽っていた割に、
開始20分程度で、どんでん返しとかオチがわかっちゃって…
以降ずっと、
まさか本当に?って心で叫びましたが、
その通りになっちゃいました。┐('~`;)┌ヤレヤレ...

まぁね…
あぁするより、他ないんだろうな…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
この段階で、
超期待外れな鑑賞になっちゃいましてね(-.-;)
先入観からか、なんか裏みたいのが、わからなくなっちゃいましてね。
なんとなく
本作の目玉であろうミステリー部分がぼやけちゃってね。(-.-;)(-.-;)
ネタ元は明らかに“インセプション”だろうし…(-.-;)

そんな所為なのか何なのか?
タイトルにまでなっているのに、
なんで首長竜が出てくるんだか
その部分が非常に弱くなっちゃってる…
本作では、
センシングの後遺症で、幻覚が見えたりする表現がありましてね、
浩市の目の前に、
幼い頃住んでいた島の少年、“モリオ”が現れるのですね。
モリオは、浩市と淳美の仲を妬み、
浩市を海に沈めようとします。
しかし、逆に海中のロープに足をとられ
自分が海に飲まれてしまう
それを呆然と見ているしかなかった二人は、
あろうことか、首長竜がモリオを連れ去ったことにしちゃいます。
…無理…あるよね…(-.-;)(-.-;)
首長竜は、
浩市と淳美の
罪の意識としての象徴的存在なんですが、
この絵によって、
なにが起こり、何が変わるのかわからない!
そんな状態にまでなっちゃってる…
軸を残して他は変えていいって原作者は言ったとか?
しかし、違うものにし過ぎちゃったね'`,、('∀`) '`,、

監督が原作の映像化が出来なくて、
大幅に内容変更をしたらしいけど、
ここまでするなら、原作は参考程度でとどめておけばよかったのにね。
正直、
これで世界と渡り合うのかな?って思います。
日本特有のわびさび的な、
なんというか、みなまで言うな的な、
そんなヘンテコなつくりの部分もあって、
外国人に理解できねぇ~~んぢゃね?
とか、大きなお世話か?
藁の楯の二の舞になっちゃわないかぃ!
'`,、('∀`) '`,、
で、
逆に必要ない行動や、セリフもあったりして、
グズグズ進むストーリーはちょっとダルいです。
意味不明なセリフも多くて、
とにかく主人公たちの行動がおかしいです…

映像もちょっと…な感じで、
とにかく、精神世界の描きが、こじんまりし過ぎててね、
なんか普通だなぁ~~~ってね…
そんな中、
効果としては、
淳美のいる部屋中に水が溜まっている映像は
ジャパニーズホラーっぽくてナイスでしたね。
日本って梅雨があったり湿度が高い所為で、
握手やハグといった、肌の触れ合う習慣が無いんですね。
その延長線上にある、
“ジメジメ”とか、“濡れる”って表現に
どことなく不快感や不安を感じるワケですょ!

「仄暗い水の底から」とかって、代表的にジメジメが、嫌な感じ強いですもんね。
湿り過ぎて…(-.-;)(-.-;)
島の、廃墟と化したリゾート施設の水溜りに
淳美の父・晴彦が廃棄物を投げ込むシーンも、
真っ黒な水に沈むゴミが不安感をあおりましたね。
廃墟って
不思議な魅力あるよね~~(∀`从)♡♡♡
そうかと思うと、
佐藤健くんが車を運転するシーンは
あからさまにスクリーン・プロセスのようでした。
わざとらしい風景が車外を流れていて、
なぜ今、こんな古典的な技法が用いられるのか?
とか思っちゃいましたね。
まぁ、
精神世界での出来事だからみたいな言い訳付けちゃえば
技術的な部分は、オールオーケーなのかもしれませんがね
┐('~`;)┌

漫画家として、淳美(浩市)が描く漫画のタイトルである「ROOMI」は
島の少年「MORIO」のアナグラムであるとわかるのですが、
クライマックスに、浩市たちを襲うモリオが
具現化された首長竜なんですね!(≧∇≦)/
ここまでくるともう、モリオが主人公!
_| ̄|○∠))バンバン
で、
ここんちの首長竜って、水中生物かと思っていると
アザラシのように水かきを上手く使って、
陸上を高速移動できるんですよ!(_△_)ノ彡
ちょっと怪獣っぽくてカッコいい!
'`,、('∀`) '`,、
でも煩いこと言わせてもらうと、
首長竜って、その頚椎の骨格形状から、
蛇のように、鎌首もたげること出来ないんですよ。
上下に動かないんですね。
それらを含め、
あの巨体が陸上で何故あそこまで機敏に動くのか?
それはね…
精神世界だからだよ!
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

↑↑↑この動物は、このように首を縦に持ち上げられません。
したがって、陸上での移動は、出来ても首を下げた状態で這うだけ。
ましてや、
浩市をくわえて振り回すなんてまず無理でしょうな
'`,、('∀`) '`,、'`,、
でまぁ、
これだけ狂暴な首長竜モリオなんですが、
子供の頃に、淳美が浩市にあげた、
嫉妬の原因ともなったペンダントを
首長モリオに差し出すや、
あれだけ怒り狂っていたのに、それ咥えて
サッサカ、水溜りに消えていく潔さ?
,、'`,、('∀`) '`,、
もう、
何がしたいんだか…(-.-;)(-.-;)(-.-;)
このペンダントの中身はタツノオトシゴのミイラ標本みたいのが入ってて、
「まるで、首長竜だね!」とか、
無理あるセリフで、なんとか興味を向けさせようとしたりします。
ホントね…
前後の脈絡が掴みにくい流れだったなぁ…(遠い目...)

そういえば、
ロケ地が八丈島だそうですが、
ずいぶん行ってないなぁ~~八丈...(人´∀`)
あの島はね、
車で半日あると全部観て回れるんですね。
無料の温泉とかあって入ったり、
レンタカー返したあとに、寿司屋の大将が、
空港まで送ってくれたり、
心も気温も、『暖かアイランド』八丈島!;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
↑八丈役場の方、このコピー使っていいですよ!
白バイ隊も、駄菓子屋にバイク停めて、
小学生と一緒にコーラとか飲んでるんだよ!
よく、
アメリカのドラマで
警官が制服のままレストランとかにいますよね?
でも
日本の制服警官を、食堂やラーメン屋で見たことありますか?
つまり、
治安のいい、ノンビリしたよい所ということです!
八丈島の車は“品川ナンバー”だしね!'`,、('∀`) '`,、
で、
本作を鑑賞して、
メッチャ、八丈島行きたくなりました。
…日帰り出来るかな…(-.-;)(-.-;)

さて、みなさん色々言いたいことあると思いますが、
私的には、
劇場行くより、原作読め!です。

27歳の私は、15歳の頃の私より少しも賢くない!

新海誠 監督作品
「言の葉の庭」観ました!
あらすじ!
靴職人を目指す15歳の高校生・秋月孝雄。
雨の午前中は、決まって学校をさぼり、
公園の日本庭園の東屋で、靴のスケッチを描いていた。
そんなある日、
孝雄は、ひとり缶ビールを飲む謎めいた27歳の女性・雪野百香里と出会う。

ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ね、徐々に心を通わせていく。
百香里は、あるストレスで味覚障害をおこしている。
今では、ビールとチョコレートにしか味を感じないのだ…。
居場所を見失ってしまった…
本当にこのままでいいのか?と悩むユキノに、
孝雄は、
彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願う。
六月の空模様のように
物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。

新海誠監督の作品はほとんど観てますので、
本作も迷わず鑑賞!
しかも、本作は、宇宙もでないし、
とにかく都内の風景が美しくてね!
第3の登場人物と言われるだけあって、
“雨”の、その表情の多彩さは素晴らしいクオリティーでしたね~~
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

都内でたっぷり時間をかけ、
ロケーション・ハンティングしただけあって、
中央線とかで見かける風景が緻密に描かれ、
それに徹底して描きこんだ雨が効果的に活かされていて、
高い芸術性に思わず幸せな気分になりましたょ(∀`从)♡♡♡
私は特に、
よく目につく、東京モード学園のビルに感心しきりでしたっ!
でまぁ、
ドラマ自体は、
あまり売れそうな話ではないんですが、
本作に関しては、
その辺はどうでもいいかっ!'`,、('∀`) '`,、

同じアングルの風景が何度も出てくるのですが、
その度に雨の表情が変わり、
違う風景を醸す演出は、
もう職人技でしょうね…感嘆!
(∀`从)♡♡♡
しかもね、
野村不動産提供のCMっぽい作品
「だれかのまなざし」と同時上映の2本立てで、わずか54分
まったくもって、
デートの邪魔にならないナイスな作品ですよ!
(●´艸`)

雰囲気は似ているものの
必要以上に高畑勲に寄せてこないし、
赤面するようなセリフをキャラに吐かせて、
監督もやりたい放題だな!'`,、('∀`) '`,、
監督の作品、
いっつも、どこか一歩足らないような感じを受けてましたが、
本作に関しては、安心安心!
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;

そういえば、
デート作品とは言いましたが、
お客さんたちは皆、
秋葉原に自然に溶け込めそうな、
マニア風な方がほとんどでした。
本当にバンダナとかしてんだな~~( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \
男のお客さんも、
女のお客さんも、
皆さんね
一人でいらっしゃってました。
私は都合で、朝一のに行ってきましたが、
結構な人数が、
オープン前から、入口に座り込んで会場を待っていましたね。
ゲームが発売されるのかと思いましたよ
_| ̄|○∠))バンバン
開けてみれば場内ガラガラでしたけどねd(≧▽≦;)
そして、上映後のトイレは、
簡易討論場と化し、'`,、('∀`) '`,、
みなさん熱弁をふるっておりました!
深いファンをおもちなんですね~~新海監督ゎ!

KASHIWA Daisukeさんの音楽も悪くなかった…
エンドクレジットは、ちょっとエネルギッシュ過ぎる楽曲かな?
もう少し、静かに余韻を楽しみたかったかもですね。
でね、
一つだけ言えるのは、
音響のシッカリした劇場へ行かれることをおすすめしますよ!
映像も細かく手が込んでいるんですが、
“音”にも凝ってますのでね、
いかにも背景音みたいなものにも耳を傾けてほしいですね。

ストーリーが、
ちょっと照れくさ過ぎて、痒くなっちゃう方もいらっしゃると思いますが、
私としては、
安定した一本としておきたい気分です。
(∀`从)♡♡♡
思いつきで行かれる手軽さですので、
偶然でも、出会った時はどうか足を運んでみてゎ!


知っているのに、会ったことない君...

ジョセフ・コシンスキー 監督作品
「オブリビオン」観ました!
あらすじ!
西暦2077年。
60年前、異星人スカヴの地球侵略が始まり、
人類は衛星である「月」を失う。
地震によりプレートはねじ曲がり、
津波で陸地は奪われ、地球環境は大きく変化し、
人類は死滅寸前となった。

これを機に攻め込んできた異星人だったが、
抵抗する残った地球人たちは、核兵器まで使用し、
なんとか異星人を撃退する。
しかし、
この戦争により地球は全壊し、
人の住めない星へと化した…
そして、
人類の大半は、
土星の衛星であるタイタンへの移住を余儀なくされた。
そんな中、
元海兵隊司令官ジャック・ハーパーと
ヴィクトリア・オルセンは、
地上1000mの上空に停滞するスカイタワーより、
海水を汲みあげる巨大な取水装置を守りつつ、
地上を監視する日々を送っていた。

人々がいなくなった後、
いまだわずかにだが残る異星人たちが執着するこの地球から、
全ての水を奪い取って、放射能しか残らない星にしてしまう計画なのだ。
そしてその取水装置を守る、
自動迎撃機“ドローン”の修理をするのが、ジャックの仕事だった。

そんなある日
パトロールの途中で彼は、墜落する宇宙船を目撃する。
スカイタワーからの帰還命令を無視し、
宇宙船の墜落現場へと向かうジャック。
そこでジャックは、謎の女性ジュリア・ルサコヴァを助け出す。
そしてこのジュリアこそ、
ジャックの夢の中に、度々現れる、謎の女性そのものだったのだ!
しかも救出時、
彼女は何故か会った事も無いジャックの名前を口にした。
しかし彼女は、自身の素性を語ろうとはしなかった…

そんな時、
2人は突然何者かの襲撃に遭い、
レイヴン・ロックへと連れ去られる…!
そしてジャックはそこで、
マルコム・ビーチと名乗る男と出会う。
彼は生存者達を集め、スカヴと戦うレジスタンス軍を組織していたのだった。
そして、マルコムの口からは「ある真実」が告げられる。
そしてこのことが、
ジャック自身と地球の運命の歯車を狂わせはじめるのだった!

タイミングがあって、
公開初日に行ってきました!(〃'∇'〃)ゝ
あからさまにレヴューアップが遅いのは
ここの管理者がグータラだからです!'`,、('∀`) '`,、ごめんよ!
さて本作!なんか、
世界観とかが好みでしたよ!(=´∀`)人(´∀`=)
荒廃した地球の描写が、変に白っぽくて、
スターウォーズの4を思い出しました!
雰囲気が、なんかあんな感じでしたね。うまく言えないけど。
メカニックデザインもシンプルで
派手さがない、愛らしいものが多く、
かなり好みで安心して観ていられましたよ!

地球上はシッチャカメッチャカなんですけど、
彼らの拠点である“スカイタワー”は清潔で、
実に快適な居住空間なんですね。
家賃いくらなんだろ?(∀`从)♡♡♡
リビングからベランダに出て、
バブルシップの発着場の桟橋の下が
透明なプールになっているんですよ!
1000mの高さのプールなわけですよ!
;;:+*(●´∀`人´∀`●)*+:;
きっと、
下も丸見えだろうし、気持ちいいでしょうね~~
まるで、
シンガポールのマリーナベイサンズホテルのプールのようでしたょ!
(∀`从)♡♡♡
まぁ、高度1000mですので、
気温も10℃きるくらいでしょうから、
プールに入るなんて自殺行為ですけどね。'`,、('∀`) '`,、
まさか温水か?!
そんな
なんともセレブな生活ですが、
たった二人で地球を監視するのか…(-.-;)
ハードな業務だね…(-.-;)(-.-;)
まぁ、このあたりは後々、
理由が暴かれるんですけどね。(●´艸`)

前半はこんな感じで、彼らの生活スタイルや、
地球の状態などを紹介しつつ、
謎への布石も織り交ぜ、
結構、丁寧につくりこんでんぢゃん!ヾ((○*´∀`*))ノ゙
そんな感じなんですけどね。
スーツやハンドガンやライフルなど
ガジェットも手が込んでいる感じ!
なんですが…
物語も折り返した辺りから、
謎解きがはじまって、
大どんでん返しってな方向へ向かうのですけど、
正直、
CMなんかでも、勘がよければピン!ときちゃう
そんな展開&オチなんでね、
ほとんどの人が感づいてしまうのでゎないでしょうか?
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
細かいディティールは好きなんですけど、
物語には味がないんですね。
しかも、
とうに人気のピークは過ぎたであろうトムの、
相変わらずなトップガンスタイルにはもう、失笑するしかないですよ。
いい加減にしろですな!'`,、('∀`) '`,、

そしてまた、
最終的に、トムたちが相手にする敵の存在感の薄いこと!
_| ̄|○∠))バンバン
何がしたいのか、
どうしたいのか?
パッとしない連中でね、
しかも、ちょい「お足らちゃん」(ちょいとオツムが足りない人って意)でしてね!_| ̄|○∠))バンバン
あっさり人間に騙され、
宇宙の藻屑と化すわけです。'`,、('∀`) '`,、
124分の上映時間は退屈はしないでしょうが、
話題作だと思って期待し過ぎると
少々肩透かし食らうと思いますよ。
どことなく全体に漂う既視感も
目新しさを感じない原因ではないでしょうかね?

そもそも7月公開予定だったにもかかわらず、
『ジュラシック・パーク3D』と公開時期がぶつかるので、
少し公開を早めたってのが、
所謂、「出る前に負けること考える馬鹿いるかよ!」状態ですよね
これって…(-.-;)(-.-;)
しかも相手、
20年前の作品だし…

そんな感じで、あまり構えず鑑賞していただければ、
非情にマンガっぽく、肩凝らずに鑑賞できますよ!
まぁ、
派手目の空中戦なんかもあるので、
梅雨時期にはスカッ!とするかもしれないですね!
