そんなわけで....
極寒の日本から真夏のチューリッヒに来ちゃった獸木野生。
チューリッヒ湖
ちなみにチューリッヒ湖は白鳥の湖でした。
しかし真夏とはいえ、ソニアちゃんの言うように湿気が少なく爽やか、そして入り組んだ市街は道が細くて日陰が多いので、去年の日本の夏のように夜中までに一歩も外に出られないと言うことはなく....
街には所々噴水があって飲用できるので脱水の心配もなし。
ただスイスと言うよりは....
暑い(らしい)ギリシャや南イタリアを旅してる気分!
割と活発に動けたおかげで、着いた翌日にはチューリッヒの中心部分を制覇し大体把握できたので
バーデンは温泉街で有名らしいのだが、温泉は暑くなる午後に回して、街を散策。
街の入り口兼中心地的なシティ・タワー。
この横に教会があって、獸木が通りかかったときちょうど鐘の音がリンゴンリンゴン鳴り響いたので、天窓からもれる壮麗なパイプオルガンの音にひかれて、ふらふらとそちらの方に歩いて行ったら、磔になったキリスト様が
こういう霊験あらたかなところで写るらしい、いわゆるパワスポ写真。
AIDコラボレーターやAIDフレンズのプロのスピリチュアリストの人たちなんかは日常的?にアップしてるんだが、煩悩猛々しい獸木などは日本では絶対に撮れないシロモノ。
しかし、スイスでは比較的都会のチューリッヒのなんでもない場所でも写っていたりした。
*チューリッヒの街中の噴水で撮ったもの
これはきっと、霊的にとても良い場所に違いない
多分......
幸先良くルンルン気分で、どんどん路地を進んで、素敵な写真をたくさん撮影。
(その素敵な写真もデジカメの中なので、多分あとでね)
真夏の日中散歩など、何年ぶりかわからないくらいなので、気分もアゲアゲ。
そして昼くらいまでに旧市街を制覇して余裕だったので、駅前の観光案内所で、まだオープン時間前なのに対応してくれた親切なスタッフのお姉さんが勧めてくれて、行かないことにしていた場所に行くことにした。
なんで勧めてくれたのに行かないことにしてたかというと
「かなり登りがきつくてたいへんだけど、絶対に一見の価値があるわよ。」
というオススメ内容の、街で一番高い丘というよりは山の上みたいなとこにあるお城の遺跡だったから。
その城の遺跡のことはこの方のブログに詳しく書いてあるよ:
でも気分いいし、霊験あらたかな場所だし、アキちゃんのヨガで鍛えてるし、きっと大丈夫!
最初は街中の階段風で、楽勝な感じ。
しかしこれが延々と続く。
藪の中から突然
ウニャニャニャ〜
という甘い声とともに駆け寄って来る者あり!
目的の城跡〜
でも確かに素晴らしい眺め。
しばしうっとり〜〜
この時、通訳を買って出てくれたのが、バーデン在住のエリザベス(左)。右は娘さんのEstellaエステラちゃんだよ。
あらー、素敵な人だわ。誰かしら?
前に会ったかしらー
他人とは思えないこの馴れ馴れしさ!
長居してはいけないことも忘れ、後から登って来た人々に追い越されながらひとしきりアバンチュールを満喫。
JBゴメン。
帰ったら埋め合わせするからの。
素敵なマイケル柄の彼(または彼女)との別れを惜しみつつ、一気に頂上を目指す!
ここで引き返すという判断もあったのだが...
もうちょっと頑張って城の塔よりさらに高いところが頂上。
この時点で明らかに調子こいてしまったことに気づく。
間違いをおかしたことは明白だが、すでに手遅れ。
登った道は降りるしかない。
下にたどりついた時は当然汗だくで、熱中症第一症状の激しい倦怠感!
いや〜ん、
ごめんなさい!
体に謝りつつ、カフェに避難して2時間くらいじっとしているが、回復の兆しなし!
午後は温泉街に行こうと思ってだけど、あきらめてチューリッヒに帰ることに。
ふらふら駅前まで戻ると、来た時動いてなかったメリーゴーラウンドが動いてたので、もうろうとしながらなぜか撮影〜
このまま電車に乗る気力もイマイチなので、もう一度そばのカフェで休むことに.....
ここでちょっと問題が....
あとで多分詳しく書くかもだけど、チューリッヒのあたりはドイツ語圏。
ソニアちゃんは「みんな英語しゃべるし、表記も英語があるから大丈夫!」と言ってだけど、実はそうでもなく、お店の方が英語わからないということが結構あり、その場合はしゃべれる人いますかーと通訳してくれる人を探さなくてはならないのだ。
メキシコから移住して来たというシングルマザーのエリザベス。
通訳してくれただけでなく、一緒にお茶しようと誘ってくれ、1時間ほどおしゃべりするうちに大分元気に!
しかも....
注文した生搾りジュースをおごっていただいてしまいました。
ありがとう、
エリザベス(涙)
エリザベスは家電メーカー勤務なんだけど、どうもバーデンに日本の家電メーカーが参入するとかで、ゆくゆくは日本に来ることもなくはないというよりことなので、もし来た時はぜひ連絡してねー
*撮影してくれたお兄さんが思い切り写っている思い出写真wなんとなく着いた途端遭難しそうになるのが癖になってる獸木の旅。
この教訓を未来に生かそう。
きっと....!