ハイジの世界
獸木的には最近オンジがラップやったりする学習塾のCMのイメージのほうが強烈だけど
でもやっぱり
山小屋、草原、牛やヤギなんかの乳製品王国的要素がいっしょくたになった、ハイジに出て来るような風景が頭に浮かぶよね。
でもそんなハイジの世界は、スイスのどこに行けば見られるの?
獸木が地球の歩き方を凝視し、ネットで2つ3つググった結果、最もスイスの田舎らしい風景が見られるらしい場所として上がってきたのが
ウルネッシュ
というところ。
どこにも具体的な行き方が書いてなかったので、なんか今回の旅行では行けないくらい遠い所と思い込んでたのだが、旅の半ばでスイスの乗り換え案内を見たら往復3~4時間見ればチューリッヒからまあまあ行けることがわかった。
興味ある人のために行き方も文末に書いとくけど、とにかく天候などの都合で、このウルネッシュ訪問がスイス最終日兼自分の誕生日+スイスの建国記念日の8月1日にもつれ込んだんだね。
日曜日もお店がみんなお休みになっちゃうスイス。
建国記念日ということは
そう、どこも完全休業!
なのでどうにかウルネッシュの駅に降り立ったものの
いるのはかわいいヤギだけ
メ〜
しかも突然喧嘩をおっぱじめる奴らも!
とおりゃあ〜〜!
ネット上にも地球の歩き方にもウルネッシュの情報はほとんどないのに、頼みの綱の地元観光案内所も休みで行き交う人もなく、案内版はずえーんぶドイツ語。
あらーでもかわいい街並み。
すでにハイジの世界だね。
どっちに行ったらいいかもわからないけど、とにかく行けるところまで行ってみようと歩き出したら、突然後ろから天使の声が!
「そこのあなた何かお探し? 」
人の気配なんか全くなかったのに、どちらから降臨されたのでしょう?!
初めてで右も左もわからないんで、とりあえずその辺を軽めにハイキングしてみたい旨告げると、
「この辺ハイキングし放題よ。どっちへ行ってもいいお散歩コースだけど、橋を渡って丘の方へ行ってみるのもいいかも。」
と教えてくれた。
ありがとう天使様
何しろ晴天日を待って行ったので、キンキラキンの青空。
そこへ持ってきて宿やレストランがみんな閉まってて休むとこがない上、あたりが全部牧草地みたいな感じで、日陰がどこを探してもない。
日を浴びるとあっという間に脱水症状になってしまう獸木。
これは時間との勝負になるぞ...
スイスも今日で最後だし、気合い入れて行こう!
デジカメが壊れたあとだったのでiPhoneを構えつつ、いざ決死のハイキング!
なんやー
めっちゃ爽やか〜〜
風が涼しい〜
ありがたやー
遠〜くに見える羊の群れ。
羊飼いも牧羊犬もいる気配ないけど、勝手に自分たちで移動してるみたい。
遠くに見えていたこの木を目指して進み、木陰でひと休み。
ルツェルンの市場のビーガンブレッドと果物のお弁当を食べて、お水をいただいて帰りました。
めでたし、
めでたし
・木陰から撮ったムービーはこちら:
・こっちは車窓からの景色:
ん?獸木、なんか忘れてるのとちゃう?
いえいえ、忘れてませんがな。
晴天のリギ山でしょ
一瞬見た人もいると思うけど、実はこのあとリギの写真を一気に載せてスイス旅行記終了しちゃおうと、文章とお別れの挨拶までアップして、続けて写真アップしようとしたら、やっぱアメーバの限界値を超えてたみたいで投稿できなくなっちゃったんだよね。
だから、まあ.....
次回?
ウルネッシュへの行き方は載せとくね。
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・ウルネッシュへの行き方:
ウルネッシュはチューリッヒからは途中ザンクトガレンまたはゴッサウというところから乗り換えて行く。
スイスでどっか行きたい時は、思いついたらすぐ使える乗り換え案内が便利だけど、予定が決まってる時は駅のInfoと書いてあるとこ(大体どんな駅にもある)へ行って、係の人に行きたい場所をいえば、乗り換え駅や発着時刻、ホームまで詳しく記載されてるものをプリントしてくれるよ。
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