ELEMENTS OF STYLE
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2026秋冬 リコメンド アイテム

 

2026秋冬のオススメのアイテムのサンプルがかなり揃ったのでご紹介したいと思います。


今シーズンはアイテム数も多いので、じっくりご覧いただければと思います。

 

 

 

 

BRILLA FERLA GUNCLUB

 

 

 

 

 

 

 

 
毎シーズン自分のリコメンドの中に入っているFERLAのチェック。


今シーズンはブラウンとブルーのコントラストがとても綺麗なガンクラブチェックがおススメです。


この色出しはFERLAでなければできない色出しです。


アルパカが51%なのでとても柔らかくて軽い着心地のジャケットです。


モデルはBRILLAのナポリモデルです。
 
 
 

 

 

 

BRILLA E/ZEGNA SILK HERRINGBONE

 

 

 

 

 

 

 

 
遠目では無地に見えますが、ヘリンボーンに細かいネップの入った生地です。
 
 
インディゴブルーの色合いと綺麗なネップの入り方が気に入ってオーダーしました。


生地はシルク52%・ウール46%・カシミア2%でとても軽くて柔らかい極上の生地です。


モデルはBRILLAのナポリモデルです。


 
 

 

 

 

BRILLA DORMEUIL WOOL SILK HOUNDTOOTH

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
一目見て上品さが漂うベージュとグレージュの色合いが刺さりオーダーした生地です。


ドーメルらしいウール・シルク・リネンで現代的なツイードを表現しています。


柄が目立つチェックが苦手という人にも是非着ていただきたい上品なチェックジャケットです。


モデルはBRILLAのナポリモデルです。



 
 
 

BEAMS F ZANIERI GLEN PLAID

 

 

 

 

 

 

 

 
BRILLAのオリジナルは柔らかい生地がおススメですが、BEAMS Fのオリジナルはしっかりとしたツイードの生地を選んでいます。


ブラウンのグレンプレイドに幅の広いブルーのペーンのコンビネーションがとても綺麗で、生地選びの際に迷わずピックアップしました。


デニムやシャンブレーのシャツ、ファイブポケットとも相性が良く、タートルやモックネックのニットの上にサラっと羽織っただけでサマになるジャケットです。
 
 
 
 
 
TITO ALLEGRETTO WINDOW PANE

 

 

 

 

 

 
グリーンベースにブルーのウインドウペンが生えるツイードです。


実は昨年私が個人オーダーしたジャケットの色違いなんです。

 

 

 

 

私の着ているジャケットは上の青みのあるグリーンですが、今回選んだのは二番目の英国っぽいトーンのグリーンです。


90年代のブリティッシュブームを経験している私にとって、ウィンドウペンのツイードの生地は永遠の定番なのです。


そして、英国テイストの生地をナポリのブランドに乗せるのも私の好みなので、皆さんにも是非着ていただきたいジャケットです。

 

 

 

 

 

 

STILE LATINO GLENPLAID

 

 

 

 

 

 
STILE LATINOの今回のおススメのジャケットはこのグレンプレイド。
 
 
生地はSTILE LATINOがFERLAに別注した生地ですが、ベージュと黒とブラウンというカラーコンビネーションが刺さりました。
 
 
ウール・アルパカ・シルクの生地は見た目よりも軽く柔らかいので、秋冬だけでなく春先も4月くらいまで着られるのも良いところです。
 
 



 
FINJACK 6BW BLAZER

 

 

 

 

 

 

 

昨年私のリコメンドでMASTER PLANで展開し、あっという間に完売になったFINJACKのジャージのブレザーを展開します。


展開するにあたりボタンの位置を下げるなど修正を加えています。


見た目はサキソニーのような生地感ですが、ストレッチするのがポイント。


皺になり難い生地なので、旅行や出張に持っていくのにも最適なジャケットです。


 
 

 

 

 

BRILLA DORMEUIL GLEN PLAID

 

 

 

 

 

 

 

 

毎シーズンおススメしているグレンプレイドのスーツ。


今回はこのDORMEUILのAMADEUSの生地をピックアップしました。


おススメのポイントは画像でもわかる綺麗なブルーのウインドウペン。


こんな色のブルーのウインドウペンを見たことがないです。


とにかく柄の良さを見ていただきたいスーツです。


BRILLAのナポリモデルでパンツは2プリーツのベルト付きです。

 

 

 

 

 

 

BRILLA DORMEUIL BROWN DENIM

 

 

 

 

 

 
もう一つのおススメもDORMEUILの生地を使ったスーツ。


画像ではわかりにくいですが、実はブラウンのデニム(デニム風)の生地なんです。
 
 
今シーズンは多くの生地メーカーがデニムやデニム風の生地を打ち出していますが、DORMEUILを代表するTONIC WOOLで織られていて、ブラウンの色目が一番良かったのが、この生地を選んだポイントです。

 

 

 

 
デニム風の生地なのでジャケットはパッチポケットにしました。


サンプルは間違えてコバステッチで上がっていますが、製品はダブルステッチになります。


モデルはBRILLAのナポリモデル、パンツは2プリーツのサイドアジャスターです。
 
 
 
 
 

 

 

STILELATINO SAXON GABADINE

 

 

 

 

 

 

 

 
STILE LATINOのVINCENZO ATTOLINIが生地の企画と監修をして、BARBERIS CANONICOで最高級のメリノウールであるSAXON MERINO WOOLでギャバジンの生地を織り、STILE LATINOで仕立てるという特別な企画のスーツです。


始まりはBARBERIS CANONICOからBEAMSの50周年のために何かできないかという話をいただきました。


当初オリジナル用に特別な生地を織るという話もありましたが、別注生地は数年前にもあったので、生地の企画のセンスもイタリア人の中では群を抜いているVNCENZO ATTOLINIに生地の企画から入ってもらい、特別な生地を織ってSTILE LATINOで仕立てるという企画になりました。


打ち込みがしっかりしていながらタッチはとても滑らかと言う、自分も見たことがないような素晴らしいウールギャバジンの生地が織りあがりました。
 
 
かなり高価な生地ですが、50周年のお祝いと言うこともありスペシャルなプライスで展開します。
 
 
この機会を逃すと二度と手に入らないスーツです。

 

 
ちなみに、VINCENZO ATTOLINIに直筆のサインが入ったメッセージカードが付きます。
 
 
 
 
 
 
DOPPIAA GUNCLUB MILITARY JACKET

 

 

 

 

 

 
色々なブランドがミリタリージャケットを展開してきましたが、チェックのミリタリージャケットは意外と少なく、ウールのガンクラブチェックとなると自分も他のブランドで見た記憶がありません。


ベージュとグリーンとブラックのカラーコンビネーションもさすがDOPPIAAと言った色出しです。

 
オトナの方に着ていただきたいミリタリージャケットです。
 
 
 

 

 

 

DOPPIAA CORDUROY OVER SHIRTS

 

 

 

 

 

 

 

 
DOPPIAAの定番とも言えるダブルポケットのオーバーシャツ。
 
 
数年前に少量だけ展開したことがあり、今でも気に入って着ています。

 

 

 

 

 

 
以前のモデルと比べると襟が少し大きくなり、胸ポケットがバイアス(生地を斜めに付ける)というアップデートが施されています。


イタリア製でありながら手頃なプライスも魅力です。
 
 
ブルーと生成りの2色展開。


色々なアイテムに合わせられて本当に重宝するオーバーシャツです。
 
 

 

 

 

 

 

DOPPIAA STAND COLLAR

 

 

 

 

 

 
今シーズンの傾向でもあるスタンドカラーのジャケット。


BEAMSも含め巷ではフランスブランドが人気ですが、DOPPIAAのスタンドカラーはテーラードの襟を立てたような雰囲気で、90年代後半から2000年代前半頃にイタリアのブランドでもよく見られたスタンドカラーです。


ウール80%・ポリアミド20%でウールのフリースのような生地感が特徴です。


シンプルでフランスブランドのようなクセもないので、傾向のアイテムをさらっと着たいオトナの方におススメしたいスタンドカラージャケットです。






EMMETI SUEDE 2ND TYPE

 

 

 

 

 

 
以前このブログでも紹介した、私が個人オーダーしたセカンドタイプのジャケットです。


お客様のお問い合わせも多かったので製品化しました。


色は私がオーダーした色と同じネイビーの一色展開です。


画像でもわかるように、大人が着るのに丁度いいサイズ感のジャケットです。
 
 
 
 
 
 
 
CINQUANTA  G8
 
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昨年私が個人オーダーして、このブログでも紹介したグレーのG8タイプのジャケットです。


お問い合わせが多かったので、少し修正を加えて製品化しました。


修正ポイントはフロントのウィンドウフラップを取り、肘に付いているダイヤモンドパッチも無くしてシンプルにしました。


グレーのレザーのフライトジャケットは都会的な雰囲気に見えるので、ウィンドウフラップやダイヤモンドパッチのディティールがオーバーディテールに感じて引き算をしました。


自分は少しゆったり着たかったので46を着ていますが、通常のG8の着方だと44でもいいと思います。






GIABSARCHIVIO GLENPLAID

 

 

 

 

 

 

昨年の11月のプレコレクションで気に入って個人オーダーしたブルゾンですが、皆さんにもおススメしたいと思いメインコレクションでオーダーしました。


大柄のブラウンのグレンプレイドと生成りのリブのコンビネーション、肩のラインが綺麗に落ちるラグランスリーブが気に入りオーダーしました。


生地はウール70%.ナイロン30%ですが、起毛感はないので3シーズン着られる素材感です。


少しストレッチする生地なので、インナーに厚手のニットを着ても快適に着られます。


 

 

 

 

DRUMOHR MOULINE ROLL NECK

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今シーズンの傾向であるMOULINE(ムリネ=杢糸)のロールネックのニットです。


実はBEAMS Fのバイヤーの間瀬が昨年ピックアップしてオーダーに至らなかったものを、私が再ピックアップしてオーダーしました。

 

 

ロールネックを見たことがないという方も多いと思いますが、80年代後半から90年代中頃に英国のニットメーカーでよく見られ、私も当時英国のMACALASTAIR(マカラスター)などでバイイングしていました。

 

 

一枚で着ても下にシャツを着てもいいので、モックネックを着ている人は違和感なく着られると思います。


ムリネのニットは色が野暮ったいものも多いですが、DRUMOHRが手掛けるとさすがに色出しが綺麗です。


 

 

 

 

GRANSASSO CABLE TURTLE

 

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私が昨年個人オーダーしたニットですが、お問い合わせが多かったので製品化しました。


ウールが70%・ナイロン30%の糸を使っていますが、まるでカシミアのような柔らかいタッチが特徴です。


本当に驚くほど着心地の良いタートルなので、皆さんにも是非お試しいただきたいと思います。


ちなみに、グリーンが難しいと感じられる方はブルーとグレージュもありますので、そちらもおススメです。

 

 

 

 

 

TITO ALLEGRETTO BELTED

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎シーズン人気で完売するTITO ALLEGRETTOのベルテッドコート。

 

 

今シーズンのオススメはこのグリーンのツイードです。


絶妙な色目がグリーン好きにはたまりません(笑)。

 

 

イタリアのツイードなのでタッチはドライですが、半裏仕立てで軽い着心地と綺麗なドレープが出るのが特徴です。


凝った仕様の割にコストパフォーマンスも高いコートなので、皆さんにも是非お試しいただきたいコートです。


 

 

 

 

TAGLIATORE GUNCLUB

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローゴージの襟が特徴ですが、理由があり2枚目の画像のように襟を立てるとすごく綺麗に襟が立ちます

 

 

自分的には襟を立てて着ていただきたいコートです。


ゆったりとしたシルエットで肩のラインが綺麗に落ちるラグランスリーブ、スラントしたフラップポケット、半裏の軽い着心地が特徴のコートです。


ブルーが入った小柄のガンクラブチェックがとても良く、ブリティッシュな雰囲気とイタリアらしい柔らかい雰囲気を併せ持ったコートです。

 

 

 

 

 

BRILLA CASHMERE GLENPLAID

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軽い仕立てのスポルベリーノのコートを展開したくてリングジャケットでBRILLAのオリジナルを作りました。


生地はLOROPIANAのカシミアのブラウンのグレンプレイド。


極上の生地を使い、裏地も極力少なくした軽い着心地のコートです。


ジャケットやスーツだけでなく、ニットの上にもさらっと着ていただきたいオトナなコートです。

 

 

 

 

 

 

STILE LATINO SPOLVERINO

 

 

 

 

 

 

 

 

極力軽いネイビーのコートを展開したくて色々なブランドで探していました。

 

 

結局STILE LATINOのこのモデルが一番良くてオーダーしました。


裏地も袖裏もない本当の一枚仕立てのコートで、さすがSTILE LATINOと思わせる柔らかくて軽い着心地のコートです。


定番のネイビーのコートで仕立ての良いものが着たいという方に是非お試しいただきたいコートです。


 

 

 

 

LIMPERMEABILE MODS PARKA

 

 

 

 

 

 

1990年代にBEAMSでも展開していた、英国のSCIENCE(サイエンス)というブランドのモッズパーカーをオマージュしてLIMPERMEABLE(リンペル メアビレ)で作られせたJAPAN SPECIALモデルです。


サイエンスのモッズパーカはフレンチアイビーの伝説的なショップだったパリのMARSEL LASSANCE(マルセル ラサンス)のオリジナルにも採用されていました。


なので、私にとってはいわばフレンチアイビーなモッズパーカです。


ミリタリーテイストが苦手なオトナの人たちにも着ていただきたいので、あえてネイビーでオーダーしました。


生地はワックスドコットンですが、臭いもべたつきも全くありませんのでご心配なく。


モッズパーカを着たことがないという方にも是非お試しいただきたいコートです。





 

LIMPERMEABILE TRENCH

 

 

 

 

 

 

 

 

最近バルカラーが多くトレンチコートの展開が無かったので、何かいいものがないか探していました。


定番的なモデルは数年前に色々展開していたので、少し目先の違うものを探していましたが、自分のイメージに合うものがやっと見つかりました。


それがこのLIMPERMEABILEのトレンチコートです。


第二次世界大戦時のミリタリートレンチを現代風にアレンジしたモデルで、チェンジポケットがついているのが特徴です。


グレーのウールのライニングが付いていますが、取り外しことができるので3シーズン着られるコートです。


 

 

 


GIACOMETTI SUEDE MONK STRAP

 

 

 

 

前シーズン予約ですぐに完売したGIACOMETTIの名品のモンクストラップ、お客様のご要望も多く今シーズンはブラックスエードを展開します。


前シーズンのブラウンスエードの倍の足数でオーダーしましたが、今回も早期にご予約で完売しそうです・・・


ちなみに、ブラウンスエードも追加オーダーして継続展開します。


そして、サンプルが上がってきていませんが、ブラックカーフの展開もあります。


こちらは極小なので早めにご予約いただければと思います。


ハンドソーンウェルテッドで10万円前半の価格で手に入るのは、今やジャコメッティしかないので、手が届かない値段になる前に手に入れていただきたい一足です。

 

 

 

 

 

 

 

ネクタイのおススメポイントまで書くと、とんでもなく長くなるので色柄だけ見ていただければと思います。

 

 

FRANCO BASSI JACQUARD

 

 

 

 

 

 

 

FRANCO BASSI STRIPE

 

 

 

 

 

 

 

FRANCO BASSI PRINT

 

 

 

 

 

 

 

FRANCO BASSI WOOL GLENPLAID

 

 

 

 

 

 

 

HOLLIDAY&BROWN JACQUARD

 

 

 

 

 

 

 

HOLLIDAY&BROWN STRIPE

 

 

 

 

 

 

 

STEFANO CAU STRIPE

 

 

 

 

 

 

 

STEFANO CAU PRINT

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SEAWARD&STEARN WOOL PRINT

 

 

 

 

 

 

 

FITZGERALD WOOL GLENPLAID

 

 

 

 

 

 

 

FEANCESCO MARINO WOOL SILK STRIPE

 

 

 

 

 

 

 

ATTO VANNUCCI JACQUARD

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ATTO VANNUCCI MELANGE STRIPE

 

 

 

 
 
 
プライスや納期まで書く余裕がなかったので、気になるものがありましたら最寄りの店舗にお問い合わせください。


ご予約は本日から受け付けていますので、是非店舗スタッフにお申し付けいただければと思います。


2026秋冬もBEAMSをよろしくお願いいたします。


 

 

ボタンダウンにタイドアップ

 

少し前にSNSで論争になっていたボタウンダウンにタイドアップは有りか無し。


私はそれをチラッと横目で見ながら論争の中には入らず、自分のインスタライブで考えを少しだけお話ししました。


SNSでの論争も収まったようなので、今回はボタンダウンのタイドアップについて自分の経験に基づいたお話しをしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

1988年のBROOKS BROTHERSのカタログです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご覧の通りスーツにボタンダウンを合わせタイドアップしているコーディネートが見られます。

 

 

 

 

 

 

こちらは1989年春夏のカタログです。

 

 

 

 

 

 

 

 
これもスーツにボタンダウンを合わせてタイドアップしている画像が見られます。
 
 
 
 

 

この本は我々世代のクラシックスタイルのバイブルでもある、1985年に発刊されたALAN FLUSSER(アラン フラッサー)のCLOTHES AND THE MAN。

 

 

 



男性の正当な服装論について書かれた著書ですが、その中でもグレーフランネルの3ピースにボタンダウンにタイドアップというコーディネートが紹介されています。
 
 
 
 
 

ツイードジャケットやシアサッカーのジャケットにもボタンダウンにタイドアップ。
 
 
 
 
私のようなリアルアイビー世代にとっては、このあたりのボタンダウンにタイドアップは基本中の基本とも言えるコーディネートです。
 
 
 
 
 
 
こちらはパリのOLD ENGLANDの1989年秋冬のスタイルブックです。

 

 

 

 
この中にもグレンプレイドのスーツにボタンダウンでタイドアップというコーディネートが見られます。


ちなみに、この当時スーツに柄のベストを合わせるのがフランスで流行っていました。
 
 
 
 
 
 
この画像はパリの伝説的な名店 HEMISPHERES(エミスフェール)の1992年のディスプレイ。

 

 
スーツにボタンダウンにジャカードのネクタイを合わせています。


襟が抜けて袖も裾も折れて、これが 「伝説の名店のディスプレイなの?」と思う方も多いと思いますが、当時のパリはキメ過ぎるのがカッコ悪いという風潮があったので、わざと野暮ったい感じのディスプレイにする店が多かったです。

 

 

このように、フランス人もボタンダウンにネクタイを合わせるのが普通であるイメージです。

 

 

 

 

 

 

イタリアはどうかと言うと、スーツにボタンダウンと言えばFIATの会長であったGIANNI AGNELLI(ジャンニ アニエッリ)のブルックス ブラザーズのボタンダウンのボタン外しが有名です。

 

@Wikipedia
 

彼はメンズファッションのアイコンでもあるので、イタリアだけでなく他の国でも彼のスタイルを真似てボタンダウンのボタンを外している人を見かけます。


特にファッション業界人には多いですね。


ちなみに、ボタンを外さないでタイドアップしている画像もあります。

 

@THE RAKE

 

ボタンをとめた時はネクタイのノットがずれている(ずらしている?)のも彼流のハズシなのかもしれません。

 

 

 

 

 

元フェラーリの会長だったLUCA DI MONTEZEMOLO(ルカ ディ モンテゼーモロ)もブルックス ブラザーズのボタンダウンにタイドアップしています。

 

@THE RAKE

 

彼はアニエッリの後継者だったので、ボタンダウンのボタンを外すのはアニエッリ譲りですね。

 

 

 

 

 

ミラノの名店DORIANI(ドリアー二)の1998年のディスプレイ。
 

 
ダブルブレストのスーツにストライプのボタンダウンにプリントのネクタイを合わせています。


DORIANIはスーツにボタンダウンというコーディネートは以前からよく見られました。
 
 
ネクタイのノットをずらしているのが上のアニエッリと同じ・・・


真似をしているのかどうかはわかりませんが、こういったハズシはイタリアらしいですね。
 
 
このように、イタリアではファッション感度が高い人があえてボタンダウンにタイドアップしているイメージです。
 
 
 

 

 

 

私の経験上、1990年代の英国調がブームだった頃はイギリス人がボタンダウンにタイドアップしているのをあまり見たことがありませんでした。

 

 
ですが、初めて会った時からボタンダウンにタイドアップしていたイギリス人がいます。


それがネクタイデザイナーのMICHAEL DRAKE(マイケル ドレイク)です。


彼は1989年に初めて会った時からブルックスブラザーズのボタンダウンにタイドアップでした。
 
 
DRAKE'Sのビジネスがイギリスではなく、イタリアやフランスやアメリカが中心だったことも影響していると思います。


ちなみに、スーツも英国のものではなくBELVESTを着ていました。


ある意味、当時では珍しいグローバルなドレススタイルの感覚を持つ英国人でした。
 
 
では、今の英国の若い世代はどうかと言えば、ボタンダウンにタイドアップしている人は珍しくはありません。

 
 
 
ロンドンの有名店ANGLO ITALIANの設立者のJAKE GRANTHAM氏。


彼のような新しい世代の英国人は考え方もグローバルなので、旧態依然とした英国的なルールに縛られることはありません。





 
スーツにボタンダウンと言えば、FRED ASTAIRE(フレッド アステア)も有名ですね。
 
 
このダブルブレストのグレーフランネルのスーツは、ロンドンのANDERSON & SEPPARD(アンダーソン & シェパード)で仕立てたものだと言われていますが、1920年代後半頃から英国のビスポークテーラーで仕立てていたアメリカ人のアステアが、イングリッシュドレープのスーツにブルックスブラザーズのボタンダウンを合わすことを当時英国人はあまりよく思っていなかったかもしれません。


 
 
 
 
色々な例をあげて説明をしましたが、まとめるとこんな感じです。
 
 
・アメリカ人にとってボタンダウンにタイドアップはアイビーの象徴的なスタイルでもあるので、ある意味正統なコーディネートだと言えます。日本でも60年代~70年代にアイビーの大流行があったので、その世代の人たちにとってボタンダウンにタイドアップはアメリカ人と同様に正統なコーディネートという認識だと思います。
 
 
・フランス人も80年代や90年代はボタンダウンにタイドアップは一般的でした。ちなみに、HEMISPHERSのジャケットやスーツは英国のCHESTER BARRIE(チェスター バリー)、OLD ENGLANDも英国のAUSTIN REED(オースチン リード)製だったので、英国調のスーツにボタンダウンを合わせていたことになります。今で言う、いわゆるミックススタイルですね。
 
 
・イタリアはファッションアイコンのウェルドレッサーたちがボタンダウンにタイドアップをしているので、それらの人たちに影響をうけたドレスの愛好家達がボタンダウンにタイドアップしています。
 
 
・英国は厳格なルールを守ることだけを考えればボタンダウンにタイドアップはNGということになりますが、今の新しい世代の人たちは旧態依然としたルールを守ることだけが正しいとは思っていないので、ボタンダウンにタイドアップがNGという感覚は持っていないように思われます。むしろ他国のスタイルを積極的に取り入れるようになっていると思います。
 
 
 
 
 

90年代からの英国調のトレンドやイタリアンクラシックブームの影響を受けている人は、ボタンダウンはスポーティーなシャツなのでタイドアップはNGと思っている人も多いと思います。
 
 
もちろん、その国々のステレオタイプなクラシックスタイルがあるので、それを逸脱せずに追求したい人にとっては邪道と言うことになると思いますが、そもそもクラシックもグローバル化が進み英国でさえも昔のように厳格なルールは薄れてきているのが実情です。


そして、最近はミックススタイルのようなものがSNSでも多く見られ、崩した方がカッコいいというような風潮もあるので、一般の方たちも少し混乱しているのかなと思います。
 
 
今回のボタンダウンの論争もそういった面があるのかなと思います。

 
結局どう言う事かと言えば、”基本無くして応用無し” という事でしょうか・・・


爺の小言みたいですが、なんでもありの時代だからこそ大事だと思うのは私だけでしょうか・・・・

 
 











 
 
 

 

最近購入したモノ

 

3月末からシンガポールや台湾のオーダー会で出張もあり、バタバタしていたので今シーズンも自分の買いものは出遅れ気味。

 


少し前に個人オーダーしていたものも届いたので、今回は最近購入したものをご紹介します。


いつもどおり私の買いもの日記のようなお話ですが、少しだけお付き合いください。
 

 

 

 

 

 

FAR EAST MANUFACTURING LINEN BD

 

 

 

 

 

 
展示会で一目惚れして個人オーダーをしましたが、結局BEAMSの店舗でも展開することになりました。


私好みの綺麗なブルーのシャツです(笑)。


生地は厚手のしっかりとしたリネンで、ウオッシュされているので製品はかなりシワがあります。


ジャケットのインナーに着る場合はアイロンをかけて方がいいです。


ウオッシュして意外と縮まなかったのか、仕上がりは少し大きめですが、もともとFAR EAST MANUFACTURINGのシャツは細身なので、少しゆるめな上がりは自分的には問題ありません。


インポートやイタリアのリネン生地を使ったシャツとは少し趣の違うリネンシャツです。
 
 
これからの季節色々なものに合わせて楽しみたいと思います。
 
 
 
 
 
 

 

GUYROVER PIQUE PULLOVER

 

 

 

 

 

 

 


この時期にジャケットのインナーに着れる長袖のカノコの台襟付きのポロが欲しかったのですが、今シーズンは展開が無いので個人オーダーしました。


色はかなり濃いネイビーとスモーキーなブラウンの2色。


GUYROVERのカノコのプルオーバーシャツは、20年以上前から作られている同ブランドの定番と言えるモデルで、BEAMSでもこれまで何度か展開したことがあります。


いま巷で展開されているものはエリの開きが大きいカッタウェイですが、さすがに少し古臭く感じるのでセミワイドの襟を付けてオーダーしました。

 

 

ジャケットを着たときに襟の収まりがよく綺麗なロールが出ます。

 

 

個人オーダーした後に皆さんにも着ていただきたいと思い、秋冬展開することにしました。

 

 

8月頃に入荷しますので品番などが決まりましたらお知らせします。





 

GUYROVER PIQUE WESTERN

 

 

 

 

プルオーバーと同じカノコのネービーの生地でウエスタンシャツもオーダーしました。

 

 

個人的にストレッチするウェスタンシャツがあるといいなと思っていたのでカノコで作ってみました。


先日仕上がってきたばかりなのでまだ着ていませんが、これからの季節重宝しそうです。


着てみて良かったら製品化しようと思っています。

 

 

 


 

ちなみにGUYROVERのカノコのシャツですが、今シーズンは半袖のプルオーバーのBDを展開しています。

ネイビーとブラウンを含む5色展開です。


ご興味のある方は最寄りの店舗かONLINE SITEでチェックしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

VANDORI  KNIT SWEAT 

 

 

 

 

 



実は個人的に気になっていたニットジャケットがあったのですが、試着してみるとサイズが大きくて断念・・・


店内で他の新作をチェックしていたら、スエットのような雰囲気のニットソーがあり、試着してみるとサイズバランスも素材感も良く二色買いしました。


ネックがクルーネックとモックネックの中間くらいで、着用すると収まりがとても良く、スエットのガゼットを編みで表現しているところも気に入りました。


着るとこんな感じです。



裏毛のスエットは気温が高くなると暑くて着られなくなるので、こんなスエット風のニットはこの時期重宝します。


手洗いで洗えるのも気に入っています。


人気商品のようでVANDORIのオンラインサイトを見るとグレーのMサイズだけストックがあるようです。


ご興味のある方は是非チェックしてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
DRUMOHR VISCOTTI PARKA
 
 
 
 
 


昨年の春夏に展開していたDRUMOHRのビスコッティ柄のパーカ。


自分のリコメンドアイテムでしたが、予約で完売して買えませんでした。


どうしても欲しくて、DRUMOHRの日本の公式サイトで購入しました。


休みは柄の服をあまり着ないので、シンプルな服に合わせる柄モノのアウターは意外と重宝するのです。


コンパクトにたためるので、旅行や海外出張に持って行くにも丁度いいアウターです。


ちなみに、水着も同じ柄のものを持っています(笑)。


 
 
 
 

 

 

GERMANO DENIM GRUKHA

 

 

 

 

 



以前個人オーダーして一本持っているのですが、少し色落ちしてきたので同じものを追加で2本オーダーしました。
 
 
本当は真夏でも穿ける軽いライトデニムのような生地でオーダーしたかったのですが、コレクションに無く通年展開している定番のデニムでオーダーしました。


自分はあまり太いパンツははかないので、自分が持っているパンツの中では、このGERMANOのグルカが一番太いシルエットです。


自分にとって、このモデルは太すぎず細くもなく丁度いいシルエットなのです。


諸事情がありまして最近はBEAMSでこのモデルを展開していませんが、良い生地があれば来年は展開しようと思っています。
 
 
 
 

 
自分のパーソナルオーダーは、実際に身に着けて良し悪しを判断したり、周りの評判を聞いて来シーズンのオーダーに繋げるという側面もあるので、自分だけ満足できればいいというのとはちょっと違うのです。
 
 
なので、読者の皆さんも気になるモノがありましたらブログにコメントを入れていただいてもいいですし、ショップのスタッフに中村のブログで見たものが気になると言っていただければ製品化につながります。


これまでもそのようなことで商品化したものはたくさんあったので皆さんの意見は本当に重要なんです。


今回ご紹介したもの以外でも個人オーダーしているものがあります。


盛夏に向けてもいろいろ購入しようと思っているモノもあるので購入したらまたご報告します。


 



 

 

CUTOM TAILOR BEAMS 台湾オーダー会

 

4月16日から20日までCUSTOM TAILOR BEAMSのオーダー会が台湾で行われました。

 

 

 

台湾で初のオーダー会は台北の名店OAK ROOMで開催されました。

 

 
 


ディスプレイに私の大きな写真があってお恥ずかしい感じ・・・

 

 

 

 

 

 

OAK ROOMは一階がALDEN・EDWARD GREEN・CROCKET&JONES・JM WESTONなどを扱う靴のセレクトショップで、2階がオーダーサロンのようになっていて、これまでもヨーロッパや日本のブランドの様々なオーダー会が開催されてきました。

 

 

メンバーはシンガポールのオーダー会と同じ、私とフィッターの白井、プロダクトの責任者の矢吹という万全の態勢。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
OAK ROOMのお客様は日本の情報をよく知るかたも多く、感覚的には日本と近い部分もあり、中にはファッション業界人が好むようなマニアックなリクエストをされるお客様も少なくありません。
 
 
特にパンツに関しては、インポートブランドや日本のブランドのワイドシルエットのパンツを穿いている方も多く、股上が深く太めのシルエットをリクエストされるお客様も多かったので、ジャケットとのバランスも考えてより細かい採寸を行いました。
 
 
そして、数名若いお客様からウェディングで着るスーツのオーダーいただきましたが、皆さん結婚式に着てその後仕事でも着られるスーツというリクエストで少し悩みましたが、台湾は日本と比べると結婚式のドレスコードがユルいので、新郎は普通のスーツでも問題ないというスタッフからのアドバイスもあり、ライトグレーや明るめのネイビーのモヘア混など、新婦のドレスの色を聞きながら生地の提案をさせていただきました。
 
 
日本とは文化の違いがあるので、柔軟に対応しながらも適切なアドバイスをすることが海外のオーダー会では大事です。


 
 
 
 
二日目の土曜日の午後はオーダー会を中断してトークショーを開催しました。

 

 

 

 
お相手は台湾のSUITS WALKの創始者であり、高悟集というオーダーのお店のオーナーでもあるBRIAN氏。
 
 
 
 
 
2023年に台北で行われたトークイベントの時もお世話になりました。
 

 

あれからもう3年、早いものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

事前に質問をいただいていたので通訳も含めてスムーズな進行ができました。

 

 

 

 

 

 
ドレスのトークショーはどうしても難しい話が多くなり堅苦しい感じになるので、場の雰囲気を見ながら少しくだけたトークを入れて和ませるようにいつも心がけています。


今回もところどころでお客様の笑顔が見られて良かったです。
 
 
あっという間の一時間でしたが、もう少し時間が欲しかったと言うのが正直なところ。


次回があれば、また色々お話しさせていただきたいと思います。

 

 

トークショーの後は記念撮影をしたり談笑したり、皆さんに喜んでいただいたようで本当に良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールと同様毎日フルアポイントでランチ抜きなので、夜は腹ペコで夕飯が楽しみです(笑)。

 

 

リクエストしたお店は台北に来たらハズせない 仁和園雲南菜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

台北に来たら必ず来る雲南料理のお店。



豆のスープが絶品で他の料理もハズレがなくなにを食べても美味しい。

 

 

次回も必ず来ます(笑)。
 
 
 

 

 

 

 

もうひとつリクエストしたのが、発酵した白菜漬けを使った ”酸菜白肉火鍋”

 



日本のテレビで何度か見て食べてみたいと思っていましたが、なぜか私が好きではないという噂が流れ、今まで一度も食べさせてもらえませんでした。
 
 
鍋がメインかと思いきや、次々に料理が出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


OAK ROOMのスタッフもランチ抜きだったので、ほとんど平らげました(笑)。

 


若いスタッフの旺盛な食欲は羨ましい限りです(笑)。

 

 

酸菜白肉火鍋はしゃぶしゃぶっぽいのかなと思っていたので予想と違いましたが、とても美味しかったです。

 

 

OAK ROOMの皆さん、私のわがままを聞いてくださりありがとうございます。

 


 
とても美味しく大満足でした。
 
 
 
 
 
 
 
最終日は20:00過ぎまでお客様がいらっしゃったので近場で牛骨麺をいただきました。

 

 

 

 
見た目は濃そうですが、あっさりしていて牛肉も柔らかくてとても美味しい。
 
 
前回食べた店よりもさらに美味しく、少し辛いワンタンもとても美味しかったです。
 


 
 
 
 
台湾で初のオーダー会でしたが、3日間フルアポイントでたくさんのオーダーをいただきました。

 

 
中日にトークショーもありなかなかハードな3日間でしたが、OAK ROOMのスタッフのオーガナイズも素晴らしく、お客様にも喜んでいただきとても有意義なオーダー会でした。


シンガポール、台湾とアジアのお客様の期待感をひしひしと感じ身が引き締まる思いです。
 
 
オーダーを沢山いただいて満足するのではなく、お客様にご満足いただけるものを仕上げることが大事。


かなり細かい採寸と補正をしたので、日本で再チェックをして縫製に入ります。


オーダーをいただいた皆様、仕上がり楽しみにしていてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



 

 

 

シンガポール オーダー会


3月26日から3月31日までシンガポールに行っていました。

 

 

 



今回で3回目のCUSTUM TAILOR BEAMSのオーダーが会がシンガポールのCOLONY CLOTHINGで開催され、私とビームスハウス丸の内の白井と生産部門の責任者の矢吹の3人体制でオーダー会に臨みました。

 

 

今回はめずらしくJALのフライトが8時間遅れ・・・


シンガポールに前日の夕方に着くはずが当日の2:00着に・・・


ホテルにチェックインしたのが3:30でしたが、初日は12:00からスタートで3日間フルアポイントでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



シンガポールは多国籍な人種の国なので、アジア系、インド、アメリカ、オーストラリア、イギリス、イタリア、モンゴルと本当に色々な国のお客様がいらっしゃいます。


体型も様々で、さらにほとんどの方がトレーニングで鍛えているので体型補正がとても難しいです。


私のInstagramのストーリーズを見た方はわかると思いますが、本当に細かいところまでチェックして採寸と補正を行います。


自分はあれこれ細かいところを指摘するだけですが、実際に採寸と補正を行う白井はかなり大変で、オーダーシートも必然的に細かい記載が多くなるので矢吹も大変です。


色々なところでオーダーされているお客様が、オーダーシートの記載を見てあまりにも細かくて驚かれていました。


生地は柄モノを選ぶ方は少なく、無地で組織に少し変化がある生地を好む方が多いですが、私が好きなデニムやデニム調の生地などをInstagramの着用画像と合わせてお見せするとオーダーいただけるケースも多かったです。

 

 

ヴィンテージの生地を気にされるお客様も多いですが、少し個性的な生地が多いので、もう少しベーシックな生地があればと言うのが正直なところです。

 

 

 

 

 

今回も3日間オープンから閉店までフルアポイントでした。


初日は昼飯無しで二日めと三日めは少し空いた時間に店でサンドウィッチとフルーツをつまむだけ。

 

 

たくさんのアポイントが入るというのは本当に有難いことなので、昼飯よりアポイントを優先するように毎回COLONY CLOTHINGのスタッフにお願いしています。


なので、昼飯をゆっくり食べている場合じゃないんです。

 

 

私も白井も還暦過ぎのオッサンですが、我ながらパワフルでアグレッシブです(笑)

 

 




最終日の閉店後にCOLONY CLOTHINGのスタッフと記念撮影。

 

 

皆かなり疲れていると思いますが、過去最高のオーダー着数をいただいたので充実感のある笑顔で締めくくりました(笑)

 

 

 

 

 

 

毎日昼飯を食べられないほど忙しいので夕飯はしっかり食べます。


お腹が空き過ぎて料理の画像を撮るのを忘れたのでお店だけ紹介します。

 

 

初日は店とホテルから徒歩3分の博多料理の鶏金で水炊きでした。

 

 

鶏金のInstagramの画像です。


この水炊きは博多で食べるのと変わらないレベルの美味しさです。


一品料理も美味しくてシンガポールに来ると必ず一度は訪れるお店です。


前回はしゃぶしゃぶで今回は水炊きだったので次回はもつ鍋を食べてみようと思います。

 

 

 

 

 

 

二日目はミシュラン ワンスターの中華料理PUTIENでした。

 

@SINGALIFE

 

実は私中華ではビーフンが好物ですが、COLONY CLOTHINGの代表の河村くんがビーフンが美味しい店を探して予約してくれました。


ビーフンはもちろん絶品でしたが、それ以外の料理もとても美味しくサービスも素晴らしい店でした。

 

 

ちなみに、イタリアの中華料理店でシンガポール ビーフンというのをオーダーすると必ずカレー味のビーフンが出てきますが、河村くん曰くカレー味のビーフンをシンガポールで見たことがないそうです(笑)。

 

 

 

 

 

 

3日目は初めて食べるギリシャ料理の店 BAKALAKI Greek Taverna

 

 

 



シンガポールらしいお洒落でムーディーな店で、お客さんもお洒落な感じでした。


我々も全員スーツを着てたので、お洒落な日本人と思われたかもしれません(笑)。

 

 

 



初めてギリシャ料理を食べましたが、イタリアンっぽい料理も多く魚も肉もとても美味しかったです。

 


シンガポールは多国籍な人種がいる国なので、本当に様々な国の料理が食べられます。
 


それもシンガポールの食の楽しみ方なのかもしれません。
 

 

 

 

 

 

オーダー会が終わり最終日は地元の新聞の取材があり、少し遅めの食事をローカルの有名店でいただきました。

 

 

Beach Road Prawn Mee Eating Houseというかなり長い名前の店は、PRAWN MEEという海老ソバが有名なお店。

 

 

いつも行列のできる超有名店ですが、ピークを過ぎた14:00過ぎだったので並ばずにすぐには入れました。

 


これが、この店の名物の海老ソバです。


ご覧のとおり大きな海老が3匹入っていて、海老の出汁がかなり出ていてとても美味しい。

 

 

食べる前は少しクセがあるのかなと思いましたが、汁まで飲み干せる本当に美味しい麺でした。
 

 

アジアのローカルフードの店は自分では行かないので、現地の人に連れて行ってもらうのが一番ですね。

 

 

河村くん、ありがとうございました。


4日間店選びも完璧でした。

 

 

 

 

 

 

3回目のシンガポールでのオーダー会でしたが、回を追うごとにオーダーも増え今回は過去最高のオーダーをいただきました。

 

 

ジャケットやスーツだけでなくパンツのオーダーも増えているので、次回はパンツ用の生地のバリエーションも増やさなければと思っています。

 

 

次回のオーダー会は9月末、その前に今回いただいたオーダーをしっかり仕上げて納品します。

 

 

そして、今月17日~19日は台湾で初めてのCUSTOM TAILOR BEAMSのオーダー会が、台北の名店OAK ROOMで開催されます。




シンガポールと同様に私と白井と矢吹の万全のメンバーで臨みます。


台湾の皆様、OAK ROOMでお会いしましょう。

 

 

 

 

スーツにノータイ

 

最近スーツにノータイ スタイルのコツを教えて欲しいという質問が多いです。

 

 

そもそもスーツをノータイで着るというのはハズシなので決まりごとは無いですが、ただネクタイを外しましたというようなコーディネートはNGなので、私がノータイでスーツを着るときに気を付けているポイントや、自分なりの決まりごとのようなことをお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

ブラウンのグレンプレイドのスーツにベージュのウェスタンシャツ

 

 

 

 
スーツの生地はE.ZEGNAのBIELMONTEなので、ドライなタッチでかなりハリコシのある生地です。

シャツの生地はツイルでしっかりとしか生地感です。
 
ジャケットとシャツの生地感が合ったコーディネートです。

ちなみに、足元はスエードのタッセルです。
 
 
 
 

 

こちらもブラウンのグレンプレドのスーツです。

 

 

 

 
生地はFOX BROTHERSですが、ドライなタッチのフレスコ調の生地です。

シャツはリネンのように見えますが、最近ヨーロッパの生地ブランドで多いリネン風のコットンです。
 
このコーディネートもスーツとシャツの生地感を合わせています。
 
足元はスエードのビットローファーです。
 
 
 
ちなみに、同じスーツにベージュのツイルのウェスタンシャツを合わせたコーディネートがこちらです。
 
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このコーディネートも素材感を合わせました。
 
 
 

 

 

 

リネン/ウールのダブルブレストにパープルのカノコのプルオーバーシャツ

 

 

 

 
リネン/コットンでパッチポケットのスーツはダブルブレストでもスポーティーな雰囲気なので、シャツ襟のカノコのポロは相性が良いです。

足元はスエードのタッセルを合わせています。
 
 

 

 

 

 

リネン/ウールのブラウンのスーツにボルドーのワイドストライプのシャツ

 

 

 



リネン/ウールでパッチポケットというスポーティーな雰囲気のスーツにボルドーの太いストライプのワイドのシャツを合わせました。

このシャツはタイドアップもしますが、ストライプの幅がかなり太いので、ノータイで着るとカジュアルっぽく見えるところがポイントです。

シャツのストライプの幅が細ければ、ただネクタイを取っただけという雰囲気になってしまいます。
 
 
 
 
ちなみに、同じシャツをウール/モヘアのシャンブレーのスーツにも合わせています。
 
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これもストライプの幅が広いことで成立するノータイ コーディネートです。
 
 
 
 
 
 
ライトグレーのストライプのダブルブレストのスーツに白のオックスフォードのウェスタンシャツ

 

 

 

 
スーツの生地はE.ZEGNAのBIELMONTEなので、フレスコ調のかなりドライタッチな生地です。

これもスーツとシャツの生地感の相性がポイントです。
 
仮にスーツの生地がトロピカルウールで同じ色柄だとすると、スーツがドレッシーな雰囲気になるのでノータイスタイルには合わないスーツになります。

 
 

 

 

ブルーのリネンのスーツにマルチストライプのBDシャツ

 

 

 


リネンのパッチポケットというスポーティーなスーツなので、マルチストライプのBDというカジュアルなシャツを合わせています。

ちなみに、無地のオックスフォードBDだとアメトラ感が強くなるので、BDでもマルチストライプというのがポイントです。
 
 
 
こちらも同じような感じで、ベージュのパッチポケットのコットンスーツにマルチストライプのBDを合わせています。
 
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たまたま手持ちのもので合わせたので両方ともボタンダウンですが、ワイドやセミワイド系の襟の方がより雰囲気に合うと思います。

ちなみに、上は80年代に購入したGITMAN、下は20年くらい前のBEAMS Fのオリジナルです。
 
ふとひらめいて合わせましたが、古いものでも意外と使えるものです。
 
 
 

 

 

 

ベージュのウールギャバジンのスーツに濃いピンクのオックスフォードBD

 

 

 



ウールギャバジンは綾織りでハリコシのある生地なので、オックスフォードのようなカジュアルな生地との相性が良いです。

パッチポケットでスポーティーなスーツというのもノータイ向きです。
 
オックスフォードのBDはアメトラ感が強くなると書きましたが、このオックスフォードはかなり赤みが強いピンクなので、アメトラ感があまりないのがポイントです。
 
仮にこのシャツが淡いピンクだった場合はこのスーツには合わせません
 

 

 

 

 

 

青みのあるネイビーのストライプのスーツにシャンブレーのウェスタンシャツ

 

 

 

 
生地はFOX BROTHERSのFOX AIRなのでフレスコ調でかなりドライタッチな生地です。
 
 
 
同じスーツでネイビーのウェスタンシャツを合わせたコーディネートがこちらです。

 

 

 


シャツの生地がカラミ(メッシュ状の生地)なのも相性がいいですね。
 
ちなみに、スーツはDALCUOREでスミズーラしたものです。
 
自分はサルトリアで仕立てたスーツもノータイで着ます。
 


 

 

 

 

還暦過ぎのオッサンの画像をたくさん並べてすみません・・・(苦笑)

なんとなくノータイで着るときのポイントが伝わったかなと思いますが、自分が一番注意しているポイントはスーツとシャツの素材感です。

 

スーツはビジネスで着るようなトロピカルウールやSUPER OOOのような繊細な生地のモノは向きません。

シャツもタイドアップの時に着るようなポプリンやブロードのような生地のモノは向きません。

 

このようなドレッシーなスーツとシャツを合わせてノータイで着ると、ただネクタイを外しただけのコーディネートになります

いっぽう、上の画像のようなフレスコ調(強捻の糸を使ったメッシュ)やウールギャバジン、コットン、リネンのようなスポーティーな生地のスーツに、カジュアルな印象に見える素材や色柄のシャツを合わせると、全体的にスポーティーな雰囲気に見えるのでノータイのコーディネートに向きます。

ちなみに、ニットやカットソーを合わせるコーディネートも業界人には多いですが、自分はやらないのでここでは紹介しません。




 

 

合わせる靴はこのあたりが良いと思います。

 


タッセル、ビットローファー、ベルジャンシューズ、このあたりは自分もよく合わせます。

 

ローファーはJM WESTONやALDENのようなタイプは合いません。

上のボナフェのようなスマートなラストとデザインのローファーが合います。

基本的に紐靴はNGなので、ドレスシューズの中ではモンクストラップが良いでしょう。

 

秋冬ならサイドゴアのブーツもいいと思います。

 

業界人でスニーカーやエスパドリーユやサンダルを合わせる人もいますが、かなり難易度が高いので一般の方々にはおススメしません。

 



 

 

なんとなく自分なりのコーディネートのポイントを書きましたが、そもそもクラシックなスーツにノータイ自体がハズシなので、こう着なくてはいけないという決まりごとはありません。

 
なので、今回ご紹介したコーディネートはあくまでも私の個人的な感覚によるところが大きいので、このようなコーディネートに共感していただける方は取り入れていただき、”スーツにノータイなど邪道”だという方はタイドアップした方が良いと思います。
 
私はスーツの可能性のようなものを色々感じているので、タイドアップでしかスーツを着ないというのがもったいなく感じています。

もし私の考えに共感していただき、ノータイスタイルに合うようなスーツやシャツをお持ちの方は是非トライしてみてください。

ジャケットスタイルよりも意外と簡単。

私が言うので間違いないです(笑)。
 
 
 
 
 

2026春夏 リコメンド アイテム 2


昨年の12月に今シーズンのリコメンド アイテムをご紹介しましたが、その時点でサンプルがなくご紹介できなかったアイテムがいくつかあります。


今回は前回ご紹介できなかったリコメンドアイテムをご紹介します。

 

 

 

 


BRILLA CALRO BARBERA WOOL/MOHAIR CHAMBREY

 

 

 

 

 

 

 

 
CARLO BARBERAのウール・モヘアの生地を使ったベージュのシャンブレーのスーツです。
 
 
9年くらい前にウール・モヘアのベージュのシャンブレーのスーツをBRILLAのオリジナルで展開していました。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

私のインスタで何度も登場しているので見たことがあるという方も多いと思います。
 

当時ピークドラペルの流れがあり展開したスーツでしたが、”ピークドラペルのスーツなんか長く着れない” という声もたくさんいただきました。(苦笑)
 
 
ですが、私は今でも気に入って着ています。


この生地がとても気に入っていて、数年前からもう一度この生地を使ったスーツを展開したいと思っていました。


生地はCANONICOだと思っていたのですが、CANONICOの本社に確認したところ過去にこの生地を生産した記録がないという返答があり、スーツを製造したRING JACKETさんに確認したところ、なんとE/ZEGNAの生地でした。
 
 
早速E/ZEGNAに同じクオリティーの生地を展開しているか確認したところ、現在は廃盤になって作ることもできないという返答があり、諦めかけていた時にかなり似た生地を見つけました。
 
 
それが、このCARLO BAEBERAの生地です。


混率はウール56%・モヘア44%とモヘアの混率がかなり高い生地です。
 
 
バルベラだけあって、モヘアのハリコシとイタリアらしいしなやかなタッチを両立した生地です。


モヘア独特の光沢はありますが、ソラーロよりも落ち着いた光沢なので、ソラーロのスーツを着てみたいけど着こなす自信がないという方にもおススメしたいスーツです。


モデルはBRILLAのナポリモデルでパンツは2アウトプリーツのベルトループ付きです。
 
 
すでに店頭には入荷していますが、オンラインショップにはまだ掲載されていません。
 
 
品番は2417-0379、お値段は¥140,000-(税抜)です。


ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。



 
 
 

DEVORE COTTON/LINEN CARGO PANTS

 

 

 

 

 

 

個人的に真夏の暑い時期にサラっと穿けるカーゴパンツが欲しくて、DEVOREで作ってしまいました。

 


シルエットは現在展開しているBEAMS別注のワンプリーツのモデルと同じです。


少しゆったりとしたシルエットが個人的に気に入っています。

 

 

カーゴポケットの形状や大きさを一から作り、スタイルが良く見えるように位置も高めに付けました。


生地はリネン49%・コットン48%・ポリウレタン3%です。


ポリウレタンが3%入っているので、ストレッチがきいて穿きやすいのも特徴です。


ここ数年真夏は酷暑なので、Tシャツやポロシャツ一枚の人をかなり見かけます。


そんなときカーゴポケットがシンプルになり過ぎるコーディネートのアクセントになるので、自分自身こんなカーゴパンツが欲しいと思っていました。

 


色はオリーブグリーンだけの展開になります。

 

 

品番は2423-1148、お値段は¥33,000-(税抜)、店頭に並ぶのはGW前後くらいの予定です。



 



BARNSTOMER COTTONN/LINEN CHAMBREY BAKER PANTS

 

 

 

 

 



前回の春夏のリコメンドの時にコットン・リネンのヘリンボーンのベーカーパンツをご紹介しましたが、同じモデルにコットン・リネンのシャンブレーをのせたものを作りました。
 
 
真夏にも穿けるベーカーパンツを企画した際に、最初からヘリンボーンとブルーのシャンブレーを展開するプランでした。


理由はシンプルに ”自分が穿きたいから”(笑)。


ヘリンボーンの生地が何とか見つかり生産できる目途たった後にシャンブレーを探したのですが、今度はコットン・リネンのシャンブレーでパンツに使える生地がなかなか見つからず、かなり探してやっとイメージ通りの生地が見つかりました。
 

コットン80%・リネン20%の混率です。


品番は2423-1149、お値段は¥28,000(税抜)、店頭に並ぶのはGW明前後くらいの予定です。
 
 
今年の夏はとにかく真夏でも快適に穿けるミリタリーパンツが個人的に欲しくて企画したので、DEVOREのカーゴもBARNSTORMERのベーカーパンツも買います(笑)。
 
 
なので、皆さんにも穿いてもらえると嬉しいです。


 
 
 
BRILLA ORIGINAL LINEN WESTERN

 

 

 

 

 

 
毎シーズンご好評いただき早期に完売するBRILLAのオリジナルのウェスタンシャツですが、今シーズンのオススメはこのブラウンのリネンです。
 
 
私は真夏でもウェスタンシャツをよく着るので、その時期に快適に着られるリネンのウェスタンシャツは必須アイテムとも言えます。


今シーズンの色の傾向でブラウンの流れがありますが、このシャツもミディアムブラウンのトーンがとても良く、私がかなり気に入って選んだ生地です。
 

一枚で着るだけでなく、昨年購入したこのあたりのジャケットやスーツにも合わせようと思っています。
 
 
 
 
これら以外にも手持ちのベージュのコットンスーツや生成りのジャケットなどにも合うので、今シーズンかなり活躍しそうなシャツです。
 
 
品番は2411-1035、お値段は¥24,000(税抜)、店頭に並ぶのはGW前後くらいの予定です。
 
 
 

 
今回ご紹介したアイテムは、どれも私が思い入れをもって生地を選んだり、一から作り込んだアイテムです。
 
 
特にカジュアルアイテムに関しては酷暑の夏でも快適に着れて、オトナがさらっと着て洒落た雰囲気になるものをおススメしたいと思い展開しました。
 
 
そして、全て自分自身が着たいアイテムなので、皆さんにも是非お試しいただけると嬉しいです。
 
 
ご興味のある方は、最寄の店舗にお問い合わせください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
”MR_BEAMS VOL.13 2026 SPRING&SUMMER” が発行されました。
 
 
全国のメンズドレス展開店舗で無料配布しています。
 
 
公式オンラインショップでは〈BEAMS F〉・〈Brilla per il gusto〉・〈International Gallery BEAMS〉のいずれかの商品をご購入のお客様に先着でプレゼントいたします。
 
 
今回も盛りだくさんの内容です。


是非ご覧ください。

 

 

LEVI‘S 501

 

私とLEIVI'S 501はイメージ的に全く結びつかないと思いますが、我々世代で少しでもファッションに興味があるは人や過去にあった人は、LEVI'S 501は一度は通ったことがあるアイテムだと思います。


今回はビンテージ501のマニアックな話ではなく、80年代から90年代前半くらいの私とリーバイスについて軽めのお話をしたいと思います。

 

 



私が高校生の頃、新潟ではLEEやWRANGLERを扱っている店はありましたが、何故かリーバイスを売っている店はありませんでした。


ちなみに、コンバースのオールスターも私が高校二年の頃にようやく買えるようになりました。

 

 



1982年に上京すると、まず買わなければならないマストアイテムがリーバイスの501か505でした。


当時いわゆるGパン屋と言われるジーンズを扱うカジュアルショップがどの街にもあった時代、アメリカ製の赤耳の501やプリシュランクの505はどこでも買えるものでした。




私が上京して初めて501と505を買ったのも吉祥寺のジーンズショップだったように記憶しています。

 

値段は確か9000円くらいだったと思います。


当時セレクトショップでも501や505は扱われていましたが、ほとんどのジーンズショップがミシンを持っていて丈直しがすぐにできるので、渋谷や原宿に行かずに近場のジーンズショップで買っていた人が多かったです。

 

 

 

当時売られていた正規輸入の501はレングスが36インチで丈直しが必要でしたが、ある時POPEYEの誌面でアメ横にレングスが揃っている店があるのを知り、すぐにその店に行きました。

 

小さなお店の奥に店主らしき女性が椅子に座っていて、501を見ていると ”サイズを見ますよ” と声をかけてきます。

ウェストサイズは穿いているモノでわかるので、水通し後縮まる長さを予測して的確なレングスを勧めてくれます。

会計を済ますと ”洗うときは裏返しにして石鹸は入れずに洗ってね” とアドバイスがあります。

家に帰って水通しすると、長めのレングスがジャストになって驚いたのを今でも覚えています。

それから数回そのお店で501を買いましたが、そのお店が今もアメ横にある ”ヤヨイ” でした。

 

ヤヨイは1983年のオープン時から、当時の代理店がやっていなかったレングスのを揃えてアメリカから直輸入していたようで、後にリーバイスジャパンから並行輸入は商標権の侵害と提訴がされ裁判で争ったようなことを聞いた覚えがありますが、真相はわかりません。

 

 

 

 

本当に大学生の頃は501や505を複数本持って毎日穿いていました。

 

当時のダサい写真があるのでお見せします(笑)。

 

1984年大学3年生の頃です。

 

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505に足元は当時人気だったKEDSのCHAMPION OXFORD、TシャツはARMORLUXのボーダーTです。

 

 

 

 

これは1985年の春、大学の友人たちと新潟の石打丸山にスキーに行った時の写真。

 

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GOLDEN BEARのスタジャンに501、足元はスタンスミスです。

ちなみに、このスタジャンもヤヨイで買いました。

 

 



このように、我々世代は少しでもファッションに興味があれば誰でもリーバイスの501や505を穿いていた時代でした。

 

その後、大学4年になるとヨーロッパのデニムが流行り始め、自分もフランス製のデニムが欲しくなり、BEAMSでも扱っていたLIBERTOやC17のどちらかで迷い、結局安い方のC17を選びました。

 

当時仕送り10万円の大学生にとって、1万4千円のLIBERTOは無理でした・・・(苦笑)。

 

 

 

大学4年の秋にBEAMSでアルバイトを始める頃から、フレンチアイビーにはまりキレイ目なコーディネートが多くなり、リーバイスの505のカツラギ(生成)やリベルトのサテンなど、いわゆるホワイトジーンズを穿くことが多くなり、デニムの501や505を穿く機会も少なくなりますが、その後家庭を持ち休日に子供と遊ぶようになると、また501を穿く機会も増えました。


 

 

ちなみに、現在も所有している501はこの2本。

 

どちらも今は穿いていなく屋根裏にしまってある資料?で、いつ買ったものかうろ覚えなので調べてみました。

 

 

 

 

 

 

 

これは1983年にテキサス州のエルパソ工場で作られたモノのようです。

 

レングスが36インチで丈を直してあるので、ヤヨイで買う前のモノだと思われます。

 

穿く度に洗剤を入れて普通に洗濯をしていましたが、今見ると綺麗な色落ちですね。

 

ウエストは29インチ、ちなみに股上が深い505は28インチでした。

 

大学生の頃は今より痩せていました。

 

 

 

 

 

もう一本は1993年にBEAMSのカジュアル店で購入した復刻モデル。

 

 

 

 

 

 

 

 
サンフランシスコのバレンシア工場製の復刻モデルです。
 
この501は当時幼稚園児だった娘と公園で遊んだり出かける時によく穿いていたものなので思い出深い一本です。
 
これも穿くたびに普通に洗っていましたが、今見ると良い色落ちをしています。
 
 

 

 

改めて調べてみると83年と93年と意外と昔でした。

 

自分は古着に詳しくないので、これが今のビンテージ好きの人たちにとってどれくらいの価値があるものかわかりません。

 

自分も過去に古着ブームを何度も経験して、デニムに関しても何度もビンテージブームを経験していますが、今まで一度もはまったことがないので洋服屋としてはダメなやつかもしれませんね(笑)。

 

 

 

 

デニムはあまり似合わないのでインスタにはアップしませんが、今はRESOLUTEやORSLOWを好んで穿いています。

 

80年代に501やフレンチデニムを穿いていた自分も90年代に入ると日本製のレプリカデニムを穿くようになります。

初めて穿いたのが、当時林さんが手掛けていたドゥニーム。

 

ドゥニームを穿くきっかけになったのも当時のビンテージの501に対する疑問のようなものからでした。

 

その話はまた別の機会に書きたいと思います。

 

 

 


屋根裏から引っ張り出して久しぶりに501を見ると、色々な蘊蓄よりも自分で穿きこんで色落ちした501っていいなーって思ってしまいます。

 

もう穿くことはないですが、思い出のつまった2本なので、死ぬまで売らずに残しておこうと思います(笑)。


 

 

 

 

 

 

 

 

回顧録 Vol. 5 GIAN GAETANO ORIAN


BEAMSの顧客様はおそらく皆知っているイタリアのシャツメーカーORIAN。

 

 

ORIANは1990年に北イタリアのベネト州 カステルフランコ・ヴェストで創業されました。

 

 

創業者はGIAN GAETANO ORIAN(ジャン ガエターノ オリアン)

 

 

実は彼はGUYROVERの創業者でもあります。

 


GUYROVERは1967年にベネト州 ヴィチェンツァでガエターノ オリアンが始めたシャツブランドですが、1980年代中頃に当時の共同経営者だったFRANCESCO LAVERDA(フランチェスコ ラベルダ)氏に会社を売却し、その後数年間はスイスのシャツブランドで顧問のような仕事をしていました。

 

 

彼は北イタリアのシャツ業界では重鎮だったこともあり、GUYROVERを離れた後も再びシャツブランドをやらないのかと多くの人たちから熱望され、1990年にベネト州にあったシャツ工場を買い取り、自分の名前を冠したORIANをスタートしました。


余談ですが、GUYROVERのGUYはGAETANOのGAEを語呂合わせでGUYとし、創業時のパートナーだったROBERT氏の名前をROVERとし、二つを合わせてGUYROVERになったと本人から聞いた覚えがあります。


ORIANをBEAMS Fで初めて展開したのが1993年、当時BEAMS Fは英国やアメリカ、フランスのシャツブランドが中心でイタリアのブランドは展開していませんでした。

 

 

当時のBEAMSはインターナショナル ギャラリーで多くのイタリアブランドを展開していたので、なんとなくBEAMS Fがイタリアのブランドを展開してはいけないような雰囲気がありましたが、英国やアメリカやフランスのシャツブランドは新しい生地の提案もなく細かい別注も出来ず限界を感じていました。

 

 

そのような状況のなか、あるインポーターさんから紹介されたのがORIANでした。


北イタリアのシャツはナポリのシャツと違い、英国的な質実剛健な雰囲気もあり、ビジネスマンのお客様も多かったBEAMS Fには
相性が良いと感じました。


当時のORIANは定番の色柄だけでなく、綺麗なストライプやチェックのバリエーションも多く、インターナショナルギャラリーが展開しているシャツブランドとは雰囲気が違っていたので、BEAMS Fで初めてイタリアのシャツブランドを展開することとなりました。

 

 

私がガエターノ オリアンと最初に会ったのが、彼が初来日した1995年。

 

 

原宿のBEAMS Fで初めて会った印象は、それまでのイタリア人のイメージと違う威厳があり真面目で堅そうな雰囲気・・・


そして、一緒に来日したGUYROVER時代からの盟友であるPRIMO GUERCILENA氏のエレガントなスーツスタイルにも圧倒された記憶があります。

 



ガエターノはBEAMS Fのシャツ棚に並ぶ英国のシャツやアメリカのシャツを手に取って熱心に見ますが、それに対して表情ひとつ変えず何もコメントがないのが逆に怖かったことを覚えています。


しかし、ある日本人デザイナーのブランドのシャツに高級生地メーカーのタグが付いているのを見つけた時に急に表情が変わりました。

 

 

彼曰く、セカンドブランドの生地にファーストブランドのタグを付けているとの事・・・

 

 

彼ほどのキャリアがあれば生地を触ればすぐにわかるようで、かなり怒っていました。

 

 

彼の ”曲がったことは許さない” という実直な性格は初対面のこの時にわかり、それがなんとなくそれまで持っていた ”イタリア人=いい加減” と言うイメージが覆され、その後のORIANとの長い付き合いの中で彼らに対する信頼につながっていったのは間違いありません。


そして、初対面の翌年初めてPITTI UOMOでORIANのブースを訪れます。

 

 

初対面の時の彼のイメージから察すると、かなり堅い感じでクラシックな雰囲気のブースかと思いきや、当時日本人がイメージするイタリアンクラシックのイメージとは全く違う、明るく綺麗な色柄のシャツが並ぶカラフルでカワイイ?感じのブースでした。
 

 

 

 

 

 


ORIANは当時イタリアだけでなく、FACCONABLE(ファソナブル)のようなフランスのブランドとのビジネスも多かったようで、それもあって南フランスのような綺麗な色柄のシャツが多かったようです。

 

 

 

PITTIのブースは良くも悪くもイメージを覆されましたが、その後ミラノのショップをリサーチするとミラノの有力なセレクトショップでORIANのドレスシャツが扱われているのを見かけます。

 

 

 

特にミラノを代表する高級店であるTINCATIにダブルネームのORIANが扱われているのを見た時は、自分の中でORIANに対する評価と信頼がさらに増すきっかけになりました。


と言うのも、当時のイタリアの高級店はブランドネームを出さずに自分のストアネームで売ることで店のステータスを保っていたようなところがあり、ブランドネームを出すのはKITONやATTOLINIやBRIONIのような一部の高級なブランドだけでした。


ヨーロッパだけでなく日本のビジネスも大きくなり順風満帆に見えたORIANも2000年に転機を迎えます。

 

 

長男のFEDERICOと次男のRUGGEROが将来を見据えてシャツ以外のアイテムも展開し、ORIANをトータルブランドにしたいとガエターノに訴えます。


息子達にとても厳しかったガエターノが、彼にとってまだ未熟だと感じていた息子たちの突拍子もない話を許すわけもなく、フェデリコとルジェーロは勘当同然で会社を去ります。

 

 

息子達が会社を去っても何も変わらずORIANとの取引は続きましたが、2002年にバカンス先のブラジルでガエターノが急逝します。

 


今になって思えば、息子達が会社を去りガエターノも一人になって相当ストレスを貯めていたのではないかと思います。

 


ガエターノが亡くなった後にフェデリコとルジェーロが会社に戻り、ORIANは兄弟二人で運営されることになります。

 

 

その後ORIANはシャツだけでなくジャケットを作りトータル化を進めた時期もありましたが、それが正しかったのかどうかは彼らにしかわかりません。


ただし、2005年くらいからイタリアンクラシックもカジュアル化と多様化が進み、多くのブランドがトータル化を目指したことを考えると、息子たちの考えは間違っていなかったのかもしれません。


現在も長男のフェデリコがORIANのブランドを守り続けていますが、昨今はカジュアルなシャツブランドのイメージが強くなっています。

 

 

来年の春夏のコレクションを見ましたが、ドレスシャツをまたしっかり展開しようという流れが感じられ、フェデリコの心境の変化を聞いてみたいところです。

 

 

ガエターノには北イタリアのシャツ作りに対する考え方や生地の選び方など様々なことを教わりました。


ORIANとの取引はもう30年以上続いていますが、威厳があって気難しそうなガエターノから陽気な息子のフェデリコに受け継がれ、タイプは全く違いますが、30数年の時代の流れを見るとそれが良かったのかなとも思います。

 

 

フェデリコは私と同い年の62歳。


これからもORIANをしっかり守っていって欲しいと思います。

 

 


 


 

 

 

MR_BEAMS CHANNEL 2026 SPRING & SUMMER NAKAMURA NOTE アイテム編、キーワード・カラー編アップしました。

 

 

 

 

是非ご視聴ください。

 

 

 

 

PITTI UOMO 109 Nakamura snap 2

 

前回に続きPITTI UOMOのSNAPの続編です。


今回はBEAMSのスタッフのスナップもあります。

 

 

前回同様にコスプレ系ではないリアルなスナップです。

 

 

じっくりご覧ください。

 

 

 

 
 
 
 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 
 

 

 

 
 
 

 

 

 

 
 

 

 

 
 
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コロナ禍以降カジュアル傾向が強くなり、PITTIの来場者もカジュアルスタイルの人が多くなりましたが、昨年くらいからジャケットやスーツを着た人が増え、今回のPITTIもジャケットやスーツを着た人が多かった印象です。


コロナ禍でジャケットやスーツを着ることが無くなり、コロナ禍が明けてもその流れを引きずっていたのが、カジュアルに飽きた人がもともと好きだったドレススタイルに戻ってきているのだと思います。


ジャケットやスーツを着た人が増えたと言っても、タイドアップでドレスアップした人が増えたということではなく、ニットを合わせたりカジュアルなアイテムを合わせたり、着こなしの多様化が進んでいることを感じます。
 
 
業界人の間ではドレス回帰のような流れが感じられますが、PITTIに出店しているドレスブランドで知名度があるブランドと言うと、BELVEST、CARUSO、SARTORIOくらいで、明らかにPITTI離れが進んでいるのが実情です。


SNSでスナップを見るとコスプレ系の人たちがたくさん写っているので、PITTIが盛り上がっているように見えますが、コスプレ系の人たちはほとんどがインフルエンサーか、業界人であっても仕事ではなく遊びに来ている人がほとんどなので、ブースのある会場の中でそのような人を見かけることはありません。


10年前と比べると出展しているブランドは7割くらいになっていると思われ、このまま行くとPITTIはインフルエンサーのためのお祭りの場になってしまうのではないかと思っています。
 
 
もはやそのようになっているとも思われますが・・・


自分はスナップを撮ることが本業ではないので、コスプレ系ではないリアルなスナップをお見せしたくて、仕事の合間にスナップを撮っています。


多くの時間をさけないので限界はありますが、少しでも皆さんの参考になればと思いスナップを撮り続けています。
 
 
そしてスナップだけでなく皆さんに傾向を知ってもらいたいと思い、ブースやショールームやショップディスプレイも毎回撮り、現地からインスタライブも配信しています。


今回も出張中はあまり撮れていないと思っていたのですが、結局700枚近くの画像を撮っていました。
 
 
商談、スナップ、インスタライブ、ブースやショールームでの撮影、シップディスプレイの撮影と、毎回出張はフル稼働です。


もう35年続けていることなので、これからも体力が続く限りは続けて行こうと思います。

 
今年63歳、人の名前やブランドの名前が出てこないことはありますが(笑)、体力と気力は変わらないので、今年も皆さんにリアルな情報をお伝えしたいと思います。
 
 
月並みですが、”継続は力なり” だと思っています。
 
 
 
 
 
 

 

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