電車からジャンプ!/獸木inスイス・リギ山雲海編? | 獸木野生Official

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Blog by graphic novelist / Movie maker Maxine-Yeasty Kemonogi.
漫画家・映画監督獸木野生のオフィシャル・ブログ。著作PALM(パーム)、映画AppleEyeシリーズ。
ペット、アニマルライツ・コミュニティAID活動、旅行記他。



今は8月13日お盆。
8/3にスイスから帰国して10日が経過しております。


未だにスイスブログ上げてんのかよ獸木?
いつまで旅行気分抜けないんだよ。


いやもう、日本暑くて昼間どこも行けないし....
真面目に仕事してるけど、旅行前にテレビ壊れてネットで借りてるアクアマンも観られず、ニュースすらチェックできず、夜中にニューヨークの朝のラジオ聴くまで人声を全く聞かないから寂しいし.....


仕事の合間に心はスイスして和んでんのよ。


でもさ、もう散々スイスの山の景色上げたから出尽くしたと思うだろうけど、実はハイライトの


ハイジの世界的風景


がまだ残ってんのよ。


別に出し惜しみしてたわけじゃないんだけど、意外にいい条件でそういう場所に行くのが難しく、撮影も最後になっちゃったんだよね。


 
さて、獸木野生は地球の歩き方に載ってたルツェルン近郊の山4つに全部登ったんだけど、まだ紹介してないのが


リギ山。



リギはそんなに高い山じゃないんだけど、スイスで一番初めに登山電車が開通したとかで、みんなに愛され、歩きやすいハイキングコースがいっぱいあるところなんだって。


獸木は、じゃあリギでハイキングをしよう!と思ってシュタンザーホルンの次に行ったんだけど、その日はお天気がすんばらしく、気温が高すぎて、美しい風景を撮影させていただいたものの、ハイキングは断念したのだね。



それで、ルツェルン滞在最後の方で、低めの気温と雲海が期待できる曇りの日を狙って再チャレンジしたのだが、今度は気温が低すぎてめちゃ寒く、しかも山の上半分は雲の中で何も見えなかったので、中腹より下からハイキングし、しかもそのために....

電車から飛び降りる

羽目になったのだよ。





これがその時のリギの頂上駅からの眺め

雲海どころか、雲の中にすっぽり状態





信じられないだろうけど、最初の時は上のベンチの前にこんな風景が広がっていたのだ

ヨーレイヒ〜








リギ山には二回とも湖船で往復したんだけど、特に最初の日は晴れてたので船が満杯で、船着き場に駆け込みながらびっくり。

えー、あれに乗るの⁈人がぎっしりー
スペースあるんすか?




スイスは観光シーズンの真っ只中だったので、基本どこも混んでたけど、この時はどんな人混みでも誰もいないように風景写真を撮る獸木野生の撮影テクニックも通用しないほどの混雑。
船着き場もディズニーランドと見まごう人の列




あーでも気持ちいー




ちなみに向こうに見えてるのがリギ。

ピラティスと同じでルツェルンの街からもいつも見えてるよ





こっちは二回目の曇りの日の湖船からのルツェルン写真。

晴れてるじゃん!と思うだろうけど、平地は晴れたり曇ったりでいい感じだったんだよね。








船の上で会っちゃった一人旅オーストラリア人のデイヴ。

グダイメイッ
(オーストラリアの挨拶です....このまま言って使ってみてね)




リギに登るルートは3つあるんだが、獸木はその中のロープウェイを使うルートで登るためにデイヴに早々に別れを告げ、ヴェッギスWeggisというところで下船。




なんかマーク・トウェインが好きだったらしい綺麗な街だよ。



急ぐ旅ではないので街をぶらぶらしながらロープウェイに向かう。


ロープウェイまでの道もいい感じ。





ロープウェイからの眺め。
まだまあまあ晴れてるね。

そしてロープウェイで中腹の終点まで登り、登山電車に乗り換えようとしたら




またデイヴに遭遇!

まあ、ご縁がありますなー

 


しかも他の一人旅のオーストラリア人たちと出会ったとかで団体になっていた!


獸木(左)もオーストラリアにいたことあるので、オーストラリアつながりで、とりあえずみんなで頂上まで行くことに。





予想どおり頂上は雲の中〜

シンボルマークの鉄塔




これは前回の同じ場所

うーん、違いすぎ






なすすべもなく、すごすごと登山電車に乗って一同下山。



デイヴたちは麓からもう船に乗って帰るモードだったが、獸木は中腹からハイキングで降りる予定なので、車窓から雲の状態を凝視。

中腹を過ぎてから、なんとなく雲が切れて来た。



うーん、ぼちぼち視界がひらけてきたかな?

でもまだ気温がかなり低いぞ。

 

でもって晴れてた前回の同じ場所






おお、やっと雲がなくなった!
では次の駅で降りよう!

と、したらなんと
 



電車が止まらない!




お天気悪くてハイキングする人が少ないせいか、どうも小さな駅は乗る人が待ってなかったら飛ばすようなのだ。




そしてまた次の駅。
麓が近過ぎてここを逃すともうハイキングにはならない。



おお、ホームで人が待っている!
よかったー
止まる!




と、思ったら


ホームに乗り入れたのはなんと一両目だけ!






そう、小さな駅は一両分しかホームがないので、降りるつもりなら始めから一両目に乗るしかないのだ。



そんなこと知りますかいな。
旅行者ですがな




幸い座席の真横にドアがあり、ドアが手動だったので、電車が止まった数秒の間に、オーストラリア軍団がグッドラックと手を振るのにもあいまいに答え、狭い座席を移動して獸木のためにドアのそばからどいてくれたお兄さんにお礼を言う余裕もなく (お兄さん、すみませんでした)



飛び降りました。



電車から......





別に猛スピードで走る電車から飛び降りたわけじゃないけど、この短い数秒間、心の中はトム・クルーズ

バックグラウンドにミッション・インポッシブルのテーマがチャララ〜と鳴り響いていた。

*検索サイトからお借りした写真です。





そして降りた場所。

わーん、麓近っ!





ダサいぞ、獸木.....




と、距離短すぎることを一瞬がっかりしたけど、意外に勾配きつく、獸木にはちょうどいい距離でした。






途中で若いワンコとその飼い主さんと一息つきながら山を降りて....





フイッツナウVitznauという街の船着き場からまた湖船で帰途に着いた獸木。

はー、二度もチャレンジしたのについに目的を遂げられず、意外にハードル高かったな、リギ
また来なくちゃ.....
スイスに



とりあえずルツェルンに帰ってtibitsで美味しいごはん食べよう。

きようはビーガンカレーとサモサにしようかなー





さあでは、皆さん。
たっぷりとご覧ください。







お待ちかねの
晴天時の美しいリギと、
ハイジの世界を......!







........次回ブログで!