回顧録Vol.6 MA.CO.
MA.CO.(マコ)と聞いて何のブランド?という人がほとんどだと思いますが、90年代から2000年代前半頃にイタリアンクラシックにはまっていたいた人達の中には懐かしいと思う方も多いと思います。
簡単に言うと、MA.COは今のCARUSOです。
90年代はMA.CO.もしくはR.CARUSOというネームで売られており、2000年代になるとRAFFAELE CARUSOになり、その後CARUSOになって現在に至ります。
MA.CO.が日本のメディアで紹介され始めたのが90年代の中頃。
当時イタリアンクラシックのブームが始まろうとしていた時期で、KITON、ATTOLINI、BRIONI、ISAIA、BELVESTなど、様々なテーラードのブランドがメディアで紹介され始めていました。
そのような中、MA.CO.はイタリア製のフルキャンバス(フル毛芯)の本格的なテーラードのスーツが、ロロピアーナの生地を使って10万円以下で買えるというような、イタリアンクラシックの入門編ブランドのような紹介のされ方でした。
1999年に私が初めてMA.CO.の工場を訪れた時の写真です。

平屋の旧い建物を継ぎ足していったような、決して広くない工場の中に職人たちが膝を突き合わせてスーツを縫っているような雰囲気でした。
当時コストパフォーマンスのあるマシンメイドのファクトリーと言われていましたが、意外と手作業の工程も多く、マシンメイドと一言で片づけてしまうのは少し違うかなと言うのが第一印象でした。
そして、高級ブランドの下請けも数多く受けていたので、誰もが知るような有名ブランドのジャケットやスーツは実はMA.CO.が生産しているという話も多く聞きました。
ちなみに、昨今何かと話題のARNYSはISAIAが生産していましたが、2000年代に入るとMA.CO.も生産を請け負うようになりました。

この写真は2004年1月のPITTI UOMOで撮ったものです。
左は日本のファッション誌でもお馴染みのPRIMO GUERCILENA氏。
彼はミラノを中心とするロンバルディア地方のエージェントでした。
当時ミラノやロンバルディア地方にはテーラードを販売する有力なショップが数多くあり、ロンバルディア地方だけでもかなり多くの製品を販売していたので、彼はMA.CO.の良きパートナーであり、躍進の立役者の一人であると言えます。
この写真はファクトリーを始めた頃のものです。
1999年に初めて工場を訪れた時に、彼の案内で全ての生産工程を見せてもらいました。
生地は英国のMARTIN SONSのフランネルです。
フラップポケットのない両玉ポケットが主流でした。
MA.CO.はジャケットやスーツだけでなく、コートの作りも良いというのがイタリアの業界人の評価でした。
実は当時私がスミズーラで色々修正を加えたものが、翌シーズンの製品に反映させるケースが多かったです。
自らが着て気になる所を修正して品質を高めていくというやり方は今も昔も変わりません。
個人的に今のネームは少しモダンすぎるかなという印象ですが、それが今のCARUSOのブランディングなのです。
イタリアンクラシック全盛時代を経験した私にとっては、BRIONI=ウンベルト アンジェローニだったので、彼がイタリアのファクトリーの最高峰のひとつであるBRIONIを売却して買収したファクトリーがMA.CO.と言うのは衝撃的なニュースでした。
クラシコブームで浮かれていた日本人もイタリア人もたくさんいた時代。
それは本当に大事なことです。
本当は教えたくないイタリアン
久しぶりの食ネタです。
井の頭線に富士見ヶ丘という駅があります。
おそらく、井の頭線沿線に住んでいる人でないと、富士見ヶ丘と言われてすぐにピンとくる人はほとんどいないと思います。
落ち着いた住宅街で私は好きな街ですが、商店街もなく飲食店も少ないので、夜はなんとなく寂しい感じもします。
その富士見ヶ丘の駅から徒歩三分のところに、私が好きな小さなイタリアンの店があります。
先日行った時に食べた料理です。
スタートはさっぱりとしたタコのマリネ。
キノコと玄米のサラダ
キノコの旨味が口の中で広がる、とても美味しい玄米のサラダ。
新ジャガのフリット
ホクホクのジャガイモをサワークリームをつけて食べます。
焼きトウモロコシのカチェ エ ペペ
焼いたトウモロコシが香ばしい私好みのパスタ。
美桜鶏のコンフィ
低温でじっくり揚げてナイフを入れると身がホロっと崩れるほど柔らかくとても美味しいコンフィ。
ワインは、その日のオススメのグラスワインが赤白ともに5~6種類あります。
EROS
最近私が行く他の店でも出されているエミリアロマーニャのシャルドネ。
豊かな果実味と樽のしっかり効いたコスパの高いシャルドネです。
WANTED
このシャルドネは今回が初めて。
こちらも樽のきいたしっかりとした風合いでオレンジワインが好きな人にもウケそう。
上のEROSより少し複雑な感じでしょうか・・・
PAVONALE
店主さんの説明によると、トスカーナのワイナリーで赤ワインを作るサンジョヴェーゼを白ワインの製法で仕上げたという珍しいワイン。
柑橘系の華やかなアロマとミネラル感、フレッシュな酸が重なったとても美味しい白。
CARDILLA
シチリアを代表する品種のひとつであるフラッパートを使った赤。
軽快でありながらもしっかりとした奥行きと旨味を感じます。
酒が飲めない私がテイスティングだけでワインを語るのもおこがましいですが、お許しください(笑)。
グラスワインは基本的にコスパが高いものを揃えているので、600円台から1000円前半くらいのものがほとんどです。

ボトルも他の店と比べると価格設定がリーズナブルなので、しっかり飲みたい人にもいいですね。
本日のメニューはこんな感じでした。
お店の名前はFURO(フーロ)
数年前に家の外壁塗装をした時に頼んだ会社が富士見ヶ丘にあり、打ち合わせ度に前を通って気になっていました。
ネットの評価も高く行ってみたくて初めて予約した日が、久我山のホタル祭りという一番忙しい日だったにも関わらず、一席だけ空いていて予約が取れたのも何かの縁かと・・・
厨房がとても小さくコンロもIHなので、料理はワインバーのつまみ程度かなと思いましたが、優しい味でどれも美味しく、それ以来通うようになりました。
場所柄もあり常連さんが多いですが、店主さんもアルバイト?の女性もとても感じが良く、一見さんでも親切に対応してくれます。
ポーション的にもがっつりご飯を食べるという感じではないですが、ワインを飲みながら料理も楽しみたいという人には、とても良いお店だと思います。
お店の雰囲気は落ち着いていますが、椅子はハイチェアでテーブルも広くないので、デートのようなシュチュエーションには向かないのでご注意を。
遠いところから電車に乗って行くには難しいエリアかなと思うので、お近くの方で気軽にワインと軽く食事を楽しみたいという方にはおススメのお店です。
コロナ禍以降すっかり地元派になってしまった私。
たまに街中のイタリアンに行くと、パスタがすべて3000円以上なんて店もあってビックリ・・・
休日に家族と気楽に気軽に食べる食事はコスパが大事だなと、あらためて思う今日この頃です。


二年前に展開したGRAN SASSO。
なんとセールで50%OFF。
44だけまだあります。
グリーンが好きな方、おススメです。
ちなみに着丈4㎝つめ、今日お直しに出しました。
最近購入したモノ
5月16日のブログで購入したものを紹介しましたが、それ以降個人オーダーしたものや予約したもの、盛夏用に入荷したものなど色々購入したので、今日はそれらのアイテムを紹介します。

これからの季節に一枚でさらっと着ることができ、ジャケットやシャツジャケットなどの軽い羽織りモノのインナーとしてもバランス良く収まるよう、ネックラインの形状や全体のサイズ感を突き詰めて作ったオリジナルのボーダーTです。
素材もしっかりとした打ち込みと手触りの滑らかさを両立した生地を厳選しました。
私はSサイズを購入しましたが、ゆったりしたシルエットを求められる方はワンサイズアップで着てもいいと思います。
素材選びからサイズ感、ネックの大きさと高さ、ボーダーの色と幅など、こだわって作ったオリジナルです。
ブラックもありますので、モノトーンがお好きな方はそちらもチェックしてみてください。
以前から汎用性が高いネイビーのシャツジャケットが欲しいと思っていましたが、何度も買い逃しやっとワードローブに加えることができました。
生地はシャツアウターとして頼りなさを感じさせないように、少し厚手のコットンポプリンが使われています。
ネイビーのトーンは自分のイメージより少し淡く感じましたが、暑くなるこれからのシーズンに着ることを考えると、このくらいのトーンで良いかなと納得して購入しました。
私はSサイズを購入しましたが、着丈が少し長く感じたのでお直しで2㎝ほど短くしました。
オッサンの永遠の定番ですね(笑)。
以前このブログでリコメンドアイテムとして紹介したブラウンのリネンのウェスタンシャツです。
このブラウンのリネンは私が展開したくて選んだ生地です。
ブラウンがトレンドカラーと言うこともありますが、それよりも自分が真夏にブラウンのリネンシャツを着るのがとても洒落ていると思っている方が強いです。
それが洋服屋がよく言う ”気分”という事でしょうか・・・
ホワイトや淡いベージュのパンツやショーツと合わせると、シンプルで洒落たコーディネートになると思います。
昨年購入したERNESTOのブラウンのシアサッカーのジャケットに合わせようと思い、イタリア出張にも持って行きましたが、訳あって着る機会がありませんでした。
合わないわけがないですね(笑)。
夏はどうしてもコーディネートがシンプルになるので、ディティールのあるリネンのウェスタンシャツは、これからの季節とても重宝すると思います。
久しぶりにバンドカラーのシャツが着たくて購入しました。
このシャツを選んだポイントは、少しイエローがかった綺麗なベージュとハリコシのあるコットンポプリンの生地感です。
実はこの生地、接触冷感はをうたっていませんが、着ると少しヒンヤリする着用感が特徴です。
GUYROVERのプルオーバーは少し小さめのフィット感なので、サイズはSサイズを選び着丈が少し長いので3㎝詰めました。
タックアウトするシャツは着丈の長さはとても重要なので、自分はお直しで調整することが多いです。
コーディネートはシンプルにホワイトのドローコードのパンツと合わせようと思っています。
BOGLIOLI リネン マドラス ジャケット
展示会で生地を見て、一目惚れして個人オーダーしたリネンのマドラス風チェックのジャケットです。
店舗でも展開するか検討しましたが、プライスが高かったのとイタリアブランドのマドラスチェック風のジャケットを欲しいお客様がどれだけいるか最後まで悩み、結局オーダーしませんでした。
仕上がってきたジャケットを見るとなかなか良い雰囲気なので、今になって少量でもオーダーすれば良かったと後悔しております・・・
今回のイタリア出張にも持って行きました。
そう思うと、やはりオーダーするべきジャケットだったのかなと思います・・・
夏の定番素材であるシアサッカーのジャケットは、トラッド好きな私にとってなくてはならないアイテムです。
これまで様々なシアサッカーのアイテムを着てきましたが、見たこともないような綺麗なブルーのシアサッカーが刺さり、個人的にも着たいと思いオーダーしました。
ブルーのシアサッカーにストーンウオッシュをかけたようなフェード感と、ボタンスタンスが独特な6ボタンのダブルブレストという、どこのブランドにもないDOPPIAAらしいジャケットです。
袖ボタンは一つの設定なので、袖丈を直してオリジナルと同じ一つボタンにしました。
フロントの着丈が長く感じたので、前丈だけ1㎝短くしました。
ダブルブレストは前丈のバランスで見た目が変わるので、長く感じる時は必ず直して着ています。
独特なブルーの色目と生地感なのでコーディネートが難しいと思う方に、私はこんな感じでコーディネートしています。

かなり前に購入した、DRUMOHRのカノコの台襟付きのポロにGERMANOのデニムのグルカを合わせました。
最初からこんなイメージでしたが、もう少し暑くなってきたらネイビーのパイルのスキッパーにホワイトパンツを合わせようと思っています。
実は予約で完売してキャンセル待ちを入れていましたが、一ヶ月間店舗から連絡がなく諦めていたら先週入荷の連絡が来て早速購入しました。
真夏はコーディネートがシンプルになるので、ディティールのあるカーゴパンツはウェスタンシャツ同様に本当に重宝すると思います。
完売間近で在庫はかなり少なくなっていますが、私のようにキャンセル待ちで回ってくる可能性もあるので、ご興味のある方は最寄りの店舗にお問い合わせください。
それでも今年も猛暑で長い夏という予報なので、これからの季節なにを着るかは重要な問題です。
クールビズ完全否定で夏でもドレスアップしろと言う人もいますが、冷房を強くして移動も車と言う重役の人でもなければ、真夏にスーツやジャケットを着て通勤したり外回りをしろと言うのは、もはや熱中症になる危険度を上げるようなもので、健康面を考えても非常識だというのが私の考えです。
それでも会社に休日と同じような格好をしていくクールビズは正しくないと思うので、業種にあった正しいオフィスカジュアルと言うのはあるべきかなと思います。
今シーズンは例年以上に長い夏用に色々なアイテムを展開しているので、購入したらまたご紹介します。
自分が選ぶアイテムはカジュアルでもクセがなくキレイめに着れるものが多いので、クールビズにも使えるものも多いのではないかと思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
ボタンダウンにタイドアップ
少し前にSNSで論争になっていたボタウンダウンにタイドアップは有りか無し。
私はそれをチラッと横目で見ながら論争の中には入らず、自分のインスタライブで考えを少しだけお話ししました。
SNSでの論争も収まったようなので、今回はボタンダウンのタイドアップについて自分の経験に基づいたお話しをしたいと思います。
1988年のBROOKS BROTHERSのカタログです。
ご覧の通りスーツにボタンダウンを合わせタイドアップしているコーディネートが見られます。
こちらは1989年春夏のカタログです。
この本は我々世代のクラシックスタイルのバイブルでもある、1985年に発刊されたALAN FLUSSER(アラン フラッサー)のCLOTHES AND THE MAN。
ツイードジャケットやシアサッカーのジャケットにもボタンダウンにタイドアップ。
ちなみに、この当時スーツに柄のベストを合わせるのがフランスで流行っていました。
襟が抜けて袖も裾も折れて、これが 「伝説の名店のディスプレイなの?」と思う方も多いと思いますが、当時のパリはキメ過ぎるのがカッコ悪いという風潮があったので、わざと野暮ったい感じのディスプレイにする店が多かったです。
このように、フランス人もボタンダウンにネクタイを合わせるのが普通であるイメージです。
イタリアはどうかと言うと、スーツにボタンダウンと言えばFIATの会長であったGIANNI AGNELLI(ジャンニ アニエッリ)のブルックス ブラザーズのボタンダウンのボタン外しが有名です。
彼はメンズファッションのアイコンでもあるので、イタリアだけでなく他の国でも彼のスタイルを真似てボタンダウンのボタンを外している人を見かけます。
特にファッション業界人には多いですね。
ちなみに、ボタンを外さないでタイドアップしている画像もあります。
ボタンをとめた時はネクタイのノットがずれている(ずらしている?)のも彼流のハズシなのかもしれません。
元フェラーリの会長だったLUCA DI MONTEZEMOLO(ルカ ディ モンテゼーモロ)もブルックス ブラザーズのボタンダウンにタイドアップしています。
彼はアニエッリの後継者だったので、ボタンダウンのボタンを外すのはアニエッリ譲りですね。
ミラノの名店DORIANI(ドリアー二)の1998年のディスプレイ。
DORIANIはスーツにボタンダウンというコーディネートは以前からよく見られました。
真似をしているのかどうかはわかりませんが、こういったハズシはイタリアらしいですね。
私の経験上、1990年代の英国調がブームだった頃はイギリス人がボタンダウンにタイドアップしているのをあまり見たことがありませんでした。
それがネクタイデザイナーのMICHAEL DRAKE(マイケル ドレイク)です。
彼は1989年に初めて会った時からブルックスブラザーズのボタンダウンにタイドアップでした。
ちなみに、スーツも英国のものではなくBELVESTを着ていました。
ある意味、当時では珍しいグローバルなドレススタイルの感覚を持つ英国人でした。
90年代からの英国調のトレンドやイタリアンクラシックブームの影響を受けている人は、ボタンダウンはスポーティーなシャツなのでタイドアップはNGと思っている人も多いと思います。
そして、最近はミックススタイルのようなものがSNSでも多く見られ、崩した方がカッコいいというような風潮もあるので、一般の方たちも少し混乱しているのかなと思います。
爺の小言みたいですが、なんでもありの時代だからこそ大事だと思うのは私だけでしょうか・・・・
最近購入したモノ
3月末からシンガポールや台湾のオーダー会で出張もあり、バタバタしていたので今シーズンも自分の買いものは出遅れ気味。
少し前に個人オーダーしていたものも届いたので、今回は最近購入したものをご紹介します。
いつもどおり私の買いもの日記のようなお話ですが、少しだけお付き合いください。
FAR EAST MANUFACTURING LINEN BD
私好みの綺麗なブルーのシャツです(笑)。
生地は厚手のしっかりとしたリネンで、ウオッシュされているので製品はかなりシワがあります。
ジャケットのインナーに着る場合はアイロンをかけて方がいいです。
ウオッシュして意外と縮まなかったのか、仕上がりは少し大きめですが、もともとFAR EAST MANUFACTURINGのシャツは細身なので、少しゆるめな上がりは自分的には問題ありません。
インポートやイタリアのリネン生地を使ったシャツとは少し趣の違うリネンシャツです。
GUYROVER PIQUE PULLOVER
この時期にジャケットのインナーに着れる長袖のカノコの台襟付きのポロが欲しかったのですが、今シーズンは展開が無いので個人オーダーしました。
色はかなり濃いネイビーとスモーキーなブラウンの2色。
GUYROVERのカノコのプルオーバーシャツは、20年以上前から作られている同ブランドの定番と言えるモデルで、BEAMSでもこれまで何度か展開したことがあります。
いま巷で展開されているものはエリの開きが大きいカッタウェイですが、さすがに少し古臭く感じるのでセミワイドの襟を付けてオーダーしました。
ジャケットを着たときに襟の収まりがよく綺麗なロールが出ます。
個人オーダーした後に皆さんにも着ていただきたいと思い、秋冬展開することにしました。
8月頃に入荷しますので品番などが決まりましたらお知らせします。
GUYROVER PIQUE WESTERN
プルオーバーと同じカノコのネービーの生地でウエスタンシャツもオーダーしました。
個人的にストレッチするウェスタンシャツがあるといいなと思っていたのでカノコで作ってみました。
先日仕上がってきたばかりなのでまだ着ていませんが、これからの季節重宝しそうです。
着てみて良かったら製品化しようと思っています。
ちなみにGUYROVERのカノコのシャツですが、今シーズンは半袖のプルオーバーのBDを展開しています。
ネイビーとブラウンを含む5色展開です。
ご興味のある方は最寄りの店舗かONLINE SITEでチェックしてみてください。
VANDORI KNIT SWEAT

実は個人的に気になっていたニットジャケットがあったのですが、試着してみるとサイズが大きくて断念・・・
店内で他の新作をチェックしていたら、スエットのような雰囲気のニットソーがあり、試着してみるとサイズバランスも素材感も良く二色買いしました。
ネックがクルーネックとモックネックの中間くらいで、着用すると収まりがとても良く、スエットのガゼットを編みで表現しているところも気に入りました。
着るとこんな感じです。

裏毛のスエットは気温が高くなると暑くて着られなくなるので、こんなスエット風のニットはこの時期重宝します。
手洗いで洗えるのも気に入っています。
人気商品のようでVANDORIのオンラインサイトを見るとグレーのMサイズだけストックがあるようです。
ご興味のある方は是非チェックしてみてください。

昨年の春夏に展開していたDRUMOHRのビスコッティ柄のパーカ。
自分のリコメンドアイテムでしたが、予約で完売して買えませんでした。
どうしても欲しくて、DRUMOHRの日本の公式サイトで購入しました。
休みは柄の服をあまり着ないので、シンプルな服に合わせる柄モノのアウターは意外と重宝するのです。
コンパクトにたためるので、旅行や海外出張に持って行くにも丁度いいアウターです。
ちなみに、水着も同じ柄のものを持っています(笑)。
GERMANO DENIM GRUKHA
自分はあまり太いパンツははかないので、自分が持っているパンツの中では、このGERMANOのグルカが一番太いシルエットです。
自分にとって、このモデルは太すぎず細くもなく丁度いいシルエットなのです。
諸事情がありまして最近はBEAMSでこのモデルを展開していませんが、良い生地があれば来年は展開しようと思っています。
これまでもそのようなことで商品化したものはたくさんあったので皆さんの意見は本当に重要なんです。
今回ご紹介したもの以外でも個人オーダーしているものがあります。
盛夏に向けてもいろいろ購入しようと思っているモノもあるので購入したらまたご報告します。
CUTOM TAILOR BEAMS 台湾オーダー会
4月16日から20日までCUSTOM TAILOR BEAMSのオーダー会が台湾で行われました。
台湾で初のオーダー会は台北の名店OAK ROOMで開催されました。
ディスプレイに私の大きな写真があってお恥ずかしい感じ・・・
OAK ROOMは一階がALDEN・EDWARD GREEN・CROCKET&JONES・JM WESTONなどを扱う靴のセレクトショップで、2階がオーダーサロンのようになっていて、これまでもヨーロッパや日本のブランドの様々なオーダー会が開催されてきました。
メンバーはシンガポールのオーダー会と同じ、私とフィッターの白井、プロダクトの責任者の矢吹という万全の態勢。
あれからもう3年、早いものです。
事前に質問をいただいていたので通訳も含めてスムーズな進行ができました。
今回もところどころでお客様の笑顔が見られて良かったです。
次回があれば、また色々お話しさせていただきたいと思います。
トークショーの後は記念撮影をしたり談笑したり、皆さんに喜んでいただいたようで本当に良かったです。
シンガポールと同様毎日フルアポイントでランチ抜きなので、夜は腹ペコで夕飯が楽しみです(笑)。
リクエストしたお店は台北に来たらハズせない ”仁和園雲南菜”
台北に来たら必ず来る雲南料理のお店。
豆のスープが絶品で他の料理もハズレがなくなにを食べても美味しい。
もうひとつリクエストしたのが、発酵した白菜漬けを使った ”酸菜白肉火鍋”
OAK ROOMのスタッフもランチ抜きだったので、ほとんど平らげました(笑)。
若いスタッフの旺盛な食欲は羨ましい限りです(笑)。
酸菜白肉火鍋はしゃぶしゃぶっぽいのかなと思っていたので予想と違いましたが、とても美味しかったです。
OAK ROOMの皆さん、私のわがままを聞いてくださりありがとうございます。
シンガポール、台湾とアジアのお客様の期待感をひしひしと感じ身が引き締まる思いです。
かなり細かい採寸と補正をしたので、日本で再チェックをして縫製に入ります。
オーダーをいただいた皆様、仕上がり楽しみにしていてください。
シンガポール オーダー会
3月26日から3月31日までシンガポールに行っていました。

今回で3回目のCUSTUM TAILOR BEAMSのオーダーが会がシンガポールのCOLONY CLOTHINGで開催され、私とビームスハウス丸の内の白井と生産部門の責任者の矢吹の3人体制でオーダー会に臨みました。
今回はめずらしくJALのフライトが8時間遅れ・・・
シンガポールに前日の夕方に着くはずが当日の2:00着に・・・
ホテルにチェックインしたのが3:30でしたが、初日は12:00からスタートで3日間フルアポイントでした。


シンガポールは多国籍な人種の国なので、アジア系、インド、アメリカ、オーストラリア、イギリス、イタリア、モンゴルと本当に色々な国のお客様がいらっしゃいます。
体型も様々で、さらにほとんどの方がトレーニングで鍛えているので体型補正がとても難しいです。
私のInstagramのストーリーズを見た方はわかると思いますが、本当に細かいところまでチェックして採寸と補正を行います。
自分はあれこれ細かいところを指摘するだけですが、実際に採寸と補正を行う白井はかなり大変で、オーダーシートも必然的に細かい記載が多くなるので矢吹も大変です。
色々なところでオーダーされているお客様が、オーダーシートの記載を見てあまりにも細かくて驚かれていました。
生地は柄モノを選ぶ方は少なく、無地で組織に少し変化がある生地を好む方が多いですが、私が好きなデニムやデニム調の生地などをInstagramの着用画像と合わせてお見せするとオーダーいただけるケースも多かったです。
ヴィンテージの生地を気にされるお客様も多いですが、少し個性的な生地が多いので、もう少しベーシックな生地があればと言うのが正直なところです。
今回も3日間オープンから閉店までフルアポイントでした。
初日は昼飯無しで二日めと三日めは少し空いた時間に店でサンドウィッチとフルーツをつまむだけ。
たくさんのアポイントが入るというのは本当に有難いことなので、昼飯よりアポイントを優先するように毎回COLONY CLOTHINGのスタッフにお願いしています。
なので、昼飯をゆっくり食べている場合じゃないんです。
私も白井も還暦過ぎのオッサンですが、我ながらパワフルでアグレッシブです(笑)
最終日の閉店後にCOLONY CLOTHINGのスタッフと記念撮影。
皆かなり疲れていると思いますが、過去最高のオーダー着数をいただいたので充実感のある笑顔で締めくくりました(笑)
毎日昼飯を食べられないほど忙しいので夕飯はしっかり食べます。
お腹が空き過ぎて料理の画像を撮るのを忘れたのでお店だけ紹介します。
初日は店とホテルから徒歩3分の博多料理の鶏金で水炊きでした。

鶏金のInstagramの画像です。
この水炊きは博多で食べるのと変わらないレベルの美味しさです。
一品料理も美味しくてシンガポールに来ると必ず一度は訪れるお店です。
前回はしゃぶしゃぶで今回は水炊きだったので次回はもつ鍋を食べてみようと思います。
二日目はミシュラン ワンスターの中華料理PUTIENでした。
実は私中華ではビーフンが好物ですが、COLONY CLOTHINGの代表の河村くんがビーフンが美味しい店を探して予約してくれました。
ビーフンはもちろん絶品でしたが、それ以外の料理もとても美味しくサービスも素晴らしい店でした。
ちなみに、イタリアの中華料理店でシンガポール ビーフンというのをオーダーすると必ずカレー味のビーフンが出てきますが、河村くん曰くカレー味のビーフンをシンガポールで見たことがないそうです(笑)。
3日目は初めて食べるギリシャ料理の店 BAKALAKI Greek Taverna

シンガポールらしいお洒落でムーディーな店で、お客さんもお洒落な感じでした。
我々も全員スーツを着てたので、お洒落な日本人と思われたかもしれません(笑)。

初めてギリシャ料理を食べましたが、イタリアンっぽい料理も多く魚も肉もとても美味しかったです。
シンガポールは多国籍な人種がいる国なので、本当に様々な国の料理が食べられます。
それもシンガポールの食の楽しみ方なのかもしれません。
オーダー会が終わり最終日は地元の新聞の取材があり、少し遅めの食事をローカルの有名店でいただきました。
Beach Road Prawn Mee Eating Houseというかなり長い名前の店は、PRAWN MEEという海老ソバが有名なお店。
いつも行列のできる超有名店ですが、ピークを過ぎた14:00過ぎだったので並ばずにすぐには入れました。
これが、この店の名物の海老ソバです。
ご覧のとおり大きな海老が3匹入っていて、海老の出汁がかなり出ていてとても美味しい。
食べる前は少しクセがあるのかなと思いましたが、汁まで飲み干せる本当に美味しい麺でした。
アジアのローカルフードの店は自分では行かないので、現地の人に連れて行ってもらうのが一番ですね。
河村くん、ありがとうございました。
4日間店選びも完璧でした。
3回目のシンガポールでのオーダー会でしたが、回を追うごとにオーダーも増え今回は過去最高のオーダーをいただきました。
ジャケットやスーツだけでなくパンツのオーダーも増えているので、次回はパンツ用の生地のバリエーションも増やさなければと思っています。
次回のオーダー会は9月末、その前に今回いただいたオーダーをしっかり仕上げて納品します。
そして、今月17日~19日は台湾で初めてのCUSTOM TAILOR BEAMSのオーダー会が、台北の名店OAK ROOMで開催されます。

シンガポールと同様に私と白井と矢吹の万全のメンバーで臨みます。
台湾の皆様、OAK ROOMでお会いしましょう。
スーツにノータイ
最近スーツにノータイ スタイルのコツを教えて欲しいという質問が多いです。
そもそもスーツをノータイで着るというのはハズシなので決まりごとは無いですが、ただネクタイを外しましたというようなコーディネートはNGなので、私がノータイでスーツを着るときに気を付けているポイントや、自分なりの決まりごとのようなことをお話ししたいと思います。
ブラウンのグレンプレイドのスーツにベージュのウェスタンシャツ
シャツの生地はツイルでしっかりとしか生地感です。
ちなみに、足元はスエードのタッセルです。
こちらもブラウンのグレンプレドのスーツです。
シャツはリネンのように見えますが、最近ヨーロッパの生地ブランドで多いリネン風のコットンです。
リネン/ウールのダブルブレストにパープルのカノコのプルオーバーシャツ
足元はスエードのタッセルを合わせています。
リネン/ウールのブラウンのスーツにボルドーのワイドストライプのシャツ

リネン/ウールでパッチポケットというスポーティーな雰囲気のスーツにボルドーの太いストライプのワイドのシャツを合わせました。
このシャツはタイドアップもしますが、ストライプの幅がかなり太いので、ノータイで着るとカジュアルっぽく見えるところがポイントです。
シャツのストライプの幅が細ければ、ただネクタイを取っただけという雰囲気になってしまいます。
これもスーツとシャツの生地感の相性がポイントです。
ブルーのリネンのスーツにマルチストライプのBDシャツ
リネンのパッチポケットというスポーティーなスーツなので、マルチストライプのBDというカジュアルなシャツを合わせています。
ちなみに、無地のオックスフォードBDだとアメトラ感が強くなるので、BDでもマルチストライプというのがポイントです。
ちなみに、上は80年代に購入したGITMAN、下は20年くらい前のBEAMS Fのオリジナルです。
ベージュのウールギャバジンのスーツに濃いピンクのオックスフォードBD
青みのあるネイビーのストライプのスーツにシャンブレーのウェスタンシャツ
シャツの生地がカラミ(メッシュ状の生地)なのも相性がいいですね。
還暦過ぎのオッサンの画像をたくさん並べてすみません・・・(苦笑)
なんとなくノータイで着るときのポイントが伝わったかなと思いますが、自分が一番注意しているポイントはスーツとシャツの素材感です。
スーツはビジネスで着るようなトロピカルウールやSUPER OOOのような繊細な生地のモノは向きません。
シャツもタイドアップの時に着るようなポプリンやブロードのような生地のモノは向きません。
このようなドレッシーなスーツとシャツを合わせてノータイで着ると、ただネクタイを外しただけのコーディネートになります。
いっぽう、上の画像のようなフレスコ調(強捻の糸を使ったメッシュ)やウールギャバジン、コットン、リネンのようなスポーティーな生地のスーツに、カジュアルな印象に見える素材や色柄のシャツを合わせると、全体的にスポーティーな雰囲気に見えるのでノータイのコーディネートに向きます。
ちなみに、ニットやカットソーを合わせるコーディネートも業界人には多いですが、自分はやらないのでここでは紹介しません。
合わせる靴はこのあたりが良いと思います。

タッセル、ビットローファー、ベルジャンシューズ、このあたりは自分もよく合わせます。
ローファーはJM WESTONやALDENのようなタイプは合いません。
上のボナフェのようなスマートなラストとデザインのローファーが合います。
基本的に紐靴はNGなので、ドレスシューズの中ではモンクストラップが良いでしょう。
秋冬ならサイドゴアのブーツもいいと思います。
業界人でスニーカーやエスパドリーユやサンダルを合わせる人もいますが、かなり難易度が高いので一般の方々にはおススメしません。
なんとなく自分なりのコーディネートのポイントを書きましたが、そもそもクラシックなスーツにノータイ自体がハズシなので、こう着なくてはいけないという決まりごとはありません。
もし私の考えに共感していただき、ノータイスタイルに合うようなスーツやシャツをお持ちの方は是非トライしてみてください。
ジャケットスタイルよりも意外と簡単。
私が言うので間違いないです(笑)。
2026春夏 リコメンド アイテム 2
昨年の12月に今シーズンのリコメンド アイテムをご紹介しましたが、その時点でサンプルがなくご紹介できなかったアイテムがいくつかあります。
今回は前回ご紹介できなかったリコメンドアイテムをご紹介します。
BRILLA CALRO BARBERA WOOL/MOHAIR CHAMBREY
当時ピークドラペルの流れがあり展開したスーツでしたが、”ピークドラペルのスーツなんか長く着れない” という声もたくさんいただきました。(苦笑)
この生地がとても気に入っていて、数年前からもう一度この生地を使ったスーツを展開したいと思っていました。
生地はCANONICOだと思っていたのですが、CANONICOの本社に確認したところ過去にこの生地を生産した記録がないという返答があり、スーツを製造したRING JACKETさんに確認したところ、なんとE/ZEGNAの生地でした。
混率はウール56%・モヘア44%とモヘアの混率がかなり高い生地です。
モヘア独特の光沢はありますが、ソラーロよりも落ち着いた光沢なので、ソラーロのスーツを着てみたいけど着こなす自信がないという方にもおススメしたいスーツです。
モデルはBRILLAのナポリモデルでパンツは2アウトプリーツのベルトループ付きです。
ご興味のある方は是非最寄りの店舗でご試着してみてください。
DEVORE COTTON/LINEN CARGO PANTS
個人的に真夏の暑い時期にサラっと穿けるカーゴパンツが欲しくて、DEVOREで作ってしまいました。
シルエットは現在展開しているBEAMS別注のワンプリーツのモデルと同じです。
少しゆったりとしたシルエットが個人的に気に入っています。
カーゴポケットの形状や大きさを一から作り、スタイルが良く見えるように位置も高めに付けました。
生地はリネン49%・コットン48%・ポリウレタン3%です。
ポリウレタンが3%入っているので、ストレッチがきいて穿きやすいのも特徴です。
ここ数年真夏は酷暑なので、Tシャツやポロシャツ一枚の人をかなり見かけます。
そんなときカーゴポケットがシンプルになり過ぎるコーディネートのアクセントになるので、自分自身こんなカーゴパンツが欲しいと思っていました。
色はオリーブグリーンだけの展開になります。
品番は2423-1148、お値段は¥33,000-(税抜)、店頭に並ぶのはGW前後くらいの予定です。
BARNSTOMER COTTONN/LINEN CHAMBREY BAKER PANTS
理由はシンプルに ”自分が穿きたいから”(笑)。
ヘリンボーンの生地が何とか見つかり生産できる目途たった後にシャンブレーを探したのですが、今度はコットン・リネンのシャンブレーでパンツに使える生地がなかなか見つからず、かなり探してやっとイメージ通りの生地が見つかりました。
コットン80%・リネン20%の混率です。
品番は2423-1149、お値段は¥28,000(税抜)、店頭に並ぶのはGW明前後くらいの予定です。
今シーズンの色の傾向でブラウンの流れがありますが、このシャツもミディアムブラウンのトーンがとても良く、私がかなり気に入って選んだ生地です。
一枚で着るだけでなく、昨年購入したこのあたりのジャケットやスーツにも合わせようと思っています。
是非ご覧ください。
LEVI‘S 501
私とLEIVI'S 501はイメージ的に全く結びつかないと思いますが、我々世代で少しでもファッションに興味があるは人や過去にあった人は、LEVI'S 501は一度は通ったことがあるアイテムだと思います。
今回はビンテージ501のマニアックな話ではなく、80年代から90年代前半くらいの私とリーバイスについて軽めのお話をしたいと思います。
私が高校生の頃、新潟ではLEEやWRANGLERを扱っている店はありましたが、何故かリーバイスを売っている店はありませんでした。
ちなみに、コンバースのオールスターも私が高校二年の頃にようやく買えるようになりました。
1982年に上京すると、まず買わなければならないマストアイテムがリーバイスの501か505でした。
当時いわゆるGパン屋と言われるジーンズを扱うカジュアルショップがどの街にもあった時代、アメリカ製の赤耳の501やプリシュランクの505はどこでも買えるものでした。
私が上京して初めて501と505を買ったのも吉祥寺のジーンズショップだったように記憶しています。
値段は確か9000円くらいだったと思います。
当時セレクトショップでも501や505は扱われていましたが、ほとんどのジーンズショップがミシンを持っていて丈直しがすぐにできるので、渋谷や原宿に行かずに近場のジーンズショップで買っていた人が多かったです。
当時売られていた正規輸入の501はレングスが36インチで丈直しが必要でしたが、ある時POPEYEの誌面でアメ横にレングスが揃っている店があるのを知り、すぐにその店に行きました。
小さなお店の奥に店主らしき女性が椅子に座っていて、501を見ていると ”サイズを見ますよ” と声をかけてきます。
ウェストサイズは穿いているモノでわかるので、水通し後縮まる長さを予測して的確なレングスを勧めてくれます。
会計を済ますと ”洗うときは裏返しにして石鹸は入れずに洗ってね” とアドバイスがあります。
家に帰って水通しすると、長めのレングスがジャストになって驚いたのを今でも覚えています。
それから数回そのお店で501を買いましたが、そのお店が今もアメ横にある ”ヤヨイ” でした。
ヤヨイは1983年のオープン時から、当時の代理店がやっていなかったレングスのを揃えてアメリカから直輸入していたようで、後にリーバイスジャパンから並行輸入は商標権の侵害と提訴がされ裁判で争ったようなことを聞いた覚えがありますが、真相はわかりません。
本当に大学生の頃は501や505を複数本持って毎日穿いていました。
当時のダサい写真があるのでお見せします(笑)。
1984年大学3年生の頃です。
505に足元は当時人気だったKEDSのCHAMPION OXFORD、TシャツはARMORLUXのボーダーTです。
これは1985年の春、大学の友人たちと新潟の石打丸山にスキーに行った時の写真。
GOLDEN BEARのスタジャンに501、足元はスタンスミスです。
ちなみに、このスタジャンもヤヨイで買いました。
このように、我々世代は少しでもファッションに興味があれば誰でもリーバイスの501や505を穿いていた時代でした。
その後、大学4年になるとヨーロッパのデニムが流行り始め、自分もフランス製のデニムが欲しくなり、BEAMSでも扱っていたLIBERTOやC17のどちらかで迷い、結局安い方のC17を選びました。
当時仕送り10万円の大学生にとって、1万4千円のLIBERTOは無理でした・・・(苦笑)。
大学4年の秋にBEAMSでアルバイトを始める頃から、フレンチアイビーにはまりキレイ目なコーディネートが多くなり、リーバイスの505のカツラギ(生成)やリベルトのサテンなど、いわゆるホワイトジーンズを穿くことが多くなり、デニムの501や505を穿く機会も少なくなりますが、その後家庭を持ち休日に子供と遊ぶようになると、また501を穿く機会も増えました。
ちなみに、現在も所有している501はこの2本。
どちらも今は穿いていなく屋根裏にしまってある資料?で、いつ買ったものかうろ覚えなので調べてみました。
これは1983年にテキサス州のエルパソ工場で作られたモノのようです。
レングスが36インチで丈を直してあるので、ヤヨイで買う前のモノだと思われます。
穿く度に洗剤を入れて普通に洗濯をしていましたが、今見ると綺麗な色落ちですね。
ウエストは29インチ、ちなみに股上が深い505は28インチでした。
大学生の頃は今より痩せていました。
もう一本は1993年にBEAMSのカジュアル店で購入した復刻モデル。
改めて調べてみると83年と93年と意外と昔でした。
自分は古着に詳しくないので、これが今のビンテージ好きの人たちにとってどれくらいの価値があるものかわかりません。
自分も過去に古着ブームを何度も経験して、デニムに関しても何度もビンテージブームを経験していますが、今まで一度もはまったことがないので洋服屋としてはダメなやつかもしれませんね(笑)。
デニムはあまり似合わないのでインスタにはアップしませんが、今はRESOLUTEやORSLOWを好んで穿いています。
80年代に501やフレンチデニムを穿いていた自分も90年代に入ると日本製のレプリカデニムを穿くようになります。
初めて穿いたのが、当時林さんが手掛けていたドゥニーム。
ドゥニームを穿くきっかけになったのも当時のビンテージの501に対する疑問のようなものからでした。
その話はまた別の機会に書きたいと思います。
屋根裏から引っ張り出して久しぶりに501を見ると、色々な蘊蓄よりも自分で穿きこんで色落ちした501っていいなーって思ってしまいます。
もう穿くことはないですが、思い出のつまった2本なので、死ぬまで売らずに残しておこうと思います(笑)。


























































































































































































































