真夜中のリンゴン/獸木inスイス・ルツェルン-カペル橋と旧市街 | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。



お山の撮影を優先したので、駅への往復や帰る直前に慌てて撮影したルツェルン。

でもこの街だけの日帰りツアーで来る人も多い、夢のように綺麗な町なんだよ。


先ほどフロントの方に、君、9日もいたねと感心?されながらルツェルンのホテルをチェックアウトし、チューリッヒのホテルのチェックイン時間まで時間を潰しながら、皆さんにもそんな美しいルツェルンをシェアしたいと思います。





見どころがたくさんあって、どこからシェアしていいか迷うんだよね。
同じ名所でも朝夕夜、晴れと曇りでそれぞれ違った美しさだし。



なのでまず超有名どころから行こうと思います。



街のシンボル、
カペル橋
駅を出てすぐ左側にあるので、毎日この橋を見ながら通勤?する感じだった。
いつも大勢の人が写真を撮ってたよ。
一番上の写真が真昼間、スーツケースを引きずってホテルに向かいながら撮ったやつで、



これが朝
 




市場の花と橋


曇りバージョンw





夕刻




夜(日没は9時くらい....)



内部





カペル橋を渡ると旧市街で、そこが次の見どころ。

範囲は小さいんだが、美しいフレスコ画で飾られた古い建物がぎっしり並んでて、とこどころに噴水のある広場(と言っても広くない)があって、獸木の泊まったホテルもその広場のひとつ(ヒルシェン広場)にあった。

旧市街兼ホテルやレストランが密集した繁華街?みたいな感じなので、生活感いっぱいというか、昼も夜も活気があってにぎやか。


獸木の泊まった部屋は4階(日本の5階)で広場に面しており、冷房がないため窓を開けて寝るので、夜中に大声で楽しそう〜〜に歌う人が結構いたり、さらに街にたくさんある教会とか時計塔とかが、夜中でも1時間ごとにリンゴンリンゴン鳴っちゃって、文字通り....
眠らない街
といった感じだった。





寝なさいよね、少しは....



こんな感じで歌が聞こえてくる:





これは獸木が泊まってたホテルの部屋からの眺め。正面の陰になってるホテルのフレスコ壁画などが有名らしい。




 コレね





左の看板が獸木のホテルのやつだけど、正面に見える建物も



ホテルの真向かいのこの建物もフレスコ画すごい。




ここを中心に近所をざざっと回ってみようね。
大体徒歩数分以内の場所に全部収まってるよ。



これが橋に向かう道。左手は有名な時計塔がある市庁舎だけど、なぜか下はビヤレストランみたいになってる。



ここに時々出てるフィッシュ・マーケットのサイン


夜の同じ場所(旧市街向き)



時計塔


時計塔の右側の建物


橋から360度ムービーを撮ったから見てね:




 
そして川沿いにはレストランが並び、曜日によっては市がたつよ



みんなそれぞれ川沿いで日没を楽しんでいたよ


夜のホテル前の広場







路地は迷路のようで、どの角を曲がっても御伽の国みたいな街並み。






フレスコ画が建物のタトゥーに見えてきた頃遭遇した近所のパンクなフレスコ画。




いつもお水を汲ませていただいていた、隣の広場の噴水(獸木のホテルの前の噴水はでかすぎて手が届かなかった)。





そしてここがもうひとつの名所、ライオン記念碑 Lowendenal 。
別名  瀕死のライオン




地球の歩き方にはカペル橋の次に観光客で賑わう観光地と書いてあるが、スイスの昔の兵隊さんの慰霊碑という厳粛な場所でもある。
なんで永世中立国のスイスで兵隊さん?と思うが、今でも実は徴兵期間あって、ジョアキムも徴兵されてたことがあるそうだ。
そしてなんでもその昔はスイスの兵隊さんが傭兵として輸出されてたらしい。

この記念碑はフランス革命のときマリー・アントワネットさんたちを守るために傭兵となって亡くなった人たちのためものだそうだ(地球の歩き方より)。


獸木は瀕死のライオン?なんやそれ?みたいな感じで、噴水広場程度のものを想像していたんだが、大きな天然の岩を掘った荘厳なもので、清らかな池に抱かれている。
場所も緑が深く美しい公園の中で、なんだかずっといたくなるような素敵なところだったんだよ。









そして犬オッケーみたいです




日本帰国の3日前にSDカードがぶっ壊れた(このブログは書き始めてから数日たってます。ダラダラ書いてるんで....)取材写真用デジカメで撮った画像も、スイスでは撮れまくってた例のパワスポ写真になってたよ。




さりげなく重大アクシデントに触れた気がするが、心配は帰国してからにすることにして, ここでしばらくボーッとしてたら、次から次へ出入りする観光ツアー団体の皆さんに紛れて、お友だちとヨガポーズの撮影会をしてる地元の女の子が!




ええーっ!このポーズってコレやん!

アキちゃんがいつもラクラクやってて、獸木たちがアキちゃんに支えてもらってムリムリやってるコレやん!




思わず声をかけて上の写真を撮らせていただきました。
子供のヨガの先生だというマノンちゃん。



さらにライオン記念碑を出てすぐのところに、観光名所らしくお土産物屋さんがあるのだが、そこでこの猛犬猫注意のプレート見ながら、犬猫好き仲間のお土産によさそうだなー、でもスイスと全然関係ないしなーと悩んでいたら、



話しかけてきた猫好きのクウェート人ハルHalちゃん(インターナショナル対応愛称)と猫談義に。
*ハルちゃんのお友だち撮影


イギリスに留学して今はイギリスに住んでるというハルちゃん。
そう、PALM読者の方にはどっかで聞いた話だよね。
イギリスに留学したクウェート人といえば.....


アンディのパパ!

このことを教えたら「なんで〜〜⁈どうやってクウェート選んだの⁈他にもいろんな国あんのに〜。そもそもなんで知ってたの?」と驚くハルちゃんといっしょに自分も驚く獸木。


PALM のこの辺りの設定は10代か遅くとも20代前半。世界にどんな国があるか今よりもっと知らなかった頃。
PALMの舞台をロサンゼルスにしたところからして相当当てずっぽうに選んでるので....
そしてあとから湾岸戦争でクウェートが......

まあPALMのミステリーを追求してると永遠にブログ終わらなくなるので、


とにかくハルちゃんとセルフィー!





明日はスイス最後の一日なので、早く起きなきゃいけないから、今日はもう寝るねー


おやすみなさーい


オマケ:
帰国後無事パソコンに取り込めた瀕死ライオンパワスポ写真