
洋服屋のクールビズ
最近クールビズのスタイルについての質問を多く受けるのですが、質問される方の会社がどのような服装規定なのかわからないと的外れな回答になるので、なかなか難しいというのが正直なところです。
基本的に自分はTPOだけ守れば何を着ても問題ないので、服装規定がなんでもありの方であれば少しは参考になるアドバイスができるかなと言う感じです。
と言うことで、今回は ”洋服屋のクールビズ” と題して、私の最近のクールビズ的なコーディネートをご紹介します。
昨年購入したERNESTOのストライプジャケット。
少し艶っぽさもあるジャケットなので、あえてイタリアっぽくないポロシャツを合わせて、イタリア感が強くならないようにしているのがポイントです。
パンツは3年前くらいに購入したGERMANOの2プリーツのホワイトパンツ。
足元は黒っぽく見えますが、ダークブラウンスエードのタッセルローファーです。
ちなみに、昨年のPITTIでは、こんなスタイルでした。
こちらはブラウンのニットポロでパンツはGTAのベージュのベルトレス、足元はビットローファーです。
同じポロを使ったコーディネートでも、色だけでなく、襟型が違うと随分雰囲気が変わると思います。
足元も装飾性のあるビットローファーだと少し派手な印象になります。
このように、合わせるアイテムが少し違うだけで印象が随分変わるので、派手に見せたいか落ち着いた感じに見せたいかで、アイテムを選びを考えるといいと思います。
5年くらい前に購入したERNESTOのストライプジャケット。
エルネストはとても柔らかくて軽いので、毎シーズン何かしら購入していますが、リネン混のものは特に軽い着心地なので、この時期好んで着ています。
上と同じネイビーポロを使ったコーディネートですが、台襟が付いたワイドの襟のポロシャツを合わせています。
ちなみに、自分が着ているのは7~8年くらい前に購入したものです。
最初に紹介したベージュのストライプと比べると、ブルー系で色が落ち着いているので、あえてイタリアらしいポロシャツであわせました。
ちなみに、自分は襟を出して着ていますが、台襟が付いたポロは襟を出さなくても襟のロールが綺麗に出るので、襟を出すのが嫌な人は襟を中に入れて着てください。
一般の方が洋服屋のこなしをそのまま真似る必要はないので、取り入れれられる部分だけ取り入れてください。
パンツは昨年購入したGTAのホワイトのベルトレス。
ベルトレスなので、ポロシャツの裾はパンツにインしていますが、出して着ても問題ありません。
ただし、裾を出す場合は着丈が長いとバランスが悪くなるので、着丈の長さは注意してください。
靴はネイビーのスエードのタッセルを合わせましたが、これは失敗でした・・・
色を合わせ過ぎて野暮ったいですね。
黒のビットローファーなど軽いスリッポンにするべきでした。
3年前にBEAMSのカスタムテーラーでオーダーしたシャンブレイのスーツ。
翌年には製品化して、たいへん好評をいただいたので、持っている方も多いのではないかと思います。
今でも気に入ってよく着ているのですが、パンツのヒップの色が少し落ちてきたので、来年また同じ生地でオーダーしようかなと思っています。
今シーズンよく合わせているのが、カスタムテーラーでオーダーしたドレスゴードンのタブカラー。
春先はこのシャツにネイビーのニットタイを合わせていましたが、暑くなってきたので最近はフレンチアイビー風にノータイで着ています。
タブカラー自体馴染みがないのにタブカラーのノータイなんて、という方も多いと思いますが、自分がBEAMSに入社した頃には既にタブカラーはBEAMS Fの定番で、私がBEAMS Fのショップマネージャーだった頃は、ビジネスシャツとしてもかなり人気のシャツだったので、自分にとってはドレスシャツの定番が久しぶりに戻ってきたという認識しかないのです。
さらに、BEAMSに入社した頃はフレンチアイビーが流行っていて、タブカラーのノータイもBEAMSの定番スタイルだったので、自分は全く違和感がないのです。
とは言っても、その時代に生まれていなかった人も多いと思うので、違和感があるのは仕方ないと思います。
タブカラーに違和感がある方は、無理せずボタンダウンや普通のワイドのシャツをあわせてください。
靴は黒のビットローファー。
シャンブレーとタータンと言うシンプルなコーディネートなので、足元は少しだけ装飾性のあるビットローファーでバランスをとりました。
2年前にスミズーラしたDALCUOREのコットン リネンのスーツ。
シャツはイタリアの夏のシャツの定番ワンピースカラー。
2年前に購入したGUYROVERのものです。
スーツがとても発色が良く綺麗なブルーなので、ホワイトのシャツではコントラストがつきすぎて派手に見え、サックスのシャツだとぼやけてしまい、柄のシャツは品が悪く見えるので、ネイビーのシャツでVゾーンを引き締めバランスを取りました。
リゾートっぽいリラックス感をだすために襟を出していますが、ワンピースカラーは襟を中に入れても襟のロールが出るので、これも襟を出すのが苦手な人は無理せず襟を中に入れて着てください。
ただし、このスーツにネイビーのワイドの襟は個人的に無いんです・・・
ワンピースカラーか、プルオーバーのシャツ、ポロという選択肢です。
理由はスーツの素材感や色のイメージからリラックス感がポイントなので、そのような雰囲気のシャツで合わせたいということなんです。
足元はシンプルに黒の表革のタッセルです。
ちなみに、2年前のPITTIでのタイドアップはこんな感じでした。
白のオックスフォードのタブカラーに3色のワイドピッチのストライプ。
スーツが派手に見えないようにVゾーンは抑え目なコーディネートです。
タブカラーはシンプルなコーディネートにちょっとした変化が欲しいときに役立ちます。
4年前に購入したDEPETRILLOのオリーブグリーンのコットンスーツ。
昨年購入したBRILLA オリジナルのリネンのプルオーバーシャツとあわせました。
グリーンのグラデーションなので、色は合うのは間違いないのですが、ポイントはグリーンのトーンなんです。
スーツがオリーブグリーンなので、シャツのトーンが明るくないとかなり地味で野暮ったいコーディネートになってしまいます。
もともと真夏用に一枚で着ることを考えて購入したシャツですが、結果的にこのスーツにコーディネートできる色でした。
プルオーバーシャツはスリムなボディーにすると着たり脱いだりできなくなってしまうので、必然的に緩いボディーになります。
パンツにインするとボディーが少し緩く感じますが、それがリラックスした感じに見えるので自分は気に入っています。
足元はブラウンとオリーブのキャンバスのコンビのタッセルにしましたが失敗でした・・・(苦笑)
グリーンの分量が多すぎて野暮ったく見えます。
スーツにローファーは普通は合わせませんが、この場合コットンスーツのカジュアルコーディネートなので、ブラウンのローファーでも良かったかなと思います。
ちなみに、4年前のPITTIでのタイドアップのコーディネートはこんな感じでした。
シャンブレーのタブにネイビーのニットタイ。
これもシンプルなコーディネートなので、タブカラーで襟の表情に変化をつけているのがポイントです。
昨年オーダーで作ったDEPETRILLOのダブルブレストのスーツ。
普通はこんなクラシックなストライプスーツにポロは合わせないですが、このスーツは4プライのフレスコという、ドライタッチで目の粗い生地を使っているのがポイント。
このスーツの生地が番手の細い糸を使ったトロピカルの生地であれば、このようなコーディネートはしません。
ビジネスに着るようなスーツをクールビズ的に着る場合は、スーツの素材感に注意してください。
昨年のイタリア出張の時も同じコーディネートでした。
靴はブラックスエードのベルジャンシューズ。
靴もスーツの生地の素材感に合わせスエードにしました。
今回は7パターンのコーディネートをご紹介しました。
見ていただくとわかるのですが、アイテムは以前買ったものがほとんどで、特別なものはなくベーシックで定番的な色や柄のアイテムがばかりです。
そして、インナーに着るものは休日にも使えるものが多いというのもポイントです。
私は基本的にシンプルなコーディネートしかしないので、文中に書いたようなポイントだけ気にしながらコーディネートしています。
一番難しいのが靴の選びで、私もしばしば失敗しています(苦笑)。
今回は洋服屋(私の)クールビズスタイルについてご紹介しましたが、少しでも皆さんの参考になればと思います。
もしご好評いただければ、続編もやりたいと思います。
”こんなの参考にもならない” とか ”ぜんぜんカッコよくない” という声が多ければやめます。
無理せず自分らしいコーディネートを心がける。
それが私のポリシーです。
昨晩のMEN‘S CLUBとのインスタライブ、たくさんの方にご視聴いただきありがとうございました。MEN’S CLUBのアカウント@mensclub.snapのIGTVでご覧いただけますので、見逃された方は是非ご覧ください。
コードレーンのパンツ
在宅勤務中なにも買えなかったので、最近色々買い物をしています。
コードレーンのパンツは数年前に購入したINCOTEXのワンプリーツのサイドアジャスターを持っているのですが、シルエットが細く感じるようになり、しっくりこなくなっていたので、新しいものに買い換えました。
今回購入したのがこのパンツです。
グルカパンツと言うと、こんなふうに左右両方にバックルが付いたモデルが一般的です。
最近色々なブランドが展開しているので、BEAMSでもここ数年毎シーズン何かしら展開していますが、私が大学生だった80年代前半に大流行したことがあるので、自分にとってはとても懐かしいパンツでもあります。
ちなみに、その当時はウィメンズでもグルカのショーツが大流行していて、太いショーツだったので女性が穿くとキュロットスカートのように見えるのも流行った理由なのかなと思っています。
当時足元はメンズもウィメンズもグルカサンダルやエスパドリーユが流行っていました。
そう考えると、やはり昨今の流れは80年代のリバイバルが多いですね。
このジェルマーノのグルカパンツ、グルカと言っても片側だけにアジャスターをつけた、通称 ”片グルカ” と言われるタイプです。
3~4年前くらいからPITTIでこのようなモデルを穿く人を見かけるようになり、当時はおそらくスミズーラで仕立てたものを穿いている人が大半だったと思うのですが、その後既製品でも展開するブランドが増えて、最近はよく見かけるディティールになりました。
こんな感じで、最近はPITTIの会場でも片グルカのパンツを穿く人を結構見かけるようになりました。
このジェルマーノのグルカ、ここ数年自分が気に入って穿いている2プリーツのパンツと比べると全体的にほんの少しだけ太いです。
でも、それが全く気にならないほどキレイなシルエットなんです。
裾幅も自分の股下に直すと19㎝くらいになるので1㎝だけ詰めて18㎝にしました。
それ以上細くすると渡りと膝幅からのつながりが悪くなり、逆に19㎝だと広すぎて自分の体形には合わないので、裾幅は18㎝くらいが一番しっくりくる寸法なんです。
よく裾幅についての質問を受けるのですが、渡り幅や膝幅の全体のシルエットのつながりで裾幅は決めるものなので、誰が何センチ幅で穿いているということではなく、実際に穿いているパンツのシルエットと体型を見ないと何とも言えないのが正直なところです。
コーディネートはシンプルにネイビーやホワイトで合わせようと思っています。
ジャケットはネイビーやホワイトや淡いベージュの無地。
シャツはネイビーのリネンやワンピースカラーがいいと思います。
ホワイトのシャツはなんでも合いますが、普通のワイドのシャツを合わせるとシンプル過ぎて味気なくなるので、プルオーバーやバンドカラーのようなディティールに特徴のあるシャツがいいと思います。
その場合、私は半袖のシャツは着ないので、長袖をまくって着ます。
ポロシャツはなんでも合いますが、スキッパーのようなボタンのないタイプの方がいいかなと思います。
片グルカの場合、シャツもポロシャツも裾はインするのが基本ですが、ウエストのディティールが見えなくてもいいのであれば、アウトで着ても何も問題はありません。
そのあたりは柔軟に考えていいと思います。
足元はエスパドリーユのようなリゾート感のあるようなものがイメージですが、グルカサンダルやベルジャンシューズのような軽くて柔らかいシューズも相性がいいです。
前にこのブログでご紹介したスペリーソールのビットもいいですね。
ホワイトバックスやネイビーとホワイトのコンビのローファーを合わせとクラシックな感じになります。
とにかく足元は重くならないように合わせるのがポイントです。
自分の中では買う前からコーディネートはすでに固まっているので、あとは着るだけなんです(笑)。
実はこのモデル、展示会で見て自分がどうしても展開したくてオーダーしたモデルなんです。
生地も清涼感があってシルエットもキレイなので、是非おすすめしたいパンツです。
ですが、ベルトレスやプリーツパンツが苦手と言う方にはおススメしません。
私も苦手なものや自分が着ても似合わないと感じるものはトレンドであっても着ないので、ご自身が好きでしっくりくるものを着ることをおススメします。
ただ、食わず嫌いと言うのもあるので、試着してから判断するようにしています。
試着はタダですからね(笑)。
ちなみに、このモデルは秋冬も展開しています。
千鳥格子の片グルカ、かなりささります。
もしシアサッカーを試着してシルエットが気に入っていただければ、是非秋冬のラインナップもチェックしてみてください。
スタッフにお申し付けいただければ画像をお見せすることができます。
例年はイタリア出張に行っている時期ですが、今年はコロナ渦で中止。
9月に延期になったPITTI UOMOも結局中止となりました。
いつもは出張に持っていくものを色々考える時期ですが、今年はそれもないので梅雨時期の今着るものと真夏に向けての買い物が中心になっています。
春夏ものでまだ色々欲しいものがあるので、購入したらまたご紹介します。
とりあえずドローコードのパンツを二本検討しています。
たくさん持っているのですが・・・
ショーツを穿かない自分にとっては夏の必需品なんです。
MEN’S EX Onlineの連載 ”中村アーカイブ” 更新しました。
カノコのプルオーバーシャツ
個人的に好きなアイテムのひとつでもある長袖のプルオーバーのシャツ。
普通のシャツよりもカジュアルに見えるので、装いが軽くなるこれからの季節には最適なシャツです。
特にカノコ素材のプルオーバーは、ストレッチがきくのでとても着やすく、ホワイトやネイビーの定番カラーを中心に襟型違いで何枚も持っています。
そして、今シーズン新たに購入したカノコのプルオーバーがこれです。
ホワイトやネイビーのプルオーバーは、前に買ったものが何枚かあるので、今回はブラウンを購入しました。
このプルオーバーシャツの特徴は、襟がワンピースカラーになっていること。
ワンピースカラーは、台襟に襟をつける普通のシャツと違い、台襟と襟が一枚でできているのが特徴。
イタリア語でDOPPIO USO(ドッピオ ウーゾ)と言われ、襟が立ちながらオープンカラーのように開くので、イタリアでは古くから夏の定番としてとてもポピュラーな襟型です。
このワンピースカラー、普通の前開きのシャツはイタリアのシャツメーカーであれば、やっていないところはないと言える程ポピュラーなものですが、プルオーバーでワンピースカラーと言うのはあまりなく、さらにカノコ素材と言うのはほとんど見かけません。
素材にも特徴があり、見た目はカノコではなく、イタリアの夏の定番生地であるGIRO INGLESE(ジーロ イングレーゼ)と言われるメッシュのシャツ生地風に見えます。
触らなければカノコではなく普通の布帛に見えるのも、このシャツのいいところです。
裾は緩やかなラウンドになっています。
パンツにインしてもアウトにしても着られるように着丈の長さを調節していますので、休日にカジュアルで着たいという方にもおすすめです。
数年前のGUY ROVERのカノコは、洗うと着丈がかなりつまると言われていましたが、最近のカノコは自然乾燥であればほとんどつまりはありません。
自分で水洗いして自然乾燥後に着丈の寸法をはかったら、逆に2㎝くらい伸びていました(苦笑)。
コーディネートは、手持ちのベージュ系のジャケットやスーツに合わせようと思っています。
こんなイメージで、ベージュの無地のジャケット、ストライプのジャケット、コットンスーツと、全て持っているものでコーディネートできます。
夏になってシャツ一枚になった時は、シンプルにホワイトパンツと合わせようと思います。
自分はオンの時は半袖は着ないので、長袖を腕まくりして着ます。
厚手のカノコだと袖まくりした部分が厚くなるのですが、このカノコは薄手なので、その心配もいりません。
自分は襟をジャケットの外に出して着ますが、出すのが嫌な方は中に入れても襟が立つので無理に出すことはありません。
色は他にホワイト、ベージュ、ブルーの3色展開しています。
今シーズンは普通のオープンカラーのシャツも多く見られますが、ワンピースカラーはオープンカラーとワイドカラーの両方の要素を持つシャツなので、着たことが無い方には是非おすすめしたいシャツです。
最近クールビズのスタイルについてよくご質問をいただきますが、クールビズと一言で言っても業種や会社によってルールが違うので、その方の会社でどのようなルールがあるのかわからないと、アドバイスが的外れになる可能性があるので、なかなか難しいなと思っています。
なので、このカノコのプルオーバーは、比較的服装のルールが緩いお仕事の方におすすめしたい、私の考えるクールビズ的なシャツでもあります。
ご興味のある方は、是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
こちらも合せてお試しいただければと思います。
クールビズは色々な要素があって、なかなか難しいです・・・
MEN'S EX Onlineの連載 ”中村アーカイブ” 更新しました。
今回は1992年に購入したBROOKS BROTHESのマドラスチェックBDです。
是非ご覧ください。
スペリーソールのビットローファー
いつだったか忘れるくらい前、おそらく20年近く前に購入したBEAMS Fのオリジナル イタリア製ビットローファー。
当時イタリアのファクトリーブランドを多く扱うお取引先から、イタリアのファクトリーで作った面白いスリッポンがあると紹介され、それに色々手を加えてオーダーしたのがこの靴。
アメリカのレザーデッキシューズのようにアッパーにオイルドレザーを使い、ソールはデッキシューズと同じスペリーソール、デザインはイタリアらしいビットローファーという、アメリカとイタリアをミックスしたようなテイストは当時あまりなく、お客様やスタッフにもとても人気がありました。
ずっと履いていなかったのですが、数年前からSEBAGOやTOP SIDERのレザーデッキを履くようになると、スペリーソールのビットローファーもまた履けるかなと思い、シュークローゼットから引っ張り出して履いていました。
自分はただ昔の靴が懐かしくて、特に深い意味もなく気分で履いていたのですが、当時を知らないスタッフやお客様から意外と評判が良く、それならば今の雰囲気にアップデートさせて復活できないかと考えました。
当時のファクトリーが今あるのかどうかもわからないので、現在取引があるファクトリーに画像を見せたところ、スペリーソールとアッパーのオイルドレザーが見つかればできそうだという返答。
その後、ソールはあっさり見つかったのですが、アッパーのオイルドレザーの厚みが足りのと、色がイメージと違うので何度もレザーを探してもらい、サンプルチェックを繰り返してやっと出来上がったのが、この靴です。
当時のものと比べると随分スマートな感じに見えます。
時代性に合わせてアップデートしていくことが大事です。
ソールは当時と同じメーカーのものが付いています。
スペリーソールは、もともとヨットの甲板で使われるデッキシューズのソールに使われていて、水に濡れても乾いた状態と変わらずグリップするように、ソールに波状の切れ込みが入っています。
なので、このソールも雨の日に履いてもかなりグリップします。
そして、レザーソールに比べるとソールの返りがとても柔らかいので、履き心地もすごく楽です。
ブラックはビジネスシーンでグレーのスラックスにも合わせられるように、ソールもブラックにしています。
ビジネスシーンだけでなく、モノトーン的なコーディネートにも合わせられるので、意外とこのブラック×ブラックは使えるかなと言う印象です。
このスペリーソールのビットローファー、春夏の軽快なコーディネートには本当に重宝します。
数年前にドライビングシューズが流行った時に、色々なコーディネートに合わせていた方が多かったと思いますが、それと同じくらいカジュアルからジャケットスタイルまで、幅広く合わせることができるスリッポンです。
ちなみに、「ドライビングシューズは今履けるか」という質問をよくいただきますが、定番アイテムなので履けないことはないのですが、今の流れではないので、積極的にはおすすめしないというのが答えです。
定番なので、また数年後に流れが戻ってくることもあると思います。
定番アイテムであっても必ず流行りすたりはあるので、私の20年前のスペリーソールのビットローファーのように、持ち続けられるのであれば保管しておいた方がいいと思います。
スペリーソールのビットローファーは、ドライビングシューズとしても使えるので、休日の足元にも最適です。
スニーカーではカジュアル過ぎて、レザーソールの靴では堅すぎると感じる人には、是非お勧めしたいシューズです。
そして、最近よくお問い合わせいただく、クールビズスタイルにもおすすめしたいシューズです。
ご興味のある方は、是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
5月30日の鴨志田さんとのインスタライブ、本当にたくさんの方にご視聴いただきました。
ありがとうございました。
アーカイブは私のインスタグラムのアカウント@beams_nakamuraのIGTVでご覧いただけます。
見逃された方は、是非ご覧ください。
そして、6月6日(土)21:00からコロニークロージングの河村さんと2回目のインスタライブを行います。
前回の続きで、今回は2000年前半から現在に至るまでの、ドレスクロージングの流れをお話ししたいと思います。
2000年代以降になると、多くの方が実際に経験されていることも多いと思いますので、リアリティーのある話も多くなると思います。
是非ご覧ください。
ストライプ ジャケット
毎年春夏になると何かしら購入しているストライプジャケット。
過去のインスタグラムの画像を見ても、イタリア出張でストライプジャケットを着ている画像が何枚もあります。
ストライプのジャケットを着るようになったのは、ここ5年くらい。
着てみると、シンプルにコーディネートすれば意外と難しくないなと思い、ここ数年は毎シーズンお気に入りの一着を購入しています。
今シーズン購入したストライプ ジャケットがコレです。
ERNESTOのリネン、コットン、シルクのストライプジャケット。
少しインディゴっぽい1.5㎝幅のストライプと、生成りがかったオフホワイトの2トーンのストライプです。
ストライプは、実際にはもう少し濃いトーンで、ベースの生成りとミックスされているので、意外と落ち着いた感じに見えます。
ストライプジャケットは、あまり難しく考えずシンプルにコーディネートするのがポイント。
こんな感じで、ニットポロやカノコのポロ、上質なクルーネックのニットやTシャツなどを合わせるだけで充分です。
これからのシーズンなら、リネンのシャツを合わせてもいいですね。
私もこのようなジャケットを着るときは、色柄を使わず、こんな感じでシンプルにコー^ディネートします。
ホワイトパンツを合わせるとリゾート的なリラックス感が出ますが、少し派手にも見えるので、落ち着いた感じでコーディネートする場合は、下段のようにデニムのスラックスを合わせたり、デニムのファイブポケットを合わせるといいと思います。
私はポロの襟を外に出して着ますが、抵抗がある方は外に出さなくていいので、無理せずにジャケットの中に収めて着てください。
違和感があるものを無理に取り入れる必要はありません。
自分がしっくりくるスタイリングが一番です。
私はポロ以外にもネイビーのシャツを襟型違いで何枚か持っているので、インナーはネイビーをベースにコーディネートしようと思います。
ネイビー以外であれば、おそらくほとんどの読者の方がお持ちだと思われる、シャンブレーやデニムのシャツを合わせてもいいと思います。
これもパンツはホワイトやデニムが合いますが、クールビズ的な感じでコーディネートするのであれば、上のようにパンツをネイビーで合わせてもいいと思います。
この場合は足元が重くならないように、スペリーソールのビットローファーを合わせていますが、こんな風に少しだけ足元をカジュアルにすると、ネイビーのパンツの見た目の重さが軽減されると思います。
ちなみに、私は先日ブログで紹介したBORZONELLAのシャンブレーのウェスタンを合わせようとP思っています。
タイドアップは正直難しいと思います。
あくまで私の個人的な見解ですが、もしタイドアップするのであれば、ネイビー無地のニットタイしかないかなと思い9ます。
このようなジャケットは、リラックスして着た方がいいので、ノータイでカジュアルに着るのをおススメします。
3月末に購入して直しに出したら非常事態宣言になり、昨日やっとBEAMS Fで直しあがりを受け取ることができました。
そして、さっそく今日着ました(笑)。
BOLZONELLAのシャンブレーのボタンダウンとGERMANOのデニムのスラックスと合わせて、特に難しいコーディネートではなく、シンプルにまとめました。
ボタンダウンのボタンを外して、襟を外に出すこなしだけが洋服屋っぽいでしょうか・・・
そして、このジャケットを皆さんにおすすめしたいのは、自分が気に入っているということだけでなく、なんと14日からセールになっているのです。
プロパーで買っていただきたいのが正直なところですが、このご時勢なので、安く買えるにこしたことはないですね。
在庫はかなり少なくなっているので、もしご興味があればお急ぎください。
今週から一部の店舗を除き、ほとんどの店舗が再開しました。
再開後すぐに多くのお客様にご来店いただき、本当にうれしく思います。
ありがとうございます。
自分も欲しいものがたくさんあり、さっそく何点か取り寄せしていますので、購入したらまたお知らせします。
在宅ワーク中は毎日カジュアルだったので、久しぶりにジャケットやスーツを着ると気分がいいです。
やっぱりカジュアルの方が難しいですね・・・
お知らせです。
5月30日(土)21:00から鴨志田さんとインスタライブを行います。
テーマはフレンチアイビー。
今回は私が司会で、鴨志田さんの80年代や90年代のアーカイブを紹介しながら、当時のエピソードや今の着こなしについてお話したいと思います。
お時間があれば、是非ご視聴ください。
MINI BAG
以前このブログでもご紹介した、CHAPMANのコトンツイルのミニバッグ。
使い勝手が良く、色々なスタイルに合わせられるので、休日用のミニバッグとしてかなり重宝しています。
英国の伝統的なアウトドアバッグに使われている、撥水性に優れたコットンとラバーの三層構造の素材を使い、ハンドルも堅牢度の高いサドルレザーを使うという、本格的な英国製のバッグと同じ作りでありながら、デザインは今の時代性を感じさせるところも気に入っています。
そんなチャップマンのミニバッグに新たにスエードが加わったのが昨年の秋。
11月くらいに二色買いしていたのですが、最近になってやっと使い始めました。
色はベージュとネイビーの2色。
ネイビーと言っても、どちらかと言えばインディゴブルーと言った方が良さそうな色です。
ネームの色もレッドからグリーンになって、ライニングは英国ブランドにしてはお洒落な柄になりました。
このスエードは、英国のバックメーカーが使う革にしてはかなり柔らかく、ライニングも柔らかいので、最初に購入したコットンのものよりも軽くて柔らかいのが良いところです。
同じデザインのバッグですが、実際に使ってみると別物に感じるのもうれしい誤算。
素材が違うにしろ、普通に考えれば同じデザインのバッグは4つもいらないですから(苦笑)。
スエードの服や靴は春夏でも使えるかという質問をよくされるのですが、まったく問題ありません。
スエードは起毛しているので、見た目が暖かいイメージがあるのか、秋冬の素材と思われている方が多いようです。
確かに、日本でも1990年代くらいまでは、スエードの服や靴は秋冬というイメージを持つ人が多かったように思います。
ヨーロッパは真夏でも湿度が低いので、夜になると肌寒いことも多く、リゾート地に行くと真夏でもスエードのアウターを羽織っている人をよく見かけます。
スエードのアウターだけでなく、サマーカシミアと言われる薄手のカシミアのニットがヨーロッパでは春夏の定番というのも、日本人にとってはなかなかイメージしづらいですね。
私の知る限り、少なくともイタリア人やフランス人やスペイン人といったラテン系の人たちは、一年中スエードの服や靴は身に着けます。
スエードは表革よりも軽く柔らかく見えるので、そう言った意味では、彼らにとっては春夏の軽やかな装いにむいているレザーという感覚を昔から持っているのだと思います。
スエードつながりで少し脱線してしまいましたが、スエードが春夏の装い向かないということはない、ということはお伝えしておきたいと思います。、
細かいことを言えば、基本的にスエードはカジュアルなレザーなので、服の素材によって合うあわないは色々あるのですが、長くなるのでそれはまた別の機会に。
ということで、自分はこのスエードのミニバッグを春夏の軽いコーディネートに合わせて使っています。
細かいことを言えば、基本的にスエードはカジュアルなレザーなので、服の素材によって合うあわないは色々あるのですが、長くなるのでそれはまた別の機会に。
ということで、自分はこのスエードのミニバッグを春夏の軽いコーディネートに合わせて使っています。
それにしても、休日しか持たないのにミニバッグだけで11個。
財布、携帯、定期、小銭入れ、カードケース、家の鍵、車の鍵と、結構入れるものがあるのですが、今やキャッシュレス時代で長財布や小銭入れがなくても支払いはできますし、色々なカードもアプリを入れれば最低限で充分。
財布、携帯、定期、小銭入れ、カードケース、家の鍵、車の鍵と、結構入れるものがあるのですが、今やキャッシュレス時代で長財布や小銭入れがなくても支払いはできますし、色々なカードもアプリを入れれば最低限で充分。
今やそんな時代なのは充分わかっているのですが、アナログなオッサンはバッグに詰め込んでおかないとなんとなく心配なんです(苦笑)。
なので、今後も気に入ったミニバッグがあったら多分買い続けると思います(笑)。
いつか ”なんでそんなバッグ持ってるの?” と言われる時代が来るまでは。
もしかしたら、もうそういう時代なのかなと・・・(苦笑)
MEN'S EX ONLINEで連載が始まりました。
題して ”Nakamura Archives”
私が持っている80年代から90年代のアーカイブを紹介しながら、当時のファッションの流れやエピソードも含めて紹介していきます。
既に3回アップされ、人気記事一位にもなっています。
ご興味のある方は是非ご覧ください。
MEN’S EX Online
お知らせです。
BEAMS各店では、5月14日(木)よりTHANKFUL SALEを開催します。BEAMSの各レーベルから、オリジナル・インポート商品の一部がセール価格でお買い求めいただけます。どうぞこの機会をお見逃しなく。
1982年のMEN‘S CLUB
GWも終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私はGWと言っても、どこに行けるというわけではないので、毎日何かしら仕事をしているという感じでした。
在宅ワークになってから、80年代くらいからの流れを洋書や日本の雑誌、当時のカタログやスクラップを整理しながら再検証しています。
昨今は様々なスタイルやアイテムがリバイバルしているので、当時を振り返るのも自分にとってはとても有意義なことです。
今回は自分が持っているMEN'S CLUBのバックナンバーで一番古い1982年の7月号のなかから、当時のトラッドスタイルについて少し触れてみたいと思います。
この号の特集は ”TRADITIONAL FOREVER” ということで、当時のトラッドスタイルについてフィーチャーしています。
当時のメンズクラブと言えばこれですね。
”街のアイビーリーガース”
通称 ”街アイ”
今や雑誌もSNSもスナップが当たり前の時代ですが、当時全国の都市を回って毎月スナップを紹介するこのページは、他の雑誌にはないメンズクラブの名物企画でした。
この号は鹿児島編。
ポロシャツの上にボタンダウンを着るのは、80年頃にメンズクラブで紹介されたプレッピーの着こなしです。
昨今プレッピーがリバイバルしていますが、さすがにBDとポロシャツをレイヤードする人は見ないですね。
ポロシャツの襟を立ててレイヤードするのが、メンズクラブで紹介されたプレッピー的な着こなしでした。
マドラスチェックのジャケットも当時夏のマストアイテムでした。
白のボタンダウンに無地のニットタイもアイビーのセオリーどおりのコーディネートです。
実は今シーズン、自分もマドラスチェックのジャケットが着たい気分です。
生地を探してオーダーで作ろうかと思っていましたが、このコロナ騒ぎで今シーズンは難しそうです・・・
マドラスチェックのシャツにショーツというのも当時のスタイルです。
80年代なので、ショーツもプリーツ入りで丈も短めです。
女性が穿いているマドラスチェックのパンツはメンズでも当時は定番でした。
アイビーファミリー ポートレートのページではブレザーのコーディネート。
右端の胸ポケットのエンブレムが懐かしいですね。
うちの若いスタッフが、「子供の頃、父親のブレザーにワッペンみたいのが付いていた」と言っていましたが、それがエンブレムです(笑)。
パンツはブラックウオッチ。
この当時もタータンチェックのパンツは定番でした。
右から2番目はラウンドカラーのクレリック。
左端は当時ニューポートブレザーと呼ばれた、ウェストシェイプの無い4ボタンのダブルブレストにボタンダウンとレジメンたるタイ。
パンツの裾幅が広いですが、これは70年代にフレアーやバギーが流行ったことで、クラシックも少し影響を受けてパンツが太くなった流れが80年代に入っても続いていたのだと思われます。
シルエットやディティールの違いはあれど、今の雰囲気と流れに通じるものがあります。
夏のベーシックアイテム図鑑のページでは、イラストで当時の夏のベーシックアイテムを紹介しています。
イラストというのが、いま見るととても新鮮です。
ここでも4ボタンのニューポートブレザー。
自分がBEAMS入社後に初めて買ったBEAMS Fのダブルのブレザーも4ボタンのダブルでした。
シアサッカーのジャケット、サスペンダー、レギュラーからにカラーピン、バルカラーコート、タッセルスリッポン。
ここ数年BEAMSが展開しているものが多いですね。
これを見ても昨今の流れは、この当時のリバイバルと言うのがわかると思います。
カラーコーディネーションがサマーカジュアルのポイントと書いてありますが、当時はカラフルな色が夏の定番でした。
イエローやピンクやオレンジ、レッド、グリーンなど、当時はカラーバリエーションがとにかく多かった時代でした。
ここでも今の人気アイテムのチルデンニットが載っていますね。
右下にPAISLEY PANTSがでていますが、60年代のアイビーブームの頃もペイズリーやバティックプリントのシャツやパンツが流行っていたというのを70年代のメンズクラブで見た覚えがあります。
これをアップデートさせて、ドローコードのパンツで展開したいなと思っています。
ベーシック クロージング リーグのページでは、フレンチラコステ、ブルックスブラザースのニットポロ(ジョンスメドレー?)、コンバースのオールスター、ブレディーやウプラのフィッシングバッグなど、今も定番として展開されているものが掲載されています。
この後、フレンチアイビーの定番的なブランドとして知られるようになる、ウプラのバッグがすでに載っているのも注目です。
ちなみに、このウプラのバッグは取り扱い店舗がBEAMS原宿店になっています。
ブレディのフィッシングバッグはBShopさんで定番としてかなり展開されていますね。
当時もブレディやチャップマンのフィッシングバッグはトラッド派の人たちに人気でした。
フレンチ ラコステが¥12,800ー、40年近く前でこの値段でした・・・
自分も高くて当時はなかなか買えませんでした。
トラッド ショップ 通信のページではBEAMSも紹介されています。
1982年にすでにフレンチアイビーを打ち出していました。
ポパイのフレンチアイビー特集が1984年なので、かなり早いですね。
コーディネートがBEAMS Fのリネンジャケットにシャンブレーシャツ、ボーダーのニットタイ、パンツはリーバイスの501。
この当時すでにシャンブレーのシャツにタイドアップと言うのがBEAMSでは当たり前でした。
3年後アルバイトとしてBEAMSで働き始めますが、私も当時BIG MACのシャンブレーのワークシャツにレジメンタルタイをしていました。
大学生の頃よく通っていた渋谷のCAMPSも紹介されています。
渋谷駅から道玄坂のミウラ&サンズ行って、ビームスの渋谷店に行って、最後にキャンプスに行くのが渋谷に行った時のルーティーンでした。
写真の店長さんは元BEAMS銀座店のスタッフだった菊池さん。
キャンプスの店長時代は色々な意味で大変だったと在籍中によく聞いていました。
渋谷のファイヤー通りにあったUNION SQUARE。
BEAMSも当時ファイヤー通りに店があって、二軒隣がユニオン スクエアでした。
渋カジ世代の人は皆知っている、RED WOODの前身です。
写真の方は、原宿の古着の名店で数年前に惜しまれながら閉店したPUEBLOのオーナーの浅川さん。
自分がBEAMSでアルバイトとして働き始めたころ、同じビルにあったNAMSB(ナムスビー)のスタッフで、まだ若造だった自分に気さくに接してくれました。
浅川さんが穿いているのがグルカショーツ。
この頃はグルカパンツやショーツ、グルカサンダルが流行っていました。
紹介されているアイテムも501のホワイトとシャンブレーのシャツ、チルデンニットと、今人気のアイテムと同じですね。
TRAD 1 1/2というページでは親子のワードローブが紹介されています。
今ならOCEANS的な感じでしょうか。
ここでもやはりマドラスチェック。
今ではリネンのシャツが夏の定番ですが、この当時はとにかくマドラスチェックでした。
下の画像は、マドラスチェックのBDにケーブルのニットベストを合わせています。
下の画像は、マドラスチェックのBDにケーブルのニットベストを合わせています。
今ではほとんど見なくなりましたが、当時はこんなコーディネートもトラッドの定番でした。
高温多湿の日本では相当暑いので、我慢して着ていた感じですね(笑)。
高温多湿の日本では相当暑いので、我慢して着ていた感じですね(笑)。
自分も高校生の頃は、半袖のポロやBDの上にニットベスト着ていました。
プロフェッショナル シューズのページには永遠の定番も。
コンバースのオールスター、トップサイダーのキャンバスデッキ、ジャックパーセル。
原産国が変わったり、ちょっとしたディティールの変化はあれど、40年近く前から今まで定番であり続けるというのは、あらためてトラディショナルなものの素晴らしさを感じます。
ジャックパーセルの下に見えるポロシャツがFILAのボルグモデルというのも時代を感じさせます。
ちなみに、ボルグのシューズはディアドラとトレトンでした。
ボルグって誰?と言う方はこちらを。
このブログでも度々紹介している、アレキサンダージュリアンやサルバトーレセザラニのインタビューページもあります。
当時はニューヨークのデザイナー達が注目された時代なので、彼らやアラン フラッサー、ジェフリーバンクスの特集ページが度々組まれていました。
サルバトーレ セザラニは、高校時代の友人がニューヨークに留学中に彼のオフィスでアルバイトをしていたので、お会いしたこともないのに勝手に親近感を感じています(笑)。
アレキサンダー ジュリアンは、去年の秋ごろ息子さんと突然BEAMS Fにリサーチに来られていてびっくりしました。
私シャイなので、そういう時に声かけられないんです・・・(苦笑)
リーバイスの連載ページには、新製品としてブラックの501が紹介されています。
文中にはアメリカのファッションコンシャスな人たちの間でブラックジーンズが注目されていることと、当時501がゲイたちのユニフォームとなっていて、ブラックの501も彼らがトレンドのきっかけを作ったと書かれています。
そして、文章の最後にはブラックの501は最もハードな人たちに好まれていると書かれています。
昨今の雑誌ではなかなか見られない濃い内容・・・
当時のアメリカのファッションカルチャーを紹介するのがリーバイスの連載と言うのも興味深いです。
80年代前半頃は日本でもアルマーニ代表されるイタリアのデザイナーブランドが注目され始め、DCブランドも出てきて、さらにカジュアルもヨーロッパのモノが注目され始めた時代で、60年代のアイビーブームから続いたアメリカン トラディショナルの人気にも少し陰りが見えてきた時代でした。
なので、この80年代前半あたりまでが、自分が初めてメンズクラブを読み始めた70年代中頃のイメージを引き継いでいて、その後徐々に時代の流れで内容も少しずつ変わって行ったように感じています。
自分がメンズクラブを買い始めたのが中学一年の終わりころ、高校を卒業するまで毎月買っていたので、バックナンバーを全て持っていたのですが、大学生の頃ほとんど処分してしまい、いま持っているバックナンバーで一番古いのが、この1982年の7月号です。
1月にパリに出張に行った時、最近注目されているセレクトショップBEIGE Habilleurで70年代のメンズクラブが70ユーロ以上で売られていましたが、いまヨーロッパのバイヤー達にも当時の日本のファッション誌は貴重な資料となっているようです。
自分たちはそれが当たり前だと思っていましたが、ここまでアメリカン トラディショナルを追及していた月刊誌は、おそらく当時世界中を見てもメンズクラブしかなく、新しい世代の欧米のバイヤーやブロガー達にとっては、アメリカン トラディショナルを知るうえで貴重な資料となっているようです。
私がリアルな情報を求めて洋書を読み漁っていた20代の頃とは、逆転現象が起こっているということですね。
それは、いまやヨーロッパでも日本のセレクトを真似たショップが多くできている状況を見ても、日本人が模倣してきた欧米のファッション文化を日本人の解釈でアップデートさせてきたことによって、模倣される側になったということを感じます。
いまドレスクロージングの世界は、20年以上続いたイタリア偏重の流れから、英国やアメリカやフランスのテイストを取り入れたスタイルに変化してきています。
それは実はトレンドではなく、サプライヤーもバイヤーも含めての世代交代による自然な流れで、彼らにとってはイタリア偏重になる前の英国やアメリカやフランスのクラシックやカジュアルが、いま新鮮なのだと思います。
昨今アイビーやプレッピーがちょっとしたトレンドになっていますが、それを日本で広めてきたメンズクラブが、若い世代に言葉やイメージだけでなく、リアルなアイビーやプレッピーを伝えていくのも役割なのかなと勝手に思いながら、この1982年7月号を熟読していました。
リアルを教えつつ、それを今の時代にアップデートさせたスタイルを紹介していく・・・
こんな企画どうでしょうか。
”時代性のあるアメトラ”
今度編集長に提案してみます。
言うだけなら簡単ですから(笑)。
お知らせです。
5月11日(月) 21:00からインスタライブを行います。
メンズクラブのアカウント @mensclub.snap にゲストとして参加しますので、是非ご覧ください。
トリプルポイントキャンペーン&15%OFFキャンペーン、5月10日まで開催しています。
この機会に是非 BEAMSのオンラインショップをご利用ください。
ウェスタン シャツ
これから暖かくなってくると、着る服も軽装になっていきますが、シャツ一枚になるとどうしてもコーディネートが単調になりがちで物足りなさを感じてしまいます。
そんな時に役に立つのがウェスタンシャツ。
フラップポケットやヨークやドットボタンなど、ディティールが目立つのでシャツ一枚で着ても充分存在感があります。
昨今はミックススタイルの流れもあり、ジャケットとのコーディネートにも使われることが多くなってきているので、着こなしの幅も随分広がったいう印象です。
私も10年くらい前から色々なウェスタンシャツを購入して着てきましたが、最近またウェスタンシャツを着る機会が増えているので、今日は自分が持っているウェスタンシャツと今シーズンおすすめのウェスタンシャツについて書きたいと思います。
最も新しいのが昨年の秋に購入したWRANGLERのデニムウェスタン。
古着でもビンテージでもない普通の現行品で、B:MINGで購入しました。
加工の雰囲気がとてもよく、昨年の秋からよく着ています。
休日のカジュアルだけでなく、こんな感じでジャージのジャケットやニットジャケットと合わせて着てもいいと思います。
ステッチの感じやボタンがちょっとしたアクセントになるので、定番的な軽いジャケットのコーディネートに簡単に変化をつけることができます。
最近着ていないですが、数年前までヘビーローテーションだったREMI RELIEFのデニムウェスタン。
なぜ最近着ていないかというと、ヘビーローテーションで着ていたので、色が落ちすぎたのと加工の部分のダメージがさらに進んでしまい、ラギッドな雰囲気が増して似合わなくなってしまったというのが理由です。
自分はラギッドでワイルドな服がまったく似合わないので、ここまで色落ちとダメージが進むと着こなしが難しくなってしまいます。
レミレリーフでワンウオッシュくらいのシャンブレーのウェスタンがあれば欲しいのですが、そもそも加工が特徴のブランドにキレイめなものを作ってくれというのが間違っているのかもしれないですね(苦笑)。
10年くらい前に購入していまだに着ているのが、イタリアのAVIOのシャンブレーのウェスタン。
アヴィオは当時ミラノのセレクトショップERAL55のオリジナルブランドでした。
イタリア製アメリカンにありがちな盛り過ぎたディティールもなく、生地も打ち込みがしっかりしたシャンブレーで今も気に入って着ているのですが、さすがに色落ちが進んでしまったのと、当時のフィッティングなので今となっては少しタイトに感じてしまいます。
80年代風にボーダーのTシャツを中に着てもいいと思いますが、このフィッティングだと難しいのですね。
その時々で着こなしも変わるので、そういう面からもフィッティングの変化は必要だと感じます。
これも同じ時期に購入したAVIOのタータンチェックのウェスタン。
つい最近もオーダーでドレスゴードンのタブカラーを作りましたが、結局10年前から好きなものがなにも変わっていないということですね(笑)。
これも今もよく着ていますが、さすがに色が褪せてきたので新しいものが欲しいと思っています。
でもはたして今タータンのウェスタンを展開しても買っていただけるかどうかということですね。
さらに、これも同じ時期に購入したAVIOの白のポプリンのウェスタン。
3枚買いしていました(笑)。
前回のジャブスのドローコードもそうですが、気にいると色違いや柄違いっで揃えたくなるのです。
これは意外と出番が少なかったのですが、昨年は真夏にかなり着ていました。
こんな感じで、シンプルにベージュやオリーブの2プリーツのチノパンと合わせていました。
因みに、ベルトは先日ご紹介したD‘AMICOのコンチョベルトです。
こういうシンプルなコーディネートにはコンチョがちょっとしたアクセントになります。
これは7年くらい前に購入した、GUY ROVER のギンガムチェックのウェスタン。
実はこのギローバーのウェスタンシャツがなかなか良くできていて個人的には気に入っています。
ポイントは細くもなく太くもない丁度いいフィッティングと太番手の色を使ったステッチの雰囲気がいいんです。
ディテールもアヴィオと同じく盛りすぎていないところが気に入っています。
ここ数年はギローバーのコレクションでウェスタン向きの生地がなかなかないので展開していませんが、またいい生地が有ればオーダーしたいウェスタンシャツです。
そして、アヴィオのシャンブレーのウェスタンがかなりくたびれてきたので、今シーズンこれを買い足そうと思っています。
以前も違うシャンブレーの生地で展開していましたが、今回は少しムラ感のある糸を使った生地を選んで、少しだけビンテージ感のある雰囲気に仕上げました。
ボタンもあえて真っ白ではなく、少しグレーがかったボタンを選んで、ジャケットのインナーにも合わせやすいようにしています。
ウェスタンシャツを着たことがないという方にも取り入れやすくなっていますので、ご興味のある方は是非トライしてみてください。
そして、同じモデルで私が上の画像で着ているようなホワイトも展開しています。
生地はかなり薄手のオックスフォードなので、これからのシーズンにも最適です。
自分もこんな感じで生成りのジャージジャケットと合わせ着ています。
今シーズンのニュートラルカラーの流れも少し意識したコーディネートです。
アメカジでは定番のウェスタンシャツですが、、ドレスのカジュアルでもここ10年で何度も流れが来ていて、昨今のミックススタイルや80年代のフレンチアイビーの流れもあって(80年代のフレンチアイビーはウェスタンテイストもひとつの要素でした)、また流れが来ているのを感じます。
流れが来ている言うとトレンドだからと言って敬遠される方もいらっしゃると思いますが、この私が10年間ずっと着ているということを考えれば、そんなに構えるほどのトレンドではないことはおわかりいただけると思います(笑)。
なので、すでにお持ちの方はクローゼットから引っ張り出して着ていただければと思います。
そして、ウェスタンシャツを着たことがない人には是非この機会にチャレンジしていただきたいと思います。
Tシャツやクルーネックのニットに飽きている人も多いのでは・・・
色々な意味で今またウェスタンシャツが新鮮です。
5月1日(金)よりBEAMS CLUB 会員様対象の「トリプルポイントキャンペーン」を開催します。
期間中にお買い上げいただくとBEAMS CLUB ポイントが通常の3倍になります。
期間中にお買い上げいただくとBEAMS CLUB ポイントが通常の3倍になります。
是非この機会にオンラインショップをご利用ください。
在宅ワークのパンツ
読者の皆さんも在宅ワークの方が多いと思いますが、家でどんな服を着て仕事していますか。
家で仕事するときもジャケットくらい着ろとおっしゃる方もいらっしゃいますが、在宅ワークではちょっとリアリティーがないかなと・・・
私も在宅ワークの時は基本カジュアルですが、一番着ることが多い服はなにかと聞かれると、ドローコードのパンツというのが答えです。
それは今に始まったことではなく、数年前から春夏の休日着としてかなり穿いているので、ここ数年でバリエーションもかなり増えました。
一番多いのが春夏ものだけで5本所有しているGIABS ARCHIVIO(ジャブス アルキビオ)
定番のコットンポプリンはこの3色。
一番よく穿いているのがこのデニム。
ベージュとグレーのシアサッカー。
読者の方でも既にお持ちの方も多いと思いますが、このBEAMS別注のワンプリーツのモデルは本当にシルエットが綺麗ではき心地もとてもいいんです。
昨年購入したGTAのドローコードパンツも気に入って穿いています。
GTAのこのモデルは、ジャブス アルキビオに比べるとスラックスに近い感じの雰囲気です。
2プリーツですが太くもなく細くもなくオトナが穿くのにちょうどいいシルエット。
濃い目のベージュの色としっかりした生地感が気に入っています。
シアサッカーは柔らかい生地も多いですが、選ぶ時はしっかりした生地感のモノがおすすめです。
昨年はブラウンのポロやTシャツと合わせていました。
色柄が気に入ってPITTIのブースで昨年予約して買ったCAMOSHITAのパジャマパンツ。
ジャブス アルキビオやGTAのドローコードとは違い、パジャマパンツというだけあってかなり太くてゆったりしたシルエットです。
自分にとってはかなり太いので、少し直しで細くしようかと思ったのですが、鴨志田さんに話したら絶対にダメだと言われたので、まだ直していません。
ドローコードのパンツと言っても、スラックス系のタイプとリラックス系のタイプがあり、それらは全くテイストが違うので選ぶ時に注意が必要です。
いま持っているドローコードのパンツで一番古いのが、4年前に購入したBEAMS LIGHTSのバティックプリント風のリラックスパンツ。
柄がかなり気に入って購入しましたが、このパンツを穿いて街に出かけるのはなかなか難しく・・・
もっぱら家の中と近所に買い物に行くときだけのワンマイルウェアになっています。
リゾートだったら違和感はありませんね。
そんなに売れるものではないのですが、こんなプリントのリラックスパンツは毎シーズンやりたいと思っているんです。
イタリアのパンツブランドのコレクションにはなかなかない生地なので、日本の生地を使ってオリジナルで展開しようかなと思っています。
このように、春夏は特に大活躍のドローコードのパンツですが、今シーズンはこの2本を買い足そうと思っています。
ジャブス アルキヴィオのツイル ストライプ。
夏場は基本的に無地のTシャツやポロシャツとしか合わせないので、シンプルなコーディネートにはこのくらいはっきりしたストライプの方がいいんです。
ストライプのドローコードは毎シーズン展開しているのですが、結構人気があってもう2年くらい買いそびれています。
この生地は最初はコレクションに入っていなかったのですが、今シーズンもストライプのパンツが絶対に必要だったので、リクエストして探してもらいました。
そしてもう一本はGERMANOのシアサッカーのストライプ。
上で紹介しているGTAのベージュと比べるとストライプの幅が広く、色もネイビーなので、より柄がはっきりします。
ネイビーのシアサッカーはストライプの幅が細いとトラッドぽい印象が強くなってしまい、合わせを間違えると昔っぽくなってしまうので、このくらいの幅があった方がアップデートされた感じで穿きやすいと思います。
シンプルにネイビーのニットやTシャツ、ポロシャツと合わせようと思っています。
このブログでも何度も書いていますが、私はショーツで街に出かけることは基本的にないので、これからの季節は特にドローコードのパンツを穿く機会が多くなります。
さらに今は在宅勤務なので、家で気楽に穿けて、散歩やコンビニやスーパーにもそのまま穿いて行けるドローコードのパンツは必然的に出番が多くなっています。
BEAMSでも今シーズンはかなりのバリエーションで展開していますので、是非オンラインショップをチェックしてみてください。
2本買い足したらドローコードだけで10本になりますが、本当に休日着としてはかなり穿くんです。
普通に考えたら平日はジャケットやスーツなので、10本も持っていてワンシーズン何回穿くの?という話ですが、在宅勤務になったので今シーズンはかなり出番が増えることになります。
でも本心はコロナが収束して出番が少なくなる方が嬉しいですね。
それにしても普段はドレススタイルなので、カジュアルスタイルの方が難しいですね。
カジュアルと一言でいっても色々なジャンルやスタイルがあるので、周りがどうあれ自分が一番しっくりくるスタイルがいいのかなと思います。
”自分のスタイルを持つ”
それはドレスもカジュアルも一緒で、一番大事ことだと思います。
ただいまBEAMSのオンラインショップでは様々なキャンペーンを行っています。
この機会に是非オンラインショップをご利用ください。

少しだけウェスタン
数年前に購入し、それ以来気に入ってずっと使っているANDREA D’AMICO(アンドレア ダミコ)のコンチョベルト。
剣先にひとつだけコンチョが付いているのが特徴で、カジュアルなパンツに合わせると少しだけアクセントになってなかなかいい感じなんです。
このベルト数年前に自分がかなり気に入ってオーダーし、このブログでも紹介したのですが、正直言って、それほど売れませんでした・・・(苦笑)
当時はウェスタンベルトが人気で、派手めなバックルでチップ付きの剣先を垂らすようなスタイルが流行っていました。
その流れも落ち着いてきたころに、もう少し控えめなウェスタン調のベルトが必要で、自分自身もそういうベルトが欲しいなと思いオーダーしたのですが、今となっては少し早すぎたのかなと思っています。
それ以降もこんな ”少しだけウェスタン” な雰囲気のベルトをやりたいなとずっと思っていたのですが、他のブランドにはなかなかなく、結局少しアップデートさせてアンドレア ダミコで復刻させました。
帯は当時と同じオイルドレザーで色はブラックとダークブラウン。
コンチョは当時と同じものを探してもらい付けました。
バックルは以前展開していたものは少し細目で、全体の雰囲気と比べるとボリュームが不足していると感じたので、アンティーク調のバックルに変更しました。
ただし、これを再び展開するテーマが ”少しだけウェスタン“ だったので、あえてウェスタン色の強いバックルにはしませんでした。
オイルドレザーの一枚革のレザーにコンチョをひとつだけ付けることで、ファイブポケットからチノパン、カーゴパンツ、ジャケットコーディネートまで、幅広いコーディネートできるのがこのベルトの特徴です。
昨今イタリアのベルトブランドのコレクションを見ると、ウェスタン色が強いバックルに大きめのコンチョが付いているベルトも結構あるのですが、正直押しが強すぎて、それを今のスタイルに落とし込むには上級者的なテクニックがいるなというのが正直なところ。
イタリア人のスナップを見ると、アメカジ風のスタイルで派手なウェスタンベルトをしている人も結構いますが、個人的には似合っている人があまりいないなという印象なんです。
まあ、イタリア人はもともとウェスタンが大好きなので、昔からウェスタンベルトやウェスタンシャツの流行が何度も繰り返されてきていますし、自分が89年に初めてミラノに出張に行った時にミラノのERAL55にも、たくさんのウェスタンブーツがウィンドウにディスプレイしイされていたのを今でも覚えています。
自分は子供のころ(1970年代)にテレビでマカロニ ウェスタンと言われたイタリアの西部劇の映画を見ていたので、イタリア人のウェスタン好きとマカロニウェスタンが、この仕事をして初めて自分の中で繋がったのです。
話が少しそれましたが、ウェスタンシャツの流れも再び見えるなか、派手すぎない ”少しだけウェスタン” なベルトはいかがですか。
デニムにもチノパンにもミリタリーパンツにも合わせられるのもいいところ。
もちろん私の肝いりでオーダーしたベルトなので、私は2色買いします。
ご興味のある方は是非BEAMSのオンライン ショップをチェックしてみてください。
この ”少しだけウェスタン” なさじ加減に賛同していただいた方には是非おすすめしたいベルトです。
私にとっては二度目のチャレンジですが、自分が実際に使って気に入っているものを二度も展開できるのは嬉しいことなんです。
もちろん、売れたらもっと嬉しいですね(笑)。
非常事態宣言直前にオーダーしていたシャツとジャケットとスーツが上がってきました。
個人的にずっと欲しかったドレスゴードンのタブカラー。
ネイビーのニットタイを合わせたりノータイでも。
ジャケットは地味め?
ブラウンとブラックのグレンプレイド。
ブラックのポロと合わせてもいいかなと。
スーツはダークグリーンのグレンプレイド。
しっかりした英国のフレスコなので仕立て映えがいいです。
グレーとミックスした生地なので派手さはありません。
早く着たいですね。
今はじっと我慢の時です。
もうすぐ布マスクが2枚届きますが、マスクがないときにお役に立てばと思い。
是非ご覧ください。