挽肉料理では、挽肉をこねる事を覚える必要があります。

挽肉に卵、パン粉、玉ねぎが基本で、時には小麦粉、牛乳などを足してこねます。

 


玉ねぎは、人によって、料理によって、生のままだったり、あらかじめ炒めてからだったりします。

他にもご飯や片栗粉など、色々なつなぎの方法があると思いますが、基本は卵、パン粉、玉ねぎ、料理をする人なら大概みんなやっていると思います。

その中で、何かと欠けることが多いのは、パン粉かもしれません。

切らしていることを忘れがちとでも言いましょうか。

筆者だけかもしれませんが。

 

そこで慌てて食パンから生パン粉を作ったりして、手間がかかって仕方がない。

ころもで必要な場合は用意しないと仕方がないと思います。

でも、つなぎの場合には、裏技があります。

 

まず、食パンを必要なだけ用意します。

厚めの食パンなら、ハンバーグ4人分に一枚で十分でしょう。

サンドイッチ用の薄めの食パンの方が扱いやすいです。

食パンの解凍は早いので、この裏技用に冷凍して常備しておいてもいいですね。

 

耳を切ります。

パンの耳です。

適当な大きさに切っていきます。

それほど小さく切らなくても大丈夫です。

ちぎってもいいでしょう。

 

 

それを水に浸けます。

 

 

それを手で絞ります。

牛乳でもいいですが、しぼった後、使った牛乳は捨てるしかないと思います。

しぼったパンを、適宜挽肉の上にばらまきます。

手前の白いのがそれです。

 

 

粘りが出るまでよくこねます。

よくこねるからなんでしょう、なぜか、うまく混ざります。

 

ついでですが、こねる時、時々上からパン!パン!って下に叩きつける様にするとうまく行きます。

あまり激しくすると、辺りが戦場の様になることもあるので、力は調整した方がいいです。

 

合理的なので、自炊に打ってつけではないでしょうか。

ハンバーグやピーマンの肉詰め、ミートボールなんかに直ぐ使えると思います。

余ったら、冷凍庫に入れておけるのも重宝します。