真夜中の花火/獸木&スイスの誕生日+チューリッヒ動物園 | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。


ルツェルン第2弾をお約束しましたが.....(したっけ?)


その前に


前のルツェルン記事はルツェルンに着いて割とすぐに書き始めたんだけど、牛と遭遇したり何だりで他の記事で盛り上がってしまったため、アメーバのアプリに保存しながら後回しにされていた。

そうすると初期設定?の投稿日が書き始めた日になり(編集や訂正して投稿すれば変更可)、そのままアップすると、先にさっさとアップしたブログより古いブログとして投稿される。

やっとルツェルン記事1を書き上げたのが、スイス最後から2日目の夜。

でももう疲れてたし、明日は最後の一日で早起きしたいし、とりあえず過去の日付のまま公開して11:00前に寝てしまった。

余談だがアメーバのアプリは写真を一度に15枚までしかアップできない。
獸木のブログを素早くチェックしてる人は、たまにこの写真がどうとかいう文章なのに写真がない!なんてことがあると思うが、これはあとから(場合によっては結構日があく)追加し直してるから。
この時も写真が多くて、どうせまたアップしなおさなきゃならなかったから、日付が過去のまま他の記事に埋もれてた方が、早めに見る人のためにも都合いいしと思ったんだ。

まあこの辺の事情はどうでもいいんだが、ホテルの快適なお部屋ですやすやと眠りについていた獸木。

ところが



パンバンバン‼︎

と夜中にすごい爆音が!


間違いなく何かが炸裂した音で、今の時代だから外でいきなりテロとか戦争とか起こってても不思議じゃなかったので、さすがに起きてカーテンを開けた。


そしたら......


ヒュ〜〜〜


パンパンパン!


花火でした。
*ホテルの前の通りから上がって行った花火の火花


しかもどわーっというすごい歓声が!

なんやー?
何が起こっとるんじゃあ〜〜⁈⁈





でも獸木には心当たりが.........


実はこの日の昼間、スイス最後から2日目は、チューリッヒ動物園に行っていた。

そう、アニマル・ライツの世界では今やビミョ〜なポジションになってる動物園。

獸木野生は子供の頃から動物園大好きで、生まれて始めて自分で撮った写真も上野動物園のキリンで、世界のどこへ行っても動物園に必ず行って、最終的にアフリカまで行ったくらいなんだけど、AID活動の一環でアニマルライツ最前線情報を常時勉強させていただくようになり、動物園、水族館、サーカス、動物カフェなどあらゆる動物を利用したビジネスが問題視されていく中、さすがに動物園からは遠ざかっていた。

だけど、今回の旅行の最初の方で出会った、亡くなった母とまだ健在なステップ父夫婦をほうふつとさせる日本人のご夫婦がいて、その方たちが素晴らしいのでぜひぜひ行ってね!とすすめてくれたんだよね。
*その方たち
めっちゃ旅慣れてるご様子でした...


更になんかアニマルウェルフェア的にも評判よい動物園らしい(ビミョーに未確認だけどNHKで特集が組まれたそう*以下リンク)ので、ちょうど天気がイマイチで予定してた場所を最終日に回した関係もあって、さらにとりあえず駅まで行こうとして乗ったトラムが動物の行きだったりして、もう運命かなとなって出かけたんだ。




ざっと写真を紹介するが、これは放し飼いの鳥たちのエリア。人間は遊歩道を歩きながら鳥を観察する。



園内のいたるところに巣を作ってたコウノトリ



こんな感じで出会えます



人が行き交う遊歩道でずっと爆睡してた鳥。



かなり混んでた園内....遠慮しながら静かに通過するとはいえ、相当大勢の人が行き交い、その都度写真を撮ったりしていくのに完全無視



セルフィーしても夢から覚める気配なし!




これはマダガスカルの自然を再現したらしい巨大ドーム

時々お猿さんが現れて追いかけっこしたり、姿の見えない猿たちの雄叫びが響いたりしてたよ。




みんなの注目を集めてたカモ



近い......



近っ!




シマウマとクジャク(放し飼い)のツーショット




これは有名な象の室内小屋。

象とかライオンは、少人数にものすごい巨大な部屋(しかも行き来できる部屋が複数だったりする)が与えられているので、現れてくれるまで辛抱しないと動物は見られません。




1日いても回りきれないという噂だったけど、4-5時間ゆっくり歩いて午後には全てのエリアを制覇。



 そして帰り際に一番最初に回った例の鳥のエリアを通りかかると....... 



あの彼がまだ同じ場所でじっとしていた。

置物とちゃうよね





かくして動物園を後にし、もう最後だからお土産買わなくちゃーと思いながらトラムに乗って街に向かう。


と、その帰りのトラムでこんな広告を目にした。

なんか花火が写ってて、8月1日って書いてある。

8/1は翌日......獸木のスイス滞在最終日。

そして
獸木の誕生日。


自分の誕生日に一体何があるのだろうと思って、初めて辛抱強くドイツ語の長い文章を翻訳ソフトに正確に入力して調べたところ...
 



なんですと〜〜⁈⁈


手強すぎるぞGoogle翻訳....



でもとにかく、さっきの真夜中の花火はあの8月1日と花火写真のポスターに関係あるに違いない!




花火はあちこちで上がっている様子で炸裂音はなかなか鳴り止まず、人々の歓声というか雄叫びが続き、オレオレオレ〜〜とかいうサッカー応援歌みたいな合唱まで聞こえてくる。


寝らんねえぞオイ!
明日は早いからベッドに戻ってどうにか寝なきゃと思いつつも、さすがに目が冴えてしまい、プチ混乱しつつ、とりあえずルツェルンブログに写真を追加し、日付を現在時刻に直して再アップ。


物好きな人は前回ブログをチェックしてみよう。そんなわけでアップロード時間は

2019-08-01.    00:49:07

になっている。


8月1日と言ったってめっちゃ日付が変わったばかり。
絶対事情を説明してほしいよね。

 
朝一番で誰かを捕まえて聞こうと、みんながホテルの朝食を食べに集まるレストランに乗り込んだら、なんと....

だあれもいない!



昨日は人がいっぱいだったのに.....


仕方なくひとりでカチャカチャ食べていたら、遠くで見るともなくこちらを見てたレストランの係のお姉さんと目が合った。
そういえば係の人も昨日はもう一人くらいいたのに、今日は彼女ひとりである。
「いくらなんでも静かだよね、今日⁈ 」

と、切り出した獸木。普段は係の人も忙しいけど、今日はさすがにふたりきり。

「そうなの。....昨日騒いでみんな今日は寝てるんじゃないかしら。今日は祝日でどこもお休みだし。
今日はスイスの誕生日だから。」


 

そうなのである。

スイスの建国記念日

だったのである。



あとから知ったのだが、もちろん当日夜もお祝いして騒ぐが、効率を重んじるスイスの人たちは翌日が平日で早く寝なきゃならないらしく、夜中まで騒ぐのは当日ではあるけど日付の変わった直後らしいのだ。


お客さんが獸木だけで暇だったお姉さんは、その日の晩の花火開催場所をググッてくれたが、今年はいろんな会社とか団体とか、下手すると個人とかが夜の10時ごろ、同時多発的にいろんな場所でやるので、チューリッヒだったらたくさんある橋のどこかで見るのが良いだろうということだった。


獸木は翌日帰国日で、やっぱり朝早く、夕べ夜中の花火で寝不足だったこともあり、夜の10時ごろは正直かなり眠くて迷ったのだが.....

せっかくなのでサンダル履きでフラフラ橋まで行きました。


1つ1つの規模は日本の夏のすごい花火に比べると小さいんだけど、ほんとに同時多発的にあっちでもこっちでもやってて、どこを見たらいいかわからんかった。



これはボートの上で噴射式の花火たいてるんだけど


ボートが火事にしか見えんw



そして花火そのものより.....人々の盛りあがる声がすごい

見てみてね:
https://youtu.be/FvHwAYmCSy8



花火情報を教えてくれたレストランの係のアレリアAuteliaちゃん、ありがとう。
おかげさまで誕生日に花火を見るというよい体験をさせていただきました。


彼女は前日もアレルギーのことで親切に対応してくれ、おかげで滞在中安心して朝ごはんをいただくことができたんだよ。

スイスに来るとみんなソーセージを食べるらしいけど、獸木はこのホテルの朝食で初めてソーセージ食べた。



これはホテルのマスコット。


獸木の部屋の外にいて、とても気になった牛(置物)




そして、もし今夜も夜中に爆音が炸裂しても目が覚めないように窓を閉めて寝たけど、その日はみんなキリよくさっさと寝たようで、夜中は物音ひとつせず、朝までぐっすり寝かせていただき、スムーズに早起きし、ゆとりを持って帰りの飛行機に乗ることができました。
*爽やかな朝のホテルの窓から見える景色




ありがとう、スイス

スイス旅行記











ではありません


まだ見せたい場所があるんよー