アジア勢の太陽パネルと闘うために・・・

ジャン=ピエール・ダルデンヌ / リュック・ダルデンヌ 監督作品
「サンドラの週末」劇場鑑賞!!
いや・・・
なんか、身につまされるお話かと思って
もう少し感情移入とか出来るかな?σ(⌒▽⌒;)とか思ったんですが・・・
そもそも、
病気療養で仕事休んでいる間に、
残ったメンバーで十分回ることに
会社側が気付いちゃいましてね'`,、('∀`) '`,、
いきなり解雇宣言されちゃった時点で、
サンドラって、さして会社に役立ってなかったってことで、
いわば、
居ても居なくても、どうでもいいメンバーであったんだと思うわけですよ。
たとえね、
長く一緒に働いた仲間と言えど、
1000ユーロのボーナスと天秤にかけるとなると
簡単には答えは出ないですよ。
正直、
みんな、彼女がいない間、それなりに負担が増えてる筈なわけでね
そんな迷惑な奴を残して、
1000ユーロ、棒に振るほうが不自然ですよ。Σ(ノд<)

私も経験ありますが、
ちょっと私の時とは事情が違っていたようでした
私は現場のトップに可愛がられていたので、
そのトップが会社の事情で交代したと同時に
新しいトップに煙たがられましてね'`,、('∀`) '`,、
やりづらかったんでしょうね・・・?
嘘みたいに、前任者と正反対のセンス悪い人だったのでね'`,、('∀`) '`,、
私、一通りすべての業務をこなせましたしね。
知識の無さが悔しかったのかもしれませんね?(●´艸`)
だから本作での解雇事情とは違うと思うのですよ。
だって彼女の立場って
他のスタッフと、サンドラへの信頼関係のみに頼ったって事でね、
ま~~サンドラの言い分って、
かなり自分勝手な言いようでしてね、(-.-;)
たとえクビになってもさ、
それは自分の生活上の事情的に困るってことでさ、
会社の業務的には、特に響かないので、
私の時のように、意味が解らず、悔しい思いも少ないような気が・・・
σ(゚、。)?

したがって、
サンドラも何度も説得行脚を諦めかけるんですよ
自分自身、
「チッ...仕方ないか・・・( ゚д゚)、ペッ」とか思ってたんだと思いますょ・・・えぇ・・・
しかもすぐ、ふてくされたり
癇癪起こしたり、
堕ち込んだり・・・
たぶんね、
彼女の休んだ理由って、メンタルの病気ですよ!重症の!
日のあるうちにすぐ、ベッドに潜っちゃおうとするしね・・・
簡単に言っちゃえば、グータラちゃんですよ'`,、('∀`) '`,、
会社側だって、
臨時雇いの人より、サンドラを切ろうと考えたわけでね、
言うなれば、
いらないんだってば!
ヽ川`Д´)ノプンスカ!
サンドラもよく、
「1000ユーロのボーナスより、私を選んでょ!」
なんて言えたもんですよ・・・(-.-;)(-.-;)

なんか、
上映終了しちゃった劇場とかも出てきてね
これから出会えるかはわかりませんけどね、
話題ほど、シックリと来るかはあなた次第'`,、('∀`) '`,、
私は、ハッキリ言って、私のほうが辛い目に遭ってたよな~~
'`,、('∀`) '`,、
って
思いました!'`,、('∀`) '`,、

(C) Les Films du Fleuve - Archipel 35
- Bim Distribuzione - Eyeworks
- RTBF(Televisions, belge) - France 2 Cinema
英題:TWO DAYS, ONE NIGHT
製作年:2014年
製作国:ベルギー/フランス/イタリア
日本公開:2015年5月23日
上映時間:1時間35分
配給:ビターズ・エンド
カラー

~ストーリー~
飲食店で働く夫のマニュと
ふたりの小さな子どもとともに暮らし、
ソーラーパネル工場で働くサンドラ・・・
しかし、
体調不良からしばらく仕事を休職していた。
ようやく復職できることになった矢先、
ある金曜日にサンドラは突然に解雇を言い渡される。
社員たちにボーナスを支給するためには
ひとり解雇する必要がある、というのだ。
ようやくマイホームを手に入れ、
夫とともに働いて家族を養おうとしていた矢先の解雇。
しかし、
同僚のとりなしで週明けの月曜日に16人の同僚たちによる投票を行い、
ボーナスを諦めてサンドラを選ぶ者が
過半数を超えれば仕事を続けられることになる。
ともに働く仲間をとるか、
ボーナスを取るか、
シビアな選択……。
その週末、サンドラは家族に支えられながら、同僚たちを説得して回る。
地獄谷 ⇔ 天が丘

田中じゅうこう 監督作品
「道しるべ」劇場鑑賞!!
これね・・・
舞台で演ったら、きっとスゲ~面白いと思う!
いかにもトオルさんとかが書きそうな本でさ、
アイディアとしては結構な着眼点だと思うんですよ!
特に、勘違いから入れ違う二人は、
"振り込め詐欺の受け子"と
"新人の介護士"という老人を接点として結びつく
一見、関わり合わないような二人がキレイに勘違いするトコとか
かなり好きなんですけどね・・・
でもね、
そのせっかくの本がね、
とにかく流れがもたついちゃってんですよ・・・(-.-;)
わずか99分の本作なんですが、
持て余しちゃってるんですね。
ラストもね、
いったいいつ終わるんだ!?ってくらい
短いシーンが後から後から・・・
(-.-;)(-.-;)
私、
小説もラストページを読んで買うんですね。
カッコいいラスト。
気持ちいいラストを好むので、
はたして
この物語はどうやってこのラストへ向かうのかという期待感!
そこに惹かれるんですよ。
なのでね、
すべての登場人物のその後を、
キレイに収束させるようなラストは大好物なんですが、
本作のような、キリがないラストは苦手なんす・・・(-.-;)
気の利かないエンディングシーンは、全てが台無し・・・(-.-;)
よく
映画を観ていると、
あ!ココで終われば!(∀`从)♡♡♡ってシーンに出くわします
そこで本当にラストだと、これ程気持ちいいモノはないんですが、
そこから延々と続いちゃうともう、蛇足的にしか観れなくてね、
それ程にラストシーンってセンスが問われると思うのですよ。

キャスティングも舞台役者さんが多数出演してましてね、
やはり舞台で演ったほうが、
この本の持ち味出るのでゎ!?とか思いました。
そんな中、
地獄のスナフキンこと、金谷ヒデユキさんが、
面白いくらいにダイコン芝居を延々と披露してね'`,、('∀`) '`,、
どうしてこうなっちゃったのか?疑問しかなくてね'`,、('∀`) '`,、
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」の仁科貴さんにブツけるには
少々、役不足すぎたのでゎ・・・(-.-;)??
金谷ヒデユキさんってこんな人です。
提供:Blackmanba08
しかしね、
物語は実に希望あふれる、よいお話でしてね、
お年寄りも、まだまだコレからだよって感じのメッセージ
かなりオシャレに描いている点なんかはとても良かったですよ。
「悲しき雨音」と共に、
老紳士と老婦人とのやりとりが切ないような、
淡く美しいような・・・
振り込め詐欺という、卑劣な主人公な割に、
悪意のない展開は気分よい鑑賞が出来て好みです。
(●´艸`)
私の叔母も認知がすすみ、
リフォーム詐欺の被害に遭ってましてね、
生活安全課などにも被害届を出そうと伺ってはみたものの、
まぁ、ありがちな
「どうにもなりません」の一言でしてね・・・
ストーカーとかだって、死人が出なければ真剣には相手してくれない
ましてや、
怪我人も無く、死人もでない、ウチのような例は
事件として扱ってくれません。
ちなみに被害総額は、数年で2千5百万近くにのぼります(-.-;)(-.-;)
でもまぁ、本人はもう、一切を憶えていないので
ある意味幸せですかね(-.-;)(-.-;)
皆さんも、自分の身は自分で守りましょうね。
案外、役に立ちませんよ・・・警察とかって・・・(-.-;)

「サクラサク」での認知の描き方は、
私的には衝撃的でね、
実際に介護している叔母と重なり、ホント、哀しくなって、
それだけにラストは感動しましたょ。
それに対し本作は
灰汁の弱い内容だけに、
終始喜劇で終わってしまっているようにも感じますね。
まぁ、
この「あと一歩」感が、公開劇場の数に比例しちまっているようでもあり、
貴重な一本を見つけたような感覚には至りませんでしたね。
ちょっと、
期待し過ぎちゃったかもしれませんよ・・・
もう少し自然体で行ってみればよかったですかね(●´艸`)
なかなか出会えないかもしれませんが、
気になる方はどうか見つけ出してみてください。
カスケーズ"悲しき雨音"貼っておきますね。

(C) 2015 幻野プロダクション
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年6月13日
上映時間:1時間39分
配給:トラヴィス
カラー/ステレオ

~ストーリー~
世の中には、驚くような偶然がたまにあるもの。
たまたま同じ名前で同じ時間に同じ場所で待ち合わせたふたりの男。
一人は、振り込め詐欺の受け子、三舟トシロー。
まんまと引っかかった老人から、
金を受け取るために東中神駅へ・・・
もう一人は、心優しき見習いの介護士、三船敏郎。
ようやく採用された職場の介護施設で、
研修先へと向かうために待ち合わせた東中神駅へ・・・
・・・それぞれ、同じ時刻に・・・白いワゴンが迎えに来る・・・
トシローは駅の公衆トイレにスマホを落として大慌て!
その頃、
敏郎は、トシローが遅刻したために、
間違って振り込め詐欺グループの車に乗り込む。
やがて遅刻して到着したトシローは、
渋滞で遅刻した介護施設の白いワゴンに乗り込む・・・。
それぞれが、それぞれ逆の迎えの車に乗ったことで・・・
生まれた時。
学校に入った時。
会社を選んだ時。
恋人が妻に呼び名が変わった時。
こんなハズじゃなかった子が生まれた時。
誰でも道しるべを選び、後悔する。
あっちに行っていたら…といつでもくよくよしてる。
老人の敵!
老人の味方!
お互いの立場に入れ替わった時、彼らにはたして、何が起こる?
マネシカケスが火を点けた

フランシス・ローレンス 監督作品
「ハンガー・ゲーム
FINAL:レジスタンス」劇場鑑賞!!
もう、哀しい程に横須賀の映画館ってセンスなくってね・・・
上映作品のチョイスもそうですが、
ハンガーゲームに関しては、吹き替えしかやってなくてね・・・
子供向け作品かな?これって・・・???
横浜行けば字幕版もやってたんですが、
まぁ、いろいろ忙し過ぎてね・・・(-.-;)(-.-;)
そんなワケで地元で吹き替えで観ましたよ・・・仕方なく・・・
劇中、カットニスが歌うシーンがあるんですが、
そこも吹き替えられていました・・・
まぁ結果としてエンドクレジットでオリジナルは聴けるんですけどね・・・
(-.-;)(-.-;)(-.-;)
水樹奈々さんがカットニス演じてたんですが、
似合わない歌だったので、彼女の持ち味はゼロって感じでしたが…

そもそも、ゲームとして、上流階級の娯楽として殺し合う
しかも、
超巨大なフィールドまで作ってね、
破格な遊びですなぁ~~( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
金持ちっぽいお遊びですなぁ~~~(∀`从)♡♡♡
この絶対的な立場の違いが、
たかだか妹に代わってゲームに出場しただけの娘が
同情半分だとしても、民衆の反乱精神に火を点けるって
まずあり得ない基本設定だったのが、
あと先考えず暴れる内容だったからこそ受け入れることが出来たのに、
3作目あたりでいよいよ無理が来て、
いろいろ、ボヤけてきてましたね。
もう、ハンガーゲームぢゃなかったね。
強力な軍隊と戦力と兵器の数々・・・
ゲームと呼ぶにはかなり大仰な感じでね、
そして、
ARROWもそうだけど、何故かアメリカ人は
ヒーローが使う弓が好き・・・
カットニスも、
弓で爆撃機を落とすという離れ業を披露します・・・(-.-;)
コイツが何か、嘘の上塗りでしてね~・・・
そういえば
ARROWもシーズン3にもなると、
当ブログのヘッダーにも登場しました
“ローレル”こと、ケイティ・キャシディーが
とんでもないことになっててね、
'`,、('∀`) '`,、
「ザ・フラッシュ」とのクロスオーバー・イベントまであって、
なんだか、どこへ向かってるんだか解らなくなってきましたね'`,、('∀`) '`,、
本作とは関係ないですね'`,、('∀`) '`,、スンマセン!
黒田官兵衛に登場した"宇宙人"こと、
福島リラさんも出演してますね。
どうでもいいですね'`,、('∀`) '`,、

でまぁ、
私、今回でシリーズ完結だと思ってたんですが、
最終章パート1なんすね!
オープニングの時点で気づき、
騙された・・・(-.-;)ってね・・・
あともう一回行かないとね・・・(-.-;)(-.-;)




シリーズ作品って、
よほどのことがないとシリーズが進むにつれ萎んで行くもんですよ・・・
ハリーポッターであっても、
子役の成長と共に魅力が薄れ、
私は劇場鑑賞は3作目まででした。
とにかく、ロン役のルパート・グリントの成長が気持ち悪くてね(-.-;)
まぁ
以前から申し上げておりますが、
私的にDVD鑑賞って映画鑑賞と一線おいてましてね、
DVDが劇場公開と同時発売であれば、
それは問題ないのですが(有り得ないけどね)
DVDで感想って後出しジャンケンの様相を呈しているみたいで、
今更感満載すぎて、あまりやらないんですね。
なので、
当ブログ開設以前に書かせていただいていた感想文日記にも、
ハリーポッターのことは一切触れてなくてね。'`,、('∀`) '`,、
まぁ実際、原作のディティールの細かさは映画には無かったですよね。
3までは、シッカリと楽しめましたが!+.(*ゝд・)b゚+.゚

本作もね、
実際には1作目はそこそこ面白かったんですよ。
その世界観とか、
抵抗することすら出来ない独裁国家っぷり
美女と呼ぶには中途半端な主人公・・・
それでも革命の象徴へとのしあがっていく様・・・
それらを受けての2作目の有り方も、
スンナリ受け入れられたし・・・
ところが本作!
その後がこのザマなのが、シリーズものって難しいんだなぁ~って
そう思いますよ(-.-;)えぇ・・・
それはまるで、
エイリアン2でリプリーが命懸けで護ったニュートとヒックスが
3の冒頭、死んで始まってたのと一緒で、
何?この急ハンドル!?って感じでね、
その変わりようが
あの店のあのメニューを食べようと思ってて、
その店に行ったら休みだった的衝撃にも似てまして・・・
そのメニューの口になってたら、
もう他のモン、食えないでしょ?(-.-;)
だからさ、
ど・・・(-.-;)どうなるんだろ・・・この先ゎ・・・って目で観続けましたよ・・・
そして案の定、
次回作はすぐそこなのに、それ程くすぐられなかった
'`,、('∀`) '`,、
ちなみに、
メイズランナーも少し怖い気がする・・・(-.-;)

皆さんは、本シリーズを観続けていらっしゃってるのかな?
まぁ、私はここまで来たので、次も行きますけど(-.-;)
そうでもない方々は、
とりあえず今更観なくていいのでゎ?
あ
ただね、空いてるから、殿様鑑賞出来ますけどね。
ただ涼みに行くならお薦めかもね。'`,、('∀`) '`,、

パネムの兵士は、ストーム・トルーパー、もしくは仮面ライダーマッハの様相。

TM & (C) 2015
LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
英題:THE HUNGER GAMES: MOCKINGJAY - PART 1
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年6月5日
上映時間:2時間2分
配給:KADOKAWA
カラー

~ストーリー~
歴代勝者を戦わせる記念大会の闘技場から
すんでのところで助けられたカットニス・エバディーン
彼女が収容されたのは、
すでに滅亡したとされていた“13地区”の地下にある
反乱軍の秘密基地だった・・・
アルマ・コイン首相率いる反乱軍は
スノー大統領が君臨する独裁国家パネムを打倒し、
自由で平等な世界を創り上げるための準備を進めている。
カットニスは、その反乱軍の象徴として、
独裁国家に立ち向かうためのリーダーとして戦うことを決意する。
しかし狡猾な大統領は、
先手をうって、捕虜のピータ・メラークをテレビ放送で、
プロパガンダとして利用。
やつれ果て、
洗脳されたピータに心を痛めるカットニス。
そして反乱軍は、ピータ救出作戦に打って出るのだが…
誕生日には真珠を一粒だけ

朝原雄三 監督作品
「愛を積むひと」劇場鑑賞!!
家族の物語なんですが、
前半60分は篤史と良子の夫婦の物語
後半は、
良子が天国へと旅立ち、篤史と聡子の親娘の物語と移り変わり、
熊二・美智子と紗英の親娘関係などを挟んでいき、
良子の死に代わり、紗英の出産という
いかにも生まれ変わり的なエピソードで、
父と娘の間にある溝を埋めていく・・・的なありがちな流れで進んでいくんですが、
逆に面倒くさくなくて、
なんか、力が抜けていて、観てて疲れませんでしたよ。

熊二と紗英は血の繋がっていない父娘なんですが、
紗英の未婚の妊娠を反対しまくっていた熊二は、
ありがちな、
孫の顔見た途端、超爺バカ化し、
紗英の赤ん坊を抱いたこと、
熊二の熱狂ぶりを近くで感じた篤史は、
子連れの男と付き合っている聡子を認める方向で、一件落着する
非常に解りやすい着地点で物語も終わります。
佐藤浩市さんと柄本明さんのやりとりは
さすがの実力者だけに笑えます。
特にやはり、柄本さんは凄い!
そんな、
品のイイ笑いが散りばめられ、
泣けるシーンも(私は1mmもきませんでしたが…)用意され
心の澄んだ方には、気持ちのイイ作品だと思います。
(私はブラックなハートですから、素直に感動出来ませんでしたが…)

篤史と良子は、
小さな工場を蒲田で営んでいたわけですが、
借金で首が回らなくなったので、工場を手放し、
それで借金を返した挙句、
北海道でスロー生活を始めるという
かなり恵まれた夫婦でね、
本来、
この流れって、篤史が工場で首吊るパターンなはずでね、
借金完済した挙句に、
北海道に家買ってノンビリ早めの老後を過ごすって(-.-;)
どんだけ価値のある土地だったんだってね・・・
蒲田ってそんな土地なの・・・?(-.-;)
しかし、
後に語られる、工場の跡地は
駐車場になってて、決して超一等地だったワケでもなかったみたいで・・・?
ぢゃ、何が大金に変ったんでしょうね?
工作機械?
なんかあまりに都合が良過ぎて、
つまり、北海道から物語が始まるためには、
もう、工場が高く売れちゃった設定にするしかないというのか?
大金持ちだと、起こりえない事件の数々でね、
毎年良子の誕生日に贈り続けた真珠一粒の
泣けるエピソードだって、お金がないから成り立つんであって、
こんなに優雅な生活を簡単に手に入れるなら、
真珠のネックレスくらい買えねぇ~~のか?σ(゚、。)とかね・・・
感動的な話が何だか霞んぢまってね'`,、('∀`) '`,、
どうも上手く入りこめませんでしたよ・・・えぇ・・・(-.-;)

・・・と、
毒ばかり吐きましたが、
あまりに天邪鬼な私の感想文なんて読まないで、
どうか劇場へ足を運んでいただけましたら幸いでございます。
あ!でも、
監督の釣りバカシリーズ!大好きですよ(●´艸`)

(C) 2015「愛を積むひと」製作委員会
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年6月20日
上映時間:2時間5分
制作・配給:アスミック・エース / 松竹
制作プロダクション:松竹撮影所
製作:「愛を積むひと」製作委員会
カラー

~ストーリー~
第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で豊かに過ごそうと、
東京下町の工場をたたみ、
北海道美瑛に移り住むことにした夫婦、小林篤史と良子。
以前に外国人が住んでいたという瀟洒な家を手にいれ、
良子は野菜やガーデン作り、
家の内装のアレンジなどささやかながらも豊かな生活を満喫していた。
一方、
仕事以外には何もしてこなかった篤史は、
仕事がなくなった途端、毎日手持ち無沙汰で暇を持て余すようになる・・・
見かねた良子は、
前の住人がやりかけて残したままの
家の周りの石塀作りを篤史に頼む。
知人の平間造園の親方に相談すると、
会社の新人・杉本徹を手伝いとして派遣してくれた。
ところが、
以前より補導歴がある徹を頼り、
悪い仲間が訪ねてくる。
そしてそそのかされ、小林家に空き巣に入る手伝いをさせられる。
しかし、室内を物色中、良子が帰宅、
慌てた二人は良子を突き飛ばし逃げ出す。
脳震盪と足首捻挫で病院に運ばれた良子
退院までの間、
小林家のあれこれを徹の彼女・上田紗英が執り行う。
徹が盗みに入った事を明かしたためだ。
良子が退院し、良子の誕生日パーティーが行われることとなり、
徹と紗英も呼ばれる。
複雑な気持ちで誕生日会に参加する二人。
そこで、
徹たちが盗んだ真珠のネックレスが、
毎年誕生日に、篤史が良子に一粒ずつ真珠を送り、
40年かけて出来上がった記念の物だと知る。
徹が心を入れ直すことを決意した最中、
紗英が妊娠し、
篤史に隠していた良子の拡張型心筋症が悪化しはじめる。
第4回 シネマDEごはん 会場アクセスガイド(今月2度目!)
つい先日、
6月14日に開催いたしました。
シネマDEごはんVer3.1「旅立ちの島唄」におこしくださったみなさま
ありがとうございました。
片道2000kmの道程を乗り越え
取材しに行った甲斐がありましたよ・゜・(ノД`)・゜・。
で
いよいよ28日に、
第4回シネマDEごはん「チチを撮りに」開催でございます。
早くに満席になりまして
感謝感謝でございます。( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
そして今回もスッカリお馴染み、
っていうか今月2回目のアクセスのご紹介です!
'`,、('∀`) '`,、
まぁ、念のため、
今回初参加のみなさまのため。
さぁ、
まずとっかかりは
赤い電車の京浜急行に乗ること!
会場最寄駅は「汐入」でございます。(ノ´▽`)ノ

京浜急行「汐入」駅改札前です。
さぼてんと横浜銀行側(向かって左手)に出てくださいね。

バス通りに出たら左の横断歩道を渡ってね!
横断歩道を渡ると商店街のアーケード
雨でも安心!
道路に沿って真っすぐです!

左手にコンビニが見えてきました!
まだ真っすぐです!

商店街を進むと、「伊藤診療所・デイケアひまわり」が左手に!
この先のT字路の信号を左に曲がってくださいね!
角に交番があるよ!ほとんど無人だけどね'`,、('∀`) '`,、

信号を曲がったら10m、
“モヤモヤさま~ず”ご一行も来店した「こひさまコーヒー」に到着です!
こじんまりしたお店なので見落とさないでね!
JRの横須賀駅をご利用のお客様は
まず汐入駅を目指してくださいね。
徒歩10分程です。
改札を抜けて、左に出ると、
ヴェルニー公園があります。
公園を進み、
ダイエー・ショッパーズプラザ横須賀店を目指してね。(●//艸//)=3
28日は
よこすか基地交流フェスタ2015が行われています。
「米海軍や自衛隊など、横須賀の基地内の生活文化や食文化を市民が気軽に体験できる」
というイベントだそうです。
お昼の部に参加される方は、
終了後に足を運んでみても?(∀`从)♡♡♡

以上が駅からのアクセスガイドです!
当日は
お気をつけてお越しください!
お待ち申し上げますヾ((○*´∀`*))ノ゙
55어9696 マッコリ一本奢っとくれ!

チョン・ジュリ 監督作品
「私の少女」劇場鑑賞!!
リングウィルスの貞子やほえる犬は噛まない、
最近ではクラウドアトラスなんかにも出演しているぺ。
そして、
冬の小鳥やアジョシでおぢさんの心を鷲摑んだ'`,、('∀`) '`,、
キム・セロンの共演
行くしかないでしょ?
(●´艸`)

脈絡無くキム・セロン!(●´艸`)
儒教の国であり、
意外にクリスチャンの多い韓国において、
同性愛って、日本なんかより遥かに差別度合が酷くてね。
そんなテーマを女性監督が撮るって凄いことだと思う。(●´艸`)
しかも豪華キャスト(●´艸`)
期待度UP!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
そもそも、
そんな環境下において、
ヨンナムは、同性愛がきっかけでソウルのような都会から、
片田舎へ飛ばされたにも関わらず、
あまりに不用意な行動が多すぎです。'`,、('∀`) '`,、
アメリカで言ったら、ニューヨーク市警から
カンザス辺りの保安官になったようなもんです。┐('~`;)┌
序盤
警官として、ドヒの保護目的で、
彼女に関わり始めるのは致し方ない感じですが、
ドヒへの対処が決まるまでの数日、彼女を預かるとかなら
誰も何とも思わないし、
ヨンハに逆襲されることもなかったわけでね、
何をとっ違えたのか?
夏休み中ドヒを預かった上に、
水着買って海へ連れて行ったり、制服とか買い与えたり
やたら目立つ行動をとり、
一緒に風呂はいったり、酒飲ませてみたり、
挙句には、
村人が普通に出入りするような場所で、
ソウルから訪ねてきた元カノとキスしちゃうとか
仮にもド田舎とは言え、
警察署長なんだからさ、
行動は慎重に、責任もってが基本ぢゃね?(●´艸`)
このおバカ!

しかしね、
本作では、じつはヨンナムはじめ、
村の大人たちは、
ドヒという、小さい怪物に翻弄され続けるんですね。ヾ((○*´∀`*))ノ゙
つまり、
ヨンナムばかりが悪いわけではない。
「ドーンオブザデッド」でルイスが迂闊にヴィヴィアンを抱きしめたため、
喉食い千切られるようなもんでね、
ドヒの、羊の皮を被った悪魔的行動にすっかり騙されちゃってるんですね。
ドヒがヨンナムに異常に懐いているのも、
どこまでが本心なのか?
ヨンハとその母親を、最終的には抹殺するのが目的で、
計算ずくでヨンナムに近づいたのではとも思える
この悪魔の緻密な計算と演技・・・

初登場シーンでは亡霊のようなドヒ。
ヨンハに、キスシーンを見られ、
後々、
児童への性的虐待の疑いで訴えられてしまうヨンナム
しかし、
それを救うためにドヒのとった行動は、
継父ヨンハへのハニートラップ(-.-;)

恐るべき中学生ドヒ・・・
しかも、
唯一の理解者であり、ドヒを擁護する立場にあったヨンナムが
留置場へ入ってしまい、
部下であるクオン・スノが
「何かあったらすぐ電話しろ」って
ヨンナムに緊急用に持たされていた携帯に、連絡先を教えるんですね。
すると小悪魔ドヒは、ヨンハに自分を襲わせようと画策。
いつになく酒をすすめ、ベロベロに酔わせて、
熟睡するヨンハの布団に裸で潜り込み、
スノへと電話を入れ、ヨンハのアソコをいぢりまくる・・・(-.-;)
やがて、
荒い鼻息と、怒号と悲鳴を電話越しにスノへ聞かせ、
まんまとヨンハは逮捕されてしまいます。
ドヒの作戦により、全ての嫌疑が晴れたヨンナムは釈放されます。
しかし、
ヨンナムはドヒの真の姿を確信します・・・!
ヨンハと共に、
ず~~っとドヒを虐待し続けていたヨンハの母の事故死も
実はドヒが仕組んだことだと理解します。

この一件で
村を離れることとなったヨンナムは、
一度はドヒに別れをつげるのですが、
結局、ドヒを一緒に連れて行くこととなる
このラストがね、
はたして正解なのか?
そうでないのか、幸せになれたのだろうか?とか
皆さんそれぞれに考える、オープンエンド的ラストシーンはよかったですよ。
なんか、
ドヒにばかり目を奪われがちなんですが、
かたや過去を振り切りたくて、睡眠導入剤として酒を飲み、
かたや自らの虐待行為を酒の力を借りて、
力づくで正当化しようとするヤツ
対照的に酒に溺れるヨンハとヨンナムの構図とかもいい。
キム・セロンの泣き芝居とか超好き。(∀`从)♡♡♡

ミネラルウォーターのペットボトルに酒を移したって、自分を誤魔化す効果しかないよね。
なんかチョン・ジュリ監督は淡泊に観て的なこと言ってますが、
自然と第三者的視点で鑑賞できると思いますよ。
場合によってはヨンナムの行動にイラつくかも(●´艸`)
さらには、
2013年10月2日の是枝監督のツイートによれば、
どうやら本作の撮影現場に訪れて、ペ・ドゥナと再会していた模様。
ペがそして父になるの現場に顔だしてくれたお礼だとか?

是枝監督のツイッターよりhttps://twitter.com/hkoreeda
といった具合に
内外で注目されています本作。
まだ上映されている館ありますのでね、
是非観にいっちゃいましょうね!

(C) 2014 MovieCOLLAGE and PINEHOUSE FILM,
ALL RIGHTS RESERVED
英題:A GIRL AT MY DOOR
製作年:2014年
製作国:韓国
日本公開:2015年5月1日
上映時間:1時間59分
日本語字幕:根本理恵
配給:CJ Entertainment Japan
カラー

~ストーリー~
小さな海辺の村。
ソウルから所長として赴任してきた若き女性警官のイ・ヨンナムは、
赴任初日に、14歳の少女ソン・ドヒと出会う。
その少女ドヒは、実の母親が蒸発し、
血のつながりのない継父パク・ヨンハと、
その母親である祖母と暮らしていて、日常的に暴力を受けている。
無数の傷跡がドヒの過酷な日々を痛々しく語っていた。
村人のほとんどが老人ばかりの集落で、
若い労働力で村に貢献するヨンハには、
警察をはじめ、村人たちは、
彼の横柄な態度を容認し、ドヒに対する暴力ですら見てみぬふりをしている。
そんな状況にひとり立ち向うヨンナムは、
ドヒにとって暴力や学校のいじめから守ってくれる
唯一の信頼できる大人だった。
また、
過去の傷跡に悩み、
なかなか村に馴染めなず孤立していたヨンナムも、少
女の存在に癒されてゆくのだが・・・!

脈絡無くキム・セロン!(●´艸`)
福宝商場

トム・マッカーシー 監督作品
「靴職人と魔法のミシン」劇場鑑賞!!
なんか、「マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋」的なお話かしらσ(゚、。)?
とか思って、
事前情報一切なしで観てきました。
まさか、本当にマゴリアムおぢさんが出てるとゎ!
'`,、('∀`) '`,、
正直、
私はあまり、アダム・サンドラーを知りません。
「ピクセル」はちょっと観てみたいけどね(●´艸`)
なので、ある意味
この手のおとぎ話における、彼のコメディアンとしての資質みたいのを
結構楽しみにしてたのですが、
これって、変身しちゃうから
役者が入れ替わっちゃうぢゃん!'`,、('∀`) '`,、
ダメぢゃん!'`,、('∀`) '`,、
彼の出番ないぢゃん!(_△_)ノ彡☆!!バンバン
そういうことかぁぁぁぁ・・・(-.-;)(-.-;)(-.-;)
しかも、
大林さんの「転校生」における、
小林さんと尾美さんの、奇跡の入れ替わりみたいのが皆無で、
慌ただしく変身していく流れの中で、
誰のどんな性格なんだかが、
もう、ワケがわからなくなりますね。┐('~`;)┌
入れ替わり芝居の妙みたいのがないんだもん(-.-;)
結局、
いま、目の前にいるキャラが、
本人ではなく、マックスが変身しているのだという暗示を
マフラーとコートが一緒であることで主張しちゃってるので、
なんか、それ以上何も生まれてこない感じ。┐('~`;)┌
非常に残念感の強い一本でしたょ。

私が幼い頃、母は、フリーで洋服作ってまして、
私の実家には、いまだに作業場があって、
そこに足こぎミシンが鎮座しております。
女性モノが主だったために、
生地も女性っぽいものがたくさんありました。
余った布を使って、
子供の頃よく、ミシンの練習をしました(無断で)
そして母の逆鱗にふれていました。(-.-;)
電動なんかに比べ、変なクセがつきやすいらしいのです。
しかしね、
あれよあれよと形が出来上がっていく様は
子供心に魔法ぢゃん!って思いましたよ。
私は余った布のきれはしで、
よく小銭入れとか作ってました。
合成皮革とかたくさんあってね、
出来上がりが良いと、母が口の部分にジッパーを付けてくれて、
持ち歩いたりしましたよ。(●´艸`)懐かしい~~。
私はポケットの多い財布を好みましたので、
かなり独創的な形状だったと思います。
テントウムシのデザインを作った時は、
どこからか手に入れてくれた、がま口の金具を付けてくれましたね。
背中の星はボタンね!+.(*ゝд・)b゚+.゚
まだ実家のどこかにあるのかな~~?(∀`从)♡♡♡

しかし原題が「THE COBBLER」と、シンプルであるのに対し
邦題が「靴職人と魔法のミシン」になるのって
あまりに観客に過保護過ぎではなかろうか?(ノ∀`)
みなまで言っちゃったよ!
「Meet Joe Black」が
「ジョー・ブラックをよろしく」になるくらいの衝撃でした。
'`,、('∀`) '`,、
ってことでね、
なんか、柔~いサスペンス色も盛り込まれ、
風刺もなければ、ニューヨークである必要もない気がする(-.-;)
ダスティン・ホフマンの扱いがもったいなさすぎ!
主役を押しのけ、スティーヴ・ブシェミが美味し過ぎ(●´艸`)
ただ、
還暦過ぎてもエレン・バーキンが魅力的だったので良しとする!
'`,、('∀`) '`,、

(C) 2014 COBBLER NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
英題:THE COBBLER
製作年:2014年
製作国:アメリカ
日本公開:2015年6月5日
上映時間:1時間38分
配給・提供:ロングライド
提供:バップ
アメリカンビスタサイズ/カラー

~ストーリー~
ニューヨークの下町で
代々続く小さな靴修理店を営むマックス・シムキンは、
老母と暮らしながら、
単調な毎日をはてしなくリピートするように生きてきた中年男。
ある日、
急ぎの修理の依頼があったにも関わらず、愛用のミシンが故障・・・
やむを得ず、地下倉庫にしまってあった
先祖伝来の足こぎ式の旧式ミシンで修理品を仕上げた。
その靴を試し履きした彼は、鏡を覗き込んでびっくり仰天。
何と自分とは似ても似つかぬ、
その靴の持ち主に姿かたちが変身していたのだ!
かくして
"魔法のミシン"を手に入れたマックスは、
世代も人種も異なる他人の人生を疑似体験し、
彼の人生にはかつてなかった刺激的で痛快な日々を満喫していく。
最初は他人ん井なりすまし、
街を散歩する程度だったものの、
徐々にエスカレートしていくマックス。
やがて、
とんでもないトラブルに見舞われたマックスの行く手には、
本当に人生が一変するほどの大事件が待っていた……。
案内所でウ●コ漏らしたのよ。

是枝裕和 監督作品
「海街diary」劇場鑑賞!!
ぶっちゃけ、
私的には原作はつまらなかったのです。
読んでて疲れちゃったんですね。
なので映画化は「まさか!Σ(゚□゚;)」だったワケです。
しかしね、監督が是枝監督だと聞いて、これは期待大だな~~ってね
(∀`从)♡♡♡
それ故に、
敬愛する是枝監督が、
このつまんね~(失礼な!)原作をどれだけ素敵に描き変えてくれるか
超楽しみでした!
公開2日目に行ってきました。
正直、
監督、我に返ったか!?ヾ((○*´∀`*))ノ゙そう思いました。
「奇跡」辺りの頃は、どうなっちゃうんだろ?って心配でしたが。
'`,、('∀`) '`,、
私的、No1是枝は、「歩いても歩いても」に変わりなく、
それを塗り替えるには至らなかったものの、
それこそ、
小津の世界に旬の女優4人を放り込んだようなこの一本は、
No2是枝でもいいくらいの勢いでした。
家族ドラマ撮らせたら、やっぱすげ~~!(∀`从)♡♡♡
正直、
歩いても~の頃って、公開劇場も少なくてね、
神奈川だと、一館とかだったんぢゃなかったかな?
現実的には、「誰も知らない」って、
柳樂くんを有名にした作品なのでね、
監督自身の撮影環境って変わってないような気がする。
しかし、
「そして父になる」で、まさかの有名人になったので
まぁ、今回の手厚い待遇は
製作サイドとしては作業をすすめやすくなったでしょうね。
本作は公開前から、もの凄い宣伝してましたもんね'`,、('∀`) '`,、

わたし、
20代を材木座の近くで過ごしていましたのでね、
遊びたい盛りの、血気盛んな20代、
毎夜、鎌倉でドンチャン騒ぎですゎ!'`,、('∀`) '`,、
よく、小町通りの裏路地にあった、
ななちゃんって女の子のいる店行きましたょ'`,、('∀`) '`,、
なのでね、
鎌倉って街は、もう故郷と呼んでいいほどです。
今でも、
たまにフラッと行きますよ。
しかし、
本作の舞台は主に極楽寺周辺。
繁華な鎌倉ではなく、中心部から少し離れた鎌倉。
古くは、「俺たちの朝」
最近では「最後から二番目の恋」でその名が知れた極楽寺!
当時の面影を今でも多く残す江ノ電の駅。
私も意味も無く行ったりします(●´艸`)
どうでもいい話ですが、
この、極楽寺駅前にある工務店のエアコンの取り付け
私がやりました'`,、('∀`) '`,、
友人の空調屋さんのお手伝いで。

こんなレトロで素敵な駅です。
俺たちの朝OP貼っておきますね。
提供:shibamatabrothers
なのでね、
あら?
極楽寺って撮影禁止ぢゃね?
とか、
地元あるある的な事をアレコレ考えつつ、
知ってる場所ばかりの作品を存分に楽しみました。
なんか
2日目にして、劇場も何故か空いててね、
ゆったり、殿様鑑賞でき、是枝作品を堪能しました。
ヾ( 〃∇〃)ツ

本作は、
これまた是枝作品でお馴染みの、
"死"と"生"の対比がさりげなく散りばめられ、
今回の4姉妹のそれぞれの性格とリンクさせ、置き換えていたり
またまた小業が効いてましてね!
特に、
4姉妹の個々の描き方は秀逸!
長女・幸の存在が、
姉から母の立場へ(実際に母親になるワケではない)と
その自身の責任感の受け止め方、ありかたが変わる様、
不倫相手との決別に母へと代わる瞬間があり、
決意が目に灯る演技も素敵!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
そしてやはり、母に近いモノがあるため、
母とぶつかりあうんだと思います。
それ故に、
単に長女だからというだけでなく
母の代わりへとなるには、もっとも自然な立場にいたわけですね。
それに対し、
オープニングから生足をさらしたり、
喪服でのストッキング脱ぎ捨てショーまで魅せた
もう、厳格で真面目な幸に対する
次女・佳乃の生命のエネルギー = エロス表現。
母親のメリハリきつい部分と、
父の悪い部分の奔放さを持つ、この家族の機関車的存在。
長澤さんも良かったけど、
もっと、水商売臭が強い女優さんでもありだったかも!
そして、
マイペースな三女・千佳は、対象的な姉二人のクッション的役割で
たぶん、父の良い部分の奔放さを持ち、
実際には千佳が、父に一番近いのではないでしょうか?
本作ではイマイチの活躍ではありますが、
原作では独特の世界観で姉妹をなごます存在でね。
宇宙人のような不思議ちゃんでもありますね。
しかし、
女性三人では姦しいだけなんでしょうが、
噛み合わない3つのピースを繋げることが出来る最後のピースが
すずなんですね。
このすずが最も原作に近かったかも(ノ∀`)
これら姉妹をね、
監督のこだわりの細かい演出で、
時間をかけて確立されたキャラクターとして存在感抜群でしたね。

また、
なんだかこの家族が身近に感じるのって、
さりげないセリフにあると思うのですね。
樹木希林演じる、大船に住む親戚の"大叔母様"を
「大船」と呼ぶあたり、日常を強く感じますね。
シーン内に収まる人物それぞれが
すべて別々の動きをしながらシーンを作っていくんですね。
この計算された動きは練習とかすんのかな??
カメラ位置とかが普通すぎて、新鮮!
室内とか、人物配置とかの
空間の切り取り方は成瀬監督っぽい。
さらには
物語を進行するためのセリフとか、
日常で使うには不自然なセリフは極力少なく、
監督独特の、淡いフォーカスの画面がもの悲しく、
そしていつも見ている風景が様々な相乗効果をうみ、
ドラマの一部に存在しているような感覚が心地いいですね~~
(∀`从)♡♡♡
あ!
鎌倉を知らない方でも、
どこか懐かしさを感じるのではないかと思います。
それほど、街の描き方、良かったですね。
海街~ってタイトルに媚びることなく
鎌倉 = 海ってイメージを払拭した街の描き方でね、
ラストシーンは海岸なんですが、
そこでも自然の奇跡が画に映り込んでますので注目して観てくださいね。
北野監督もよく奇跡の画撮ってましたが
ノってる監督って、奇跡起こりやすいんだね。
う~~~ん
なんか、4人の姉妹っていいね。(●´艸`)

佳乃は「生シラスなんて滅多に食べれないからね」って言ってましたが、
この辺に住んでたらかなりの確率で出会えます。
むしろ、私はイナダとシラスには困らなかった'`,、('∀`) '`,、
本作が気になる方、
たぶん、
かなり長期で上映されるでしょうから、
是非、足を運んでください。
来年の夏くらいには地上波で放送されるでしょうね。
機会があれば、私ももう一度(●´艸`)
& DVD確保!'`,、('∀`) '`,、

(C) 2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン
小学館 東宝 ギャガ
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年6月13日
上映時間:2時間6分
製作:フジテレビジョン / 小学館
製作・配給:東宝 / ギャガ
カラー

~ストーリー~
まぶしい陽光に照らされた夏の鎌倉。
ある朝、
鎌倉に暮らす三姉妹
香田幸、佳乃、千佳のもとに、
15年前に姿を消した父親の訃報が届く
長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳
そこで
年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・浅野すずと初めて出会う。
既に母も亡くしていたすずは、父の再々婚相手の家族と暮らしていた。
気丈だが感情を見せないすずに対し、
葬儀で会った亡父の妻は頼りなく、
遅れてきた幸は、
すずに頼りきりの亡父の妻に不信感を抱く。
葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、
堪えていた感情が爆発するように号泣した。
幸はそんなすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、すずは快諾した。
そして、
四十九日を済ませた翌週に、
父を亡くした地を後にしたすずが
鎌倉の異母姉たちが住む一軒家に引っ越してきた。
幸はすずに言う
「もう“ちゃん”は付けないわよ。妹なんだから」
こうして異母妹を「四女」として迎えた香田家の新たな共同生活が始まる。
記憶とは愛より悲しいもの...

ハン・ドンウク 監督作品
「傷だらけのふたり」劇場鑑賞!!
なかなか評判ではありましたが、
私的には、泣ける部分はありませんでしたょ。(-.-;)
原題は“恋に落ちた男”
英題は“MAN IN LOVE”なのに対し、
邦題が“傷だらけのふたり”にあえて設定されたのは、
ハンがホジョンを気に入ってしまった時点では
ホジョンは1ミリもハンに興味がなく
それどころか、
ハンのことを寒気がするくらい嫌いでね、(●´艸`)
それにも関わらず不器用で口下手で無神経なハンは
ホジョンを意図せず傷つけてしまうんですね。
そのことにより、実は自らも傷ついていることに気付かず、
さらには、ハンは仕事柄、
他人に暴力をふるうお仕事なことだとか、
いろんな意味でみんな傷だらけになるのかな?(●´艸`)
みたいな感じで、軽めに受け止めていました。

しかし物語は、
結果として、ハンが一人で傷だらけの惨めな生き方に陥っていく・・・
ありがちな、
小悪党が転落していく様が描かれ、
手下だったヤツにもバカにされだす、
邦画では20年も前の極道映画でよく使われた筋ですね。
(●´艸`)
とにかく、クソ野郎だが
お人よしなハン!
時間の経過と共に、
案の定、ホジョンがハンを好きになってしまう頃には、
追ってるうちは一生懸命だが、
追われるようになったら飽きちゃうという
男の性みたいな、勝手な言い訳がまかりとおり、
結構イラッとしちゃう、この人でなしの末路に、
バチが当たったな・・・(*´-д-)フッ-3とか思っちゃいましたょ

美女と野獣的コントラストが強い対比で、
物語にメリハリつけちゃおうって魂胆に
みごとに 応えているファン・ジョンミンって
大した役者だなとか思いましたよ。
ホジョンは、水産業協同組合銀行に勤める
結構、固い商売の女性で、
やくざモンのハンとは、接点なさそうで、
徹底して、表裏な設定でして・・・
ハンって男は、それこそ女を誘うなんてこともしてこなかったでしょうし、
マヂで好きになってしまったら、どうしていいのかわからないのでしょうね。
とにかく、
食事の摂り方が品が無い'`,、('∀`) '`,、
韓国だって、音立てて飯食うのはマナー的によろしくないでしょうに、
クチャ噛みの、まぁ育ちの悪そうな食事の仕方が
より、品の良い顔の美女のホジョンとの対比が強くなって、
ハンって人間を、強く印象づけてたな~(ノ∀`)
歩き方もまるでサルのようでね、
ハンって男をよく理解した芝居でしたね。

韓国の映画には、よく
即席ラーメンが登場しますが、
本作でも食されていました。
日本では、腹を満たすだけの食い物だと思われる即席麺も
韓国ではしっかりと食事として受け取られているのか??
「グエムル-漢江の怪物-」で、
米軍に囚われていた主人公家族が逃亡のはて
自らの経営していた露店に逃げ込み
売り物のカップ麺をすするシーンが記憶に残っています・・・。
ソン・ガンホが美味しそうに食べてたなぁ・・・(∀`从)♡♡♡
本作での、ハンのラーメンの食い方も汚らしくてね'`,、('∀`) '`,、
これって、芝居なんだよな・・・??って心配になっちゃうくらいでしたよ。
'`,、('∀`) '`,、

私はあまり、ハン・ヘジンの出演作を知らないために、
どうしても目が、ファン・ジョンミンにばかりいっちゃって、
私的には、傷だらけのハンになっちゃいましたね。┐('~`;)┌
なのでね、
いろいろ裏切られてしまうハンも
自らの招いた結末なので、同情はしないし、
この選択の、派手な間違い方にも気の毒感ゼロで、
どうも感情移入出来な過ぎちゃって'`,、('∀`) '`,、
まぁ私の中では恋愛より、派手に悪党やってほしかったかな。
ウシジマくん的な作りが希望でしたかね?

(C) 2013 NEXT ENTERTAINMENT WORLD Inc.
& SANAI PICTURES Co. Ltd. All Rights Reserved.
英題:MAN IN LOVE
製作年:2014年
製作国:韓国
日本公開:2015年4月4日
上映時間:2時間0分
日本語字幕:根本理恵
配給:アルシネテラン
カラー/5.1ch/シネマスコープ

~ストーリー~
闇金のキリトリをしている
テサン実業のハン・テイルは、
容姿に似合わず、実は人情に厚い人間だった。
ある日、
彼は意識不明の男性の借金を取り立てに行った際に、
娘のホジョンを好きになってしまう。
父親の借金を肩代わりさせられたホジョンは、
あろうことかその張本人に
借金をちゃらにする代わりにデートしようと提案される。
6時間のナイトパックが1600円

中村義洋 監督作品
「予告犯」劇場鑑賞!!
あらら?
「渇き。」ではあれだけの存在感を放っていた
小松菜奈さんがどうしちゃったの?(_△_)ノ彡☆!!バンバン
って位置に対し、
まったくもってちょい役だったにも関わらず、
超重要な役どころだった窪田正孝さん!
明暗分けた感じっすね。(●´艸`)
それにしても原作は未読ですし、
WOWOW映りませんから'`,、('∀`) '`,、
TVシリーズは観られませんしね。
アレコレ抜きで、
映画作品のみで言わせていただきますが、
かなり好みでしたよ!'`,、('∀`) '`,、

戸田恵梨香さんが何故か、
警視庁・サイバー犯罪対策課の班長役
その貫録の無さはおいといて、
日を追うごとに、げっ歯類へと変化していく彼女の前歯剥き出しの熱演は、
はたして、
顔の見えない、
サイバー犯罪の静かに不気味な雰囲気に水を差してしまっていないのか?
'`,、('∀`) '`,、
一人、テンションの違う芝居は狙いなのか?何なのか?
(●´艸`)
せっかくの世界観!
これでいいのでしょうかね?'`,、('∀`) '`,、
姿見えない犯罪者との駆け引きとか、
超見せ場なはずなんだけど、
そういうの取っ払って、
下水道で散々追いかけっこ!'`,、('∀`) '`,、
尺、長ぇ~~よ~'`,、('∀`) '`,、
・・・とはいえ、
まぁ、私は映画しか観てませんから、
何も言えないですけどね。(ノ∀`)ヒャッハ~~~ッ!

それでも、
弱者による、痛快な反撃は好みで、
リアルに明日にでも、ニュース番組に登場しかねない
そんな、身近な感じが素直に楽しめましたよ。
情報化社会におけるテロではあるのですが、
実際には生身の手をくだすワケでね、
ネット上のトリックさえ暴いてしまえば、
あとは結構、稚拙な犯罪なところも素人っぽく、
思い付き感満載でね、
当然、
追い詰められていくワケですね。
ヾ( 〃∇〃)ツ
炭酸水の入れ替えなんかも、
ブレイキング・バッドで、
ウォルターが列車を停め、運転士に気付かれず
積荷のメチルアミンを盗み出すシーンを思い出した。
そう考えたら、
作戦は似てるのに、規模の大きさが何でこんなに違うんだろう(●´艸`)
なんというか、
裏をかいてばかりで、なんかイラつく犯人ではない
そんな彼らに、愛おしさすら感じる。
少なくとも私は、この話が持ち込まれたら、
協力するでしょう。'`,、('∀`) '`,、
例え、逆恨みでもね。(ノ∀`) テヘヘのヘ
そんな緩さまでもが、観やすさとなり、
肩の凝らない娯楽作品って感じに楽しんだ!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

結局、
物語の、主人公たちの着陸地点が
ちょっと、ジ~~ンってしちゃうところにあるために、
前半から、急ハンドルきってしまわぬように、
キャラクターで調整してたんだと思います。(ノ∀`)
荒川良々さんとかが、もう少しペース作ってくれてもよかったかも。
生田斗真さんは、
物語上、いつ死んでも構わない心構えのキャラの所為か、
ヤケになってるようにも見えた。
怖いもの、守るものが無い行動は薄っぺらいなぁ・・・
そうなってしまう、彼の周囲の環境が気の毒だな~~・・・
さらには、
"ネルソン・カトー・リカルテ"のエピソードが
きっかけの割には、少々、強引かつ意味が薄い。┐('~`;)┌

といったことでね、
あくまで私的に、面白かったです。
なんか、アチコチで不評なご意見聞きますが、
私は良かった!としておきます。

(C) 2015映画「予告犯」製作委員会 (C)
筒井哲也/集英社
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2015年6月6日
配給:東宝
カラー

~ストーリー~
事件は唐突に始まった。
Tシャツ姿に新聞紙の頭巾を被り、
ネット上に現れた“シンブンシ”と名乗る「彼」は、
法では裁かれず、見過ごされがちな罪を犯した者たちを暴露。
そして「彼」なりの制裁を加えていく。
集団食中毒を起こした食品加工会社・アジサンフーズに対し、
「食い物の扱いも知らないこいつらに、俺がきっちり火を通してやる」と予告。
やがて、
食品加工会社で火災が発生、
ネットに上げられた現場の動画には、シンブンシが映りこんでいた。
ネット犯罪を取り締まる、警視庁サイバー犯罪対策課の捜査官・吉野絵里香は、
この謎の予告犯=“シンブンシ”の捜査に乗り出す。
捜査を続ける吉野はシンブンシが単独犯ではなく、複数犯であることに気付く。
それでも「彼ら」は
吉野をあざ笑うかのように、予告と制裁を繰り返していく。
そして
予告配信現場に残される“ネルソン・カトー・リカルテ”という謎の文字。
巷には「彼ら」を神と崇める模倣犯も出現し、
マスコミの報道は過熱。
遂には政治家殺害予告にまで至り、社会現象へと発展していく。
果たして「彼ら」をこの凶行に駆り立てた真の目的とは?
吉野は「彼ら」の知られざる過去に事件解決の糸口を見出すのだが・・・。