案内所でウ●コ漏らしたのよ。 | 真夜中のキャプチュード

案内所でウ●コ漏らしたのよ。














海街diary













是枝裕和 監督作品


「海街diary」劇場鑑賞!!








ぶっちゃけ、

私的には原作はつまらなかったのです。

読んでて疲れちゃったんですね。

なので映画化は「まさか!Σ(゚□゚;)」だったワケです。

しかしね、監督が是枝監督だと聞いて、これは期待大だな~~ってね
                        (∀`从)♡♡♡

それ故に、

敬愛する是枝監督が、

このつまんね~(失礼な!)原作をどれだけ素敵に描き変えてくれるか

超楽しみでした!

公開2日目に行ってきました。


正直、

監督、我に返ったか!?ヾ((○*´∀`*))ノ゙そう思いました。


「奇跡」辺りの頃は、どうなっちゃうんだろ?って心配でしたが。
                    '`,、('∀`) '`,、

私的、No1是枝は、「歩いても歩いても」に変わりなく、

それを塗り替えるには至らなかったものの、

それこそ、

小津の世界に旬の女優4人を放り込んだようなこの一本は、

No2是枝でもいいくらいの勢いでした。

家族ドラマ撮らせたら、やっぱすげ~~!(∀`从)♡♡♡

正直、

歩いても~の頃って、公開劇場も少なくてね、

神奈川だと、一館とかだったんぢゃなかったかな?


現実的には、「誰も知らない」って、

柳樂くんを有名にした作品なのでね、

監督自身の撮影環境って変わってないような気がする。

しかし、

「そして父になる」で、まさかの有名人になったので

まぁ、今回の手厚い待遇は

製作サイドとしては作業をすすめやすくなったでしょうね。

本作は公開前から、もの凄い宣伝してましたもんね'`,、('∀`) '`,、





わたし、

20代を材木座の近くで過ごしていましたのでね、

遊びたい盛りの、血気盛んな20代、

毎夜、鎌倉でドンチャン騒ぎですゎ!'`,、('∀`) '`,、

よく、小町通りの裏路地にあった、

ななちゃんって女の子のいる店行きましたょ'`,、('∀`) '`,、

なのでね、

鎌倉って街は、もう故郷と呼んでいいほどです。

今でも、

たまにフラッと行きますよ。


しかし、

本作の舞台は主に極楽寺周辺。

繁華な鎌倉ではなく、中心部から少し離れた鎌倉。


古くは、「俺たちの朝」

最近では「最後から二番目の恋」でその名が知れた極楽寺!

当時の面影を今でも多く残す江ノ電の駅。

私も意味も無く行ったりします(●´艸`)

どうでもいい話ですが、

この、極楽寺駅前にある工務店のエアコンの取り付け

私がやりました'`,、('∀`) '`,、

友人の空調屋さんのお手伝いで。



こんなレトロで素敵な駅です。



俺たちの朝OP貼っておきますね。
      提供:shibamatabrothers



なのでね、

あら?

極楽寺って撮影禁止ぢゃね?

とか、

地元あるある的な事をアレコレ考えつつ、

知ってる場所ばかりの作品を存分に楽しみました。

なんか

2日目にして、劇場も何故か空いててね、

ゆったり、殿様鑑賞でき、是枝作品を堪能しました。
              ヾ( 〃∇〃)ツ




本作は、

これまた是枝作品でお馴染みの、

"死"と"生"の対比がさりげなく散りばめられ、

今回の4姉妹のそれぞれの性格とリンクさせ、置き換えていたり

またまた小業が効いてましてね!

特に、

4姉妹の個々の描き方は秀逸!


長女・幸の存在が、

姉から母の立場へ(実際に母親になるワケではない)と

その自身の責任感の受け止め方、ありかたが変わる様、

不倫相手との決別に母へと代わる瞬間があり、

決意が目に灯る演技も素敵!( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

そしてやはり、母に近いモノがあるため、

母とぶつかりあうんだと思います。

それ故に、

単に長女だからというだけでなく

母の代わりへとなるには、もっとも自然な立場にいたわけですね。

それに対し、

オープニングから生足をさらしたり、

喪服でのストッキング脱ぎ捨てショーまで魅せた

もう、厳格で真面目な幸に対する

次女・佳乃の生命のエネルギー = エロス表現。

母親のメリハリきつい部分と、

父の悪い部分の奔放さを持つ、この家族の機関車的存在。

長澤さんも良かったけど、

もっと、水商売臭が強い女優さんでもありだったかも!

そして、

マイペースな三女・千佳は、対象的な姉二人のクッション的役割で

たぶん、父の良い部分の奔放さを持ち、

実際には千佳が、父に一番近いのではないでしょうか?

本作ではイマイチの活躍ではありますが、

原作では独特の世界観で姉妹をなごます存在でね。

宇宙人のような不思議ちゃんでもありますね。


しかし、

女性三人では姦しいだけなんでしょうが、

噛み合わない3つのピースを繋げることが出来る最後のピースが

すずなんですね。

このすずが最も原作に近かったかも(ノ∀`)

これら姉妹をね、

監督のこだわりの細かい演出で、

時間をかけて確立されたキャラクターとして存在感抜群でしたね。





また、

なんだかこの家族が身近に感じるのって、

さりげないセリフにあると思うのですね。

樹木希林演じる、大船に住む親戚の"大叔母様"を

「大船」と呼ぶあたり、日常を強く感じますね。

シーン内に収まる人物それぞれが

すべて別々の動きをしながらシーンを作っていくんですね。

この計算された動きは練習とかすんのかな??

カメラ位置とかが普通すぎて、新鮮!

室内とか、人物配置とかの

空間の切り取り方は成瀬監督っぽい。


さらには

物語を進行するためのセリフとか、

日常で使うには不自然なセリフは極力少なく、

監督独特の、淡いフォーカスの画面がもの悲しく、

そしていつも見ている風景が様々な相乗効果をうみ、

ドラマの一部に存在しているような感覚が心地いいですね~~
                   (∀`从)♡♡♡

あ!

鎌倉を知らない方でも、

どこか懐かしさを感じるのではないかと思います。

それほど、街の描き方、良かったですね。

海街~ってタイトルに媚びることなく

鎌倉 = 海ってイメージを払拭した街の描き方でね、

ラストシーンは海岸なんですが、

そこでも自然の奇跡が画に映り込んでますので注目して観てくださいね。

北野監督もよく奇跡の画撮ってましたが

ノってる監督って、奇跡起こりやすいんだね。



う~~~ん

なんか、4人の姉妹っていいね。(●´艸`)



佳乃は「生シラスなんて滅多に食べれないからね」って言ってましたが、
この辺に住んでたらかなりの確率で出会えます。
むしろ、私はイナダとシラスには困らなかった'`,、('∀`) '`,、



本作が気になる方、

たぶん、

かなり長期で上映されるでしょうから、

是非、足を運んでください。

来年の夏くらいには地上波で放送されるでしょうね。

機会があれば、私ももう一度(●´艸`)

& DVD確保!'`,、('∀`) '`,、
















































普通です



































(C) 2015 吉田秋生・小学館/フジテレビジョン 
               小学館 東宝 ギャガ

製作年:2015年

製作国:日本

日本公開:2015年6月13日

上映時間:2時間6分

製作:フジテレビジョン / 小学館

製作・配給:東宝 / ギャガ

カラー






~ストーリー~

まぶしい陽光に照らされた夏の鎌倉。

ある朝、

鎌倉に暮らす三姉妹

香田幸、佳乃、千佳のもとに、

15年前に姿を消した父親の訃報が届く

長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳

そこで

年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・浅野すずと初めて出会う。

既に母も亡くしていたすずは、父の再々婚相手の家族と暮らしていた。

気丈だが感情を見せないすずに対し、

葬儀で会った亡父の妻は頼りなく、

遅れてきた幸は、

すずに頼りきりの亡父の妻に不信感を抱く。

葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、

堪えていた感情が爆発するように号泣した。

幸はそんなすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、すずは快諾した。

そして、

四十九日を済ませた翌週に、

父を亡くした地を後にしたすずが

鎌倉の異母姉たちが住む一軒家に引っ越してきた。

幸はすずに言う

「もう“ちゃん”は付けないわよ。妹なんだから」

こうして異母妹を「四女」として迎えた香田家の新たな共同生活が始まる。